平成28年3月号 はごろも保育園 食育だより 1年も終わりに近づきました。4月に比べて子どもたちには、たくましさと頼もしさが備わってきたように 感じる今日このごろです。3月には、「桃の節句」があります。きれいなひな人形を飾って、白酒やひしも ちなどをお供えし、子どもたちの無病息災を祈る行事ですが、子どもを思う親の気持ちは、今も昔も同 じですね。 ちらしずし・はまぐりのお吸い物 女の子の節句を祝うひな祭りは、江戸時代からの風習です。儀礼の日には、具が 入った栄養価の高い食事を食べさせたいということから、ちらしずしを食べるように なった、という説があります。えびやれんこんなど、祈願の意味をもつ物が使われて います。また、はまぐりのお吸い物は、はまぐりが旬の食べ物であることと、対の貝が ピッタリと合い、他の貝殻とは合わないことから、よい縁談に恵まれるように、という願 いが込められています。 お手伝いのススメ 盛りつけで野菜を好きになろう 野菜が苦手、という子どもが多いで すが、盛りつけのお手伝いをして野 ホットプレートを囲んで、作りながら食べられる 「カリカリピザ」なら、家族みんなで楽しめます。 菜嫌いを克服しましょう。主菜のお皿 ❶たまねぎ、ピーマンを粗いみじん切りにし、 ウィンナーソーセージは輪切りにする。 ❷塩、こしょう、ケチャップで調味し、ピザ用 チーズを入れて、全体をよく混ぜる。 ❸ホットプレートに、ぎょうざの皮を重ならない ように広げ、その上に❷をのせて、ふたを して焼く。 ❹チーズが溶けて具材に火が通ったら、ふた をとり、カリカリになるまで焼いたらできあがり。 ようね」と言って、トマトやキャベツ、 に肉や魚、卵類を盛るとき、「仲よくし にんじんなど、子どもが苦手とする野 菜を、付け合わせにして添えましょう。 また、豚汁やカレーライスなどに嫌い な野菜が入っていても、「お友達が いっぱいで楽しいね」と声かけをして 盛りつけると、子どもの苦手意識が 変わっていきます。そんな会話を楽し みながらお手伝いをすることがポイン トです。
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