6.大深温泉入口~後生掛温泉コース

大沼地熱発電所
長
沼
6.大深温泉入口~後生掛温泉コース
菰ノ森
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大沼
大谷地
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ビジターセンター
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キャンプ場
蒸の湯温泉
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大深付近の紅葉
後生掛温泉
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オンドル式宿舎
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大深温泉
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十字架
大深温泉
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6.大深温泉入口~後生掛温泉コース
セラピーロード
約2Km、1時間 初級者コース
概要
標高1,000~1,200mに位置し、ブナ・ミズナラ・カエデ等の広葉樹林帯を、野鳥の歌声を
聞きながらののんびりした散策は、セラピーロード(癒しの道路)としては最適である。
ブナの森 豊かないのちの森
ブナは豊かな自然を作り出す豊穣の木、「森の母」と呼ばれ人々に恩恵を与えている。いたる
ところに湧き水があり、動物たちがのびのびと生き、四季を通し色とりどりの情景を創り出す森。
東北を中心に、北海道の渡島半島から九州の大隈半島までの温帯に、八幡平では標高700
~1200m付近に分布する。
大きな木だと40万枚の葉を付け、空気洗浄機の役目を果たし、落葉しては栄養豊かな腐葉
土(腐葉土25cmに100年かかる)になり、山菜やキノコの環境を作り出し、スポンジのように水
を吸い込みます。地中に細かく張った根(樹冠と同じくらい広がる)は地中に沢山の隙間を作り
貯水タンク(1本のブナで7~8トンもの保水力があると言われている)の役割を果たし、土砂崩
れや水害を防いでくれる。実は野生動物や昆虫の食料となり、水は清流や海の栄養となり、魚
や海草を育てる。
ブナの森は、多くの生命を育む「大地の母」である。
木肌に触れて見よう ・ 観察しよう
ブナに直接触れて見る、抱きついて見る、耳をつけてみると何か音が聞こえませんか?。
ブナの木肌に見られる独特の斑紋。「地衣類」と呼ばれる藻類と菌類の共生体。環境によっ
て種類が違い、色合いもさまざま。お気に入りを探してみよう。
八幡平の垂直(標高)分布図 森林からおおよその標高を判断する。
1) 山地帯
標高700m以下
杉・唐松等植林されている。
標高1,100m以下 ブナ・ミズナラ・トチノキ・サワグルミ。
2) 亜高山帯 標高1,100~1,500m オオシラビソ・ダケカンバ。
3) 高山帯
標高1,500m以上 ミヤマナラ・ハイマツ・高山低木林・雪田植物群落。
大深温泉 営業 1,952年(昭和27年)
泉質 単純温泉、酸性緑ばん泉 PH5.9 弱酸性
効能 神経痛、リュウマチ等
湯治宿の受け入れ、6月から10月までの営業期間、穴場的温泉です。
オンドル宿舎 中国や朝鮮の暖房施設で床下に煙を通して暖める方法から名付けられた。
地熱を利用し床にムシロやゴザを敷き、そこに横になり体を温めてたり休ませたりする事により
病気を治す。地温は25度~40度ぐらいですが建物の外に煙突をが立てて、室内の温度を調
節しています。