ダウンロード - ケーイング・イー高崎校 富岡校

保護者様ならびに中学生の皆さんへ
ケーイング・e 高崎校
麻生 裕介
国語の読解力養成講座のお知らせ
日頃より塾へのご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございます。この度、新たに「国語の
読解力養成」に特化した講座を設けることとなりました。保護者様からの「子どもの読解力を鍛え
てほしい」というご要望と我々講師の「生徒の読解力を鍛えたい」という強い思いが当講座開設の
大きな理由です。読解講座の詳細を以下にご説明いたしますのでご覧ください。
〈読解講座の目的〉
①「知的好奇心」を育てる
勉強が好きな子ども・得意な子どもに共通することは何でしょうか。
それは、「知的好奇心をもっている」ことです。未知のことやわからないことに強い興味をもてる
子どもは、勉強に対しても強い関心を示します。そして、そのような子どもたちの多くは幼い頃よ
り本を読む習慣があります。文学作品や難しい文章である必要はありません。自分が好きなジャン
ルに偏ってもいいのです。とにかく本を読むのが好きな子ども、それが習慣となっている子どもは、
物事を学ぶための基礎がしっかりと備わっていると考えます。
②「成績」は「国語」で決まる
全教科の成績は国語力で9割決まると言われています。国語力の決め手は読解力です。つまり、
読解力を身につければ、すべての教科に良い影響を与えます。国語はもちろん、数学でも、考える
ときに必要なのは「言葉(日本語)」です。例えば、勉強が得意な子どもは、問題を読んで「何を
問われているのか」を読み取り、答えを言葉や数字で表すことができます。一方、勉強が苦手な子
どもの多くは、問題の意図がわからないということがあります。テストの問題は日本語で書かれて
いますから日本語を正しく理解する力が備わっていないと正しい解答を出すことはできません。あ
るいは授業中の「説明を理解する」ということも「言葉の力」によるところが大きいでしょう。
③読解力を身につける難しさ
国語が苦手な生徒は、いつから苦手になったのでしょうか。
英語や数学であれば、「動詞の使い方がよくわかっていない」「文字式でつまずいている」など
ある程度の判断が可能です。これが国語の読解力となると、苦手か得意かを判断することはできま
すが、「どこがわからなくて、どこがわかっているのか」を即座に判断することは困難です。ある
問題でつまずいたときに、「言葉の意味がわからないから解けない」のか、「文脈が把握できない
からわからない」のか、生徒本人も原因がわからず、どのように勉強していいのかわからないとい
うことになりがちです。
また、単に「本を読みなさい」と言うだけで読解力を身につけさせるのは難しいでしょう。読書
習慣の無い中学生は、すでに本を読むことに対して苦手意識や億劫さがあるからです。
(裏面に続きます)
④読解力を身につけるきっかけと楽しさ
本をあまり読まず、文章を読むことが苦手な子どもには、まず「きっかけ」が必要です。そのき
っかけとして国語の読解問題を解くことが最適ではないかと考えます。多くの読解問題を解くこと
で次第に読解力が身に付き、文章が正確に読めるようになります。すると、文章を読むこと自体が
「楽しく」なってくるのです。子どもは、「わかる」ようになると「おもしろさ」を感じ始めます。
⑤なぜ「読解講座」が必要なのか
塾では、どうしても数学や英語の授業時間が長くなってしまいます。また、国語の授業でも毎回
読解問題をできるわけではありません。そう考えると、普段本を読まない生徒は、文章を読み解く
力を育てる機会が非常に少なくなってしまいます。国語の読解問題が苦手な生徒は、やはり絶対的
な読書量が不足していると感じます。
国語の読解問題は答え(あるいは答えにつながるヒント)が必ず文章中にあります。その答えを自
力で見つけていくことがこの講座の最大の目的です。問題(壁)を自分自身の力で乗り越えて、答え
を見つけ出していく。その喜びを是非味わってほしいと思います。答えにたどり着くのに時間がか
かるときもありますが、自分で答えにたどり着いた「達成感」は、子どもに「自信」を与えます。
もちろん、自分の頭を使って答えを導き出すことで、小手先でない「真の読解力」を養成し、同じ
ような問題が出た際に自分で解けるようになっていきます。
⑥速読と読解講座の違い
速読とは「速く正確に読み解く力」を養います。これは読解力を鍛えることと同じなのですが、
この度開講する読解講座と速読とではその手段が異なります。
速読は制限時間内にいかに速く読み解くかに重きを置いています。読解講座は、わからないこと
を、じっくりと時間をかけてでも生徒に考えさせることに重きを置いています。読解講座では、言
葉の意味や言葉のルール、また文脈をしっかりと理解しながら読み解く力を養います。
〈読解講座の進め方〉
国語の読解問題専用のテキストを用いて個別対応で行います。解説授業ではないので、講師が答
えを教えることはありません。わからなければ、ヒントを与えながら「一人でできる」ようになる
までとことん生徒に考えさせます。
対象
中学生対象。読解問題を克服し、得意にしたいという意志のある生徒。
テキスト
ケーイング・e オリジナルの読解問題専用のテキスト(必修編)を使用します。
小学中学年~中学生レベルの読解問題 100 題(200 ページ)をステップアップ方式で進
められる構成。文章や問題の「質」はもちろん、本気で読解力を身につけるために必要
な「量」も確保しました。
テキストの進め方
塾の補習、または自宅学習で進めます。補習の場合はその場で丸付けをします。
自宅学習の場合は、提出してもらい丸付けをします。
補足
定期テスト対策期間中も行います。ただし、学校への提出物を優先します。
費用
○月謝
2,160 円(税込)
○オリジナルテキスト代
2,700 円(税込)
※初月は、テキスト代のみで月謝は無料です。
翌月からは月謝の 2,160 円のみお支払いいただきます。
お申込方法
読解講座の受講をご希望される場合は、メールまたはお電話にてお申し込みの上、
初月金としてテキスト代 2,700 円をお子様に持たせてください。翌月からは読解講座
の月謝 2,160 円と通常授業の月謝の合計金額をお引き落としさせていただきます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。