6月より、年少組~年長組さんは歯磨き月間 に入りました。また、おやつの

【6月から7月に多い手足口病】
6月から7月に多い手足口病】
原因:コクサッキ―ウイルスやエンテロウイルス
による飛沫感染
症状:手のひらや足の裏、口の中に小さな水疱や
赤い発疹ができ、熱がでることも
対応:3~5日で治る。元気があれば、登園でき
るが、まれに髄膜炎などの合併症を起こす
ことがあるので、頭痛や嘔吐を伴う発熱が
3日以上続く時はすぐ受診を
H27年 6月 №3
紫陽花がきれいに咲く季節となりました。この時期
は、急に暑くなる日があったり、肌寒い日があったり
と、体調を崩しがちです。バランスのよい食事や睡眠
をしっかりと取り、元気に過ごしていきましょう。
6月より、年少組~年長組さんは歯磨き月間
に入りました。また、おやつの“スルメ“は
1歳児あひる組さん~年長組さんまで毎日食
べています。その感想をお知らせします。
有効な治療法はありませ
んが、飛沫感染なのでこ
まめに手洗いうがいを!
H26年度 手足口病の集計
0
0
0
合計
0
3月
0
2月
月
0
1月
12
月
0
11
月
1
9月
7
8月
0
7777月月月月
0
6666月月月月
0
5月
0歳児(12人)
4月
手足口病
10
8
1歳児(27人)
0
0
1
19
0
0
0
0
0
0
0
0
20
2歳児(22人)
0
0
0
11
0
0
0
0
0
0
0
0
11
3歳児(27人)
0
0
0
14
0
0
0
0
0
0
0
0
14
4歳児(30人)
0
0
1
5
0
0
0
0
0
0
0
0
6
5歳児(28人)
0
0
0
4
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0
0
0
0
0
0
4
63
合計(146人)
0
0
2
60
1
0
0
0
0
0
0
0
【考察】H26年度の集計分析結果から、6月第2週から、1歳児と4歳児に1人ずつの感
2歳児はと組
1歳児あひる組
1歳児あひる組
初日は、「これイヤ!」と言って半数
「カミカミしようね」と言うと、最初
以上が噛めない、呑み込めないという
は戸惑っていた子も「カミカミ」と言
姿でしたが、日を重ねていくうちに噛
って喜んで食べるようになりました。
むと味が出ておいしく柔らかくなる
いつもより噛む回数が増えたことで、
ことが分かり、残す子はぐんと減りま
〝よだれ“も気のせいか少なくなった
した。今では、スルメが気に入り、最
ように感じます。
初に口にする子もいます。
3歳児かなりや組
3歳児かなりや組
4歳児つばめ組
4歳児つばめ組
両手でスルメを持ち、必死の様相で噛
最初は「固い、固い」と言っていた子
みちぎっている姿が、かわいいやら面
ども達も食べているうちにスルメ本
白いやら・・・スミマセン
来の味が分かり、残さず食べるように
なかなか柔らかくならないスルメを、
なりました。しかし、好き嫌いの多い
何度も噛む姿から、食べやすいものが
子どもは「噛む」力が弱く固いものは
あふれる現代では、こんな姿も必要だ
苦手な様子です。反対に何でも食べる
と感じました。
子どもは、おかわりを欲しがります。
染者が表れ、7月には全ての年齢で発生が見られました。特に1歳児19人、2歳児11人、
3歳児14人とクラスの半数以上に感染が見られました。しかし、8月に入ると急転直下的
5歳児はくちょう組
5歳児はくちょう組
に終息に向かいました。症状は病名の通り、手のひら、足の裏、膝、肘、に水疱が表れまし
はくちょう組さんは、去年からスルメが大好きで初日からとても喜んで食べていま
た。1歳児から3歳児の感染児のほとんどが口内にできた水疱の痛みから食欲は落ち、3
した。「噛む」ということがとても上手になっていましたが、呑み込むことも上手
8℃前後の発熱も伴い2日から1週間の欠席が見られました。4歳児と5歳児も7月に4人
になり途中あきらめて、少々固くても飲み込んでしまう子どももいます。
~5人の感染者がでましたが、全身状態もよく欠席せず登園していました。
「スルメ食べとったらあご痛くなった」と言い、担任に「それってすごくいい事な
手足口病は、平成25年度も6月に数名の発症から、7月にピークを迎えるという同じ形
で表れていたため、この6月から7月は十分気をつけて欲しいと思います。
んだよ」と言われると、また、張り切って噛んでいました。
スルメのおかわりはないのでそれが残念そうです。