【保護者による幼稚園及び家庭での幼児に関する実態調査の分析】 「幼児に関する実態調査」にご協力いただき有難うございました。26年度調査結果についての集計及び 分析が終わりましたのでお知らせいたします。 さて, 本園の保育の質向上を目標として始めましたこの調査も今回で 6回を数えました。この間、全体 的には毎回殆どの項目で到達度 9 0 %を超える高い評価をいただきありがとうございました。私どもは皆様 の評価を私どもに対する励ましの言葉としてとらえ, 保育内容及び保育姿勢の更なる向上を期して日々努 力し, それなりの成果も得ていると考えているところでございます。実際, 幼稚園での子どもたちの生活実 態は幼児なりに非常にしっかりしており, 特に「あいさつ」や「片付け」等の基本的な生活面での成長は顕 著で, 私どもも自分たちの保育結果 に対して高い自己評価をしているところでございます。 ただ, このような「高い評価」中でも, 項目によっては僅かの方からですが厳しい評価もいただきました。 そのご指摘につきましてはしっかり受け止め, 今後も園として改善するべきは改善する方向で努力してま いりたいと考えております。 ところで, ご存じかもしれませんが, 今園では園長先生が思考力とコミュニケーション能力の向上を目標 に「あやとり」を推奨し《毛糸の輪は園長先生が園児に提供する》園児たちの間でブームになっています。 園長室には毎日沢山の園児が『あやとり』をもらいにきます。ところがこのブームの裏には実は大事な躾 けがあります。 「あやとり」 」をもらうため園長室に入るには、 「入っていいですか」と入室の許可をとり, 許可が出たら上履きをきちんと揃え「失礼します」と言って入室し, 「あやとりください(色も指定する) 」 とお願いします。貰ったら「ありがとうございました。失礼します」と言って部屋を出るという, 一連の流 れを実践することが条件です。 楽しみの中での道徳的基本的生活習慣の育成も狙った訳ですが, 子どもたち は徐々に習慣化されしっかり実践しています。育てれば育つ・・・。 『朝のあいさつ運動』は, 相手の目を 見てしっかり挨拶する行為が上手にできる子が増え, 目に見えて成果を感じているところです。 基本的生活習慣と関わりのある事の育成(躾)につきましては, 園と保護者の皆様との連携をますます 強め、共同して関わることがまず第一かと考えるところです。また, 躾け的な言葉で諭すだけでなく体感さ せる事の方が効果がある事を考えると,基本的生活習慣を習得させるためには, 園でもご家庭でも様々な ことを体感させ習慣化させる環境作りが強く望まれるところです。 「お片づけ力」の向上にしても, 子ども がちゃんと片付けざるを得ない環境を保護者の皆様と幼稚園の職員が常に連携して作ることが最優先では ないでしょうか。 園としましては,今後もこの調査の結果を十分に生かし, 成長期の幼児をしっかり支える力になりたい と考えております。ご協力本当に有難うございました。 調査結果 ※「高く評価」「普通に評価」してくださった方の割合 № お答えいただく項目 1 園は,,園行事や保育の様子など,子どもたちの保育活動の様子についてよく知らせている。 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 単位:% 園はドリームデーや,異文化に触れるための英語指導,,年間を通したスイミングスクールでの水泳な ど,特色のある保育活動を行っている。 園は,様々な施設・設備(汽車・アスレチック施設など)等教育環境を整えて,,園での生活が子どもた ちにとって楽しくなるように努めている。 園は,家庭への連絡(園便り及びクラス便りや状況によっては電話など)をきめ細かく行っている。 園は衛生面を含め食の安全に気を付け,栄養のバランを考えた完全給食を行うとともに,毎年子ども たちが喜ぶ新メニューを工夫して取り入れるなど,食育に力を入れている。 園は,園児の安全や事故防止に努めている。 子どもはは,保育授業が楽しいようだ。 おうちでも,以前と比べて絵本を見たり読んだりする姿が多く見られるようになった。 子どもは,おうちでもあいさつを良くしている。 子どもは,おうちでもお片付けができる。 。 子どもは,友だちを大切にし,仲良くすることができる。 子どもは,交通安全のきまり等,約束事をしっかり守って生活している。 25 年度 26 年度 9 5 94 9 9 99 9 9 99 9 6 94 9 8 94 9 7 1 0 0 8 8 8 9 7 4 9 8 9 5 97 99 89 92 80 98 95
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