北京ブルー復活に貢献を - 一般社団法人 東海日中貿易センター

2015
№ 10 VOL.346
2015年10月1日 発行
60
創立60周年 特別寄稿
北 京ブルー復活に貢献を
一般社団法人 東海日中貿易センター
副会長 古角 保
東海日中貿易センター創立60周
の歴史の中をたゆたっている風情がありました。北京も
年、誠におめでとうございます。
同様で、改革開放へ舵を切って20年は経過していまし
心からお祝い申し上げます。私事
たが、天安門通りはまだまだ四輪車ではなく銀輪の大
で恐縮ですが、私は本年満65才
群に占拠されていたように思います。そして折しも「天高
になります。もの心ついた頃、即
く馬肥ゆる秋」、古来、中国では北方から夷狄が侵入
ち5才前後に、遅れて日本に帰還
してくる危険な季節の含意があるようですが、北京の
された兵隊さんを迎えに行った記憶がございますから、
上にはどこまでも青い空が広がっていました。
先の大戦の戦禍の傷も癒えぬ頃、両国の国交も回復し
あれから経過すること14年、昨夏に再び天津に足を
ていない時期にあって、経済交流の復興、友好的通商
踏み入れる機会を得ました。市街地は大きく広がり、
を願って当センターを設立された諸先輩の先見性と熱
近代的なビル群にショッピングモール、郊外に向けては
意には只々驚嘆するばかりです。
高速道路が延び、沿線には高層マンションの新興住宅
さて私自身と中国との係わりは、今から15年前に遡り
地が数多く建設されていました。そして私が訪問した
ます。トヨタ自動車さんが、ダイハツ工業さんと天津汽
日系企業の工場も、最新の設備ラインに加え従業員の
車との合弁事業を足掛かりに、いよいよ中国への進出
福祉スペ-スも十分に確保された理想的なものでした。
を始められた頃、当時東海銀行本店営業部の担当役
正にこの間の中国の躍進、経済成長の大きさを目のあ
員だった私は、開設間近の弊行天津支店の営業基盤
たりにした次第です。しかし、残念な事にその日の天
創りを応援する為、初めて北京・天津へ出張致しまし
津は快晴の夏日にも拘わらず、PM2.5の濃度が高く、
た。天津には既にデンソーさん、アイシン精機さんを始
中景以遠の見通しがあまり効きませんでした。
めとする部品メーカー各社が進出されており、商習慣や
今日、中国は成長の負の部分を顧みて、民生の向上
就労意識の違いに加え、納品代金の代わりに現地版ダ
を中心とした安定的な成長、新常態をめざし失われた
イハツシャレードの完成車を受領するという大変な苦労
環境の回復、保全にも力を入れようとしています。これ
をされている真只中でした。当時の天津は古い市街地
からは先進体験国である我が国の知見と技術で北京
を出るとすぐに広大な田園がどこまでも広がり、百貨店
の青空復活に貢献していきたいものです。
の店員もお役所仕事さながらに、どこか牧歌的で悠久
主 要 目 次
創立60周年 特別寄稿 北京ブルー復活に貢献を… ………………………………
臨時理事会 … …………………………………………………………………………
中華人民共和国駐名古屋総領事館 康暁雷副総領事が離任………………………
中国人民抗日戦争勝利70周年記念レセプション………………………………………
岐阜県会員交流会………………………………………………………………………
中国投資説明会………………………………………………………………………
日中往来………………………………………………………………………………
抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念大会 習近平総書記が演説… …
1
2
2
2
3
4
4
5
大気汚染防止法が改正………………………………………………………………… 5
中国地方政府の債務残高 計24兆元
(2014年末)
………………………………… 6
国有企業改革を深化 指導意見を正式発表… ……………………………………… 6
第9回夏期ダボス会議 大連で開催……………………………………………… 7
“2015中国企業500強”発表 国有企業の存在大… ……………………………… 8
2015中国企業500強ランキング上位200社リスト ……………………………… 9
寄稿 国有企業の非効率性弊害……………………………………………… 10〜11
中国実務セミナー等開催予定…………………………………………………… 12
中国法令公布リスト……………………………………………………………… 13
中国短信……………………………………………………………………… 14〜15
中国経済データ……………………………………………………………… 16〜19
会務報告
臨時理事会
臨時総会による新任理事2名の選任を受けて、書面議決による臨時理事会を開催し、下記の議案が承認された。
◇臨時理事会が開催されたとみなされた日:8月27日
◇決議事項:下記の理事を副会長に任命する件
新任 小澤 哲 豊田通商㈱ 取締役会長
野地 勲 ブラザー工業㈱ 執行役員
中華人民共和国駐名古屋総領事館 康暁雷副総領事が離任
康暁雷副総領事が9月7日(月)、離任のご挨拶に当センターを訪問され、原田泰浩副会長専務理事と大野大
介理事事務局長と会談した。康副総領事は13年5月に着任され、2年3ヶ月という短い期間であったが、前任
の張立国総領事と現職の葛広彪総領事を補佐し、領事業務のほか企業交流、友好交流など精力的に職務を果た
された。
なお、後任者は10月末に着任の予定。
中国人民抗日戦争勝利70周年記念レセプション
中華人民共和国駐日本国大使館で開催
中国駐日大使館は8月31日、中国人民抗日戦争・
また、「中国人民は強暴を恐れず、日本軍国主義の
世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念してレセプ
野蛮な侵略に対して英雄的な戦いを繰り広げ、大き
ションを開催した。村山富市元首相、山口那津男公
な民族的犠牲を払い、世界反ファシズム戦争の最終
明党代表ら日本各界の人士、各国大使、在日華僑・
的な勝利のために、重要な貢献をした。当時あの戦
華人など300名
争の砲煙はすでに消え去ったが、正義と良識が永遠
弱が参加した。
に色あせることはない。我々は、正義と良識をしっ
程大使は挨
かり守り、70年前に人類が共に経験したあの惨劇を
拶の中で、
「戦
振り返り、その中から教訓をくみ取り、戦争の悲劇
争 は 人 類 に
を二度と繰り返さないように堅固な砦を築き上げる
とって最も恐
べきだ」と表明した。
ろしい災難で
程大使は更に「中国は平和的発展の理念を積極的
あ り、 第 二 次
挨拶する程永華大使
に提唱して実践し、共同、総合、協力、持続可能な
世界大戦期間中、全世界において2,000万平方キロ
新たな安全保障観を堅持し、終始して世界の平和と
あまりの土地、80余りの国と地域、およそ20億人が
発展を図る責任を担っている。我々は、隣国に善意
戦火と砲煙に巻き込まれた。第二次世界大戦の東方
で接し、隣国をパートナーとするという方針を堅持
の主戦場となった中国において、無数の平和を願う
し、「親、誠、恵、容」すなわち「親しく接し、誠意
兵士と一般民衆が、日本軍国主義による侵略戦争、
を尽くし、互恵に基づき、広く包容する」という理
大虐殺、無差別爆撃、生物化学兵器の攻撃と実験に
念を掲げ、自らの発展がより一層世界に恩恵をもた
よって尊い命を失い、数万人もの女性が残虐に蹂躙
らすよう努力し、協力とウィンウィンを核心とする
され、沢山の労働者が日本へ強制連行されて残酷で
新しいタイプの国際関係を構築することに揺るぎな
非人道的な扱いを受けた。これによって、人類の文
く力を尽くしていく」との未来を展望した。
明史上極めて暗黒の一ページが残された」と語り、
(2)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(中国駐日大使館HPより)
岐阜県会員交流会
当センターでは、県別会員企業との交流を一層図
わたり列強諸国に蹂躙された屈辱の歴史に幕を降ろ
るため9月14日
(月)、岐阜県内会員企業に呼びかけ
した。②中国は主権と独立を守り、世界における大
て交流会を開催し、10社19名が参加した。
国としての地位を確立した。③中国は抗日戦争の勝
また、中国駐名古屋総領事館から葛広彪総領事、
利を境に中華民族復興への新たな道のりを開き、世
池暁南商務担当領事、劉丙鑫総領事秘書を招き、葛
界に影響力のある重要な大国へと発展した」ことを
総領事は
「最近の日中関係と中国事業」と題して講演
アピールし、国民に自信をつけさせ、全国民が一致
した。交流会の概要は以下のとおり。
団結して中華民族の偉大な復興という中国の夢を追
はじめに
いかけて奮闘するよう国民の団結力を強めることで
主催者を代
あると説明した。
表して、岩
また、習近平国家主席が式典の演説で、平和とい
田義文副会
う言葉を18回も言及し、「戦争は1枚の鏡であり、
長
(イビデ
人に一層平和の大切さを認識させることができる。
ン㈱相談役)
は、
「私はセンターの3代の会長につか
中国は発展がどこまで至るとも永遠に覇権を唱え
え、副会長職としては10年が経過した。横井会長時
ず、永遠に領土を拡張しようとせず、永遠に自らが
代に中国駐名古屋総領事館の誘致について非常に熱
経験した悲惨な境遇を他国に押し付けたりしない」
心に働きかけ、設立当初は領事館、翌年に総領事館
と述べたことを紹介し、その上で、中国が30万人の
へと昇格され、中国駐名古屋総領事館が設置されて
兵力を削減すると宣言したことは、平和を守る強い
からは東海日中貿易センターの値打ちが変わってき
決意と誠意の表れであると説明した。
たと思う。葛総領事にも当センターの業務内容や中
葛総領事は、「中
国へ進出された会員各社の事業展開をご理解いただ
国 の 立 場、 中 国 が
き、会員企業との交流の場にしたい」と挨拶した。
何故このような記
続いて、当日参加した10社の代表がそれぞれ自社
念行事を開催した
の事業紹介を行う中で、中国における各社の合弁、
の か、 目 的 は 何 な
独資形態による事業展開の状況も紹介した。
のかを是非ご在席
葛総領事は講演の中で、岐阜という地名由来(中
の皆様によく理解
国の
「周の文王が岐山より起こり、天下を定む」とい
し て 欲 し い。 賛 同
う故事より
「岐」
を太平と学問の地となる願いから孔
か否かは別にして中国の立場、中国国民の思い、こ
子の生誕地
「曲阜」より「阜」を組み合わせて、信長公
の点を理解して欲しい。中国は歴史にこだわり過ぎ
が命名した)
、岐阜市と杭州市の間で、国交正常化
と思われるかも知れないが、中国国民は皆このよ
10年前の1962年に交わされた戦争を繰り返さないこ
うに思っていることを理解して付き合って欲しい。
とを誓う
「日中不再戦の碑文」の話に触れ、岐阜には
我々は日本が侵略戦争の歴史を真摯に反省し、正し
大変強固な日中友好交流の基盤があることを紹介し
い歴史の認識を示して、歴史を鏡とし、未来に向か
た。
おうという精神に基づいて歴史問題を乗り越えて両
次に、9月3日に開催された抗日戦争・反ファシ
国の平和友好、WINWIN協力の新しい未来を期待
ズム戦争勝利70周年記念大会の開催の目的について
している」と話した。
葛広彪総領事
「歴史を銘記し、戦いに殉じた烈士をしのび、平和
続いて、石原業務グループ長から当センターの事
を大切にし、未来を切り開くため」で、今の日本や
業内容改めて紹介し、中国ビジネスのよろず相談所
日本国民を対象にするものではない。中国が記念行
としての活用を呼びかけた。
事を通じて、
「①近代以降、中国が外国列強の侵略
質疑・交流の中で、合弁事業の出資持分譲渡の売
に対する初めて収めた完全な勝利であり、1840年の
却と同出資持分の再投資について質問があり、時間
アヘン戦争から1945年の抗日戦争終了まで1世紀に
の関係で閉会後、個別相談を受ける案件もあった。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(3)
中国投資説明会 常州高新区投資説明会
9月8日
(火)
、周立軍・常州高新区管理委員会商
部教授より「中国における新エネルギー自動車の現
務局長一行6名が来名し、同委員会の主催、当セン
状と課題」について説明があった。
ターの協力により標記説明会を開催した。
今年5月、中国国務院は「中国製造2025(メード・
同開発区は、当センターと業務協力提携先でもあ
イン・チャイナ2025)」という新しい製造業振興政策
り、毎年1回は当地域で誘致説明会を開催してい
を発表し、ドイツでは「インダストリー 4.0」、米国
る。
では「インダストリアル・インターネット」、日本で
第一部の説
も「日本再興戦略」などのビジョンが打ち出され、い
明会では主催
ずれも方向性は同一で製造業の次なる世界標準を狙
者 を 代 表 し、
う国際競争が始まった。「中国製造2025」は中国が製
周立軍局長が
造大国から製造強国に飛躍できるかを左右すると今
挨 拶 し た 後、
挨拶する周立軍局長
後も注視する必要があると示唆した。
顧惟婧日韓局マネージャーより同開発区の最新の投
また、中国の自動車産業については、今年は成長
資環境が紹介され、春秋航空が中部-常州線を9月
が鈍化していることを紹介し、今後の市場予測、乗
27日より週4便で運航していると紹介した。
用車クラス別ブランド別の各社の戦略を紹介した。
また、常州は建機大手のコマツが進出しており、
エネルギー問題、環境問題にも言及し、中国の石
自動車産業の集積が図られる中、日産自動車の小型
油依存度の上昇、PM2.5と自動車の排ガスや各種産
商用車工場が建設中で、同区としては、当地域の主
業の排出ガスなど大気汚染の関係を紹介した。
力産業が自動車産業であることから、今後も継続し
最後に日中関係の行方について、「易経」から「易
て誘致に力を入れたいと紹介があった。
窮則変 変則通 通則久(窮すれば則ち変じ、変ず
ケーススタディでは、会員企業の不二精工株式会
れば則ち通じ、通じれば則ち久しい)」を取り上げ、
社の本多勇人総務課長が進出の経緯などを紹介し
「行き詰まってどうにもならなくなると、何かが変
た。
わらざるを得なくなり、何かが変わると、おのずと
第二部の基調講演では、李春利・愛知大学経済学
道は開ける」と紹介があった。
で車で1,400キロを走行するか、フェリーで5~6
時間かかる大連~煙台間の移動が約40分で結ばれる
という。完成は2020年の予定。
<招遠経済技術開発区管理委員会>
更に戦副主
9月15日
(火)
、戦会文・招遠経済技術開発区管理
任 か ら は、 優
委員会副主任一行3名が当センターを訪問し、原田
遇政策として、
副会長兼専務理事、大野理事事務局長、石原業務グ
レンタル工場
ループ長と交流した。
に入居する企
戦副主任からは、青島-招遠間の高速道路の整備
業には最初の3年間を無償で貸し出すなどの優遇を
状況並びに煙台新空港の紹介があり、招遠へのアク
与えるとの紹介があり、レンタル費用は約8元/㎡
セスは着実に改善されている。また、世界最長とな
(参考価格)
なので、中小企業には大きな優遇である。
る全長123キロの海底トンネルの建設が煙台-大連
来年春先に、名古屋で誘致説明会を開催したいと
間で進められており、先に鉄道用トンネルを建設
当センターに協力を要請された。
し、時速220キロで走行する高速鉄道の貨車に車な
戦会文 招遠経済技術開発区管理委員会副主任
どを積んで輸送する予定。次に自動車用のトンネル
于 耀 煙台市投資促進局 日本部部長
も建設するという。トンネルが完成すれば、これま
孫 超 招遠経済技術開発区投資合作局 翻訳
(4)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
右より2番目が戦会文副主任
抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念大会
習近平総書記が演説
9月3日、中国北京市の人民大会堂で、
「抗日戦
の趣旨と原則を核とする国際秩序及び国際体系を共
争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念大会」が
に守り、協力・ウィンウィンを核とする新型の国
開催された。同記念大会には、習近平総書記、李克
際関係を積極的に構築し、世界の平和と発展という
強総理はじめ国内外あわせて800名あまりの来賓が
崇高な事業を共に推し進めるべきである」と述べた。
出席した。
そして、「中国は終始、平和的発展の道を歩み続
同大会で習近平総書記は演説を行い、
「戦争を経
け、どれほど発展しようとも、永遠に覇権を唱え
験した人々は、平和の貴さを一層よく理解してい
ず、拡張しない」と述べた。
る。我々が中国人民の抗日戦争・世界反ファシズム
最後に、「中国人民解放軍は祖国の安全と人民の
戦争勝利70周年を記念するのは、歴史を銘記し、戦
平和的生活を守る神聖な責務を忠実に履行し、世界
いに殉じた烈士をしのび、平和を大切にし、未来を
の平和を守る神聖な使命を忠実に実行しなければな
切り開くためである」と述べた。
らない」と述べ、「私はここに、中国が軍隊の定員を
また、抗日戦争の勝利については、「近代以降、
30万人削減することを宣言する」と表明した。
中国が外敵の侵入を迎撃し、初めて収めた完全な勝
同日午前に行われた抗日戦争・世界反ファシズム
利であった。これは日本軍国主義による中国の植民
戦争勝利記念をテーマとする軍事パレードには、ロ
地化・隷属化の策謀を徹底的に粉砕し、近代以降、
シアのプーチン大統領、韓国の朴槿恵大統領はじめ
外敵に中国が連戦連敗してきた民族の恥辱をすすい
23人の外国元首、潘基文国連事務総長など国際組織
だ偉大な勝利だった。この偉大な勝利は、中国の世
の責任者が参加し、米、英、仏などが政府代表を派
界における大国としての地位を再び確立し、中国人
遣した。
民は平和を愛する世界の人民の尊敬を勝ち取ること
中国は、これまでに天安門広場で15回の軍事パ
ができた」
と述べた。
レードを行っているが、過去はすべて建国記念パ
更に、
「平和の為、我々は人類の運命共同体意識
レードだった。
を確立しなければならない」
「世界各国は国連憲章
大気汚染防止法が改正
全人代常務委員会は8月29日、「大気汚染防止法」
に改められたほか、改善に応じない企業に対して
の改正案を可決した。施行は2016年1月1日から。
は、一日当たりの罰金を計算することで早期改善を
中国の大気汚染防止法は1987年制定され、1995年
求めやすくなった。経営者個人に対しても、最大で
と2000年に改正があり、今回が15年ぶりに3回目の
前年所得の50%の罰金が課されるようになる。
改正である。条項は66条から129条に倍増された。
地方政府に対する監督責任が強化された一方、改
2000年の改正では二酸化硫黄の排出削減が強化さ
正案審議の過程でパブリックコメントの段階で検討
れ、ばい煙の改善につながったとされるが、近年の
されていた、地方政府に自動車の通行量を規制する
自動車保有台数の急増を受け、今回の改正では自動
権限を付与する案は、市民生活への影響に配慮した
車の排ガス改善に主眼が置かれることとなった。
結果、最終的には盛り込まれなかった。これについ
大気汚染事故を起こした企業に対する罰金は、現
て中国国内では、現実路線を支持する意見と問題改
行法は50万元を上限としてきたが、今回の改正で損
善への取り組みが後退したとする意見で割れてい
失額の同額から最大5倍までとされ、損失額ベース
る。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(5)
中国地方政府の債務残高 計24兆元(2014年末)
中国メディアなどにより8月31日、中国の地方政
判明したもので、そのうち注目されていた今年の地
府の債務残高が、2014年末で計24兆元(約455兆円)
方政府債務限度枠は16兆元で、債務率は86%となっ
となり、2014年のGDPの38%に相当することが明
ている。
らかになった。13年6月末時点の17.9兆元と比べ3
議案の採択は、中国が法に基づいて地方政府の債
割超も増加したことになる。
務に対する限度枠管理を始動させ、地方政府の起債
に「天井」を設けたことを意味する。
今年正式導入された新予算法と昨年発表された
「地方政府に対する債務管理強化に関する国務院の
意見」は、以下のような方針を明確に打ち出してい
る。中国は地方政府の債務残高に対して限度枠管理
を導入する。地方政府の起債規模は国務院が全人代
或いは全人代常務委員会に報告し、承認を受けなけ
出所:中国審計局
ればならない。
地方政府の債務増加は、過去の過剰な建設投資の
今回承認された今年の16兆元にのぼる地方政府債
反動とみられるが、膨れ上がる債務残高を返済する
務限度枠は地方政府が償還責任を負っている債務で
ことができるのか、このタイミングで判明した債務
ある。この限度枠は二つの部分から構成されてお
の急増が中国景気減退の更なる不安要素になるので
り、一つは昨年末時点の全国の地方政府債務残高15
はないかと懸念される。
兆4000億元で、もう一つは全人代が今年3月に承認
24兆 元 の 債 務 に は、 地 方 政 府 が 直 接 負 う15兆
した地方政府の今年の新規債券発行枠6,000億元で
4,000億元と地方政府が担保を提供するなど間接的
ある。
に負う債務8兆6,000億元が含まれる。
今年1~7月の地方政府の収入は31省・5直轄市
上記数字は、8月29日に第12期全国人民代表大会
のうち7ヶ所が減収、18 ヶ所が増収となり、2桁
常務委員会第16回会議が承認した「2015年地方政府
増となったのはわずか6ヶ所であることから地方政
債務限度枠の承認に関する国務院の議案」などから
府の債務返済は楽観視できない。
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
国有企業改革を深化 指導意見を正式発表
国務院国有資産監督管理委員会は9月13日、「国
し、商業類については、付加価値や競争力の向上を
有企業改革を深化する為の指導意見」を正式に発表
業績評価の重点とされ、再編淘汰を進めるとしてい
した。
る。民間資本の受入にも柔軟性を示している。
「指導意見」は全8章30条で構成され、2020年まで
現在、中央直轄の国有企業は110社あり、今年は
に近代的なコーポレートガバナンス
(企業統治)
、市
車両大手の中国南車集団公司と中国北方汽車車輌工
場化、国有資本のポートフォリオ
(分散)の最適化を
業集団公司が合併し、中国中車股份有限公司に、国
図り、国際競争力のある企業を育成するとしている。
家核電技術有限公司と中国電力投資集団公司が経営
そして、国有企業を機能別に、
「商業類」と水道・
統合し、国家電力投資集団公司が誕生するなど「官
ガスなど公共性が高い事業を行う「公益類」に区分
製再編」に拍車がかかるものと見られる。
(6)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
第9回夏期ダボス会議 大連で開催
スイスの民間経済研究期間「世界経済フォーラム」
昇した。人民元為替レートの引き下げ後、現在は基
が主催するニューチャンピオンズ年次総会2015(夏
本的に安定を維持している。元安が続くベースはな
季ダボス会議)が中国遼寧省大連市で9月9日から
く、中国経済は合理的範囲で推移し、中国には比較
11日まで開催された。
的十分な外貨準備があり、モノ貿易の黒字が増えて
李克強首相は9日
いる。これらは人民元為替レートが合理的で均衡の
午後、大連国際会議
とれた水準で基本的に安定を維持できることを示し
センターで開催され
ている。悪いことをしてないのに自分のせいにされ
た世界各国の企業家
ることを中国では「横になっていたのに弾に当たる」
との交流会で
「世界
と言う。中国は人民元の引き下げにより輸出を刺激
金 融 危 機 よ り 7 年、
することを希望していない。それは中国が進めてい
世界経済の成長力は
る産業構造の調整に合致しないし、中国は世界で
乏しく、中国経済も下振れ圧力を受けている。中国
「通貨安競争」が起こることを願わない。中国は世界
経済は変動するが情勢は依然として良い方向にあ
と高度に融合した主要経済体で、「通貨安競争」が起
る。これは今年上半期の中国経済が7%成長し、世
きれば、中国にとって害があるだけで、利益は少な
界の主要な経済体の中で前列に位置する」と景気減
い」として、景気刺激を目指した輸出増を狙ったも
速感の高まる中国経済であるが、経済発展の基調は
のではないことを説明した。
変わっていない。都市部の失業率は5.1%、新規就
人民元の国際化については、中国は国際通貨基金
業者数は700万人を超えており、中国経済は合理的
(IMF)の準備資産である特別引き出し権(SDR)への
な範囲内を保持していると強調した。
採用を望んでおり、これは人民元の国際化を実現す
また、人民元の切り下げについては、
「現政権発
るだけでなく、発展途上の大国が果たすべき国際的
足後、人民元の対ドル実質実効為替レートは15%上
責任でもある。中国は世界経済のリスクの源でな
昇した。多くの国の通貨が米ドルに対して大幅に下
く、世界経済の発展の動力源であると説明した。
がり、国際市場の趨勢で中国は人民元の対ドル中間
同ダボス会議は、大連と天津で交互に開催されて
値
(基準値)設定の仕組みを調整することになった
おり、今回は世界90カ国約1,700人の経営者、政府
が、小幅の調整に過ぎない。現政権になってから人
関係者らが参加した。
民元の対ドル実質実効為替レートは比較的大幅に上
出所:中国国務院
お知らせ
愛知県内企業の海外事業活動2015年版 販売開始
愛知県内企業955社を対象に2014年12月末現在の海外進出状況を調査したもので、792社より回答を受け、2014
年1年間の国・地域別、
業種別、
企業規模別の海外進出や撤退状況、
今後の海外進出に対する企業の方向性などを
分析し、
掲載。
◆規格:A4判 192頁 ◆販売価格:3,000円
(税込)/冊
◆問い合わせ:
(公財)
あいち産業振興機構 情報・国際ビジネス部 国際ビジネスグループ
電話(052)715−3065
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(7)
2015中国企業500強 発表 国有企業の存在大
52社が地方国有企業、26社が民営企業だった。
中国企業連合会
(旧
国家経済貿易委員会の
売上高1,000億元企業144社シェア別
関連団体)
、中国企業
民営企業
26社
家協会により、広西チ
地方国有企業
52社
ワン族自治区南寧市で
8 月22日、
「中国企業
500強」
が発表された。
同ランキングは毎年
「中国企業500強」
を発表する
王基銘 中国企業連合会副会長
中央国有企業
66社
発表され、中国の法人または自然人が出資する企業
で、2014年売上高の上位500社が名を連ねている。
業界別では金融が20社、石炭が13社、鉄鋼13社、
外国法人が出資のマジョリティーを持つ中国国内の
自動車9社、建築9社、電力供給7社、石油5社、
外資系企業
(現地法人)は含まれていない。
軍事工業5社、不動産3社。京東商城電子商務有限
今年発表された500社
公司がインターネット企業として唯一1,000億元を
の内訳は、国有企業293
民営企業
207社
41%
超え、123位にランクインした。
「500強入り企業」のボーダーは売上高236.1億元
社、 民 営 企 業207社 で、
中国企業
500強
そ の 比 率 は58.6:41.4
で、前年から7.5億元上昇したが、上昇幅は直近5
年間で最低だった。
と、国有企業が約6割
を 占 め、08年 の 世 界 金
国有企業
293社
59%
融危機以降、
「国進民退
(国有企業のシェア拡大と民営企業のシェア縮小)」
業績でみると売上高は大きいものの赤字企業が57
社もあり、前年比14社増加した。石炭、鉄鋼、非鉄
金属など重化学分野の業績が悪く、赤字企業のうち
という傾向が目立ってきている。
石炭が18社、鉄鋼が11社、非鉄金属が8社だった。
「500強企業」の売上高
売上高が減少した企業は94社で前年より倍増、また、
合 計 は59.5兆 元 に の ぼ
り、 こ の う ち94社 が 世
界トップ500社にもラン
クインしている。
民営企業
12.9兆元
22%
純利益が減少した企業は169社で前年より141社で減
益幅が拡大している。これら赤字企業の赤字額合計
中国企業
500強
売上高合計
59.5兆元
上位グループに国務
院 直 系 の“ 中 央 国 有 企
は803.9億元に達しており、中国铝業、中国五鉱、大
同煤鉱、山西潞安などアルミ、石炭など鉱産物関係、
国有企業
46.6兆元
78%
鞍鋼、河北鋼鉄など鉄鋼関係の赤字が目立つ。
業”が多く名を連ねているが、国有企業の売上高は
同時に、中国製造業企業500強と中国サービス業
46.6兆元で、全体の78.3%を占めた。ちなみにトッ
企業500強も発表があり、上位10社は下記の通り。
プは11年連続となる中国石油化工集団公司で、売上
高は2兆8,899億元。民営企業のトップは損保と生
保で業界2位のシェアにある中国平安保険(集団)股
份有限公司で、売上高は4,628.8億元で、20位にラン
クインしている。
売 上 高 が1,000億 元 を 超 え る 大 企 業 は144社 で、
1兆元企業は中国石油化工集団公司、中国石油天然
気集団公司、国家電網公司、中国工商銀行の4社
で、1,000億元企業144社のうち66社が中央国有企業、
(8)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
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中国製造業企業500強
トップ10
中国石油化工集団公司
上海汽車集団股份有限公司
中国第一汽車集団公司
東風汽車公司
中国兵器工業集団公司
中国航空工業集団公司
中国五鉱集団公司
北京汽車集団有限公司
宝鋼集団有限公司
聯想控股股份有限公司
中国サービス業企業500強
トップ10
国家電網公司
中国工商銀行股份有限公司
中国建設銀行股份有限公司
中国農業銀行股份有限公司
中国銀行股份有限公司
中国移動通信集団公司
国家開発銀行股份有限公司
中国人寿保険
(集団)
公司
中国中化集団公司
中国南方電網有限責任公司
2015中国企業500強ランキング上位200社リスト
売上高1兆元超 1 中国石油化工集団公司
2 中国石油天然气集団公司
3 国家電網公司
4 中国工商銀行股份有限公司
売上高5,000億元超 5 中国建設銀行股份有限公司
6 中国建築股份有限公司
7 中国農業銀行股份有限公司
8 中国銀行股份有限公司
9 中国移动通信集団公司
10 上海汽車集団股份有限公司
11 中国鉄路工程総公司
12 中国海洋石油総公司
13 中国鉄道建築総公司
14 国家開発銀行股份有限公司
15 中国人寿保険(集団)公司
売上高1,000億元超 16 中国中化集団公司
17 中国第一汽車集団公司
18 東風汽車公司
19 中国南方電網有限責任公司
20 中国平安保険(集団)股份有限公司
21 華潤股份有限公司
22 中国郵政集団公司
23 中国兵器工業集団公司
24 天津物産集団有限公司
25 太平洋建設集団有限公司
26 中国航空工業集団公司
27 中国電信集団公司
28 中国交通建設集団有限公司
29 中国人民保険集団股份有限公司
30 中国中信集団有限公司
31 交通銀行股份有限公司
32 神華集団有限責任公司
33 中国五鉱集団公司
34 北京汽車集団有限公司
35 宝鋼集団有限公司
36 中国華能集団公司
37 中国聯合網絡通信集団有限公司
38 聯想控股股份有限公司
39 華為技術有限公司
40 蘇寧控股集団
41 山東魏橋創業集団有限公司
42 招商銀行股份有限公司
43 河北鋼鉄集団有限公司
44 中国铝業公司
45 正威国際集団有限公司
46 中国電力建設集団有限公司
47 緑地控股集団有限公司
48 山西焦煤集団有限責任公司
49 中国化工集団公司
50 中国建築材料集団有限公司
51 興業銀行股份有限公司
52 中粮集団有限公司
53 江蘇沙鋼集団有限公司
54 中国医薬集団総公司
55 中国民生銀行股份有限公司 56 中国機械工業集団有限公司
57 大連万達集団股份有限公司
58 上海浦東発展銀行
59 渤海鋼鉄集団有限公司
60 冀中能源集団有限責任公司
61 中国航空油料集団公司 62 中国冶金科工集団有限公司
63 中国太平洋保険(集団)股份有限公司
64 浙江省物産集団公司
65 中国華信能源有限公司
66 大同煤鉱集団有限責任公司
67 中国国電集団公司
68 新興際華集団有限公司
69 中国華電集団公司
70 陝西延長石油(集団)有限責任公司
71 江西銅業集団公司
72 山西潞安鉱業(集団)有限責任公司
73 広州汽車工業集団有限公司
74 河南能源化工集団有限責任公司
75 中国電子信息産業集団有限公司
76 中国船舶重工集団公司
77 海尔集団公司
78 山東能源集団有限公司
79 金川集団股份有限公司
80 山西晋城無煙煤鉱業集団有限責任公司
81 晋能集団有限公司
82 中国有色鉱業集団有限公司
83 中国能源建設集団有限公司
84 中国大唐集団公司
85 開滦
(集団)
有限責任公司
86 首鋼総公司
87 中国電力投资集団公司
88 陽泉煤業(集団)有限責任公司
89 陝西煤業化工集団有限責任公司
90 中国農業発展銀行
91 中国光大集団股份有限公司
92 中国通用技術(集団)控股有限責任公司
93 大商集団有限公司
94 中国遠洋運輸
(集団)
総公司
95 中国航天科技集団公司 96 恒力集団有限公司
97 鞍鋼集団公司
98 中国保利集団公司
99 海航集団有限公司
100 中国航天科工集団公司 101 天津中環電子信息集団有限公司
102 浙江吉利控股集団有限公司
103 華晨汽車集団控股有限公司
104 武漢鋼鉄
(集団)
公司
105 中国平煤神馬能源化工集団
有限責任公司
106 国美電器有限公司
107 新華人寿保険股份有限公司
108 美的集団股份有限公司
109 酒泉鋼鉄
(集団)
有限責任公司
110 銅陵有色金属集団控股有限公司
111 黒龍江北大荒農垦集団総公司
112 百聯集団有限公司
113 海亮集団有限公司
114 万向集団公司
115 潍柴控股集団有限公司
116 厦門建発集団有限公司
117 天津百利機械装備集団有限公司
118 中国黄金集団公司
119 中国南車集団公司
120 上海煙草集団有限責任公司
121 光明食品
(集団)
有限公司
122 山東鋼鉄集団有限公司 123 京東商城電子商務有限公司
124 上海建工集団股份有限公司
125 国家開発投資公司
126 兖鉱集団有限公司
127 安徽海螺集団有限責任公司
128 山東大王集団有限公司
129 恒大地産集団有限公司
130 江蘇悦達集団有限公司
131 本鋼集団有限公司
132 中国南方航空集団公司
133 上海東浩蘭生国際服務貿易
(集団)
有限公司
134 中国航空集団公司
135 中国北方機車車輌工業集団公司
136 陝西有色金属控股集団有限責任公司
137 中天鋼鉄集団有限公司
138 華夏銀行股份有限公司
139 山西煤炭進出口集団有限公司
40 紅塔煙草
1
(集団)
有限責任公司
141 杭州鋼鉄集団公司
142 TCL集団股份有限公司
143 新疆広匯実業投資
(集団)
有限責任公司
144 天津渤海化工集団有限責任公司
売上高900億元超 145 広厦控股集団有限公司
146 泰康人寿保険股份有限公司
147 海信集団有限公司
148 大冶有色金属集団控股有限公司
149 中国中煤能源集団有限公司 150 上海電気
(集団)
総公司
151 中国東方航空集団公司 152 四川長虹電子集団有限公司 153 上海医薬集団股份有限公司
154 中国外運長航集団有限公司 155 天津渤海軽工投資集団有限公司
売上高800億元超 156 中国太平保険集団有限責任公司
157 広東物資集団公司
158 厦門国貿控股有限公司
159 紅雲紅河煙草(集団)有限責任公司
160 三胞集団有限公司
161 南山集団有限公司
162 西安迈科金属国際集団有限公司
163 中国海運
(集団)
総公司
164 中興通讯股份有限公司
165 徐州工程機械集団有限公司
166 湖北宜化集団有限責任公司
167 山東省商業集団有限公司 売上高700億元超 168 緑城房地産集団有限公司
169 北京銀行
170 浙江恒逸集団有限公司 171 騰讯控股有限公司
172 中国鉄路物資股份有限公司
173 新希望集団有限公司
174 中国中材集団有限公司 175 湖南華菱鋼鉄集団有限責任公司
176 珠海振戎公司
177 山東黄金集団有限公司
178 山東東明石化集団有限公司
179 陝西東岭工貿集団股份有限公司
180 北京建龍重工集団有限公司
181 三一集団有限公司
182 盛虹控股集団有限公司
183 浙江省興合集団有限責任公司
184 杭州娃哈哈集団有限公司
185 浙江栄盛控股集団有限公司
186 浙江中煙工業有限責任公司
187 浙江省能源集団有限公司
188 阿里巴巴集団控股有限公司
189 雲天化集団有限責任公司
190 中国国際海運集装箱
(集団)
股份有限公司
191 広東省広新控股集団有限公司
売上高700億元以下 192 中国化学工程股份有限公司 193 馬鋼
(集団)
控股有限公司 194 中国重型汽車集団有限公司
195 中国誠通控股集団有限公司
196 河北新華聯合冶金控股集団有限公司
197 北京能源集団有限責任公司
198 超威電源有限公司
199 広西投資集団有限公司
200 青山控股集団有限公司
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(9)
寄稿
国有企業の非効率性弊害
(一社)
東海日中貿易センター
客員研究員 柯 隆
世界経済のけん引役として期待される中国経済が
リスクに発展する恐れがある。
急減速している。中国政府は2015年の経済成長率目
外需も内需も弱まる中で、企業が調達した資金で
標を7%前後としている。国家統計局によれば、第
設備投資をすると、在庫の増加と過剰設備の問題を
1四半期の成長率は7%、第2四半期も7%だっ
抱えてしまう。1年ほど前から不動産投資が減速し
た。これは果たして全くの偶然なのだろうか。
て以降、自動車産業の過剰設備比率は50%に達して
中国政府は7%程度の経済成長を、改革と成長の
いるといわれる。過剰設備の問題はそれに留まら
両立をめざす
「新常態(ニューノーマル)」と定義して
ず、川上の建材産業に飛び火し、セメント、鉄鋼、
いるが、実際の成長率は7%を大きく下回っている
板ガラス、アルミなどでも軒並み25 ~ 30%の過剰
とみられる。
設備を抱えている。
景気減速について、中国国内の一部の専門家は景
中国経済の最大の問題は、国有銀行や国有企業な
気循環による一時的なものだと指摘している。習近
ど国有セクターの非効率性である。朱鎔基元首相の
平国家主席の経済ブレーンで、中国共産党の経済運
時代に「抓大放小」(大型国有企業の国有制の維持と
営の最高決定機関
「中央財経指導小組」の事務局トッ
小型国有企業の払い下げ)が進められた。それ以降、
プを務める劉鶴氏も
「中国経済も株式市場も問題は
温家宝前首相の時代に「国進民退」(国有企業が前進
ない」
と断言している。
し、民営企業が後退する)が進み、国有企業による
習政権発足から約2年半が経過した。その間、最
市場独占は一層顕著になった。更に最近では、習主
も力を入れたのは汚職撲滅だった。共産党中央レベ
席は「党による国有企業への指導を強化する」との談
ルの幹部が相次ぎ追放された。専門家の間では、今
話を発表した。
回の汚職撲滅は権力闘争の一環との指摘がある。
国有企業は基幹産業のほとんどを支配しているた
汚職撲滅に重点的に取り組んだ結果、経済制度改革
め、その改革を断行せずに、経済の持続的発展を実
や構造転換は大幅に遅れた。李克強首相は2年半前、
現することはできないであろう。
構造転換や
「脱・レバレッジ
(過剰債務)
」
と拙速な金融
中国政府はシンガポールの政府系投資ファンド、
緩和の回避を掲げ、メディアは
「リコノミクス」
と称し
テマセク・ホールディングスの経営モデルを見習っ
た。しかし今や、リコノミクスは中国国内で死語のよ
て、大型国有企業の改革に着手しようとしている。
うになっている。構造転換が遅れ、レバレッジは一層
すなわち、国有企業を民営化せずに、収益性の改善
拡大し、大規模な金融緩和が実施されている。
をめざしている。専制政治において政府が国有企業
景気減速を食い止めるための金融緩和は株価の急
に恣意的に介入することで、国有企業の経営を改善
上昇をもたらした。個人に信用取引を認めたことが
できるだろうか。否、政府や党による国有企業に対
それに拍車をかけた。上海株式市場の株価総合指数
するコントロール強化は、「改革・開放」前の時代へ
はわずか1年で約2.4倍も上昇した。
の逆戻りを意味するといわざるを得ない。
しかし今年6月以降、株式相場は下落に転じた。
12年11月に開かれた第18回中国共産党大会で議決
株価の急落は政策当局に対する警鐘と受け止めるべ
された「市場メカニズムをさらに機能させる」との決
きだ。株価急落に伴う負の資産効果により中国経済
定は正しい認識だった。しかし、市場メカニズムを
はさらに減速すると予想され、それを受けて企業の
正常に機能させるためには、自由な市場環境が不可
投資マインドは一層悪化する可能性が高い。
欠である。
習政権の汚職撲滅は国民の間で広く支持を集めて
ここで、中国経済のファンダメンタルズ(基礎的
いるが、株価の急落とさらなる景気減速は社会不安
条件)を検証しよう。冒頭で述べたように、国家統
(10) Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
計局が発表する実質国内総生産(GDP)伸び率は明
もう一つは、新産業政策「中国製造2025」というブ
らかに過大評価されている。
ランド化戦略である。果たして政府主導でブランド
李首相がかつて注目していると発言した銀行融資
力を強化する戦略が成功するだろうか。政府は16年
残高、電力消費量、鉄道貨物輸送量をもとに、「李
から始まる第13次5カ年計画の作成に着手してい
克強指数」が作成されている。同指数ではこの3つ
る。そこでは、12年11月の共産党大会で議決された
の指標のウエートは電力消費量が40%、鉄道貨物輸
改革を遂行し、構造転換と企業のイノベーションを
送量が25%、銀行融資残高が35%になっている。15
推進していくことが必要である。
年上期
(1~6月)の同指数の伸び率は2%台に下落
毎年夏、中国の指導者たちは河北省の避暑地、北
している
(下図参照)。個別にみると、銀行融資残高
戴河に集まり、指導部の人事や経済運営の方向性に
は14%前後伸びているが、電力消費量の伸び率は
ついて議論する。これは俗に「北戴河会議」と呼ばれ
1.3%しかなく、鉄道貨物輸送量はマイナス10%程
る。今年の中心的議題は第13次5カ年計画にあると
度と大きく落ち込んでいる。
いわれる。問題は、いかなる経済改革を進めようと
李克強指数の伸び率は実質GDP伸び率を下回っている
しても必ず既得権益集団に阻まれてしまうことだ。
それゆえ、経済改革は政治改革とセットで進めなけ
ればならない。
中国経済は歴史的な分水嶺に差し掛かっている。
一つの道は、市場経済にまい進し、大胆な経済改革
を推進することである。それを実現するには段階的
に政治改革を進める必要がある。もう一つの道は
「改革・開放」前の統制経済に逆戻りすることであ
出所:CEIC
る。国有企業に対するコントロールの強化はその表
中国経済が大きく落ち込んでいる原因は、けん引
れであるかもしれない。しかし、統制経済への逆戻
するエンジンの弱体化にある。主要産業の過剰設備
りは国民に支持されない。いずれの道も共産党に
問題は景気循環によるものではなく、李首相が進め
とっていばらの道となろう。
ようとする構造転換が遅れた結果引き起こされた。
すなわち個人消費が伸び悩む中で、政府は設備投資
<お知らせ>
を促進することで経済成長率目標を達成しようとす
本寄稿は当センター客員研究員である柯隆氏が執
るから、過剰設備が生まれている。
筆し、8月20日の日本経済新聞「経済教室」に掲載さ
その中で、銀行融資の増加は、企業の競争力の強
れたもので、同紙ならびに富士通総研の許可の下、
化に寄与しておらず、不動産バブルと株式バブルを
掲載しています。
もたらしている。金融市場に流動性は十分提供され
ても、民間企業はイノベーション(技術革新)に取り
組む意欲が弱い。そもそも国有企業が市場を独占し
知的財産権がきちんと保護されていないことが、民
間企業のイノベーション意欲の弱さの背景にある。
なぜならば、研究開発の成果が他社にコピーされる
恐れがあるからだ。その結果、中国製造業のブラン
ド力は確立していない。
中国経済の足元がふらつく中で、中国政府は壮大
な経済計画を公表している。一つは「一帯一路」と呼
ばれる現代シルクロードプランである。それは主と
して道路、鉄道と海運からなるインフラ整備プロ
ジェクトである。
<著者プロフィール>
柯 隆(か りゅう Ke Long)
㈱富士通総研 経済研究所
主席研究員
(一社)東海日中貿易センター
客員研究員
1963年 南京生まれ
1988年 来日
1992年 愛知大学法経学部卒
1994年 名古屋大学大学院経済学修士卒
㈱長銀総合研究所 国際調査部 研究員
1998年 ㈱富士通総研 経済研究所 主任研究員
上席主任研究員を経て2007年より現職
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(11)
中国実務セミナー等開催予定
主催セミナー
「最近の是否認事例に見る ロイヤリティの
取得を巡る日・中税務リスク“傾向と対策”」
後援行事
「環境・エネルギー分野における日中国際
産官学連携イニシアティブ」ワークショップ
10月の中国実務セミナーでは、国際税務及び日
日時:11月18日(水)~ 21日(土)
本企業の中国・香港事業展開に係る税務を主な
会場:中国・上海市 同済大学関連施設内
業務分野として、クロスボーダー取引・グルー
共催:中国・同済大学、日本・中部大学
プ企業間取引に係る税務
(恒久的施設認定、所得
連絡先:中部大学
源泉の判定、課税ルール、二重課税の排除等)、
地域・国際連携教育研究センター
M&A・組織再編の税務、移転価格調査・事前確
中国連携推進部
認手続への対応、中国増値税(VAT)コストマネ
電話:0568-51-9560
ジメント、関税評価、中国政府によるアンチダン
ピング制裁関税課税調査への対応等に実績を有す
る元国税審判官の朴木直子氏を講師に迎えます。
後援行事
「愛知大学中国公開講座」
日時:10月21日
(水)13:30 ~ 16:30
テーマ:中国市場で日本企業が
会場:名古屋商工会議所ビル 3階 第6会議室
勝ち残るための条件
講師:朴木直子 キャストコンサルティング
~中国経済に対する
税理士・元国税審判官
悲観バイアスからの脱却~
参加:会員無料
講師:瀬口清之 キャノングローバル戦略研究所
研究主幹
中国投資説明会
「天津西青経済技術開発区
アジアブリッジ 代表取締役
日時:11月26日(木)15:00 ~ 17:00
自動車産業投資説明会」
会場:愛知大学 車道キャンパス
同区は自動車産業の集積地として、この20年飛躍
主催:中部経済同友会、愛知大学
的な発展を遂げ、トヨタ自動車、デンソーはじめ
定員:300名
145社の日系企業が進出しています。
参加費:無料
日時:10月23日
(金)
14:00 ~ 15:30
会場:名古屋商工会議所ビル 3階 第6会議室
主催:国家級天津西青経済技術開発区管理委員会
後援行事
「香港・中京 ビジネスシンポジウム」
~国際化へのパートナー:香港~
参加:無料
日時:11月26日
(木)
後援行事
「メッセナゴヤ2015」
メインシンポジウム 13:45 ~ 15:45
産業別分科会 16:00 ~ 17:45
テーマ:新たな価値を生み出す未来交流
1.食品セミナー
日時:11月4日
(水)~7日
(土)
10:00 ~ 17:00
2.
「和」
空間セミナー
会場:ポートメッセなごや
(名古屋港金城ふ頭)
ネットワーキング夕食会 18:00 ~ 20:00
主催:メッセナゴヤ実行委員会
会場:キャッスルプラザ
(構成団体:愛知県、名古屋市、名古屋商工
主催:香港貿易発展局
会議所)
共催:中京日本香港協会
参加費:無料
(12) Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
中国法令公布リスト
法令・通達名
公布日
「外商投資公告企業管理規定」の撤廃に関する決定(国家工商行政管理総局第75号)
2015.6.29
※設立前の事前認可から事後管理に移行。
施行日
主管部門
2015.6.29
国家工商行政管理総
局
政府調達情報公開作業を徹底することに関する財政部の通知
(財政倉
〔2015〕
135号)
※中国政府采購網(www.cgp.gov.cn)などネットやメディアを通した情報公開を徹 2015.7.17
底するよう要求。
「自動輸入許可管理目録」への追加に関する公告(商務部、税関総署公告2015年第34
号)
※輸入が急増している大麦、コウリャン、タピオカ、DDGS(トウモロコシ蒸留
かす)の監視を強化するための措置。
2015.8.6
財政部
2015.9.1
商務部、税関総署
納税人が一般納税人として認定または登記されるまでに仕入増値税額控除の問題
に関する公告(国家税務総局公告2015年第59号)
2015.8.19
※企業設立から間もない営業(操業)開始前の売上が規定に満たない場合でも一般
納税人として仕入税額を認める。
国家税務総局
不動産市場の外資参入・管理の関係政策を調整することに関する住房城郷建設部
等部門の通知(建房〔2015〕122)
2015.8.19
※外資の不動産会社に対する、借入決済を全額資本金で賄う規制を撤廃。借換が
可能に。
住房城郷建設部ほか
国有企業改革を深化させることに関する中共中央、国務院の指導意見 ※国際競争力の強化を見据え、国有企業改革を推進することを宣言。
国務院
2015.8.24
非居住納税者の租税協定待遇享受管理弁法(国家税務総局公告2015年第60号)
※同名の法令
(国税発〔2009〕124号)の改正で、配当や、利息収入、特許使用料等で 2015.8.27
租税協定適用是非については、行政の認可から自己申告制に変更。
2015.11.1 国家税務総局
企業経営範囲登記管理規定(国家工商行政管理総局令第76号)
※同名の法令の改正。企業設立の認可(営業許可証)以外に許可が必要な事業(許可 2015.8.27
経営項目)で、許可の変更があった場合は20営業日以内に届出・公開が義務化
2015.10.1
国家工商行政管理総
局
「中華人民共和国商業銀行法》の改正に関する全国人民代表大会常務委員会の決定
(主席令第三十四号)
2015.8.29
※銀行の預貸比率の規制を撤廃
2015.10.1
全国人民代表大会常
務委員会
2015.10.1
全国人民代表大会常
務委員会
中華人民共和国大気汚染防止法(主席令第三十一号)
※自動車排ガス規制と大気汚染事故の発生者処分を強化。
2015.8.29
商務部、国家発展改
革委員会、ほか
国が奨励する商品の輸入のための融資支援に関する商務部、国家発展改革委員会、
2015.8.31
財政部、中国銀行業監督管理委員会の補充通知(商貿函
〔2015〕
600号)
ネット商品・サービス集中販売促進活動管理暫定施行規定
(国家工商行政管理総局
第77号)
※ネット通販業者の誇大広告、誇大表示、販売量の水増しなどの監視・処分を強
化。
2015.9.2
2015.10.1
国家工商行政管理総
局
小型薄利企業に対する企業所得税半減の範囲を更に拡大することの通知(財税
〔2015〕99号)
※年商30万元以下の小型薄利企業に対する軽減税制を2017年12月31日まで延長。
2015.9.2
2015.10.1
財政部、国家税務総
局
“三証合一”関係作業の連携を徹底することに関する国家工商行政管理総局、国家
税務総局の通知(工商企注字〔2015〕147号)
※三証合一とは、営業許可証、組織機関コード証、税務登記証の三つある証明書
を一つにまとめることを指し、この通知ではバラバラだった管理番号も一本化
するとしている。9月30日までにシステムを統合予定で、以降に既存企業の変更
や新規設立申請があった場合に適用される。
2015.9.9
固定資産投資プロジェクト資本金制度の調整・改善に関する国務院の通知(国発
〔2015〕51号)
※固定資産投資プロジェクト(この場合は公共事業)における最低資本金の比率
(自
己資本比率)を郊外電車のインフラ整備で25%から20%、港湾・空港インフラ整
備で30%から25%、鉄道・道路で25%から20%に引き下げ。
2015.9.9
小型薄利企業に対する企業所得税半減の範囲を更に拡大することの関係問題に関
する国家税務総局の公告(国家税務総局公告2015年第61号)※通達「財税〔2015〕99 2015.9.10
号」の補足。
国家工商行政管理総
局、国家税務総局
2015.9.9
国務院
2015.10.1 国家税務総局
※公布日よりも遅れて公表された法令や先月号で掲載できなかった法令も掲載。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(13)
<中 国 短 信 >
◇中国財務相、異例の悲観的見通し
資に踏み切った企業は9%と前四半期よりも2ポイ
ント下回ったという。
生産能力過剰が解消されておらず、融資強化が逆
に能力過剰に拍車をかけている以上、政府は短期的
9月4日・5日にトルコで開催されたG20財務
な融資強化よりも、長期的な内需拡大や構造改革、
相・中央銀行総裁会議で、楼継偉・中国財務相は自
技術革新に政策の力点を置くべきだと指摘している。
国経済の低迷
(新常態)が4~5年続くとの見通しを
語った。中国政府高官が自国経済について悲観的見
◇四半期GDPの算定方法を見直し
通しを示したことは異例で、中国内外で大きく報じ
中国国家統計局は9月9日、1992年以降から発表
られた。
している四半期GDPについて、算出方法を見直し
中国国外メディアは、楼財務相が「(低迷が)10年
たと発表した。同時に1992年以降の発表分について
かかるかもしれない」と語ったと報じたが、閉幕後
も、全面的に改定がしたものが発表された。
に中国財政部の公式サイトに掲載された報告では、
すでに発表されている今年の第1四半期と第2四
この文言は削除され、中国国内メディアも触れてい
半期のGDP成長率はいずれも7.0%で変更はなく、
ない。
大きな混乱は生じなかった。
楼財務相は、
「
(今年)経済成長率が7%前後を維
国家統計局は公式声明で、これまでの四半期GD
持する見通しで、この状態が4~5年続くだろう。
Pの算出方法は積算式で、累計金額をそのまま発表
中国は過去に景気刺激策により9~ 10%の成長率
してきたが、今回の見直しにより、季節的要因をよ
を達成できた。しかし、もはや継続は不可能で、中
り反映しやすくし、国際的なGDP算出方法に近づ
国経済の潜在成長率をも超え、設備過剰や大量の在
くことができたとしている。
庫を招いた結果、設備過剰の解消や在庫圧縮が必要
となっているが、それには数年かかる、今後5年間
◇閲兵ブルーのため約2千社が操業停止
は経済構造調整の陣痛期であり、2020年までに完了
北京市人民政府は、9月3日の中国人民抗日戦争
する必要がある。その過程で、投資や輸出依存から
並びに世界反ファシズム戦争勝利70年記念大会で軍
消費が牽引する体制にシフトしていくが、厳しい調
事パレードを青空の下で迎えようと、市内1,927社
整が見込まれる」
と語った。
もの工場を操業停止や一部生産制限の措置を採っ
一方で、楼財務相は
「世界金融危機後に中国は景
た。また、8月20日からは車両交通量を半減させる
気テコ入れに成功し、2009年から2010年にかけて
規制や土木工事・建築物の取り壊し作業停止なども
10%成長を達成し、世界経済成長への寄与度は50%
実施し、国家の威信を懸けて、青空を実現させた。
に達していた。現在の成長は7%前後にまで下がっ
昨年11月に北京で開催されたアジア太平洋経済協
たのもの、それでも世界経済成長への寄与度は30%
力会議(APEC)の際に、北京市は同様の措置を講じ
前後に上る」と世界経済に対する影響力維持に自信
た結果、青空が実現し、習近平国家主席は「APE
を示した。
Cブルー」と評したことから、中国メディアは、今
◇低迷の根源は需要不足と指摘
長江商学院
回の青空が、習近平国家主席が閲兵する軍事パレー
ドになぞらえて「閲兵ブルー」と呼び、北京市の操業
停止などの規模はAPEC時の約16倍となったと報
長江商学院 は8月28日、2015年第2四半期の“中
じた。
国産業経済報告”をまとめ、現在の中国経済低迷の
普段は見られないようなきれいな青空が連日のよ
要因が需要不足にあると発表した。
うに続いた。
学院は2014年の第2四半期から約2000社のアン
同様の措置が北京市のほか、天津市、河北省、内
ケートを基に景況動向を独自に発表しており、今回
蒙古自治区、山西省、山東省、河南省で行われ、7
は1998社から得られたとしている。
つの一級行政区に及び、操業を停止した企業は合わ
景気指数は第1四半期の50から47に悪化、設備投
せて12,255社に達したと報じた中国メディアもある。
(14) Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
◇経営範囲の登記と公表を強化
◇リチウムイオン電池メーカー集約へ
国家工商行政管理総局は9月11日、「企業経営範
中国工業情報化省
(部)は9月6日、国内で乱立する
囲登記管理規定」を公布し、10月1日から施行する。
リチウムイオン電池メーカーを集約するための通達
「リ
これまで同名の法令(2004年6月14日公布、同年7
チウムイオン電池産業規範条件」を発表し、10月1日
月1日施行)
があり、その改正に当たる。
から適用するとした。
中国政府は国内企業の信用を創造するために、登
工業情報化省の発表では、中国には2013年末時点
記情報などを誰でも見られる専用サイトで公表する
で2千社近くのメーカーが存在し、その多くは中小・
試みを進めており、14年10月1日からは「企業情報
零細企業とされ、メーカーによっては品質管理に問題
公示暫定施行条例」を施行し、企業に年度報告など
があり、製品の発火事故、工場での火災事故や環境
を通して登記情報の更新を義務付けている。
汚染被害も相次いでいるとされる。
今回の法改正はそうした企業情報の公開強化に合
10月以降、正極材、負極材、セパレーター、電解
わせた措置の一環である。
液など部品・素材を含めたリチウムイオン電池の関連
中国における企業の営業許可証(営業執照)に記載
メーカーは、一定規模を満たす必要があり、小規模の
されている
「経営範囲」は日本の事業内容や、定款で
メーカーが淘汰され、再編が進むものと予想される。
「
(事業)目的」として記載されている内容に当たる
リチウムイオン電池の場合、年間1億Wh以上の生産
が、中国では企業設立時にあたっては認可の取得が
能力が求められる。
必要であり、逸脱した場合は処分対象となるなど、
自動車用リチウムイオン電池については参入規制
(自
日本よりも厳密に管理されている。
動車動力蓄電池産業規範条件)が今年5月1日より先
「経営範囲」
の中でもセンシティブな事業、例えば
行して適用が始まっており、自動車用では非自動車用
飲食業や、建設業、人材派遣業、危険物や医薬品、
の2倍にあたる年間2億Wh以上の生産能力が求めら
医療機器の取り扱いなどを行う場合、中国でも通常
れている。
の企業経営の許可証の他に、別途関係当局の許可が
中国はリチウムイオン電池では世界最大の生産
必要される。これを「許可経営項目」と言い、別途許
国とされ(リチウム産出量では中国はチリ、豪州に
可が必要でない事業は「一般経営項目」とされる。
次ぐ世界3位)、世界の同業や川上・川下産業に対
今回の法改正では、「許可経営項目」について、許
する影響力が大きい中国の動向に更に注目が集ま
可の取得日、有効期限などの情報公開強化に主眼が
りそうだ。
置かれている。
既存企業は法改正に合わせて、許可の再取得や、
◇全土で化学1,000社以上の移転が必要
再届出を行う必要はないが、変更があった場合の届
中国全土で1,000社以上の化学企業が現在地からの移
出期限は、これまでの30営業日より10営業日短い20
転を必要とし、移転費用が総額4,000億元
(7兆6千億
営業日とされ、即時性が求められるため、今後変更
円相当)
に上るとの試算が明らかになった。
があった場合には注意が必要である。
これは8月29日、2008年から施行されている
「水汚
もっとも、今回の規定発表により、中国国家工商
染防止法」の実施状況について、各担当大臣から全
行政管理総局と地方の国家工商行政管理局が14年3
人代
(国会)への公開報告の場で、工業担当の工業情
月頃から運営している専用サイト
「全国企業信用情
報化部
(省)
の苗圩部長
(大臣)
が語ったものである。
報公示系統」
(http://gsxt.saic.gov.cn/)の情報拡充
工業情報化部では、水質汚染防止の取り組みの一
が期待され、仕入先や販売先などの中国企業が法令
つして、環境負荷の高い企業の移転を推進してお
を遵守しているかを確認する上で、更に便利なツー
り、昨年から人口密度が高い地区で危険化学品を
ルになっていくものと考えられる。
扱っている企業の移転を中央政府として進める中
で、これまで地方政府は積極的でなかったが、8月
12日に天津市濱海新区で起きた爆発事故の後、各地
か ら 移 転 計 画 の 報 告 が 相 次 ぎ、 ま と め た と こ ろ
1,000社を超えたという。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(15)
中国経済データ
<ご注意>
伸率は前年同期比を%で表示。減少は▲または-で表示。速報値と確定値が混在しているため、不確定なデータが含まれている。
日本の対中貿易(日本側統計)
単位:億円、%
年 月
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年8月
2015年1-8月
輸 出
金 額
102,356
130,856
129,021
115,091
126,252
133,844
10,641
87,166
伸 率
▲21.0
27.8
▲1.4
▲10.8
9.7
6.0
▲4.6
1.6
輸 入
金 額
114,360
134,130
146,419
150,387
176,600
192,082
15,495
126,366
伸 率
▲22.9
17.3
9.2
2.7
17.4
8.8
14.6
4.7
差 引
金 額
▲12,004
▲3,274
▲17,398
▲35,296
▲50,348
▲58,238
▲4,855
▲39,200
備 考
赤字縮小
赤字縮小
赤字拡大
赤字拡大
赤字拡大
赤字拡大
赤字拡大
赤字拡大
出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆
8月の国・地域別の貿易
内訳
輸
入
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
内訳
輸
出
単位:億円、%
金 額
58,815
11,358
5,950
32,333
10,641
64,511
6,722
7,685
30,468
15,495
構成比
100.0
19.3
10.1
55.0
18.1
100.0
10.4
11.9
47.2
24.0
8月の主な増減品目
輸出 増加
輸入 増加
1
2
3
1
2
3
単位:%
概況品名
自動車の部分品
半導体等電子部品
映像機器
通信機
電算機類(含周辺機器)
衣類・同付属品
伸率 寄与度
▲21.2
▲1.1
▲12.6
▲1.1
▲71.1
▲0.8
+85.1
+4.5
+16.0
+1.2
+6.7
+1.1
出所:日本・財務省
出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆
名古屋税関管内の対中貿易
単位:億円、%
年月
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年8月
2015年1-8月
金 額
16,836
22,358
22,941
20,594
23,913
25,217
1,904
15,876
輸 出
伸 率
▲21.1
32.8
2.6
▲10.2
16.1
5.5
▲6.8
▲2.8
全国比
16.4
17.1
17.8
17.9
18.9
18.8
17.9
18.2
金 額
14,039
16,318
18,835
19,512
20,971
22,515
1,979
15,676
輸 入
伸 率
▲27.9
16.2
15.4
3.6
7.5
7.4
17.5
6.6
全国比
12.3
12.2
12.9
13.0
11.9
11.7
12.8
12.4
差 引
金 額
備 考
2,797
黒字拡大
6,040
黒字拡大
4,106
黒字縮小
1,082
黒字縮小
2,942
黒字拡大
2,702
黒字縮小
▲75
赤字化
200
黒字縮小
出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆
※名古屋税関管内 国際貿易港:名古屋港、三河港、衣浦港、清水港、田子の浦港、御前崎港、四日市港、尾鷲港、津港
国際空港:中部空港、静岡空港
8月の国・地域別の貿易
内訳
輸
入
内訳
輸
出
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
単位:億円、%
金 額
13,625
3,747
1,743
5,172
1,904
8,335
700
927
4,037
1,979
構成比
100.0
27.5
12.8
38.0
14.0
100.0
8.4
11.1
48.4
23.7
出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆
(16) Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
8月の主な増減品目
輸出
輸入
増加
減少
増加
減少
1
1
2
1
2
1
出所:名古屋税関
概況品名
半導体等製造装置
自動車の部分品
金属加工機械
原動機
衣類及び同付属品
音響・映像機器(含部品)
単位:%
伸率 寄与度
+962.0
+1.2
▲19.3
▲4.4
▲33.0
▲2.0
+150.1
+1.8
+9.5
+1.6
▲10.3
▲0.4
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
中国への輸出額の月別伸率
(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
日本の輸出における中国構成比の推移
(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移
(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
中国の対外貿易
中国の対外貿易
中国の対外貿易
中国の対外貿易
中国の外資導入
中国の外資導入
中国の外資導入
中国の外資導入
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
中国の対外貿易
中国の外資導入
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、%(伸率)
輸出
輸入
件数 、億ドル(金額)
実行ベース金額
輸出
輸入
件数
実行ベース金額
輸出
輸入
件数
実行ベース金額
単位:件
(件数)
、億ドル
(金額)
、%(伸率)
年月
年月
輸出
輸入 伸率
件数
実行ベース金額
単位:億ドル、%
年月 年月
年月年月
金額
伸率
金額
件数
伸率
金額
伸率
中国の対外貿易
中国の外資導入
金額
伸率
金額
伸率
件数
伸率
金額
伸率
年月
年月
中国の対外貿易
中国の外資導入
金額
伸率
金額
伸率
件数
伸率
金額
伸率
金額
伸率
金額
伸率
件数
伸率
金額
伸率
件 数
実行ベース金額
輸 出
輸 入
2009
年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
2009
年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
2009
年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
2009
年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
2009
年
12,016 ▲16.0
10,059 ▲11.2
2009 年
23,435 ▲14.8
900.3
▲2.6
年 月
年 月
2009
年年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
2009
年
23,435
▲14.8
900.3 伸 率
▲2.6
件 数
伸 率
金 額
2010
15,778
31.3
13,962
38.8
2010
年
27,406
16.9
1,057.4
17.4
金 額
伸 率
金 額
伸 率
輸出 31.3
輸入 38.8
件数 16.9
実行ベース金額
2010
15,778
13,962
2010
27,406
1,057.4
17.4
輸出
輸入
件数
実行ベース金額
2010年
年年月
15,778
31.3
13,962
38.8
2010年
年 年月
27,406
16.9
1,057.4
17.4
2010
年年
15,778
31.3
13,962
38.8
2010
年
27,406
16.9
1,057.4
17.4
年月
年月
2011
18,986
20.3
17,436
24.9
2011
年
27,712
1.1
1,160.1
2009年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2009年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
金額
伸率
金額
伸率
件数
伸率
金額
伸率
2011
18,986
20.3
17,436
24.9
2011
27,712
1.1
1,160.1
9.7
2011年
年
18,986
20.3
17,436
24.9
2011年
年
27,712
1.1
1,160.1
9.79.7
金額
伸率
金額
伸率
件数
伸率
金額
伸率
2011
年
18,986
20.3
17,436
24.9
2011
年
27,712
1.1
1,160.1
9.7
2012 年
20,489 31.3
7.9 13,962
18,178 ▲11.2
4.3 2012
2012
年
24,925▲10.1
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2010年
27,406
16.9 1,117.2
1,057.4 ▲3.7
17.4
2010年
15,778
38.8
2009
12,016
▲16.0
10,059
2009
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2012
年
20,489
7.9
18,178
4.3
年
24,925
2009
年年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
2009
年年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2012
20,489
7.9
18,178
4.3
2012
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2012
年
20,489
7.9
18,178
4.3
2012
年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2013
年
22,100
7.9
19,503
7.3
2013
年
22,773
▲8.6
1,175.9
5.3
2011年
27,712 ▲8.6
1.1 1,175.9
1,160.1 17.4
9.7
2011年
18,986
17,436
2010
15,778 20.3
31.3
13,962 24.9
38.8
2010
27,406
16.9
1,057.4
17.4
2013
年
22,100
7.9
19,503
7.3
2013
年
22,773
5.3
2010
年年
15,778
31.3
13,962
38.8
2010
年年
27,406
16.9
1,057.4
2013
22,100
7.9
19,503
7.3
2013
22,773
▲8.6
1,175.9
5.3
2013
年年
22,100
7.9
19,503
7.3
2013
年
22,773
▲8.6
1,175.9
5.3
2014
23,427 6.1
19,602 0.4
0.4 2014
2014
年
23,778 4.4
4.4 1,195.6
1,195.6
1.7
2012年
24,925
▲10.1
1,117.2 1.7
▲3.7
2011
18,986
20.36.1 18,178
17,436
24.9
2011
27,712
1.1
1,160.1
9.7
2012年
20,489
7.9
4.3
2014
年
23,427
19,602
年
23,778
2011
年年
18,986
20.3
17,436
24.9
2011
年年
27,712
1.1
1,160.1
9.7
2014
23,427
6.1
19,602
0.4
2014
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2014
年年 8 月
23,427
6.1
19,602
0.4
2014
年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2015
1,969 7.97.9
▲5.5
1,366 7.3▲1.4
2015
年8月
2,418 ▲10.1
23.9
87.1
21.0
2012
20,489
18,178
4.3
2012
24,925
1,117.2
▲3.7
2013年
22,773
▲8.6
1,175.9
5.3
2013年
22,100
19,503
2015
年
88月
1,969
▲5.5
1,366
▲1.4
2015
年
88月
2,418
23.9
87.1
21.0
2015
月
1,969
▲5.5
1,366
▲1.4
2015
月
2,418
23.9
87.1
21.0
2012
年年
20,489
7.9
18,178
4.3
2012
年年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2015
年年
8月
1,969
▲5.5
1,366
▲1.4
2015
年
81-8
月月
2,418
23.9
87.1
21.0
2015
1-8
月
14,615
▲13.8
10,960
▲14.5
2015
年
16,827
10.7
853.4
▲8.9
2013
年
22,100
7.9
19,503
7.3
2013
年
22,773
▲8.6
1,175.9
5.3
2014年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2015
年
1-8
月
14,615
▲13.8
10,960
▲14.5
2015
年
1-8
月
16,827
10.7
853.4
▲8.9
2014年
23,427
6.1
19,602
0.4
2013
22,100
7.9
19,503
7.3
2013
22,773
▲8.6
1,175.9
5.3
2015 年 1-8 月
14,615 ▲13.8
10,960 ▲14.5
2015 年 1-8 月
16,827
10.7
853.4
▲8.9
2015
年 1-8 月
14,615 ▲13.8
10,960 ▲14.5
2015 年 1-8 月
16,827
10.7
853.4
▲8.9
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く
2014
23,427 ▲5.5
6.1
19,602 ▲1.4
0.4 出所:中国商務部
2014
23,778
4.4 1,195.6
1,195.6
1.7
出所:中国税関総署
2015年8月
2,418
23.9
87.1
21.0
※金融セクターを除く
2015年8月
1,969
1,366
2014
年年
23,427
6.1
19,602
0.4
2014
年年
23,778
4.4
1.7
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く
2015
8月
1,969 ▲13.8
▲5.5
1,366 ▲14.5
▲1.4
2015
8月
2,418
23.9
87.1
21.0
2015年1-8月
16,827
10.7
853.4 21.0
▲8.9
2015
年年
8月
1,969
▲5.5
1,366
▲1.4
2015
年年
8月
2,418
23.9
87.1
2015年1-8月
14,615
10,960
中国外資導入の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
2015
1-8
14,615 ▲13.8
▲13.8
10,960 ▲14.5
▲14.5 中国外資導入の月別伸率(%)
2015
1-8
16,827
10.7
853.4
▲8.9
2015
年年
1-8
月月
14,615
10,960
2015
年年
1-8
月月
16,827
10.7
853.4
▲8.9
中国外資導入の月別伸率(%)
出所:中国商務部 ※金融セクターを除く
出所:中国税関総署
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く
中国対外貿易の月別伸率
(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(17)
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
消費者物価指数CPI(%)
消費者物価指数CPI(%)
消費者物価指数CPI
(%)
消費者物価指数CPI(%)
中国の物価動向
消費者物価指数CPI(%)
8月
8月 8 8月
月
消費者物価指数CPI(%)
8 月 2.0
消費者物価指数
2.0
消費者物価指数
消費者物価指数CPI(%)
消費者物価指数
2.0 2.0
消費者物価指数
8月
消費者物価指数
中国の物価動向
うち都市
うち都市
2.0 2.0
2.0
8 月 2.0
うち都市
2.0
うち都市
消費者物価指数
2.0
うち都市
2.0 1.8
農村
1.8
農村
消費者物価指数
2.0 1.8
農村
うち都市
2.0
農村
1.8
消費者物価指数CPI(%)
農村
1.8
うち食品
3.7
うち食品
うち都市
2.0 3.7
うち食品
3.7
農村
1.8
うち食品
3.7
8
月
うち食品食品以外
3.7 1.1
食品以外
1.1
農村
1.8 1.1
食品以外
うち食品
3.7
消費者物価指数
2.0
食品以外
1.1
食品以外
1.1
うち消費財
1.8
うち消費財
うち食品
3.7 1.8
食品以外
1.1
うち消費財
1.8
うち都市
2.0
うち消費財
1.8
うち消費財
1.8
サービス
2.2
サービス
食品以外
1.1 2.2
うち消費財
1.8
サービス
農村
1.8
サービス
2.2 2.2
サービス
2.2
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
うち消費財
1.8
1-8
1-8
月月
1-8月
1-8 月
1-8 月
1.4
1.4
1.4
1.4月
1-8
1.4 1.5
1.5
1-8 月
1.5
1.5
1.4
1.5 1.2
1.2
1.4 1.2
1.2
1.5
1.2 2.3
2.3
1.5 2.3
1.2
2.3
1-8
月
2.3 1.0
1.0
1.2 1.0
2.3
1.4
1.0
1.0 1.2
1.2
2.3 1.2
1.0
1.5
1.2 2.0
1.2
2.0
1.0 2.0
1.2
1.2
2.0 2.0
1.2
2.0
2.3
2.0
1.0
サービス
2.2
出所:中国国家統計局
うち食品
3.7
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
サービス
2.2
出所:中国国家統計局
食品以外
1.1
消費者物価指数CPIの月別推移(%)
消費者物価指数CPIの月別推移(%)
消費者物価指数CPIの月別推移(%)
出所:中国国家統計局
うち消費財
1.8
1.2
消費者物価指数CPIの月別推移(%)
消費者物価指数CPIの月別推移(%)
消費者物価指数CPIの月別推移
サービス
2.2 (%) 2.0
消費者物価指数CPIの月別推移(%)
出所:中国国家統計局
中国の景気動向
中国の景気動向
中国の景気動向 中国の景気動向
中国の景気動向
中国の景気動向
製造業PMI
製造業PMI
製造業PMI
製造業PMI
中国の景気動向
製造業PMI
製造業PMI
製造業PMI
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
中国の景気動向
景気後退<50<景気拡大
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
製造業PMI
景気後退<50<景気拡大
非製造業(サービス業)PMI
非製造業(サービス業)PMI
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
出所:中国国家統計局
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
出所:中国国家統計局
景気後退<50<景気拡大
景気後退<50<景気拡大
景気後退<
50 <景気拡大
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
景気後退<50<景気拡大
粗鋼生産量の月別伸率(%)
景気後退<50<景気拡大
非製造業(サービス業)PMI
非製造業(サービス業)PMI
粗鋼生産量の月別伸率(%)
非製造業(サービス業)PMI
非製造業(サービス業)PMI
出所:中国国家統計局
非製造業(サービス業)PMI
消費者物価指数CPIの月別推移(%)
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
景気後退<50<景気拡大
出所:中国国家統計局
消費財小売総額の月別伸率(%)
非製造業(サービス業)PMI
消費財小売総額の月別伸率(%)
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数PPI
(%)
8月
1-8
8月
1-8
月月
8 月1-8 月1-8 月
8 月 -5.9
8 -5.9
月
1-8
月
工業生産者物価指数(PPI) 8月
-4.9
工業生産者物価指数(PPI)
-4.9
1-8月
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数(PPI)
-5.9
-4.9
工業生産者物価指数(PPI)
-5.9
-4.9
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
工業生産者物価指数(PPI)
-5.9
-4.9
うち生産資材
-7.7
-6.3
うち生産資材
-6.3
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
工業生産者物価指数
(PPI)
一日当たりの発電量の月別伸率
(%)
8 -5.9
月 -7.7
1-8 月-4.9
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
うち生産資材
-7.7
-6.3
工業生産者物価指数PPI(%)
うち生産資材
-7.7-0.3
うち生産資材
-7.7 -6.3-0.2
-6.3
生活資材
-0.3
-0.2
生活資材
工業生産者物価指数(PPI)
-5.9
-4.9-6.3
うち生産資材
-7.7 -0.3
生活資材
-0.2
8
月
1-8
月
出所:中国国家統計局
生活資材
-0.3
-0.2
生活資材
-0.3 0.1
うち食品
0.1 -0.2
0.0
うち食品
0.0
うち生産資材
-7.7
-6.3-0.2
生活資材
-0.3
工業生産者物価指数(PPI)
-5.9
うち食品
0.1
0.0
うち食品
0.1-4.9
0.0
うち食品
0.1 0.6
0.0 0.6
中国の自動車販売台数
衣類
0.6
0.6 一日当たりの発電量の月別伸率(%)
衣類
出所:中国国家統計局
生活資材
-0.3
-0.2
うち生産資材
-7.7
-6.3
衣類
0.6
うち食品
0.1
0.00.6
衣類
0.6 0.6-0.6
0.6
衣類一般日用品
0.6-1.1
台数:万台
一般日用品
-1.1
-0.6
うち食品 一般日用品
0.1 -1.1-0.2
0.00.6
生活資材
-0.3
中国の自動車販売台数
-0.6
衣類
0.6
一般日用品
-1.1 -0.6-0.8
-0.6
一般日用品
-1.1
自動車
耐久消費財
-0.8
-0.8
耐久消費財
-0.8
うち食品
0.1
0.0
衣類
0.6
0.6
年月
台数:万台
耐久消費財
-0.8
一般日用品
-1.1 -0.8
耐久消費財
-0.8 -0.8-0.6
-0.8
耐久消費財
-0.8
乗用車
商用車
工業生産者仕入物価指数
-6.6
-5.7
工業生産者仕入物価指数
衣類
0.6 -6.6
0.6
一般日用品
-1.1
-0.6-5.7
自動車
工業生産者仕入物価指数
-6.6
-5.7
工業生産者仕入物価指数
-6.6 -5.7
-5.7
耐久消費財
-0.8
-0.8
工業生産者仕入物価指数
-6.6
2011 年
1,850
1,447
403
年月
うち燃料、動力類
-11.8
-11.1
うち燃料、動力類
-11.8
-11.1
一般日用品
-1.1
-0.6
耐久消費財
-0.8 -11.8
-0.8 -11.1
乗用車
商用車
うち燃料、動力類
うち燃料、動力類
工業生産者仕入物価指数
-6.6 -11.8-0.8
うち燃料、動力類
-11.8
-11.1-5.7
2012 年
1,930
1,550
381
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
耐久消費財
-0.8
工業生産者仕入物価指数
-6.6
-5.7
2011 年
1,850
1,447
403
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
うち燃料、動力類
-11.8
-11.1
2013
年
2,198
1,793
406
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
工業生産者仕入物価指数
-6.6
-5.7
中国の物価動向
中国の景気動向
うち燃料、動力類
-11.8
-11.1
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
うち燃料、動力類(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
-11.8
-11.1
※工業生産者物価指数
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
消費者物価指数CPI(%)
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
出所:中国国家統計局
工業生産者物価指数PPIの月別推移(%)
工業生産者物価指数PPIの月別推移(%)
出所:中国国家統計局
工業生産者物価指数PPIの月別推移(%)
工業生産者物価指数PPIの月別推移(%)
工業生産者物価指数PPIの月別推移(%)
出所:中国国家統計局
8月
1-8 月
消費者物価指数
2.0 (%) 1.4
工業生産者物価指数PPIの月別推移
工業生産者物価指数PPIの月別推移(%)
工業生産者物価指数PPIの月別推移(%)
うち都市
2.0
1.5
農村
1.8
1.2
うち食品
3.7
2.3
食品以外
1.1
1.0
うち消費財
1.8
1.2
サービス
2.2
2.0
出所:中国国家統計局
消費者物価指数CPIの月別推移(%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率
(歳入、%)
2012 年
1,930
1,550
381
2014 年
2,349
1,970
379
2013 年
2,198
1,793
406
2015
年8月
製造業PMI
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
2014
年
2,349
1,970
379
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
2015 年 1-8 月
2015 年 8 月
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
2015
年 1-8 月
粗鋼生産量の月別伸率
(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
出所:中国国家統計局
景気後退<50<景気拡大
出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
自動車販売台数の月別伸率(%)
非製造業(サービス業)PMI
粗鋼生産量の月別伸率(%)
自動車販売台数の月別伸率(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
出所:中国国家統計局
日中間の人的往来
粗鋼生産量の月別伸率(%)
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
日中間の人的往来
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
消費財小売総額の月別伸率(%)
消費財小売総額の月別伸率(%)
消費財小売総額の月別伸率(%)
日本からの訪中客は 6 月まで。
出所:中国国家統計局
消費財小売総額の月別伸率
(%)
消費財小売総額の月別伸率(%)
消費財小売総額の月別伸率(%)
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
日本からの訪中客は 6 月まで。
消費財小売総額の月別伸率(%)
工業生産者物価指数PPI(%)
8月
1-8 月
工業生産者物価指数(PPI)
-5.9
-4.9
出所:中国財政部
うち生産資材
-7.7
-6.3
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
生活資材
-0.3
-0.2
出所:中国財政部
出所:中国財政部
うち食品
0.1
0.0
出所:中国財政部
衣類
0.6
0.6
Trade Center 2015.10
(18) Tokai Japan-China
一般日用品
-1.1
-0.6
耐久消費財
-0.8
-0.8
工業生産者仕入物価指数
-6.6
-5.7
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
中国の自動車販売台数
台数:万台
年月
2011 年
自動車
1,850
乗用車
1,447
商用車
403
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
1-8月の固定資産投資 1-8 月の固定資産投資
1-8月の固定資産投資
月の固定資産投資
1-8
1-8 月の固定資産投資
投資額(億元)
(%)
投資額(億元)伸率
伸率(%)
固定資産投資
固定資産投資
中国の固定資産投資
固定資産投資
固定資産投資
固定資産投資
産業別
産業別
1-8産業別
月の固定資産投資
産業別
産業別
投資額(億元)
伸率(%)
投資額(億元)
伸率(%)
投資額(億元)
伸率(%)
338,977
10.9
338,977
338,977 10.9
10.9
338,977
338,977
10.9 10.9
第一次産業
第一次産業
第一次産業
第一次産業
第一次産業
第二次産業
第二次産業
固定資産投資
第二次産業
第二次産業
第二次産業
第三次産業
産業別 第三次産業
第三次産業
第三次産業
第三次産業
地域別
第一次産業
地域別
地域別
地域別
地域別
東部
第二次産業
東部
東部
東部
東部
中部
第三次産業
中部
中部 中部
中部
西部
地域別 西部
西部
西部
西部
9,389 9,389
28.5
投資額(億元)
伸率(%)
9,389
9,389
9,389
28.5
139,726
139,726
8.5
338,977
10.9
139,726
139,726
139,726
8.5
189,862
189,862
189,862
11.9
189,862 11.9
189,862
9,389
28.5
155,091
139,726
8.5
155,091
155,091
9.5
155,091
155,091
9.5
97,812 11.9
189,862
97,812
97,812
97,812
14.4
97,812
83,629 14.4
83,629 9.3
83,629
83,629
83,629
9.3
東部
155,091
9.5
固定資産投資の伸率(%)
中部
97,812
14.4
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率
(%)
西部
83,629
9.3
28.5
28.5
28.5
8.5
8.5
8.5
11.9
11.9
11.9
9.5
9.5
9.5
14.4
14.4
14.4
9.3
9.3
9.3
固定資産投資の伸率(%)
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
年 月
年月
自動車
自動車
自動車
自動車
台数:万台
台数:万台
台数:万台
台数:万台
乗用車
商用車
乗用車
商用車
乗用車
商用車
乗用車
2011
年
1,850
1,447
2011年
1,850
1,447 商用車403
403
台数:万台
2011
年
1,850
1,447
403
2011
年
1,850
1,447
403
2012
年
1,930
1,550
381
2012年
1,930
1,550
381
自動車
2012年
年
1,930
1,550
381
2012
1,930
1,550
381
年月
2013
年
2,198
1,793
406
2013年
2,198
1,793
406
2013 年
2,198乗用車 1,793商用車
406
2013
2,198
406
2014 年
年
2,349 1,4471,793
1,970
379
2011 年
1,850
403
2014
年
2,349
1,970
379
2014年
2,349
1,970
379
2014
2,349
379
2015 年
年8月
166 1,5501,970
142
25
2012 年
1,930
381
2015
年
8
月
166
142
25
2015年8月
166
142
2015
月月
166
142
25 25
2015 年
年 81-8
1,502
1,278
224
2013 年
2015年
年1-8
1-8月
月 2,1981,502
1,502
1,278
224224
2015年1-8月
1,502 1,7931,278
1,278 406 224
2015
出所:中国汽車工業協会
2014
年
2,349※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
1,970
379
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
2015 年 8 月
166
142
25
2015 年 1-8 月
1,502
1,278
224
自動車販売台数の月別伸率(%)
自動車販売台数の月別伸率
(%)
自動車販売台数の月別伸率(%)
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
自動車販売台数の月別伸率(%)
年月
年月
中国の自動車販売台数
自動車販売台数の月別伸率(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
中国の不動産開発投資
中国の不動産開発投資
中国の不動産開発投資
中国の不動産開発投資
金額:億元
中国の不動産開発投資
出所:中国国家統計局
金額:億元
金額:億元
金額:億元
2014 年
2015
年金額:億元
1-8 月
2014年
年
2015
年 1-8月
月
2014
2015
2014
年
2015
年
1-8
金額
伸率 2015年1-8月
金額年月1-8伸率
2014年
中国の不動産開発投資
金額
伸率
金額
伸率
金額
伸率
金額
伸率
金額
伸率
金額
伸率
不動産開発投資
95,036
10.5 金額:億元
61,063
3.5
不動産開発投資
95,036
10.5 金額61,063
61,063伸率3.5
3.5
金額
伸率
不動産開発投資
95,036
不動産開発投資
95,036
10.5 10.5
うち住宅
64,352
9.22015 年
41,098
2.3
2014
年
1-8
月
うち住宅 95,036
64,352
9.261,063
41,098 3.5 2.3
2.3
不動産開発投資
10.5
うち住宅
64,352
9.2
41,098
うち住宅
64,352
9.2
地域別 東部 金額 52,941
10.4金額 34,754
3.7
伸率
伸率
地域別
東部
52,941
10.441,098
34,754
3.7
うち住宅
64,352
9.2 10.4
2.3 3.7
地域別
52,941
34,754
地域別
東部 東部
52,941
10.4
中部
14,552
8.5
12,717
3.5
不動産開発投資
95,036
10.5
61,063
3.5
中部
14,552
8.5
12,717
3.5
14,552
8.5 34,754
12,717
地域別 東部
52,941
10.4
3.7 3.5
中部 中部
14,552
8.5 12.8
西部
14,323
13,5912.3
3.3
うち住宅西部 西部
64,352
9.2 12.841,098
西部 14,323
14,323
13,591
3.3
13,591
12.8
中部
14,552 14,323
8.5 12.8 12,717
3.5 3.3
出所:中国国家統計局
地域別
東部
52,941
10.4
34,754
3.7
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
西部
14,323
12.8
13,591
3.3
中部
14,552
8.5
12,717
3.5
出所:中国国家統計局
西部
14,323
12.8
13,591
3.3
中国の工業
中国の工業
中国の工業
中国の工業
出所:中国国家統計局
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移
(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%)
中国の工業 8月
1-8 月
月 1-8 1-8
1-8月
月
8 月 88月
月
6.1
6.3
6.1
6.3
一定規模以上の工業生産
6.1
6.3
一定規模以上の工業生産
内訳 鉱業
4.0
3.6
工業付加価値の伸率(%)
内訳
鉱業
4.0
3.6
7月4.0
1-8月
3.6
内訳 内訳
鉱業 鉱業
製造業
6.8
7.0
8
月
1-8
月
製造業
6.8
7.0
一定規模以上の工業生産
6.1
6.3
製造業
6.8
製造業
電気・ガス・熱・水生産供給業
1.9 6.3 7.0
1.8
一定規模以上の工業生産
6.14.01.9
電気・ガス・熱・水生産供給業
1.9
1.8
内訳 鉱業
3.6
電気・ガス・熱・水生産供給業
1.8
電気・ガス・熱・水生産供給業
内訳
国有企業
-0.6 3.6 1.6
内訳 内訳
鉱業 国有企業
4.0 -0.6
内訳
国有企業
1.6
内訳
国有企業
製造業
6.8-0.6
集団企業
0.4 7.07.01.6
1.9
製造業
6.8
集団企業
0.4
1.9
集団企業
集団企業
電気
・ガス
・熱・水生産供給業
1.90.4
株式制企業
7.6 1.81.81.9
7.5
電気・ガス・熱・水生産供給業
1.9 7.6
株式制企業
7.6
7.5
株式制企業
株式制企業
内訳 国有企業
-0.6
外資系企業
2.8 1.61.67.5
3.6
内訳 国有企業
-0.6
外資系企業
2.8
3.6
外資系企業
2.8
3.6
外資系企業
出所:中国国家統計局
集団企業
0.4
1.9
集団企業
0.4
1.9
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
株式制企業
株式制企業
7.67.6
7.57.5
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
外資系企業
外資系企業
2.82.8
3.63.6
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
一定規模以上の工業生産
中国の工業
工業付加価値の伸率
(%)
一定規模以上の工業生産
日中間の人的往来
日中間の人的往来
日中間の人的往来
日中間の人的往来
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
日中間の人的往来
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率
(%)
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
Tokai Japan-China Trade Center 2015.10
(19)