かぶ 大根 白菜 合計(t) 0 4.6 5.7 9.7 9.6 102.1 131.7 0.2 5.7 4.9 12.6 137.4 202.8 363.6 小松菜 キュウリ キャベツ 200 150 100 今年度の白菜の出荷量、 ・8t、売り上げにして、 約 万円。 これは、上下町の加工用 野菜部会など、研修会に参 加する生産者での3月まで の一年間の見込み数字です。 若い力が必要です 26 研修会に参加した人の野菜の出荷量 キュウリ キャベツ 平成25年度 小松菜 について 大根 研修会・加工用野菜部会 かぶ 問い合わせ先 平成26年度(見込み) JA庄原上下営農センター (☎62-3972) ▽ 「農業に興味があるけど、 何から始めたらいいのか分 からない」そんな思いの人 や、「加工用野菜部会の話 が聞いてみたい」「加工用 野菜部会に入りたい」など まずは、一緒にやって みましょう 上下町の加工用野菜部会 では、平成 年度の目標が、 野菜の出荷量の合計で t 以上でした。新たに部会へ 参加した人や増産などで、 ・1tと目標以上の出荷 ができました。 軌道に乗ってきた産地と しての生産量や、今ある安 定した販売経路を失わない ため、そして、さらなる雇 思われた人は、まず電話で 用を図るためにも、元気な 説明を聞くところから始め 高齢者や若い世代の力は欠 てください。 かすことができません。 白菜 50 0 市役所産業活性課 (☎43-7131) ▽ が必要です。まずは、研修会 に参加して、僕たちと一緒に、 府中の野菜を作りましょう。 Q、農業を始めようと思っ Q、今度は逆に、苦労して たきっかけは何ですか? いるところはなんですか? 森山 父親が農業をしてい 森山 やはり、朝が早いこ るので、手伝いをしていて、 とですかね。早くから作業 自然と自分でも農業を始め したいのですが、住んでい ようと思いました。 る場所と畑の距離が離れて 佐竹 僕は、以前から家で いて、早く作業をしようと 食べる分くらいは作ってい 思うと、朝がしんどいです。 たけど、グループで農業を また、大寒波が来る前に、 やっている人たちと出会っ 野菜の防寒対策で夜遅くま で作業したこともありました。 たことで、もっと広い畑で 佐竹 特に苦労というのは やりたくなったのがきっか ないですが、外での作業な けですね。 ので、夏暑く、冬寒いです。 今まで耕作放棄地になっ Q、若手は少ないと聞きま ていた畑があったので、そ こでも作るようになりました。 した。一緒に農業をしてく れる人が欲しいですよね。 森山 僕たちも始めたばか りで分からないことばかり です。競い合う仲間がいる と、やる気も品質も上がる と思うので、若い人が増え てほしいです。相談もでき るので、一緒に始めませんか。 佐竹 僕は、上下町などの 野菜をブランド化して、県 外にも知られるような野菜 にしたいです!そのために も、一緒にやってくれる人 Q、農業をしていて、楽し いことはなんですか? 森山 そうですね、作った 作物が、大きく育ってくれ て、出荷の時に箱詰めした とき、なかなか納まらない ことがあるんですよ。そこ をスッキリ納めるところに 楽しみを感じますね! 佐竹 グループのメンバー とわいわいしながら作業で きるところが楽しいです! 僕よりかなり年上の人ば かりですが(笑)作業につ いてもサポートしてもらっ ています。 200 202 1,000 319 広島県東部農業 技 術指導所 普及指導員 もりうえ 森上陽子さん 野菜の栽培につい ての研修会や、現地 指導などの指導役と して活躍。 平成25年6月から府中市に誘致された大手 漬物会社の本格稼働に伴い、地元から白菜の 原料供給ができないかと市・JA庄原・生産 者さんとともに検討を重ねました。 白菜は、府中市内でも家庭菜園程度の栽培 しかされておらず、広島県にも白菜の産地は ありませんでした。手さぐりの状態で栽培技 術をみんなで勉強し、産地へ視察も行ったり と、情報収集に努めました。 加工用野菜部会を中心に、栽培研修会を幾 度となく行い、畑では品種試験を行ったり研 究を重ねました。初年度から上出来で、うれ しくもあり、胸をなでおろしました。 白菜などの収穫・運搬には、大変な労力が いりますが、市が農機具を購入し、貸し出す という制度もあり、また生産者さん同士で助 け合うこともできています。 昨年は、白菜の栽培面積も増え、あちらこ ちらに白菜の畑が見られるようになりました。 生まれたばかりの 産地が大きく成長し て消費者の皆さんに、 府中市から品質の良 いおいしい野菜をた くさん提供できるよ う一緒に頑張りたい と思います。 生産者のサポート役 森上さんに聞く! 府中市を白菜の産地へ!と取り組み始めたのが、3年前 です。試行錯誤の毎日でしたが、徐々に生産者も農地も増 えていき、現在では、白菜の出荷量は約200tになり、野菜 の出荷総量も350tを超えています。 これまで順調に出荷量を伸ばしてきましたが、今後も産 地として次世代に受け継がれ、長く発展していくためには、 若い力が必要になります。 上下町内の白菜畑にて 広報ふちゅう 平成27年2月1日 第1197号 10 11 農業をする ということ! 若手に聞く! しん ご 新しい風 農業の若い力を求む! 森山晋伍さん (29) 今年2月、親 から独立し、経 営を開始する予 定。品目は加工 業務用向けに、 白菜、大根を栽 培する計画にし ています。 佐竹由全さん (24) 一昨年の夏か ら農業を始めて 2年目。 白菜、カボチ ャ、タマネギ、 キャベツと多品 目の栽培を行う。 グループ内最年少。 一緒に農業 やりましょう! ゆきまさ
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