コンサルティング業で気付いた 価値観・判断基準のギャップ 3Cテクノコンサルタント 太田昭男 その1 コンサルティングとは何か? 企業業績向上を支援するとは何か? コンサルティングの成果として 従業員による改善・改革が行われて、業績向上に挑戦すること を導き出すこと コンサルティングとは、 従業員に前進の意欲を引き出し、問題点に気付かせて、 改善・改革の意欲を引き出し、挑戦を鼓舞する 従業員への 動機付け・教育・訓練 である その2 Q(品質)・C(コスト)・D(納期)の不具合対策では 部署業務の見直し改善・ルール制定で完了で 再発防止できた としている認識 従業員・担当者に業務ルールを 「守らせ 実行させる管理力が必要」 との認識が欠落 「担当者の業務ルール遵守」と「管理者の管理執行」は課題実現の車の両輪 欠落 その3 朝のミーティングで説明した・・・ 会合で指示した・・・ 部下が指示を実行していないのはおかしい 人は 指示すれば動くと 勘違い 人を使い 人にやらせるポイントが 判っていない このような愚痴の 人は 管理者・リーダー 2-6-2の法則 で動く 20%の人・・・自ら計画を理解し実行するヤル気を持つ、自己実現族 60%の人・・・指示されたらやる、命令されたらやる、すぐ忘れ指示待ち族 20%の人・・・ヤル気がない、 指示されても忘れたがる、 命令無視族 その4 業務のIT化は、業務をショートカットして スピードアップできる 業務をIT化すれば 並みの人間でも 優秀な者並みの成果を あげることができる 業務のIT化とは システムの起動条件をつないだもの 起動条件とは IT化以前の地道な業務ぶりによって作られ、入手できるもの IT以前の泥臭い仕事ぶりを 引き摺らねばならない認識が欠落 モノづくりの開発・設計では 集団業務として「検図」を徹底してミスを防ぐ IT化業務では 「検図」が不徹底 愚直・地道・徹底 の欠落 その5 企業の課題・ 企業の課題・要望 価値認識の問題の状況 その実態・問題の その実態・問題の状況 実態・問題の状況 ◆低価格化を進めたい 会社を低価格体質にしたい 原価低減を推進 原価低減を推進できない、経理屋だけが判る原価 低減を推進できない、経理屋だけが判る原価 何のための製品製造原価か、が不明確 何のための製品製造原価か、が不明確 付加価値とムダの峻別が出来ない認識 ◆ムダの無い生産を 追求したい 熟練工技能に頼り切る弱い技術力 熟練工に改善を阻止されて これを突破できない ◆短納期の生産を 追求したい 納期(=時間)全部署の業務期限の総計 という位置づけの欠落 時間遵守力=市場競争力 の意識欠如 ◆品質第一の生産をしたい 品質確保とは検査と選別による品質 品質確保とは検査と選別による品質保証との認識 検査と選別による品質保証との認識 工程作業の品質確保が品質つくりという認識欠如 QC工程表 QC工程表は誰が何に使うか、誰も答えられない 工程表は誰が何に使うか、誰も答えられない ◆挑戦と改善を進めたい 個別最適と全体最適とを区別できない 個別最適と全体最適とを区別できない 背反事項の両立の挑戦こそが改善なのに、逃げる ◆顧客の要求と自社の対応力 のギャップを減らしたい 工程指向から製品指向へ脱皮できない生産技術力 工程指向から製品指向へ脱皮できない生産技術力 個別価値観から脱皮できない自己 個別価値観から脱皮できない自己束縛 価値観から脱皮できない自己束縛 ご清聴ありがとうございました まだまだいろいろ有りますが、本日はこの頃合で失礼致します
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