FR-4多層材料 MCL-E-67 GEA-67N〈プリプレグ〉[ ] UV不透過タイプ MCL-E-67(W)タイプ ガラス布基材エポキシ樹脂多層材料(FR-4) ■特 長 ■用 途 ● 耐電食性に優れています。 ● 電気特性・機械特性に優れています。 ● プリプレグの品種、積層条件により二次積層成形時間の 短縮化も図れます。 ただし短時間成形条件専用のプリプレグではありません。 ● パソコン、高密度電子機器 ● 中∼小型コンピューターおよびその周辺機器 ● 電子交換機、携帯端末機器など ■一般仕様 品 番 定尺寸法 (たて×よこ) タイプ名 ̶ +10 1020 +10 −0 ×1020 −0 mm +10 1220 +10 −0 ×1020 −0 mm MCL-E-67 +10 1020 +10 −0 ×1220 −0 mm (W) 呼び名 (呼称) 0.06 0.1 0.15 V0.2 0.3 V0.4 0.5 V0.6 0.8 1.0 1.2 標準銅箔厚さ 12μm 18μm 35μm 70μm (105μm) 厚さおよび許容差 0.06±0.03mm 0.10±0.03mm 0.15±0.04mm 0.20±0.05mm 0.30±0.05mm 0.40±0.08mm 0.50±0.08mm 0.60±0.09mm 0.80±0.10mm 1.00±0.12mm 1.20±0.12mm 注1) 厚さの中間に位置する厚さ許容差は、より厚い方の厚さ許容差とします。 注2) 厚さ0.8mm未満は絶縁層の厚さを示します。厚さ0.8mm以上は全体厚さ (銅箔厚さ含む) を示します。 注3) 105μm銅箔については、事前にお問合せ願います。 ■一般特性 ●多層用銅張積層板 (t0.8mm) 処理条件 試験項目 TMA ガラス転移温度 Tg DMA X 熱膨張係数 *1 Y Z はんだ耐熱性 (260℃) T-260*2 T-288*2 熱分解温度 (5%重量減少) 銅箔引きはがし強さ 18μm 35μm 曲げ弾性率(たて方向) 比誘電率 誘電正接 1MHz 1GHz*3 1MHz 1GHz*3 体積抵抗率 表面抵抗 絶縁抵抗 吸水率 28 単位 ℃ ppm/℃ A 秒 TMA 分 TGA ℃ A kN/m A GPa C-96/20/65 C-96/20/65+C-96/40/90 C-96/20/65+C-96/40/90 C-96/20/65 C-96/20/65+D-2/100 14∼17 50∼70 200∼300 (>Tg) C-96/20/65 150∼160 13∼16 (30∼120℃) (<Tg) 実測値 120∼130 − − Ω・cm Ω Ω 120以上 10以上 ̶ 300∼320 1.4∼1.6 1.7∼2.1 23∼25 4.7∼4.8 4.1∼4.2 0.0130∼0.0170 0.0180∼0.0200 15 13 1×10 ∼1×1015 1×1014∼1×1016 1×1013∼1×1015 E-24/50+D-24/23 % 0.12∼0.14 耐燃性 (UL-94) A − V−0 耐電食性 85℃/85%RH, DC100V印加 時間 1000以上 注) 一般特性試験は、JIS C 6481によります。 *1) 昇温速度:10℃/min *2) IPC-TM-650によります。 (銅箔なし) *3) トリプレートストリップライン共振器法によります。 16 1×10 ∼1×10 ●プリプレグ ガラスクロス 品 番 タイプ名 IPC スタイル 織密度 (たて×よこ) 1080 60×48 2116 60×58 1504 60×50 7629 44×34 (KLN) (LPN) (VAGN) 0.1 (VAJN) (VEFP) 0.15 (VEGJ) (VHDN) 0.2 (VHGQ) 0.06 GEA-67N 樹脂分 (%) 揮発分 (%) 62±2 68±2 52±2 55±2 48±2 51±2 45±2 52±2 プリプレグ特性 硬化時間 (秒) 樹脂流れ (%) 成形厚さ*1 (mm) 42±5 48±5 31±5 37±5 27±5 32±5 27±5 35±8 0.076 0.093 0.126 0.136 0.158 0.171 0.208 0.249 125±25 0.5以下 115±25 125±25 115±25 注) 一般特性試験はJIS C 6521 (成形厚さを除く) によります。 *1) 成形厚さは、樹脂流れを0%と仮定した場合のプリプレグ1枚当たりの厚さです。 この値はプレス条件や内層パターンにより変わります。 ●耐電食性 ●基材の樹脂分と比誘電率の関係(1MHz) t0.8mm 1013 5.0 比誘電率 4.8 4.6 1012 絶縁抵抗値 4.4 4.2 4.0 1011 3.8 40.0 (Ω) 45.0 50.0 1010 109 55.0 60.0 65.0 樹脂分 (%) 0 200 400 600 800 ●比誘電率の周波数依存性 1000 4.5 時間 (hr) 4.4 比誘電率 4.3 耐電食性の評価条件 環境条件 印加電圧 評価パターン 測 定 4.2 : 85℃85%RH : DC100V : クシ形パターン (L/S=100/100μm) : 恒温恒湿槽から取出し室温にて測定 4.1 4.0 3.9 3.8 0 2 4 6 4 6 周波数 (GHz) ●MCL-E-67の各厚みに対する耐電圧試験結果 50 cuあり (○△) cuなし (●▲) φ50mm 全面エッチング (両面cu) 40 板厚 cuはく 板厚 0.025 推定 誘電正接 耐電圧 30 ●誘電正接の周波数依存性 0.030 100×100 0.020 φ50mm電極 ショートタイム 500V/secで一定電圧 上昇し破壊電圧を求めた ( 0.015 ) 0.010 (KV)20 10 ( )0 ショート タイムで 約4kV 0.2 0.05 0.005 ステップバイステップ ショートタイム破壊値の50%から下記の方法 により1分間保持により電圧を上昇させ1分間 保持する最大値を求めた1.0kVづつ上昇 ( 0.4 0.5 ) 1.0 板厚 (mm) 1.6 0.000 0 2 周波数 (GHz) 注) 比誘電率および誘電正接はトリプレートストリップライン 共振器法により測定しています。 29
© Copyright 2024 ExpyDoc