1 y = x3 + x2 − x より, y 0 = 3x2 + 2x − 1 = (3x − 1)(x + 1) x y0 y ··· + % −1 · · · 0 − 1 & 1 3 0 5 − 27 ··· + % 円 x2 + y 2 = 2 と曲線 C は |x| 5 1 の範囲では (1, 1) と (−1, 1) のみで共有点をもつから,求める面積は下図の斜線 部分の面積である. y √ 2 1 −1 O 1 √ − 2 したがって,求める面積を S とすると, ∫ 1 √ √ 1 π 1 × ( 2)2 × − × ( 2)2 + {1 − (x3 + x2 − x)}dx 2 2 2 −1 ∫ 1 π = −1+2 (−x2 + 1)dx 2 0 [ 3 ]1 x π = −1+2 − +x 2 3 0 π 1 = + 2 3 :::::: S= √ x 2 2 ボタンを 1 回押したとき「はずれ」の表示される確率を p とする. 装置のボタンを 20 回押したとき,1 回以上「あたり」の出る確率は 36 %なので,余事象の確率を考えて, 1−p 20 36 = すなわち, p = 100 1 ( ) 10 4 1 ······° 5 この装置のボタンを n 回押したとき,1 回以上「あたり」の出る確率が 90 %以上となるとすると, 1 − pn = pn 5 90 100 1 10 log10 pn 5 −1 1 より, ° n 23 log10 5 −1 10 10 n (3 log10 2 − 1) 5 −1 10 3 log10 2 − 1 < 0 より, n= 10 2 ······° 1 − 3 log10 2 ここで,0.3010 < log10 2 < 0.3011 であるから, 10 10 10 < < 1 − 3 · 0.3010 1 − 3 log10 2 1 − 3 · 0.3011 10 10 10 < < 0.097 1 − 3 log10 2 0.0967 103.09 · · · < 10 < 103.41 · · · 1 − 3 log10 2 2 を満たす最小の自然数 n を考えて,1 回以上「あたり」の出る確率が 90 %以上となるためには,ボタン よって,° を最低 104 回 押せばよい. ::::: 3 n 進法で表記されている 212 = 1331 を十進法で表すと, 1 2n+2 = n3 + 3n2 + 3n + 1 すなわち, 2n+2 = (n + 1)3 · · · · · · ° 1 の両辺の素因数 2 に着目すると, ° 2 n + 1 = 2k (k は負でない整数) · · · · · · ° 1 に代入して, とおける.° 2n+2 = (2k )3 2 の指数に着目すると, 3 n + 2 = 3k · · · · · · ° 2 ° 3 より,n を消去すると, °, 4 1 = 3k − 2k · · · · · · ° a となることを数学的帰納法で示す. ここで,k = 4 のとき 3k − 2k < 0 (· · · · · · °) a は成り立つ. ( i ) k = 4 のとき,3 · 4 − 24 = −4 < 0 より,° a が成り立つと仮定すると, (ii) k = l (l = 4) のとき,° b 3l − 2l < 0 · · · · · · ° b から, k = l + 1 のとき,° 3(l + 1) − 2l+1 < 2l + 3 − 2l+1 = 3 − 2l 5 3 − 24 < 0 a は成り立つ. よって,k = l + 1 のときにも ° a は成り立つので,° 4 を満たす k は 3 以下に限られ, ( i ),(ii) より,k = 4 のとき ° k = 1, 3 4 を満たす.k = 1 のとき,n = 1 となり不適. のときに ° 1 を満たす. k = 3 のとき,n = 7 となり ° 以上より,n = : 7 4 を満たす k が有限になることは下のグラフを用いることにより予想できる. 〈注〉° 答案ではこのことを数学的帰納法で代数的に示している. y y = 2k y = 3k O 1 2 3 4 k 5 f (x) が条件(ロ)を満たすとすると,f (x) の係数はすべて実数であることから,3 次方程式 f (x) = 0 の 3 つの解は x = α, α, r(ただし,r は実数,αは虚部が正である虚数 · · · (※)) とおける.さらに,条件(イ)も成り立つとすると,r 3 も f (x) = 0 の解であることから, r3 = r すなわち r = 0, 1, −1 また,α3 も f (x) = 0 の解であることから, α3 = r, α, α (I) α3 = r のとき (α)3 = α3 = r = r より,(α)3 も f (x) = 0 の解である. (i) r = 0 のとき,α = 0 となり,(※)に反する. (ii) r = 1 のとき, α3 = 1 ⇔ (α − 1)(α2 + α + 1) = 0 √ −1 + 3 i であり,(※)に注意すると,α = 2 解と係数の関係より, a = −(α + α + r) = 0, b = αα + αr + αr = 0, c = −ααr = −1 この a, b, c, α に対して f (x) は条件(イ)(ロ)を満たす. (iii) r = −1 のとき, α3 = −1 ⇔ (α + 1)(α2 − α + 1) = 0 であり,(※)に注意すると,α = 1+ √ 3i 2 解と係数の関係より, a = −(α + α + r) = 0, b = αα + αr + αr = 0, c = −ααr = 1 この a, b, c, α に対して f (x) は条件(イ)(ロ)を満たす. (II) α3 = α のとき α = 0, 1, −1 であるから,(※)に反する. (III) α3 = α のとき (α)3 = α3 = α より,(α)3 も f (x) = 0 の解である. α = p + qi (p, q は実数で q > 0) と表せて, (p + qi)3 − (p − qi) = 0 (p3 − 3pq 2 − p) + (3p2 q − q 3 + q)i = 0 となり,p, q は実数であるから, p3 − 3pq 2 − p = 0 · · · ° 1 2 3 3p q − q + q = 0 · · · ° 2 (i) p = 0 のとき,° 1 が成り立ち,q > 0 に注意すると ° 2 より q = 1 このとき α = i, α = −i であり,解と係数の関係より, a = −(α + α + r) = −r, b = αα + αr + αr = 1, c = −ααr = −r (r = 0, 1, −1) となる.この a, b, c, α に対して f (x) は条件(イ)(ロ)を満たす. (ii) p 6= 0 のとき,° 1 の両辺を p で割ると, p2 − 3q 2 − 1 = 0 · · · ° 10 さらに,° 2 の両辺を q(> 0) で割ると, 3p2 − q 2 + 1 = 0 · · · ° 20 ° 2 0 より, 1 0, ° 3(3q 2 + 1) − q 2 + 1 = 0 q2 = − 1 2 となり,q は実数でない. 以上より,求める 3 次式 f (x) は f (x) = x3 + x, x3 + x2 + x + 1, x3 − x2 + x − 1, x3 + 1, x3 − 1 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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