▉▍学校教育目標 PLAN 2050+ 未来を築く生徒の育成 「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」 この学校教育目標は、生徒たちが大人になって、この木更津二中学区や、木更津市、千葉県、日本、そして世界で主体的 に社会を築く人間になってほしいという願いをもっている。未来を築くための力として「確かな学力」「豊かな心」「健やか な体」を柱に学校教育を推進していきたい。 + 「PLAN2050 」は、2050年あたりからもう少し先「+」の生徒の姿を意識した教育目標であるという意味である。 この生徒たちが親になって、小中学生の子どもをもち、PTA 活動をやったりする時期や、もう少し先を見て、地域の自治的 活動を実際に牽引するときをイメージしている。 その頃、ここに住む小中学生が明るく挨拶をかわし、お互いに助け合い、進んで地域の活性化に取り組み、地域の人たち があたたかなまなざしで子どもたちを見守る地域コミュニティーづくりに、今の木二中教育は貢献したいと思っている。こ こに「築くべき未来のゴール」を設定したいと思う。 おそらくその頃には、大震災を経験している可能性が高い。その時にこの木二中を中心に、住民が心をひとつにして助け 合い、自ら活路を見いだせるような社会になっていてほしいことを願っている。 ▉▍本年度の重点 ミッション1「学力向上」 自らの人生を切り拓くための学力向上(学力保障) ミッション2「自治的活動推進」 自主的に活動できる社会の構成員をめざす自治的活動の展開 ▉▍具体的な手立て A B C D E F G 学校教育目標具現化に向けたプロジェクトを推進する。 「学力向上」 「自治的活動」のプロジェクトは、目標達成に向けた取り組みを生みだし、2つのミッションを達成する。 生徒指導方針を整理し、チームで生徒指導にあたる。 問題を個人や学年が抱え込まず、チームで方針を決定することを心がける。 OJTを生かした若手教員研修の充実を図る 教育活動のあらゆる場面を OJT の場としてとらえ、若手の力量向上に努めるとともに、ベテランには教育活動を OJT とする姿勢を身につける。 家庭・地域に信頼される学校をつくる。 積極的な情報発信と保護者の側に立った対応を心がけ、家庭や地域とともに問題を解決していく姿勢を大切にする。 不祥事を生み出さない職場風土をつくる。 不祥事の背後にある、小さな事故や不安定因子を見逃さない目と心を大切にし、不祥事を絶対に起こさない職場風 土を努力してつくる。 学校予算の正確で効果的な執行に努める。 会計マニュアルに沿った適正な会計運用を徹底するとともに、校内予算委員会を中心に効果的な予算が運用ができ るように努める。 ワーク・ライフ・バランスの発想をもった職場づくりを推進する。 仕事と家庭や地域での生き方のバランスを意識し、持続可能で生きがいのある生活へつなげていくために、働き方 の意識改革を図る。 ▉▍教師の心構え ① ② ③ ④ 教育のプロとして研修を積む指導力のある教師 生徒とともに悩み苦しみ、喜びを分かち合える教師 自分の強みを生かし、弱点を補える教職員集団 凡事を非凡に努める教職員 ▉▍学校教育目標具現化に向けたロードマップ ミッション1 自らの人生を切り拓くための学力向上(学力保障)に向けた取り組み 年度 平成26年度 (2014) 平成27年度 (2015) 平成28年度(2016) 学習規律の見直し 学 習 意 欲 の 高 揚 ・ 基 礎 学 力 の 定 着 最終到達目標 短学活での教え合い学習の展開 (教科マイスター制度) (テスト前)朝学習の導入 朝読書の見直し・朝学習の検討 家庭学習時間の記録 ◇授業時数完全確保 全職員による自学学習ノート指導 自学ノートの活用(提出・支援) 家庭学習実施の課題抽出 ◇数学検定 年1回は受検 ◇英語検定 受検 半数の生徒が年1回は 家庭学習の手引き作成 夕焼け学習会(学び直しの機会)の展開 各種検定受検の奨励 市算数数学検定受検奨励 卒業生に学ぶ会試行 ◇毎日30分以上の家庭学習の実施 率70%以上 年12冊以上の読書 県標準学テ 平均クリア45% 学力学習状況調査論述課題正答率 40% 毎日家庭学習実施率60% 数検受検率80% ・ 英検の受検率40% 相互授業参観 年6回 年10冊以上の読書 県標準学テ 平均クリア43% 毎日家庭学習実施率50% 相互授業参観 年5回 年10冊以上の読書 県標準学テ 平均クリア40% テスト期間 家庭学習50時間 指 導 法 の 改 善 ・ 向 上 平成29年度(2017) セルフチェックシートの活用 年15冊以上の読書 県標準学テ 平均クリア51% 学力学習状況調査 県平均クリア51% 学力学習状況調査論述課題正答率 40% 毎日家庭学習実施率70% 数検受検率100% ・英検の受検50% 相互授業参観 年8回 教科シラバスの作成・配布 ◇県標準学テ平均クリア51%以上 ◇学力学習状況調査における県平 均クリア51%以上 ◇学力学習状況調査における論述 課題正答率40%以上 相互授業参観(日常的なワンポイント授業研修)の展開 板書指導の工夫研修 ◇年間15冊以上の読書体験 指導法研修:表現力(論述課題・レポート)、課題解決学習 学力状況の分析 定期テストへの論述課題導入 レポート課題展開 ◇100%の進路目標実現 明確な学習課題の提示、評価との関連づけ(評価に係る研修) 授業における小集団による学習活動展開 段階的な進路指導計画策 ミッション2 自主的に活動できる社会の構成員の育成を目指す自治的活動の展開に向けた取り組み 年度 個 々 の 意 識 の 高 揚 ・ 自 主 自 立 平成26年度 (2014) 平成27年度 (2015) 安全・健康意識の高揚・徹底 愛の一声運動への生徒参加 交通安全意識の高揚・徹底 (生徒による点検活動) 豊かな人間関係プログラム施行 リーダー研修 (生徒会・部長会) 平成29年度(2017) 危機対応力向上に向けた指導(生徒向け危機対応マニュアルの作成・指導) 豊かな人間関係プログラム 全学級での展開 生徒による安全点検の試行 最終到達目標 再掲:朝学習での教え合い学習の展開 (教科マイスター制度→支え合う集団の育成) ◇いじめゼロ 生徒による安全点検の展開 ◇長欠率4%以下 自主(ワンポイント)避難訓練 自主避難訓練 ◇学校評価アンケートにて学校は 楽しいと回答する生徒95%以上 感染症による学級閉鎖ゼロ 学校が楽しい(木更津システム) 80%以上 居心地のよい学級 80%以上 全校評議会の意識改革(日常生活へ) 集 団 の 自 治 能 力 の 向 上 平成28年度(2016) 重大交通事故(受傷事故)の発生ゼロ いじめ解消100% 学校が楽しい(木更津システム) 85%以上 居心地のよい学級 85%以上 生徒会による日常生活向上運動の開始 交通事故の発生ゼロ 学校が楽しい(木更津システム) 90%以上 居心地のよい学級 90%以上 生徒会による日常生活向上運動の展開 (討論のできる生徒集会) 行事の取り組み時数10%減(H26比) 学校が楽しい(木更津システム) 95%以上 居心地のよい学級 95%以上 いじめゼロ・長欠率4%以内 長欠解消率50%以上 行事の取り組み時数10%減(H28比) 予行練習を必要としない行事の取り組み ◇感染症による学級閉鎖ゼロ ◇登下校時における交通事故ゼロ ◇討論のできる生徒集会の実施 居心地のよい学級アンケートの実施と学級・学年経営へのフィードバック & 学級経営研修(若年層中心の自主研修会) 生徒会による日常生活の向上運動 定期的な生徒集会の開催(日常生活の質的向上を目指す:討論の場) ◇予行練習を必要としない行事 の取り組み過程の構築 生徒会本部・委員会・全校評議会・学年評議会の横断的連携強化 ◇100%の進路目標実現(再掲) 体験学習(旅行的行事)の見直し、3カ年の体系的指導計画立案 体育祭・文化祭の取り組み変革Ⅰ (生徒に任せるパートの抽出・展開) 行事の見直し 生徒主体の儀式的行事の練習 体育祭・文化祭の取り組み変革Ⅱ (サポート役に徹する教職員) 儀式的行事の練習の圧縮 (生徒主導の意識高揚を受けて) 行事の取り組みの変革Ⅲ (生徒の手に委ねる取り組み) =練習の圧縮
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