PDF形式、604kバイト

微細配線形成用銅箔
PF-E,PF-EL
■特 長
■用 途
●PF-ELは銅箔粗化形状を利用したセミアディティブ工法(SAP)による、微細配線形
成に適した銅箔です。
●半導体パッケージ基板
●PF-ELはめっき銅との高い密着性が得られます。
●高密度多層配線板
●高周波用途配線板
●PF-Eはサブトラクティブ法やMSAPによる微細配線形成に適した銅箔です。
●プリプレグとともに使用可能であるため、剛性の高い微細配線基板を得ることができ
ます。
●一般箔と比較して、伝送損失を約8dB/m低減できます。
(at 5GHz)
■一般仕様
ラインナップ
PF-EL-12
銅厚(μm)
12
接着面粗さ(μm)
粗化処理
Ra : 0.3∼0.4
Rz : 1.5∼2.5
微粗化
Ra : 0.3∼0.4
Rz : 1.5∼2.5
微粗化
PF-EL-3
3
PF-EL-2
2
PF-E-12
12
Ra : 0.15∼0.25
Rz : 1.0∼2.0
無粗化
3
Ra : 0.15∼0.25
Rz : 1.0∼2.0
無粗化
PF-E-3
ロープロファイル銅箔
特殊処理層
無粗化銅箔
特殊処理層
※1:特殊処理層の銅箔粗化形状を利用したSAP。
※2:極薄銅箔を給電層
(シード層)
とするSAP。
(MSAP:Modified Semi-Additive Process)
●微細配線形成性
20μm
設計仕様
L/S=8/8μm SAP法
(PF-EL使用)
64
主な対応プロセス
構成
100μm
設計仕様
L/S=15/15μm MSAP法
(PF-E使用)
*1
SAP
MSAP*2
SAP*1
サブトラクティブ法
*2
MSAP
●銅箔引き剥がし強さ
(PF-E)
●めっき銅引き剥がし強さ
(PF-EL)
1.2
1.2
めっき銅引剥がし強さ
銅箔引剥がし強さ
Rz:7∼9μm
1.0
0.8
Rz:1∼2μm
Rz:3∼5μm
0.6
0.4
(kN/m)
0.0
一般箔
ロープロ
ファイル箔
無粗化箔
Rz:1.5∼2.5μm
0.8
0.6
0.4
(kN/m)
Rz:1∼2μm
0.2
1.0
Rz:1.5∼2.5μm
0.2
0.0
PE-E箔
※MCL-E-700G
(R)
使用、銅箔12μm
超ロープロファイル箔
PF-EL箔
※MCL-E-700G
(R)
使用、
めっき厚み20μm
●絶縁信頼性
1.0E+14
サンプル構造
AS-Z3
1.0E+12
PF-EL
MCL-679GT
抵抗値
前処理
(a)
TCT:-40degC(15min) to 60degC(15min), 5cycles
(b)
Baking: 125 degC, 24hr
(c)
60 degC, 60%RH, 120hr
(d)
Reflow: 260degC(max), 3cycles
1.0E+10
試験条件:130degC,85%.3.3V
L/S=15μm/15μm
1.0E+08
(Ω)
1.0E+06
1.0E+04
0
50
100
150
200
250
300
350
時間
(h)
●伝送損失
0
伝送損失
ー10
PF-E箔
ー20
ロープロファイル箔
ー30
(db/m)
基板仕様:
サイズ:510mm×510mm
層数:8層
ライン構造:ストリップライン
ライン長:500mm
ライン幅:0.06∼0.184mm
絶縁層厚:0.16∼0.27mm
ライン端部:めっきスルーホール
評価ライン
一般箔
ー40
ー50
ー60
0
1
2
3
4
5
6
プリプレグ
MCL
周波数
(GHz)
※MCL-E-679FG使用
層構成
65