2015 № 6 VOL.342 創立60周年 特別寄稿 60 2015年6月1日 発行 えにし 障子の向こうの深い縁 ― 省・企業・人・家族 ― 一般社団法人 東海日中貿易センター 副会長 伊村 晟 当センターの発展にご尽力いた 方々から「貴方は山東省外事弁公室の副主任と、どの だいた諸先輩に敬意を表するとと 様な関係だ」との質問が相次いだ。その時は全く理由 もに、会員企業の皆さまが一層 が分からなかったが、とにかく開発区のメンバーの気 ご活躍されることを祈念申しあげ 配りが増したのを鮮明に記憶している。 ます。創立60年を心からお喜び 帰国後、理由が判明。1つ目は、当時日本の地方 申し上げます。センターの次の節 銀行として初めて中国に支店開設を山東省青島市と積 目に向けて経済交流の枠組みを超えて、中国との関係 極的に進めており、省との縁が深まっていたのが、当 を深められ、会員の皆様の一層の発展に最大の貢献 時山口銀行の頭取であった私の父であった。2つ目 が進みます事をお祈り致します。 は、山東省外事弁公室の副主任(女性)の日本留学を 1920年、当社 (豊田自動織機)社祖の豊田佐吉翁は 全面的に支援したのが父であり山口銀行で、ここにも 「障子を開けて見よ、外は広いぞ」と語られ、時代的 深い縁が生じていた。父が私の初訪中に際し弁公室 背景は現在とは大きく異なり、政治的混乱や経済基盤 の副主任に連絡していた事が、烟台開発区の関係者 も大きく変動していた中国上海に豊田紡織廠を創立さ の対応変化の原因であった。その後、中部経済界訪 れた。紡織廠はこの後中国での事業展開に中枢的な 中団のメンバーとして山東省済南市を訪問時に省政府 役割を果たし、佐吉翁の理想「日中親善友好」の実践 関係者とのレセプションの名簿に記憶の片隅に残って と、中国との縁を深めたと記されている。 いた名前を見つけ、名刺交換時に父との関係を話しか 1993年、私は初めて訪中の機会を得た。北京経由 けたら、外事弁公室の主任となられていた方が、その で山東省烟台市へ。目的は中国側 (中方)の首都鋼鉄 人であった。縁は本当に不可思議なものと感慨深い。 と日本側 (日方)の日本電装 (現デンソー)と豊田通商と 1994年の合弁相手との再会談、1995年の合弁事業ス 当社で自動車用エアコンの合弁事業計画の烟台経済 タートの記念式典で都度お会いしたのが豊田通商の古川 開発区内のサイト調査であった。夜ホテルに一本の予 晶章常務であった。ここにも深い縁が有り、2006年セン 期せぬ電話が。 「私は貴方のお父様に日本で大変お世 ターの横井明前々会長から古川前会長への交替時に当 話になりました。今回の中国への訪問が成功される事 社の代表としてセンターの副会長職を任じられ、古川さ をお祈り致します」と。大変流暢な日本語だったので、 んとの縁が繋がる事となった。深谷会長との縁もアメリ 中国の方とは思えなかった。翌朝から開発区の主要な カからであり、開けた障子の向こうの縁を大切にしたい。 主 要 目 次 えにし 創立60周年 特別寄稿 障子の向こうの深い縁 ―省・企業・人・家族―……… 1 会務報告 2015年度 第一回理事会…………………………………………… 2 特別寄稿 祝賀、追悼、回顧、感慨… …………………………………… 3〜5 〈部会活動〉 中国投資企業部会 総会開催…………………………………… 6 成約額・バイヤー数が減少 春季広州交易会… ……………………………… 6 中国実務セミナー等開催予定… ………………………………………………… 7 5月の主要行事報告……………………………………………………………… 7 日中往来………………………………………………………………………… 8 日中韓3カ国環境大臣会合 共同行動計画を採択………………………… 9 中国省別第1四半期GDP速報… ……………………………………………… 9 寄稿 外国投資法草案~対中投資及び既存現地法人への影響……… 10〜13 第10回名古屋中国春節祭 事業計画が決定… …………………………… 13 中国法令公布リスト………………………………………………………… 14 中国短信……………………………………………………………………… 15 〈中国経済データ〉 ……………………………………………………… 16〜19 会務報告 2015年度 第一回理事会 関係改善に貢献できるよう努めたい」と挨拶 した。 深谷会長が引き続き議長を務め、原田 泰浩副会長・専務理事が報告事項1.代表 理事、業務執行理事の職務執行状況の報 告、報告事項2.創立60周年記念事業の進 捗状況を報告し、続いて、下記の2議案 が審議され、異議なく承認された。 開会の挨拶をする深谷会長 5月20日 (水) 、名古屋商工会議所ビル会議室BC 第1号議案:新入会員の承認 にて、一般社団法人東海日中貿易センターの2015年 定款第6条 (入会) に基づき、前回理事会以降に入会 度第一回理事会が、理事12名、協議員20名の出席の 申込書の提出があった1社が本理事会で承認された。 もと開催され、事業報告と議案審議が行われた。 株式会社馬場器械店 大野大介理事・事務局長が司会進行を行い、開会 代表登録者:馬場 博通 代表取締役 に先立ち、3月27日に逝去した若原富夫相談役(元 住所:名古屋市北区東味鋺1丁目722番地 副会長) に出席者全員で一分間の黙祷を捧げた。 経営内容:官公庁の病院を中心とした医科、理科 続いて、深谷紘一会長は「昨年11月の日中首脳会 学器械、病院設備等医用機器、在宅介 談後、確実に日中関係を取り巻く環境は改善の方向 護用品、リハビリ用品販売産業用ロ に向かっていることを実感している。停滞していた ボットシステムの設計、製造、販売 各種会合、交流などが急速に再開され、観光客ばか りでなく、政府関係者も頻繁に往来するようにな 第2号議案:2014年度事業報告及び計算書類の承認 り、4月24日には高燕商務部副大臣が来名し、歓迎 事業報告は、前回理事会で既に下半期の業務執行 晩餐会を催し、懇親を深めることができた。また、 報告を行っているが、改めて通期としての事業報告 昨日のニュースでは程永華大使が招待されピンポン を行った。また、計算書類については、法人化した 外交を記念するモニュメントの除幕式が盛大に開催 ことにより、公益法人会計基準を適用した計算書類 された。 になるなど説明し、異議なく承認された。 中国では、先月発表された第1四半期の経済情況 本理事会での承認を受け、本議案は、6月8日開 から、GDP成長率は7%となり、各種経済指標が 催の2015年度定時会員総会にて会員に報告並びに審 下落している。相次ぐ金融緩和により、景気の下支 議いただくこととなった。 えがされることに期待したいと思う。今後、中国は 安定した経済成長のほかに、持続的成長を目指して □その他 おり、日本との戦略的互恵関係の拡大、PM2.5など 理事並びに協議員にその他提案を求めたところ、 大気汚染防止への協力、高齢化社会対策など社会の 原田副会長兼専務理事より、総会以降に理事交代並 安定に向けた様々な施策が必要となってくる。この びに協議員交代の必要が生じた場合に際し、臨時総 ような分野においても、中部企業が培ってきた技術 会、臨時理事会により交代手続きをとる旨の提案説 やノウハウなど貢献できるチャンスがあるのではな 明があり、審議の結果、異議なく承認され、総会以 いかと思う。 降に交代の申し出がある場合、7月に臨時総会、臨 当センターは、今年創立60周年を迎え、これまで同 時理事会により、交代手続きを行うこととなった。 様に各種経済交流を積み重ねる事で、微力ながら日中 (2) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 特別寄稿 祝賀、追悼、回顧、感慨 元中日備忘録貿易弁事処駐東京連絡処代表 元中国社会科学院日本研究所所長 趙 自瑞 今年6月25日に東海日中貿易センターは創立60周 す。しかしながら若原氏の指導の下、また各界の友 年を迎えることとなり、6月8日には名古屋で記念 好人士のご支持により、貴センターは日本国内外で 祝賀会が開催されることになりました。 一定の知名度と実力を備えた経済貿易業界における 私は貴センターの前身である日本国際貿易促進協会 団体となりました。国内での機構拡充だけでなく、 東海総局の頃から大変密接な関係にあり、喜びと苦労 会員が増え、業務範囲が拡大し、北京にも事務所を を分かち合い歩んで参りました。ここに創立60周年を 構えました。以前、若原氏がこれほどになるとは夢 祝し、会員の皆様に祝賀の意を表したいと存じます。 にも思わなかったと話したことが思い出されました。 この60年来、貴センターは中日友好関係の発展を 貴センターの60年の中で起きた大きな変化は、称 促進し、特に中日経済貿易発展の促進において多く 賛され、祝賀されるべきものであると存じます。言 の貢献をされ、その成果は光り輝き、喜ばしくあ うまでもなく、この60年来、貴センターは中日関係 り、祝福すべきことと存じます。 の発展、中日友好交流の促進、中日経済貿易発展の しかしながら、創立60周年を前にして、貴セン 促進、中日国交正常化の実現及び実現後の日中経済 ター元副会長の若原富夫氏が不幸にも逝去されてし 協力を促進し、お互いの利益獲得の為に、時代とと まいました。私と若原氏とは長年に亘る親友であ もに発展し、多くの功績を創り上げて参りました。 り、ここに、貴センター及び若原氏のご家族に対し謹ん それは私が個人的に経験しました数件の事柄で充分 でお悔やみ申し上げると共に深く哀悼の意を表します。 証明することができると存じます。 若原氏は生前、中日友好、中日国交正常化及び中日 1964年、中国は東京と大阪で「中国経済貿易展覧 経済貿易発展の為に、数多くの困難を克服し、長期に 会」を開催し、1966年には名古屋、北九州で「中国経 亘り尽力されました。中日関係の先駆者であり、開拓 済貿易展覧会」を開催し、大きな成功を収めました。 者と称しても過言ではないと存じます。彼の逝去によ 1971年4月には、中国は第31回世界卓球選手権及び る悲しみは、抑え難く、いつまでも止むことがありま その後の「ピンポン外交」にて巨大な成果を収めまし せん。同時に貴センター、若原氏及び名古屋での多く た。これらの成果は、当時の日本国際貿易促進協会 の友好の思い出が、呼び覚まされ、私の脳裏に浮かん 東海総局の大きな支持と協力なくしては絶対に達成し できました。その回顧は、また私に種々の感慨を引き 得なかったものであります。我々は、自らその場に身 起こし、心中平静でいることができません。 を置いて彼らの協力を体験しており、今も忘れること 一、祝賀 はありません。中日両国の経済貿易発展を思い起こす 東海日中貿易センターは、旧称を日本国際貿易 と、貿易額は1950年代には1億ドルにも満たなかった 促進協会東海総局と称し、1955年に創立されまし ものが、72年の国交回復時には10億ドルに、そして現 た。当時、日本国内外の情勢は極めて厳しく、アメ 在では3,000億ドルを超えるまで発展しており、驚くば リカ、ソ連両陣営とイデオロギーの対立が厳しい状 かりです。無論これは中日両国双方の努力の賜物であ 況でありました。第二次世界大戦後の日本の内閣 りますが、我々は貴センター 60周年の記念を熱烈に祝 は、吉田茂、岸信介等、基本的にアメリカ寄りで、 賀しない訳にはいきません。これは心底からの思いで 反ソ連、反中国であり、ソ連、中国との貿易は実行 あり、うそ偽りではありません。また、この感情は文 できないと主張していました。東海総局が設立した 字や言葉では簡単に表すこともできません。 当初、職員は非常に少なく、会員も少なく、大企業 二、追悼 はそもそも相手にしておらず、業務遂行の難度は今 若原氏の逝去は、日本の経済貿易界及び貴セン の人々には想像もつかない程であったことと存じま ターの巨大な損失だけでなく、中国経済貿易界と友 Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 (3) 好交流各界にとりましても大きな損失であり、若原 京、大阪での展覧会開催の2週間は毎日大勢が来場 氏と面識のある方は、皆、悲しんでいるに違いあり され、東京は240万人、大阪は300万人と日本ではか ません。長期に亘って、若原氏は中日友好、中日貿 つてない規模となりました。その展覧会が我々に残 易及び文化交流等、両国の各界において大きな貢献 した深い印象は、「日本政府は非常に冷淡だが、日 をされました。その訪中回数も何百回を数え、これ 本の国民は非常に親切だ」と言うものでした。当時 ほど中国へ渡航した日本人はめったに居ないことと 我々は日本の民間団体及び友好人士の組織力と動員 存じます。そして彼は、中国各地に数多くの 「友好 力に敬服しました。あれほど困難な情況と条件にお の足跡」 を残しました。 いて、また短期間に、あれほど多くの人々を動員 若原氏は、正直で、情に厚く、信義を重んじ、友 し、展覧会へ導いたことは、本当に容易な事ではあ 情を重んじる方でありました。人々は皆、彼は「信 りません。我々は彼らに「皆さんは素晴らしい」と言 頼を寄せる事の出来る人」であると言い、日本の友 うと、彼らは「これは日本国民が中国に関心を持っ 人は 「典型的な名古屋人」であると言います。彼は中 ていることを意味し、新中国の建国が輝かしいこと 国に多くの友人がおり、皆、彼の事を 「立派な男」、 を証明している」と答えました。 「実直な人」 と呼びました。改めて、若原氏の逝去に 1965年下半期、対外経済貿易部傘下の公司が「貿 対し、深い哀悼の意を表すと共に、ご家族の方々に 易小組」を組織し、日本を訪問して市場調査を行い 心からお悔やみを申し上げます。彼らの悲しみが力 ました。私は通訳として同行しましたが、これが私 となり、現在の不正常な両国関係をできるだけ速く の2度目の日本訪問であります。この訪問は主に、 改善する為に引き続き努力することを願います。 日本の貿易促進団体の協力の下、当時の友好商社を 三、回顧 対象に調査を行い、商品市場を深く理解し、同時に 中国の昔の暦に基づき、60年を干支が一巡りする 著名な生産企業である「新日鉄、トヨタ自動車、松 「甲子」 と呼びます。東海日中貿易センターも創立60 下電器等」を訪問視察しました。この時、「備忘録 周年という、折り良く一つの区切りの年であり、縁 貿易(LT貿易)」駐東京連絡処は既に設立され、孫平 起の良い年を迎えることになりました。 化、呉曙東等が赴任し、我々一行が東京に滞在して この機会をお借りして、私は、日本と、名古屋 いる期間中は彼らと共に「川口マンション」に滞在し と、そして若原氏と結んだ切っても切れない縁を回 ました。この訪問を通じ、我々は中国の経済貿易の 顧してみたいと存じます。素晴らしい思い出は、憧 面で多くの新たな知識を得ることができました。こ れであり、尽きることがありません。 れは中国国内で開催される「広州交易会」では得る事 私が初めて日本を訪れたのは1964年の4月から7 の出来ないものでありました。何故ならそれは実際 月で、中国国際貿易促進委員会が東京と大阪で開催 に日本で見て、聞いたものだからです。その知識と した 「中国経済貿易展覧会」 (以下 「中国展」と略称) は、LT貿易と友好貿易の日本での地位と作用、両 の時であり、日本側の受け入れ事務局は 「中国展協 者の相互関係、各社の具体的状況、また日本の商品 力会」と称しており、日本の民間の幾つかの貿易促 情況及び新動向等でありました。 進団体で構成されており、主に日本国際貿易促進協 この訪問期間中、我々は東京の日本国際貿易促進 会、日中貿易促進会等の中国との貿易発展を積極的 協会及び同支局と接触する機会が多く、彼らから長 に推し進める団体でした。当時の池田内閣は、対中 期に亘り多大な支援を得ました。名古屋では若原氏 政策を幾らか和らげていましたが、アメリカや台 と連絡することが多く、彼は我々の為に多くの援助 湾、また国内右翼勢力の牽制を受け、展覧会に対し をしてくれました。また多くの実際の情況を説明し 多方面に及び妨害、制限を加えてきました。しか て頂き、名古屋、東海総局、若原氏に対し更に理解 し、民間各界の多くの人々、特に友好人士が、中国 を深めることができました。本当に彼らは親切で、 との友好、中国との貿易往来の展開、中国との国交 真実を語ってくれたと感じました。 正常化を強く要求していました。日本の各界の友人 1966年、中国政府は名古屋と北九州で「中国経済 の大きな支援により、東京、大阪での展覧会は非常 貿易展覧会」を開催し、私は再び日本を訪問する機会 に大きな成功を収め、影響は多大でありました。東 に恵まれました。この時、両地での展覧会が大きな成 (4) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 功を収めただけでなく、我々は日本の地方政府、即ち 二つ目は、この期間、幸せなことに「ピンポン外 地方自治体に対して新しい認識を得ることができまし 交」の仕事に携わることができ、卓球代表団を無事 た。中国中央政府と地方政府の関係と違い、日本の 接待し、以後行われた友好交流と「王暁雲旋風」で多 県、市の自治体は相対的な独立性を有しており、中国 くの仕事ができたことです。これは私の一生にとっ のような上下関係ではありません。日本政府が同意し て永遠に忘れがたい「美しい思い出」であります。 ない事でも、地方自治体は行わないとは限らないと言 四、感慨 うことです。同様に名古屋の日本国際貿易促進協会東 東海日中貿易センター創立60周年は、貴センター 海総局と東京の日本国際貿易促進協会は協力関係に と名古屋にとってめでたい事であります。私は貴セ ありますが、どちらかが指導するような上下関係でな ンターの設立と発展は、中国と緊密な関連性を持っ いことも理解できました。この時の名古屋滞在は比較 ており、中国の関係する方面においても大変喜ばし 的長く、東海総局と若原氏と接する機会は更に多く、 い事であると思っています。我々は皆と共にこの喜 お互いが更に深く理解し合え、関係も「強固」となりま びを分かち合いたいと思っています。実際に我々は した。それだけでなく、名古屋、また近隣の岐阜県、 この喜びを自分の事のように感じています。 京都府、愛知県に対する理解も一層深めることができ 特に我々のような当時を知る者にとっては、誠に ました。また現地の産業、例えばトヨタ自動車、日本 感慨深いことであります。ページ数に限りがありま 特殊陶業はじめ機械、陶磁器、紡織産業等に対する すので、以下のとおり要約します。 理解も深まりました。名古屋は歴史的にも古い都市で 1、60年の実り豊かな成果を手にするのは簡単では すが、第二次世界大戦後、廃墟から新しい名古屋が なく、貴重なものであります。 再建され、近代化都市に生まれ変わり、古い傷跡は 正に日中国交正常化と同じで、先人の長年に亘 見る影もありません。加えて、若原氏のような豪快な る苦闘と流血の犠牲に替わるものであります。後 性格は、山東人である私にとって、名古屋と名古屋人 継者はこのことを大切にし、決して踏みつけたり、 に特別な感情が芽生えました。 破壊したり、無視或いは黙殺してはなりません。 1969年5月、中日備忘録貿易弁事処駐東京連絡処 2、「青は藍より出てて藍より青し」。先人の業績を の随員として、私は日本へ赴任することとなり、常駐の 貴重であると認識し、後継者は百尺竿頭に一歩を 生活が始まりました。名古屋地区は、東京、大阪に次 進み、先人の基礎の上に更に大きな貢献をしなけ いで中日貿易の重点地区であり、名古屋も数多く訪れ ればなりません。これは歴史が与える後継者への た都市であり、毎回東海総局へ訪問し若原氏とお会 責任であります。 いしました。また彼も東京へ来られた際には必ず恵比 3、名古屋は現代的な都市であり、名古屋の人々は 寿の当弁事処を訪問頂き、往来は緊密となりました。 率直で、情に厚く、信頼でき、何事も恐れずに引 1971年4月、第31回世界卓球選手権が名古屋で開 き受ける人であります。現代化都市は人々に現代 催されました。中国卓球チームは日本卓球協会の後 的意識を持ち、世界の流れに追いつくよう要求し 藤鉀二氏の招きにより参加し、優れた成績を収めま ます。歴史問題を恐れずに引き受けるには、事の した。これより更に重要なのは、これを機に、「ピ 是非をはっきり区別する必要があります。若原富 ンポン外交」の新たな1ページが開かれ、世界を動 夫、後藤鉀二、この二人の先輩は輝かしい人物で かした事であります。私事ですが、二つの思い出が あり、我々に手本を打ち立ててくれたことを大い あります。一つは、この時に後藤鉀二氏と知り合 に称えたいと存じます。 い、初対面なのに旧友のような関係となり、意気投 合し、深い友情を育んだ事です。彼は若原氏と同様 「典型的な名古屋人」であり、正直、温厚、有言実 行、義理堅く、友とするに足りる人物であり、北京 で周恩来総理、郭沫若等中国の指導者に深い印象を 与えた人物でもあります。残念なことは、彼と出 会って間もなく逝去されてしまった事です。 趙自瑞氏 略歴 1957年 中国商務部 (旧称:対外経済貿易部) に勤務 1969年 中日備忘録貿易弁事所駐東京連絡処随員、代表 1973年 中国駐日本大使館商務処一等書記官 (~ 1979年) 1991年 中国社会科学研究院に勤務 1992年 同 日本研究所所長に就任 1994年 定年退職 Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 (5) 部会活動 中国投資企業部会 総会開催 中国投資企業部会 総会開催 部会活動 内部部会の中国投資企業部会が5月13日 内部部会の中国投資企業部会が 5 月 13 日(水) 、総 (水)、総 を不当として、 契約解除を不当と 会を開催した。 会を開催した。 労働仲裁やス して、労働仲裁や 14年度の事業報告及び収支決算報告と15年度の事 14 年度の事業報告及び収支決算報告と 15 年度の事 ストライキに発展 トライキに発 業計画案及び予算案を審議し承認された。 業計画案及び予算案を審議し承認された。 することも多々あ 展することも 同部会では、人事労務関係を主要テーマとして活 同部会では、人事労務関係を主要テーマとして活動 動を続けており、昨年は、台湾系企業の中国経営現 を続けており、昨年は、台湾系企業の中国経営現地化 る。アドバイザー 多々ある。ア として参加した会 ドバイザーと 地化調査を実施した。今年の活動の重点をどうする 調査を実施した。 今年の活動の重点をどうするか議論 か議論され、引き続き人事労務関係を注視するとと され、引き続き人事労務関係を注視するとともに外資 もに外資政策など法律法規の改正による定款など規 政策など法律法規の改正による定款など規定の整備 定の整備について着目していくこととなった。 について着目していくこととなった。 総会後、太田 治部会長(㈱成田製陶所 常務取締 総会後、太田 治部会長(㈱成田製陶所 常務取締 役)より、 「中国でのリストラ事例発表」と題して、 役)より、「中国でのリストラ事例発表」と題して、 自社の実例を紹介した。紹介によると、同社は非常 自社の実例を紹介した。紹介によると、同社は非常に にスムーズにリストラができたと思われるが、中国 スムーズにリストラができたと思われるが、中国にお においては、労働契約制が採用されており、リスト いては、労働契約制が採用されており、リストラによ ラによる契約解除には法により制限がある。また、 員の王隠弁護士 して参加した 発表を行う太田部会長 (上海開澤律師事 発表を行う太田部会長 会員の王隠弁 務所)からは、中国における整理解雇の現状とトラ 護士(上海開澤律師事務所)からは、中国における整 ブル事例の紹介があった。中国の人件費はじめ各種 理解雇の現状とトラブル事例の紹介があった。中国の コスト増、円高、競争激化などを背景にして、拡大 人件費はじめ各種コスト増、円高、競争激化などを背 を続けてきた中国事業の見直し、縮小、撤退が今後 景にして、拡大を続けてきた中国事業の見直し、縮小、 も予想される中、王弁護士からは、社内規程などの 撤退が今後も予想される中、王弁護士からは、社内規 整備や弁護士との連携が不可欠であるとのアドバイ 程などの整備や弁護士との連携が不可欠であるとの スがあった。 アドバイスがあった。 終了後、懇親会には13名が参加した。 る契約解除には法により制限がある。また、契約解除 終了後、懇親会には 13 名が参加した。 nnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn 成約額・バイヤー数が減少 春季広州交易会 成約額・バイヤー数が減少 春季広州交易会 nnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn ◇地域別参加者 ◇地域別参加者 バイヤー数 アジア アジア 欧 州 欧 州 アメリカ州 アフリカ州 アメリカ州 オセアニア アフリカ州 中国広東省広州市にて4月15日より三期に分けて 中国広東省広州市にて 4 月 15 日より三期に分けて 開催する中国最大規模の展示商談会である中国輸出 開催していた中国最大規模の展示商談会である中国 入商品交易会 (通称:広州交易会)が閉幕した。 輸出入商品交易会(通称:広州交易会)が閉幕した。 同交易会の報道官で、中国対外貿易センターの劉 同交易会の報道官で、中国対外貿易センターの劉建 建軍副主任は、5月5日の記者会見で、117回目と 軍副主任は、5 月 5 日の記者会見で、117 回目となる なる本交易会には、216カ国及び地域より184,801人 本交易会には、216 カ国及び地域より 184,801 人のバ のバイヤーが参加したが、前回(116回)より0.7%減 イヤーが参加したが、前回(116 回)より 0.7%減少 少したと発表した。 したと発表した。 日本からの参加は、前回比11.9%減の4,632人と 日本からの参加は、前回比 11.9%減の 4,632 人と なった。 なった。 (6) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 比 率 前回比 バイヤー数 比 率 前回比 105,074人 56.86% 2.76%増 105,074 人 56.86% 2.76%増 30,383人 16.44% 17.88%減 30,383 人 16.44% 17.88%減 27,397人 14.83% 6.02%増 15,469人 8.37% 2.86%増 27,397 人 14.83% 6.02%増 6,478人 3.5% 8.49%増 15,469 人 8.37% 2.86%増 オセアニア 6,478 人 3.5% 8.49%増 このうち、10回以上参加している古参バイヤー数 このうち、10 回以上参加している古参バイヤー数 は52,735人、15回以上参加している古参バイヤー数 は 52,735 人、15 回以上参加している古参バイヤー数 は33,364人にのぼる。 は また、今回の累計輸出成約額は、前回より9.64% 33,364 人にのぼる。 また、今回の累計輸出成約額は、前回より 9.64% 減少し、1,720.96億元(米ドル換算:280.56億ドル) 減少し、1,720.96 億元(米ドル換算:280.56 億ドル) となった。 となった。 輸出成約高の推移(千万ドル) 中国実務セミナー等開催予定 主催セミナー 共催セミナー 「中国特許法(第4回)改正案と中国知的財産裁判所」 「グローバル事業を成功に導くための ストレスマネジメント」 日時:6月10日(水) 13:30 ~ 16:00 会場:名古屋商工会議所ビル 3階 第1会議室 日時:6月24日(水) 13:30 ~ 16:00 講師:魏啓学 林達劉グループ 代表取締役 会場:あいち国際ビジネス支援センター 弁護士・弁理士 セミナールーム([ウインクあいち]18階) (一社)東海日中貿易センター中国法律顧問 講師:渡辺 ユキノ ㈱MD.ネット 専務取締役 後援:日本弁理士会東海支部、(公財)あいち産業振興機構 共催:(公財)あいち産業振興機構 後援セミナー 後援セミナー 「中堅・中小企業のための中国セミナー」 「中国・駐在員塾」 日時:6月15日(月) 13:30 ~ 17:00 日時:7月2日(木) 9:15 ~ 16:50 基礎編 会場:名古屋商工会議所ビル 5階 会議室D 会場:安保ホール 定員:30名 主催:キャストコンサルティング㈱ 主催:㈱国際協力銀行、名古屋商工会議所 5 月 の 主 要 行 事 報 告 【共催セミナー】 第二部では、華鐘コンサルタントの小林総経理 《日系企業は 『新常態・中国』 にどう対応していくか》 から「今後の「新常態(ニューノーマル)」中国と日 5月18日 (月)、上海市外国投資促進センター、華 中関係の展望」と題して、日中関係の改善及び今 鐘コンサルタント、三井住友銀行及び当センターの共 後の展望を講演した。 催により、標記セミナーを開催した。本セミナーは春 中国が今年の経済成長目標を7.0%と低く設定にし 秋の2回開催しており、今回は18回目となる。 たことについて「成長率を上げたければ公共投資を すればいいだけのことだが、国も地方政府も無理を して成長を追うことをやめた」とし、中国政府が内需 主導の安定成長へ向けた舵取りをしていることを解 説、また国際的には「AIIB(アジアインフラ投資銀 行)」、 「シルクロード基金」、 「BRICS銀行」等を立ち 上げ、2本のシルクロード構築を目指す「一帯一路」 左から能瀬氏、高倉氏、古林氏、羅氏 戦略でアジア全域と欧州の経済基盤底上げに向け 本セミナーは三部構成で行われ、第一部は、上 た新たな動きについて解説した。 海市外国投資促進センターの羅和慶顧問より、 「今 第三部は、華鐘コンサルタント東京事務所の高 後の中国外資受入れ政策変化の動向」と題して、 倉所長及び能瀬常務副総経理より、それぞれ「移 主に上海への外資導入についての解説と、中華人 転価格税制、持分譲渡益課PEなど」「企業再編、 民共和国外国投資法草稿の意見募集稿が公布され 移転撤退人事労務問題代理店網構築など」の事例 たことに対し、同法制定の背景や、主な特徴等に 報告を行った。 ついて解説した。 本セミナーには78名が受講した。 Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 (7) に、新しい空港が竣工し、地下鉄、高速鉄道網等イ ンフラが更に発展することが紹介され、青島港につ いても、更に重要な貿易港となり、貨物取扱量が急 <煙台市投資促進局> 増する可能性があるなど、青島の概況と展望の説明 4月24日 (金) 、陳 才坤煙台市投資促進局副局長 があった。 (元駐名古屋総領事館商務担当領事)が当センターを 同市には、会員企業の新東工業㈱が進出してお 訪問し、原田泰浩副会長兼専務理事と大野大介理 り、同日は、同社海外事業部海外事業推進グループ 事・事務局長と最近の投資動向などについて意見交換 の三輪主任が同席された。 を行った。 邢立志 青島市商務局 巡視員 陳副局長から、 徐培峰 青島市商務局境外工商センター弁公室処長 煙台市投資ガイド 呂光輝 青島市商務局アジア・太平洋処 副処長 最新版を数冊と4 孫一鳴 青島市商務局園区処 科員 月に東京で開催し た煙台市投資セミ <揚州経済技術開発区> ナーで配布した煙 台市対外重点協力プロジェクト資料が提供された。 煙台市はサービス産業に力を入れており、特に高齢 化産業を重点として高齢者向け住宅、介護施設、リ ハビリ施設、ヘルスセンター、老人ホームへの投資を 呼びかけている。ただ、直ぐに日本から投資というよ りも、先ずは日本から介護の仕方や運営ノウハウを中 国に教えることから協力が始まっており、既に複数の 日本企業が煙台市内の老人ホームなど介護施設との提 5月25日(月)、張連生揚州経済技術開発区管理 携協議が始まっているとの紹介があった。 委員会副主任と武雲 同日韓局局長の2名が来訪し、 当センター原田泰浩副会長兼専務理事と石原和巳業 <青島市商務局> 務グループ長と意見交換を行った。 揚州経済技術開発区は、5月28日に大阪で、揚州 経済技術開発区内に設立した「日本健康産業園」の投 資説明会を開催するために来日しており、張副主任 より、同産業園の詳細説明と既に開設されている LEDを主としたグリーン光電産業園、機械製造産 業園、ハイエンド消費財産業園、輸出加工区、港湾 物流産業園の概要及び日本を含め外国企業の進出並 びに誘致情況の説明を受けた。また、中国における 青島の概況を説明する邢巡視員(左) 老人介護業界の現状、課題、日系企業のビジネス 4月27日 (月) 、邢立志青島市商務局巡視員一行4 チャンス等について紹介があった。両名は同日及び 名が来訪し、当センター原田泰浩副会長兼専務理事 翌26日に当地区の企業を訪問し、開発区のPR活動 と石原業務グループ長が懇談した。 を行った。 昨年、当センターの中国港湾物流視察団が青島市 7月に派遣予定の中国自動車産業視察団は現在募 を訪問した際に、同局の呂光輝副処長には随行頂 集中であるが、日程の中で揚州でも活動する為、初 き、原田副会長より改めて感謝の意を表した。 歩的な打ち合わせを行った。 邢巡視員からは、日中韓FTAが実現すると青島 の地理的優位性は益々高まると強調し、今後5年内 (8) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 日中韓3カ国環境大臣会合 共同行動計画を採択 第17回 目 と な る 日 中 韓 3 カ 国 環 境 大 臣 会 合 30日は、PM2.5対策を盛り込んだ気候変動、水や (TEMM)が4月29日と30日の2日間にわたり、中 海洋環境の保全など9分野で2015年~ 2019年まで 国上海市にて開催され、中国の陳吉寧環境保護相、 の共同行動計画が採択され、実効性のある対策を協 日本の望月義夫環境相、韓国の尹成奎環境相が代表 議するため、大気汚染物質の監測、予測技術などに 団を率いて出席し、 「中日韓環境協力共同行動計画 ついての情報交換、大気汚染物質の排出量の測定や (2015 ~ 2019) 」 が審議、調印された。 出典:新華社 推計などの共同研究と対策に関する経験を共有する 3カ国の環 実務者レベルの2つのワーキンググループを年内に 境相による会 設置することで合意した。 合 は1999年 以 中国の陳吉寧環境保護相は同日の記者会見で、 「中 降開催されて 日韓3カ国環境大臣会合は、北東アジア地域の重要 いるが、中国 な環境協力の仕組みである。今会合で採択された共 の環境相が出 同行動計画は今後5年間の環境協力の堅固な基盤と 席したのは12 なるもので、中国は日韓両国と手を携えて協力し、 年5月以来、約3年ぶりとなる。29日に、望月義夫 相互に尊重し、協力してウィンウィンの関係を目指 環境相と陳吉寧環境保護相が個別会談し、PM2.5な すことを踏まえ、3国の協力を一段と深め、拡大 ど大気汚染防止策などについて協力を確認した。日 し、地域及び地球規模の環境試練に共同で対応する 中関係改善の動きの中で、会談、交流など各レベル ことを願っている。」と述べた。 で実施され、環境分野においても今後の日中協力が 中国省別第1四半期GDP一覧 注目される。 中国省別第1四半期GDP速報 4月15日に商務部が今年第1四半期の国内総生産(GDP)を発表してより、 中国各省別でも相次いで第1四半期の経済情況を発表し、このほど全国31 省・直轄市・自治区のGDPが揃った。 GDP成長率が、2桁を示したのは重慶市10.7%、貴州省10.4%、チベット 自治区10%の3地域に留まったが、全国のGDP成長率(7%)を上回る地域 は18地域、同レベルが3地域となった。 ワースト1となった遼寧省の成長率は、わずか1.9%だったが、黒竜江省 と吉林省もそれぞれ4.8%、5.8%と全国GDP成長率を下回っており、多くの 国有大型・中型企業を抱える東北三省は経済発展モデルの転換が重要なカ ギとなりそうだ。 また、長江経済ベルト沿線の11地域は7~8%の比較的高い成長率を 保っているが、今後は、中・西部地域の発展に伴い、同地域が経済発展の 牽引役となることが予想される。 長江デルタ、珠江デルタと並び三大経済圏として数えられる「京津冀経済 圏」の河北省は、前年同期では、成長率は全国で下から2番目だったが、今 年第1四半期は、前年同期に比べ2ポイント上昇し、第1四半期の成長率 が全国で最も大きい省となった。 2015年 成長目標 第1四半期 北京市 7.0前後 6.8 天津市 9.0前後 9.3 河北省 7.0前後 6.2 遼寧省 6.0前後 1.9 上海市 設定取消 6.6 江蘇省 8.0前後 8.4 浙江省 7.5前後 8.2 福建省 10.0 8.5 山東省 8.5前後 7.8 広東省 7.5前後 7.2 海南省 8.0 4.7 山西省 6.0前後 2.5 吉林省 6.5前後 5.8 黒竜江省 6.0前後 4.8 安徽省 8.5前後 8.6 江西省 9.0前後 8.8 河南省 8 7.0 湖北省 9.0以上 8.5 湖南省 8.5 8.4 内蒙古自治区 8.0前後 7.0 広西チワン族自治区 8.0 7.6 重慶市 10.0前後 10.7 四川省 7.5前後 7.4 貴州省 10.0 10.4 雲南省 8.5前後 7.2 チベット自治区 12.0前後 10.0 陝西省 10.0前後 6.9 甘粛省 8.0前後 7.8 青海省 8.0 7.5 寧夏回族自治区 8.0 7.0 新疆ウイグル自治区 9.0前後 6.9 単位% Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 (9) 寄稿 外国投資法草案~対中投資及び既存現地法人への影響 曾我法律事務所 パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士 曾我 貴志 (第3回 前号からの続き) まに進みにくいといった、現行法下で時として起こ りうる問題が解消されることが期待される。 Ⅴ 会社法的側面 ⑴ 「外商投資企業」概念の消滅と会社法への一元化 更に、中外の合弁会社においては、持分変更、増 中外合資経営企業法、中外合作経営企業法及び外 減資、合併、分割、解散については、董事会の全員 資企業法並びにそれらの細則規定としての行政法規 一致決議が必要とされることにより、合弁パート で構成される、いわゆる三資企業法は会社の設立・ ナーの同意なくして実行しえないという現在の建付 変更・消滅等の行為及び会社組織(機関設計)に関す けも、会社法への一元化により株主会の特別決議等 る規定を置き、外資系企業について会社法の特別規 をもって実行しうることとなるので、出資比率の多 定を構成している。外資系企業 (中外合弁企業、中 くを占めることとなる多数株主にとっては機動的決 外合作企業及び外資企業の三種類から構成される 定が可能となる余地が生じる。 「外商投資企業」 )については、会社法の他に三資企 特に持分譲渡については、会社法は、株主相互間 業法が存在し、後者が優先的に適用されるという関 は自由であり(同法71条1項)、第三者への譲渡は株 係にある。 主会の過半数同意で足りる(過半数株主が同意しな 本法はその施行と同時に三資企業法を廃止し(170 い場合には購入義務がある)(同条2項)としている 条) 、それに伴い外商投資企業という概念も消滅し、 ので、中外の合弁会社における持分譲渡の実行可能 代わって 「全部又は一部について外国投資家が投資 性は著しく高まることとなる。 し、かつ、中国法により中国国内において設立され た企業」と定義される (14条)外国投資企業という概 ⑶機関設計 念が登場することを予定している。そして、当該企 外資系企業についても会社法への一元化が図られ 業に該当する会社の設立・変更・消滅等の行為及び ることにより、会社の機関設計において大きな変革 会社組織については、内資企業と同様に専ら会社法 がもたらされることとなる。外国投資家のみが出資 が適用されることとなる。 する外資企業については現在も会社法のみに従うも のとされているので影響は小さいが、中外の合弁会 ⑵会社の設立・変更・消滅等の行為への影響 社である中外合弁企業及び中外合作企業について 既に述べた通り、本法の主要な特徴の一つは、外 は、三資企業法の会社組織に関する規定が廃止され 商投資の審査認可を担当している商務部門が、現行 ることの影響は大きい。以下では主な変更点を個別 の会社法的側面への審査も行うという姿勢を改め、 に検討する。 外資参入の管理という経済官庁としての本来的役割 に徹することを宣言していることに見いだされる。 ①株主会の設置 これにより新規設立のみならず、持分変更、増減 現在、中外の合弁会社においては董事会が意思決 資、合併、分割、解散といった会社の設立・変更・ 定機関であり、株主会を設置する必要はない(むし 消滅等の行為について、例外なく商務部門の認可を ろ設置できないのが原則である)。また、2006年1 必要とするという現行の建付けが廃止され、内資企 月1日より前に設立された外商合資企業(外々間の 業と同様に工商行政管理部門における登記手続のみ 合弁会社)についても老企業特例により株主会を置 を行えば足りるという手続の簡素化が図られること かないという取扱いが依然残されている。しかしな となる。特に減資や解散という撤退型の行為は商務 がら、会社法に完全に準拠するものとされることに 部認可という行政裁量の壁があって出資者の思うま より(一人会社を除いて)意思決定機関としての株主 (10) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 会を設置することが必要となる(会社法36条)。そこ ても適用されるルールである。しかしながら、2006 で、株主会と董事会の役割分担を定款に定めること 年1月1日より前に設立認可を受けた外商投資企業 となるが、その際には両会の権限を定める会社法37 については、老企業特例により監事(会)を置かない 条及び46条を前提としつつ、定款において如何なる という取扱いが依然残されている。本法施行後はそ 権限を董事会に委譲していくのかという点が検討課 のような特例は廃止されるものと予想される。 題となる。 株主会を設置することについて、法人株主の場合 ⑤法定代表者 には株主会に誰が出席するかという問題がある。会 三資企業法上、合弁企業の法定代表者は董事長と 社法上、株式有限会社については代理人に対し株主 されるが、会社法上は、董事長、執行董事又は経理 大会会議の出席・議決権行使を委任することについ のいずれかを法定代表者として選択しうる(会社法 ての規定あるが (会社法106条)、有限責任会社につ 13条)。そこで、業務上の必要性、駐在員の状況等 いてはそのような規定は置かれていない。株主が自 により代表権を与える者を適宜選択することが可能 ら (法定代表者を通じて)出席しなければならないと となる。 いう解釈は実務上ありえないものと思われるが、法 規の明確な規定を欠いている以上、株主会の議事方 ⑥会社法上の「経理」 式及び表決手続を定めるべき規則とされる (会社法 三資企業法上、外資系企業では「総経理」を設置す 43条1項)定款又はその授権に基づき制定される株 ることが必要とされ、かつ「総経理」には「董事会の 主会規則において代理権行使が可能であることや現 授権する範囲で会社を代表する」という権限が付与 地の董事や経理を含む一切の者が代理しうること等 されている。他方、会社法上は「経理」の職権は対内 を規定しておくことが望まれる。また株主を代理す 的なもののみが法定されており、その位置づけに若 る者の複数化やオブザーバー参加の許容等を規定す 干異なるニュアンスを看取できる。「総経理」と呼ぶ ることで現実の会議体に適合する手続を構築してお か「経理」と呼ぶかは大差ない(実務上は慣例的に「総 くことも考えられる。 経理」と呼ぶこととなろう)が、会社法に一元化され る場合には、その職権を定款中で必要十分に設計す ②董事会 ることが肝要である。 本法によると、中外の合弁会社においては、董事 会は最高意思決定機関としての地位から株主会の ⑦会社内部者への規律強化 下位機関としての地位に格下げされることとなる。 会社法上、董事、監事及び総経理(併せて「会社内 従って現在とは異なる役割を設定した定款の規定や 部者」)は、会社に対して、一般的に忠実義務を負い 董事会規則を設けていくことが必要となる。 (同法147条1項、148条1項8号)、それを具現化す るべく一定の行為類型が禁止されている(同法148条 ③執行董事 1項1号~7号)。更に、会社内部者は、(支配株主 株主の人数が比較的少なく、又は規模が比較的小 と同様に)関連関係を利用して会社の利益を害して さい有限責任会社は、董事会の代わりに1名の執行 はならないとされている(同法21条1項)。これらの 董事 (経理との兼任可)を置くことができる (会社法 規定に照らせば、会社内部者は会社法148条1項1 50条1項) 。董事会設置を義務づける三資企業法が 号~7号に列記されているか否かにかかわらず一般 廃止されることにより、「軽いガバナンス」を目指す 的な忠実義務の効果として一切の利益相反行為に出 企業としては、董事会を置かずに執行董事を設置す ることを禁じられ、かつ当該忠実義務は少数株主に るという案も検討しうる。 対する義務をも包摂すると解される可能性がある。 これらの建付けは現行法下においても妥当するも ④監事 (会) 設置 のであるが、中外合弁法制の下、中外の合弁会社に 会社法上、有限責任会社は3名以上の監事による おいては、董事は出資者の利益代表として最高意思 監事会又は2名以下の監事を設置する必要があり 決定機関である董事会を構成する者であり、出資者 (会社法51条1項) 、これは (三資企業法が監事につ の利益の追求に専念することに違和感がなかった。 いて沈黙している以上)現在の外商投資企業に対し しかし、会社法にのみ規律されることとなり、株主 Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 (11) 会の委託を受けて活動する組織として董事会が再構 ⑸「経営期間」への影響 成されたならば、上記の建付けが明確に意識される 三資企業法上、経営期間は商務部門によって認可 こととなり、会社内部者は自己を派遣した株主の利 を受けることを要求し、その延長についても(満了 益に邁進するのではなく、会社ひいては他の出資者 6か月前までに申請して)認可を受けることが必要 (典型的には少数株主)の利益を害してはならないと とされている。これに対して、本法は、制限類プロ いう論が導出されやすくなる。会社内部者が忠実義 ジェクトであって参入許可条件として経営期間が商 務に違反した場合には株主代表訴訟(会社法151条2 務部門により設定されたものを除いて、当事者が自 項) 又は株主自らの訴訟(同152条)の被告とされうる ら経営期間を約定することができるものとしている ので、中外の合弁会社において出資者の利益代表と (156条1項)。そして経営期間の設定や延長につい して機能していた会社内部者が他の出資者の利益に ての認可は原則として廃止されるので、工商行政管 反した場合に訴えられるリスクが現実化する可能性 理部門における変更登記手続も自由であると解され が生じる。 る。外資系企業についても、内資企業と同様に、解 散の自由と共に存続の自由も保障されることとなる ⑧中外の合弁会社における拒否権 のである。 三資企業法上、中外の合弁会社においては、定款 変更、増減資、合併・分割、解散等の重要な組織行 ⑹主要設立文書への影響 為は董事会の全員一致決議事項とされ、少数株主は 三資企業法においては定款と(中外の合弁会社に 出資比率が如何に小さくとも拒否権を与えられると ついて)合弁契約の必要的記載事項を詳細に列記し いう建付けが採用されている。会社法への一元化が ている。本法によって三資企業法が廃止されたなら 実現されたならば、それらの事項を決定する機関は ば、定款のみが法定の主要な設立文書となり合弁契 株主会へと変更され、かつ2/3以上の特別決議で 約は作成の要否及びその内容が完全に当事者に任せ 足りるものとされる(会社法43条2項)。但し、当該 られる文書(当局審査に供されない私的な契約文書) 特別決議要件については、 (緩和することはできな となる。 いものの)過重することはできるので、中外の合弁 会社法25条によると定款の必要的記載事項は、 プロジェクトにおいては、多数株主、少数株主のそ ①会社の名称及び住所 れぞれの立場に応じて、また占めている出資比率の ②経営範囲 多寡に応じて、拒否権条項を如何に構成するかとい ③登録資本 う交渉事項が常に発生することとなる。 ④株主の氏名又は名称 ⑤株主の出資方式、出資額及び出資時期 ⑷利益分配ルールへの影響 ⑥機構並びにその設置方法、職権及び議事規則 現状の利益分配に係るルールは以下の通りである。 ⑦法定代表者、 中外合弁企業 出資比率に応じた分配 (中外合資経営企業法8条1項) 中外合作企業 約定に従った分配 (中外合作経営企業法21条1項) 外商独資企業 外商合資企業 規定無し。会社法による。 ⑧株主会会議が規定する必要があると認めるそ の他の事項 とされる。 定款の必要的記載事項に関し、会社法が三資企業 法と大きく異なる点は、 「経営期間」 と 「投資総額」 の記 会社法への一元化が実現した場合、中外合作企業 載が必要とされていないことに認められる。このう という類型は廃止され、中外の合弁会社は会社法に ち、 「経営期間」 については上記の通り任意性が認めら 完全に服することとなる。会社法上の利益分配ルー れたので、会社法の規定通り定款で記載されること ルは、原則として払込済みの出資比率に従い分配す は必要とされなくなる。 「投資総額」 は、認可を受けた るというものである(会社法34条前段)が、例外的に 投資規模ともいうべき概念であるが、内資企業には 全株主が約定すれば出資比率に基づかない分配も可 必要とされていないものであり、会社法への一元化 能とされる (同条後段)。従って、約定がありさえす 後は外資系企業についても設定不要とされるものと れば出資比率に基づかない利益分配が許容されるこ 予想される。 「投資総額」 の概念を廃止するのであれば ととなる。 外債借入における投注差規制や設備輸入関税免除枠 (12) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 といった規制を変更する必要が生じることなる。 投資企業に対し、大小様々な対応を迫るものといえ 中外の合弁会社において合弁契約が任意的な文書 る。また「外商投資企業」という確立された概念を廃 となった場合、現行の定型的な内容の合弁契約では 止することにより、当該概念をキーとして設けられ なく、当事者の合意に基づく自由な設計を施した合 ている百以上にも及ぶ法規の廃止又は大幅な変更を 弁契約を作成すること (さらにはそもそも合弁契約を 不可避的に伴うものでもある。 作成しないこと) も可能となる。例えば、定款に多く の事項を委ね、株主の権利義務に係る事項のみを定 このことは、本草案が発布された後の当局の動きや める、非常に簡潔な合弁契約も許容されるし、逆に、 当局担当者のコメントから導出される、本法が制定・ 技術その他のサービスの対価や条件を詳細に定めて 施行されるまでには相当の時間を要するのではないか おく長文の合弁契約も許容されることとなる。 という見通しの根拠ともなりうるものである。外国投 資家及び外商投資企業としては、しばらくの時間的猶 Ⅵ 既存現法への影響 予を与えられている次第であるが、中長期的な対中投 本法が施行された時点で存続している外資系企業 資戦略の一環として、本草案及び今後登場するであろ には本法が適用される(153条)。そして、それらの う改訂版を注視していくことが望まれる。 企業は、本法施行後3年以内に会社法等の法規に 従って組織形態及び組織機構を変更する必要がある (157条1項) 。 そこで現行の外商投資企業の株主としては、上記 Ⅴに記載した会社法への一元化の影響等を考慮しな がら定款、合弁契約を変更する必要に迫られること となる。このことは、外商独資企業であれば定款変 更を進める手続負担にすぎないものの、合弁企業の 場合には契約交渉負担が発生することを意味する。 Ⅶ おわりに 本草案に示された本法の内容は、外資管理の歴史 的転換ともいうべきものであり、新規投資のみなら ず既存の投資についても、業界、分野を問わず一律 に影響を及ぼし、全ての外国投資家及び現行の外商 <著者プロフィール> 曾我 貴志(そが たかし) 曾我法律事務所 パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士 <略歴> 1988年 東京大学法学部卒(法学士) 1990年 弁護士登録,東京弁護士会所属 1993年 ミシガン大学ロースクール卒 (法学修士) 1994年 米国ニューヨーク州弁護士資格取得 1990年以降 東京、ニューヨーク、香港で勤務 1995年北京勤務以降 中国を中心の国際法務に従事 2000年 東京で独立開業 2012年 曾我法律事務所スタート、現在に至る。 公職:上海市仲裁委員会 仲裁員 国際商事法務研究所 中国法研究会 主査 中国関係の論文・著作多数。 第10回名古屋中国春節祭 事業計画が決定 5月19日、第10回名古屋中国春節祭実行委員会の に先だって開催されることが通例で、第10回は2016 梁新勇委員長、董剛事務局長及び当センター会員で 年1月9日から11日までの3連休を利用して開催さ あり、同春節祭のイベントをプロモートする㈱三晃 れることとなった。 社の松井局次長の3名が当センターを訪問し、梁委 ◇第10回名古屋中国春節祭開催概要 員長から原田泰浩副会長兼専務理事に第10回名古屋 会期:2016年1月9日(土)~ 11日(祝) 中国春節祭への後援協力依頼があり、同時に事業計 会場:久屋大通公園「久屋広場」※入場無料 画書と第9回名古屋中国春 主催:名古屋中国春節祭実行委員会 節祭報告書が提出された。 共催:中華人民共和国駐名古屋総領事館 上記の事業計画書と報 開催内容:中国屋台料理、中国食品、食材、中国物 告書は、翌20日に開催した 産、雑貨等の販売、書道文化など、中国旅 2015年第一回理事会にて理 行観光案内、留学・健康コーナーの紹介、 事及び協議員に配布した。 伝統獅子舞、龍舞、雑技、武術、太極拳、中 春節祭は中国本国の春節 国楽器演奏、民族歌舞公演など予定 Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 (13) 中国法令公布リスト 法令・通達名 公布日 施行日 主管部門 外商投資企業の外貨資本金の元転管理方式を改革することに関する国家外貨管理 局の通知(匯発[2015]19号) ※外貨建て資本金の元転タイミングを自由化 2015.3.30 2015.6.1 国家外貨管理局 自由貿易試験区外国投資届出管理弁法(試行)(商務部公告2015年第12号) ※自由貿易試験区における設立手続きを簡素化。 2015.4.8 2015.5.8 商務部 自由貿易試験区外国投資国家安全審査試行弁法(国弁発〔2015〕24号) ※自 由貿易試験区では届出のみ企業設立ができるため、実質支配の概念を導入 し、国防等センシティブな分野の外資参入を診察するための法律。 2015.4.8 2015.5.8 国務院弁公庁 自由貿易試験区外国投資参入許可特別管理措置(ネガティブリスト)の印刷発行 に関する国務院弁公庁の通知(国弁発〔2015〕23号) ※ネガティブリストの2015年版で、上海のほか、天津、福建、広東に新規設立さ れた自由貿易試験区にも適用。 2015.4.8 2015.5.8 国務院弁公庁 中国(天津)自由貿易試験区総体方案(国発〔2015〕19号) ※総体方案=マスタープラン 2015.4.8 国務院 中国(広東)自由貿易試験区総体方案(国発〔2015〕18号) 2015.4.8 国務院 中国(福建)自由貿易試験区総体方案(国発〔2015〕20号) 2015.4.8 国務院 中国(上海)自由貿易試験区の改革開放を更に深化させる方案(国発〔2015〕21号) ※自由貿易試験区のエリア拡大、手続きの簡素化。 2015.4.8 国務院 銀行カード清算機関参入管理の実施に関する国務院の決定(国発〔2015〕22号) ※外資にも銀行カード事業への参入を認める。 2015.4.9 国務院 「非居住企業所得税査定徴収管理弁法」等の書類を改正することに関する公告 (国家税務総局公告2015年第22号) 2015.4.17 2015.6.1 国家税務総局 一部製品の輸出関税の調整に関する公告(税関総署公告2015年第16号) ※レアアースの輸出関税を撤廃 2015.4.29 2015.5.1 税関総署 希土、タングステン、モリブデンの資源税の従価税改革を実施することに関する 通知(財税〔2015〕52号) ※次の通りレアアース等に資源税が課される。 軽希土類:内モンゴル11.5%、四川省9.5%、山東省7.5%中希土・重希土類:27% タングステン:6.5% モリブデン:11% 2015.4.30 2015.5.1 財政部、 国家税務総局 エネルギーを節約する、新エネルギーを使用する車両・船舶の車両船舶税の優遇 政策に関する通知(財税〔2015〕51号) ※車両船舶税(中国語原文:車船税)は自動車や船舶の所有者に毎年課せられる 税で、日本の自動車税に相当する。1.6L以下の自動車で半額免除、EVなど新 エネルギー車で全額の優遇を導入。 2015.5.7 財政部、 国家税務総局、 工業情報化部 非通貨性資産の投資の企業所得税の課税管理に関する公告(国家税务总局公告 2015年第33号) ※企業再編を促進するため、現物出資による譲渡益に対する企業所得税の分割納 付を認めるなどの措置。 2015.5.8 国家税務総局 商業健康保険の個人所得税の政策試験作業を展開することに関する通知(財税〔2015〕56号) ※民間の医療保険を普及させるため2400元/年(200元/月)の保険料を個人所得税 の課税対象から控除できる措置。 2015.5.8 財政部、国家税務総 局、中国保険監督管 理委員会 企業賃金·給与と従業員福利費等の支出の税引前控除に関する公告(国家税務総局 公告2015年第34号) ※給与と同時に支給される、固定された金額の福利費を税引前に控除できるとす る。2014年度も適用可 2015.5.8 国家税務総局 北京市サービス業開放拡大総合試験総体方案(国函〔2015〕81号) ※総体方案=マスタープランで、中国全体に適用される外資導入のガイドライン 「産業指導目録」より規制緩和を更に進めた試験的措置。例えば、芸能活動の マネジメント会社、外国人の生徒を対象とした学校、企業信用調査が外資独資 で設立できる。 2015.5.5 国務院 中国製造2025(国発〔2015〕28号) ※メイド・イン・チャイナ2025。ドイツのインダストリー4.0に習い、ネットの活 用で製造業の競争力の維持・向上を目指す。 2015.5.8 国務院 中国人民抗日戦争兼世界ファシズム戦争勝利70周年記念日の休日調整休暇に関す る国務院の通知(国発明電〔2015〕1号) 2015.5.13 国務院 ※公布日よりも遅れて公表された法令や先月号で掲載できなかった法令も掲載。 (14) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 <中 国 短 信 > ◇経済産業省と商務部との次官級協議 ◇第4回日中知財WG開催 経済産業省は5月12日、2009年6月に経済産業大 臣と中国商務部長との間で交換された「知的財産権 保護に関する交流及び協力に関する覚書」に基づき、 中国商務部は、4月24日、日本経済産業省との次 第4回目の日中知的財産権ワーキング・グループ 官級の協議が11年8月以来、約4年ぶりに開催され (知財WG)が、5月11日に北京で開催されたと発表 たと発表した。 昨年11月の日中首脳会談後、両国関係が改善方向 した。今回の開催は、2011年10月の神戸市での開催 (第3回知財WG)以来となる。 にあると一致したことを受けて、石黒憲彦経済産業 第4回知財WGでは、小川誠経済産業省大臣官房 審議官と高燕副部長が共同議長を務め、東京で行わ 審議官と陳福利商務部条約法律司副司長が共同議長 れた。同次官級協議は今回で16回目。 を務め、近年、インターネット上の模倣品・海賊版 双方は、両国のマクロ経済情況、貿易投資環境の 流通に代表される、知的財産保護に関する問題の複 改善及び地域間・多国間協力などについて率直に意 雑化・広域化・巧妙化している状況を踏まえ、日中 見交換し、両国の経済貿易協力の改善と発展を図る 政府の幅広い機関が参加して、知的財産保護に関す 上で、経済貿易協力に存在する問題の検討解決につ る様々な問題について意見交換が行われた。 いて、様々な共通認識を得るに至った。 具体的には、前回開催以降の日中における知的財 中国側は、重点的に日本の輸出規制、食品検査・ 産関連法制の動向や今後の知的財産戦略について確 検疫、漢方薬の対日輸出、日本製造業の国内回帰、 認すると共に、日中におけるインターネット上の知 長期商用ビザの利便化及び日中のPV産業の協力な 的財産権保護対策や、更なるエンフォースメント どについて、関心があることを日本側に伝えた。 (法執行)強化に向けた環境整備などについて、日中 日本側は、主に経済貿易分野の二国間交流メカニ 間の協力関係を強化すべく意見交換を行った。次回 ズムの回復、日中双方向の投資、知的財産権の協 の開催については、来年日本で行うことで合意し 力、中国の外資政策等について、中国側と意見交換 た。 した。 このほか、日中韓協力、東アジア地域包括的経済 ◇後発発展途上国からの関税をゼロに 連携 (RCEP) 、アジア太平洋経済協力(APEC)など インドネシア首都のジャカルタで行われたアジ の地域間・多国間の議題について、幅広く意見交換 ア・アフリカ会議(バンドン会議)に出席した習近平 を行った。 中国国家主席は4月22日、後発発展途上国からの輸 また、11年10月以来、停滞していた日中知的財産 入については、全品目の97%を関税ゼロにすると公 権ワーキング・グループを5月11日に中国で再開す 表した。 ることで合意し、中国で深刻化する模倣品・海賊版 経済支援策の一環だが、国連が定める後発発展途 対策などを協議することとなった。 上国は現在アジアに9ヶ国あり、これらの国々から ◇日中韓FTA大枠合意ならず 韓国ソウルで5月12日と13日に開催された日中韓 FTA第7回首席代表会合で、焦点となっていた全 貿易品目に占める関税撤廃の割合(自由化率)や撤廃 までの期間など大枠での合意は今回も実現しなかっ た。 全体としては進展しているとしているが、大枠で は溝が埋まらず、早期合意に向けて努力していくこ とを確認した。7月末を目処に北京で開催予定の第 8回局長級交渉会合で再び議論する。 中国に輸出される製品は関税がかからなくなる予定 だ。 アジアの後発発展途上国 1 2 3 4 5 6 7 8 9 アフガニスタン イエメン カンボジア ネパール バングラデシュ 東ティモール ブータン ミャンマー ラオス Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 (15) 中国経済データ <ご注意> 伸率は前年同期比を%で表示。減少は▲または-で表示。速報値と確定値が混在しているため、不確定なデータが含まれている。 日本の対中貿易(日本側統計) 単位:億円、% 年 月 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年4月 2015年1-4月 輸 出 金 額 伸 率 102,356 ▲21.0 130,856 27.8 129,021 ▲1.4 115,091 ▲10.8 126,252 9.7 133,844 6.0 11,213 2.4 42,528 1.6 輸 入 金 額 伸 率 114,360 ▲22.9 134,130 17.3 146,419 9.2 150,387 2.7 176,600 17.4 192,082 8.8 15,972 2.5 64,124 0.7 差 引 金 額 備 考 ▲12,004 赤字縮小 ▲3,274 赤字縮小 ▲17,398 赤字拡大 ▲35,296 赤字拡大 ▲50,348 赤字拡大 ▲58,238 赤字拡大 ▲4,759 赤字拡大 ▲21,596 赤字縮小 出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆 4月の国・地域別の貿易 内訳 輸 入 総額 アメリカ EU アジア うち中国 総額 アメリカ EU アジア うち中国 内訳 輸 出 単位:億円、% 金 額 65,515 13,629 6,393 34,587 11,213 66,049 7,141 6,745 31,743 15,972 構成比 100.0 20.8 9.8 52.8 17.1 100.0 10.8 10.2 48.1 24.2 4月の主な増減品目 輸出 増加 減少 輸入 増加 減少 1 2 3 1 1 2 3 1 単位:% 概況品名 半導体等電子部品 通信機 有機化合物 自動車 通信機 金属製品 有機化合物 電算機類(含周辺機器) 伸率 13.1 38.5 8.4 ▲49.9 9.0 15.2 21.4 ▲13.2 寄与度 0.9 0.6 0.5 ▲2.5 0.8 0.5 0.4 ▲1.2 出所:日本・財務省 出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆 名古屋税関管内の対中貿易 単位:億円、% 年月 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年4月 2015年1-4月 金 額 16,836 22,358 22,941 20,594 23,913 25,217 2,076 7,890 輸 出 伸 率 ▲21.1 32.8 2.6 ▲10.2 16.1 5.5 ▲1.8 ▲4.2 全国比 16.4 17.1 17.8 17.9 18.9 18.8 18.5 17.8 金 額 14,039 16,318 18,835 19,512 20,971 22,515 2,047 7,661 輸 入 伸 率 ▲27.9 16.2 15.4 3.6 7.5 7.4 5.9 3.6 全国比 12.3 12.2 12.9 13.0 11.9 11.7 12.8 12.4 差 引 金額 備 考 2,797 黒字拡大 6,040 黒字拡大 4,106 黒字縮小 1,082 黒字縮小 2,942 黒字拡大 2,702 黒字縮小 30 黒字縮小 ▲380 赤字化 出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆 ※名古屋税関管内 国際貿易港:名古屋港、三河港、衣浦港、清水港、田子の浦港、御前崎港、四日市港、尾鷲港、津港 国際空港:中部空港、静岡空港 4月の国・地域別の貿易 内訳 輸 入 内訳 輸 出 総額 アメリカ EU アジア うち中国 総額 アメリカ EU アジア うち中国 単位:億円、% 金 額 16,059 4,554 1,885 5,741 2,076 8,639 767 850 4,184 2,047 出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆 (16) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 構成比 100.0 28.4 11.7 35.7 12.9 100.0 8.9 9.8 48.4 23.7 4月の主な増減品目 輸出 輸入 増加 減少 増加 減少 1 1 2 1 2 1 出所:名古屋税関 概況品名 金属加工機械 自動車 科学光学機器 がん具及び遊戯用具 原動機 科学光学機器 単位:% 伸率 寄与度 36.6 1.2 ▲68.0 ▲3.7 ▲49.0 ▲1.1 115.3 1.7 113.9 1.3 ▲35.3 ▲0.8 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国への輸出額の月別伸率 (%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国からの輸入額の月別伸率 (%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移 (%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移 (%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 中国の対外貿易 中国の対外貿易 中国の対外貿易 中国の対外貿易 中国の外資導入 中国の外資導入 中国の外資導入 単位:億ドル、% 中国の外資導入 単位:件(件数) 、億ドル(金額) 単位:億ドル、% 単位:件(件数) 、億ドル(金額) 単位:億ドル、% 単位:件(件数) 、億ドル(金額) 単位:億ドル、% 単位:件(件数) 、億ドル(金額) 輸出 輸入 件数 実行ベース金額 輸出 輸入 件数 実行ベース金額 中国の対外貿易 中国の外資導入 輸出 輸入 件数 実行ベース金額 年月 年月 年月 年月 実行ベース金額 件数 伸率 伸率 単位:件 金額 伸率 金額 伸率 伸率 金額輸入 金額 伸率 伸率 件数件数 金額金額 伸率 金額輸出 年月 年月 (件数) 、億ドル (金額) 単位:億ドル、% 年月 年月 件数 伸率 伸率 金額 伸率 金額 伸率 件数 伸率 金額 伸率 金額 伸率 金額 伸率 中国の対外貿易 中国の外資導入 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 中国の対外貿易 中国の外資導入 20092009 年 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 件 数 実行ベース金額 輸 出 輸 入 12,016 ▲16.0 10,059 10,059 ▲11.2 2009 年 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3900.3 ▲2.6▲2.6 2009 年 12,016 ▲16.0 ▲11.2 23,435 ▲14.8 2010 年 15,778 31.3単位:億ドル、% 13,962 38.8 2010 年 2010 年 27,406 16.91,057.4 1,057.4 17.4 単位:億ドル、% 単位:件(件数) 、億ドル(金額) 年 月 年 月 単位:件(件数) 、億ドル(金額) 2010 年 15,778 31.331.3 13,962 38.838.8 27,406 16.9 17.4 件 数 伸 率 金 額 伸 率 2010 年 15,778 13,962 2010 年 27,406 16.9 16.9 1,057.4 17.4 17.4 金 額 伸 率 金 額 伸 率 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2010 年 27,406 1,057.4 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 輸出 輸入 件数 実行ベース金額 輸出 輸入 件数 実行ベース金額 20112011 年 年月 18,986 20.3 17,436 24.9 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 年月 年 18,986 20.3 17,436 17,436▲11.2 24.9 2011 年 2011 27,712 1.1 1.1 1,160.1 9.7 年月 年月年 2009年 23,435 ▲14.8 900.3 9.7 ▲2.6 2009年 12,016 ▲16.0 10,059 2011 年 18,986 20.3 24.9 27,712 1,160.1 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 件数 伸率 金額 伸率 金額 伸率 金額 伸率 件数 伸率 金額 伸率 金額 伸率 金額 伸率 年 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 20122012 年 年 20,489 7.9 7.9 18,178 4.3 4.3 20122012 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 20,489 31.3 18,178 4.3 2010年 27,406 16.91,117.2 1,057.4▲3.7 17.4 2010年 15,778 13,962 38.8 24,925 ▲10.1 2012 20,489 7.9 18,178 2013年 年 22,100 7.9 10,059 19,503 7.3 2012 2013年 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2009 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2009 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2009 年 12,016 ▲16.0 ▲11.2 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2013年 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2013年 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2011年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2011年 18,986 20.3 17,436 24.9 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2010 15,778 31.3 13,962 38.8 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2014年 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2014 年 23,427 6.1 6.1 19,602 19,602 0.4 0.4 2014 年 2014 年 23,778 4.4 4.4 1,195.6 1.7 2012年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2014 年 23,427 23,778 1,195.6 1.7 2012年 20,489 7.9 18,178 4.3 2015 年 4 月 1,763 ▲6.4 1,422 ▲16.2 2015 年 4 月 1,929 2.9 96.1 10.5 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 20152015 年4月 1,763 ▲6.4 1,422 ▲16.2 20152015 年4月 1,929 2.9 2.9 96.196.1 10.510.5 年4月 1,763▲6.4 ▲6.4 1,422 1,422 ▲16.2 2015 年4月 1,929 2.9 2015 年 月 1,763 ▲16.2 年 41-4 月 1,929 96.1 10.5 2013年 22,773 ▲8.6 1,175.9▲3.7 5.3 2013年 7.9 19,503 7.3 2015 年月1-4 月 24,925 7,790 17.0 444.9 10.4 2015 年月1-4 月 22,100 6,902 7.9 1.6 18,178 5,324 ▲17.3 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2012 年 20,489 18,178 4.3 2012 ▲10.1 1,117.2 2012 20,489 4.3 2015年 年 7,790 17.0 444.9 10.4 2015年 年41-4 6,902 1.6 7.9 5,324 ▲17.3 2015 年 1-4 月 7,790 17.0 444.9 444.9 10.4 10.4 2015 年 1-4 月 6,902 1.6 5,324 ▲17.3 2015 年 1-4 月 7,790 17.0 2015 年 1-4 月 6,902 1.6 5,324 ▲17.3 2014年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 出所:中国税関総署 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 2014年 23,427 6.1 19,602 0.4 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 出所:中国税関総署 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 出所:中国税関総署 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 出所:中国税関総署 ※金融セクターを除く 2014 年 19,602▲16.2 2014 年 23,778 1,195.6 2015年4月 1,929 4.4 4.4 2.91,195.6 96.1 1.7 1.7 10.5 2015年4月 1,76323,427▲6.4 1,422 2014 年 23,427 6.1 6.1 19,602 0.4 0.4 出所:中国商務部 2014 年 23,778 2015 年4月 ▲16.2 2015中国外資導入の月別伸率(%) 2015 年4月 1,929 2.9 17.0 2.9 96.1 96.1 10.5 2015年1-4月 7,790 444.9 10.4 2015中国対外貿易の月別伸率(%) 年 4月 1,7631,763▲6.4 ▲16.2 年 4 月 1,929 10.5 2015年1-4月 6,902 1.6▲6.4 1,422 5,3241,422 ▲17.3 中国外資導入の月別伸率(%) 中国対外貿易の月別伸率(%) 中国外資導入の月別伸率(%) 2015 2015 ▲17.3 中国外資導入の月別伸率(%) 2015出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 年 1-4年月1-4 月 7,7907,790 17.0 17.0 444.9444.9 10.4 10.4 2015中国対外貿易の月別伸率(%) 年 1-4年月1-4 月 6,9026,902 1.6 1.6 5,3245,324 ▲17.3 中国対外貿易の月別伸率(%) 出所:中国税関総署 出所:中国税関総署 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 出所:中国税関総署 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国対外貿易の月別伸率 (%) 中国対外貿易の月別伸率(%) 中国対外貿易の月別伸率(%) 中国外資導入の月別伸率(%) 中国外資導入の月別伸率(%) 中国外資導入の月別伸率(%) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 (17) 中国の物価動向 中国の物価動向 中国の物価動向 中国の物価動向 中国の物価動向 中国の物価動向 消費者物価指数CPI (%) 消費者物価指数CPI(%) 消費者物価指数CPI(%) 消費者物価指数CPI(%) 消費者物価指数CPI(%) 中国の物価動向 消費者物価指数CPI(%) 月 4月 44月 1-4 1-4月 月 1-4月 月 1-4 月 44 月 1-4 月 4 月 1.5 1-4 月 消費者物価指数 1.3 消費者物価指数 1.5 1.3 消費者物価指数 1.5 1.5 1.3 消費者物価指数 1.5 1.3 消費者物価指数CPI(%) 中国の物価動向 消費者物価指数 1.3 消費者物価指数 1.5 1.6 1.3 1.3 うち都市 うち都市 1.3 うち都市 1.6 1.3 うち都市 1.6 4 月 1.6 1-4 月1.3 うち都市 1.6 1.3 うち都市農村 1.6 1.3 1.3 1.1 農村 1.3 1.1 消費者物価指数CPI(%) 農村 1.3 1.1 消費者物価指数 1.5 1.3 農村 1.3 1.1 農村 1.3 1.1 農村 1.3 2.7 1.1 2.1 うち食品 うち食品 2.7 2.1 4 月 1-4 月 うち食品 2.7 2.1 うち都市 1.6 2.7 1.3 2.1 うち食品 2.1 うち食品 2.7 うち食品 2.7 0.9 2.1 0.8 消費者物価指数 1.5 1.3 食品以外 0.8 食品以外 0.9 0.8 農村 食品以外 1.3 0.9 1.1 0.8 食品以外 0.9 0.8 食品以外 0.9 食品以外 0.9 1.3 0.8 1.0 うち消費財 うち消費財 1.3 1.0 うち都市 1.6 1.3 うち消費財 1.3 1.0 うち食品 2.7 2.1 うち消費財 1.3 1.0 うち消費財 1.3 うち消費財 1.3 2.1 1.0 1.0 農村 サービス 1.3 1.1 1.9 サービス 2.1 1.9 サービス 2.1 1.9 食品以外 0.9 2.1 0.8 1.9 サービス サービス 2.1 1.9 1.9 サービス 2.1 うち食品 2.7 2.1 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 うち消費財 1.3 1.0 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 食品以外 0.9 0.8 出所:中国国家統計局 サービス 2.1 1.9 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 消費者物価指数CPIの月別推移(%) うち消費財 1.3 1.0 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 出所:中国国家統計局 消費者物価指数CPIの月別推移(%) サービス 2.1 (%) 1.9 消費者物価指数CPIの月別推移 出所:中国国家統計局 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 消費者物価指数CPIの月別推移(%) 中国の景気動向 中国の景気動向 中国の景気動向 中国の景気動向 中国の景気動向 中国の景気動向 製造業PMI 製造業PMI 製造業PMI 製造業PMI 製造業PMI 中国の景気動向 製造業PMI 製造業PMI 中国の景気動向 製造業PMI ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 景気後退<50<景気拡大 景気後退< 50 <景気拡大 景気後退<50<景気拡大 景気後退<50<景気拡大 景気後退<50<景気拡大 景気後退<50<景気拡大 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 非製造業(サービス業)PMI 非製造業(サービス業)PMI 非製造業 (サービス業)PMI 非製造業(サービス業)PMI 景気後退<50<景気拡大 非製造業(サービス業)PMI ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数 景気後退<50<景気拡大 非製造業(サービス業)PMI 非製造業(サービス業)PMI 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数PPI (%) 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.6 工業生産者物価指数(PPI) 4月 ▲4.6 ▲4.6 1-4月 ▲4.6 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.6 ▲4.6 工業生産者物価指数PPI(%) 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.6 ▲4.6 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.6▲5.9 うち生産資材 ▲5.9 うち生産資材 ▲5.9▲4.6 ▲5.9 工業生産者物価指数 (PPI) ▲4.6 ▲4.6 工業生産者物価指数PPI(%) うち生産資材 ▲5.9 ▲5.9 うち生産資材 ▲5.9 ▲5.9 うち生産資材 ▲5.9▲0.2▲5.9▲0.2 生活資材 生活資材 ▲0.2 うち生産資材 ▲5.9 ▲5.9 生活資材 ▲0.2▲4.6 ▲0.2 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.6▲0.2 生活資材 ▲0.2 生活資材 ▲0.2▲0.2 ▲0.2▲0.1 うち食品 0.1 うち食品 0.1 ▲0.1 工業生産者物価指数(PPI) ▲4.6 ▲4.6 うち食品 0.1▲5.9 ▲0.1 生活資材 ▲0.2 ▲0.2 うち生産資材 ▲5.9 0.1 うち食品 うち食品 0.1 0.5 ▲0.1▲0.1 0.7 うち生産資材 ▲5.9 ▲5.9 衣類 0.5 0.7 衣類 0.5 0.7 生活資材 衣類 ▲0.2 ▲0.2 うち食品 0.1 ▲0.1 衣類 0.5 0.7 衣類 一般日用品 0.5▲0.5 0.7▲0.3 ▲0.5 ▲0.3 生活資材 ▲0.2 ▲0.2 一般日用品 ▲0.5 ▲0.3 うち食品 一般日用品 0.1 ▲0.1 衣類 0.5 0.7 一般日用品 ▲0.5 ▲0.3▲0.3 一般日用品 ▲0.5 うち食品 0.1 ▲0.9 ▲0.1 ▲0.7 耐久消費財 ▲0.9 ▲0.7 耐久消費財 ▲0.9 ▲0.7 衣類 耐久消費財 0.5▲0.9 0.7 耐久消費財 ▲0.7 一般日用品 ▲0.5 ▲0.3 耐久消費財 ▲0.9 ▲0.7 衣類 0.5 0.7 ▲5.6 工業生産者仕入物価指数 ▲5.5 工業生産者仕入物価指数 ▲5.5 ▲5.6 工業生産者仕入物価指数 ▲5.5 ▲5.6 一般日用品 ▲0.5▲5.5 ▲0.3 工業生産者仕入物価指数 ▲5.6 耐久消費財 ▲0.9 ▲0.7 工業生産者仕入物価指数 ▲5.5 ▲5.6 一般日用品 ▲0.5 ▲0.3 うち燃料、動力類 ▲11.2 ▲11.1 うち燃料、動力類 ▲11.2 ▲11.1 うち燃料、動力類 ▲11.2 ▲11.1 耐久消費財 ▲0.9 ▲0.7 うち燃料、動力類 ▲11.2 ▲11.1 工業生産者仕入物価指数 ▲5.5 ▲5.6 うち燃料、動力類 ▲11.2 ▲11.1 耐久消費財 ▲0.9 ▲0.7 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 工業生産者仕入物価指数 ▲5.5 ▲5.6 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 うち燃料、動力類 ▲11.2 ▲11.1 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 工業生産者仕入物価指数 ▲5.5 ▲5.6 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 うち燃料、動力類 ▲11.2 ▲11.1 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 うち燃料、動力類(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ▲11.2 ▲11.1 ※工業生産者物価指数 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 ※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数 出所:中国国家統計局 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 出所:中国国家統計局 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 出所:中国国家統計局 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移 (%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 工業生産者物価指数PPIの月別推移(%) 一日当たりの発電量の月別伸率 (%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 一日当たりの発電量の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 粗鋼生産量の月別伸率(%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 粗鋼生産量の月別伸率 (%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 粗鋼生産量の月別伸率(%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 粗鋼生産量の月別伸率(%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 中国の財政収入の伸率 (歳入、%) 中国の財政収入の伸率(歳入、%) 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 消費財小売総額の月別伸率(%) 消費財小売総額の月別伸率(%) 消費財小売総額の月別伸率(%) 消費財小売総額の月別伸率 (%) 出所:中国国家統計局 消費財小売総額の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 消費財小売総額の月別伸率(%) 消費財小売総額の月別伸率(%) 消費財小売総額の月別伸率(%) 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 出所:中国財政部 (18) Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 中国の固定資産投資 中国の固定資産投資 中国の固定資産投資 1-4月の固定資産投資 中国の固定資産投資 中国の自動車販売台数 1-4 月の固定資産投資 1-4 月の固定資産投資 投資額(億元) 伸率(%) 1-4 月の固定資産投資 投資額(億元) 伸率(%) 投資額(億元) 伸率(%) 固定資産投資 119,979 12.0 中国の固定資産投資 投資額(億元) 伸率(%) 固定資産投資 119,979 固定資産投資 119,979 12.0 12.0 産業別 固定資産投資 119,979 12.0 1-4 月の固定資産投資 産業別産業別 第一次産業 産業別 第一次産業 第一次産業 第一次産業 第二次産業 固定資産投資 第二次産業 第二次産業 第三次産業 産業別 第二次産業 第三次産業 第三次産業 第三次産業 第一次産業 地域別 地域別地域別 地域別 第二次産業 東部 東部 東部 東部 第三次産業 中部 中部 中部 地域別 中部 西部 西部 西部 2,712 2,712 26.4 投資額(億元) 伸率(%) 2,712 26.4 2,712 49,176 9.8 119,979 12.0 49,17649,176 9.8 68,090 49,176 13.2 68,09068,090 13.2 68,090 26.4 2,712 49,176 59,613 59,61359,613 59,613 68,090 32,244 32,24432,244 32,244 27,25627,256 27,256 27,256 東部 西部 59,613 中部 32,244 固定資産投資の伸率(%) 固定資産投資の伸率(%) 固定資産投資の伸率 (%) 西部 27,256 固定資産投資の伸率(%) 26.4 26.4 9.8 9.8 13.2 13.2 9.8 10.9 10.9 10.9 13.2 10.9 15.5 15.5 15.5 15.5 10.2 10.2 10.2 10.9 10.2 15.5 10.2 中国の自動車販売台数 中国の自動車販売台数 中国の自動車販売台数 自動車 年 月 自動車自動車 台数:万台 台数:万台 台数:万台 台数:万台 乗用車 商用車 乗用車 商用車商用車 2011年 1,850乗用車乗用車 1,447 403 商用車 台数:万台 2011 年 2011 年 1,850 1,850 1,447 1,447 403 403381 2012年 1,930 1,550 2011 年 1,850 1,447 403 自動車 2012 年 2012 年 1,930 1,930 1,550 1,550 381 381 年月 2013年 2,198乗用車 1,550 1,793 2012 1,930 381406 商用車 2013 年 年 2013 年 2,198 2,198 1,793 1,793 406 406 2013 年 2014年 2,349 1,4471,793 1,970 379 2011 年 1,8502,198 403 406 2014 年 2,349 1,970 2014 年 2,349 1,970 379 379 2014 年 1,970 2012 年 1,9302,349 381 379 2015年4月 167 2015 199 1,550 33 33 2015 年 4 月年 4 月 199 199 167 167 33 2015 年 41-4 月月 199 1,793 167 33117 2013 年 2,198 814 406 117 2015 2015年1-4月 697 117 2015 年 1-4年 月 814 814 697 697 自動車 年月 年月 中国の自動車販売台数 年月 2015 年 1-4 月 814 1,970 697 2014 年 2,349 379 117 出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 出所:中国汽車工業協会 2015 年4月 199※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 167 33 自動車販売台数の月別伸率(%) 2015 年 1-4 月 814 697 117 自動車販売台数の月別伸率(%) 自動車販売台数の月別伸率 (%) 自動車販売台数の月別伸率(%) 出所:中国汽車工業協会 ※中国国産車のみ。輸入車を含まず。 自動車販売台数の月別伸率(%) 固定資産投資の伸率(%) 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 日系乗用車のシェア推移(%) 日系乗用車のシェア推移 (%) 日系乗用車のシェア推移(%) 日系乗用車のシェア推移(%) 中国の不動産開発投資 中国の不動産開発投資 中国の不動産開発投資 出所:中国国家統計局 中国の不動産開発投資 金額:億元 金額:億元 金額:億元 金額:億元 2014 年 2015 年 2014 年 2015 年 1-4 月1-4 月 2014年 2015年1-4月 2014 年 2015 年 1-4伸率 月 中国の不動産開発投資 金額伸率 金額 金額伸率 伸率 伸率金額 金額 金額 伸率 金額 伸率 金額 伸率 金額:億元 不動産開発投資 95,03695,036 不動産開発投資 10.5 10.5 不動産開発投資 23,669 不動産開発投資 95,036 2014 年10.5 10.5 2015 年 1-4 月6.0 うち住宅 95,036 うち住宅 64,35264,352 9.2 9.2 うち住宅 9.215,870 うち住宅 64,352 9.2 3.7 金額 64,352 伸率 10.4 金額 伸率 地域別 東部 52,941 地域別 東部 52,941 10.4 地域別 東部 52,941 不動産開発投資 95,036 10.5 10.4 地域別 東部 52,941 10.4 4.8 中部 中部 14,55214,552 8.5 8.514,109 中部 14,552 8.5 4,517 うち住宅 64,352 9.2 12.8 中部 14,552 8.5 2.9 西部 西部 14,32314,323 12.8 14,323 地域別 東部 西部 52,941 10.4 12.8 5,043 出所:中国国家統計局 西部 14,323 12.8 1.6 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 中部 14,552 8.5 出所:中国国家統計局 西部 14,323 日系乗用車のシェア推移(%) 12.8 中国の工業 中国の工業 出所:中国国家統計局 中国の工業 工業付加価値の伸率(%) 中国の工業 工業付加価値の伸率(%) 工業付加価値の伸率(%) 4 月 4 月 1-4 月1-4 月 工業付加価値の伸率 (%) 中国の工業 4月 1-4 月 一定規模以上の工業生産 一定規模以上の工業生産 5.9 5.9 6.2 6.2 4月 5.9 1-4月6.2 一定規模以上の工業生産 工業付加価値の伸率(%) 内訳 鉱業 2.8 内訳 鉱業 2.8 3.1 3.1 内訳 鉱業 一定規模以上の工業生産 4 月 5.9 製造業製造業 6.5 製造業 内訳 鉱業 2.8 一定規模以上の工業生産 5.9 電気・ガス・熱・水生産供給業 電気・ガス・熱・水生産供給業 2.0 内訳 内訳 鉱業 電気・ガス・熱・水生産供給業 2.8 国有企業 製造業 6.5 内訳 国有企業 1.9 内訳 国有企業 製造業 6.5 集団企業 電気・ ガス ・熱・水生産供給業 0.4 2.0 集団企業 集団企業 電気・ガス・熱・水生産供給業 2.0 株式制企業 内訳 国有企業 1.9 株式制企業 7.4 株式制企業 内訳 国有企業 1.9 外資系企業 外資系企業 2.9 集団企業 0.4 外資系企業 集団企業 0.4 出所:中国国家統計局 出所:中国国家統計局 株式制企業 7.4 出所:中国国家統計局 株式制企業 7.4 外資系企業 2.9 外資系企業 2.9 2.8 月6.2 6.51-4 7.0 6.5 3.1 6.2 2.0 2.2 2.0 3.1 1.9 1.7 7.0 1.9 7.0 0.4 1.9 2.2 0.4 2.2 7.4 7.4 1.7 7.4 1.7 2.9 3.9 1.9 2.9 1.9 7.4 3.1 7.0 7.0 2.2 2.2 1.7 1.7 1.9 1.9 7.4 7.4 3.9 3.9 7.4 3.9 3.9 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%) 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%) 出所:中国国家統計局 日中間の人的往来 日中間の人的往来 日中間の人的往来 日中間の人的往来 訪日・訪中旅行客数の推移(千人) 訪日・訪中旅行客数の推移(千人) 訪日・訪中旅行客数の推移 (千人) 訪日・訪中旅行客数の推移(千人) 日中間の人的往来 訪日・訪中旅行客数の推移(千人) 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%) 一定規模以上の工業付加価値の月別伸率 (%) 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 出所:日本政府観光局、中国国家旅游局 Tokai Japan-China Trade Center 2015.6 (19)
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