2015年12月号(PDF) - 一般社団法人 東海日中貿易センター

2015
№ 12 VOL.348
60
2015年12月1日 発行
創立60周年 特別寄稿
日本最大級の貿易港と中国をつなぐ
一般社団法人 東海日中貿易センター
副会長 藤森 利雄
東海日中貿易センター創
当社は、1989年に香港、1994年に上海に物流拠点
立60周年、誠におめでとう
を構え、2007年に貿易、販売としての拠点も上海に
ございます。
設立し、自動車部品関係を中心とした中部のモノづ
当社(名港海運)の本社所
くり企業の国際物流をお手伝いしております。私自
在 地 で あ り ま す 名 古 屋 は、
身も、1997年に香港が中国に返還される際、香港に
日本最大のモノづくりエリ
駐在しており、歴史的瞬間を間近で見ることができ
アを背景にして年間貨物取
たのも今では良い思い出です。
扱量で日本一を維持し続ける名古屋港を擁し、名
昨年に引き続き、本年も先月、中部経済界訪中
古屋税関管内の日中貿易は日中貿易総額の約15%
団に私自身が参加することができ、昨年から今年
(2014年実績)
を占めております。
にかけて日中関係が大きく改善していること。中
名古屋港にある鍋田ふ頭コンテナターミナルは、
国の貿易、販売がネット化していること。中国と
現在T1~ T3バースまで稼働し、中国・韓国貨物
ASEAN、欧州を結ぶ物流の大動脈が動き出してい
を中心に名古屋港全体のコンテナ貨物の約3分の1
ることなどを実感しました。
以上を取り扱い、全国屈指の高い稼働率を誇るター
特に中国の鉄道において高速鉄道が急速に普及す
ミナルとなっていますが、更にT4、T5バースを
るに伴い、トラック輸送、船舶輸送にかかる時間と
拡大建設する予定で、中国貨物の取扱拡大に向けて
コストが大きく軽減され、物流形態の変化が中国事
対応を図っているところです。
業に与える影響が益々大きくなるものと感じまし
一方、上海港はコンテナ取扱本数が世界第一位で
た。
あり、名古屋港のコンテナ取扱相手港第一位となる
最後になりましたが、当センターも、今後70年、
など、当港にとって重要な港であり、1996年から視
100年と節目を迎えるにあたり、日中両国が今日よ
察学習団を継続して受け入れるなどの人的交流を図
り更に深い友好関係を築き、また当センターと会員
り、2011年にはパートナーシップ港として新たに提
企業の皆様が更なるご発展を遂げられますことを願
携、今日に至っております。
うばかりです。
主 要 目 次
創立60周年 特別寄稿 日本最大級の貿易港と中国をつなぐ… ……………… 1
中部経済界訪中団、北京・雲南・四川・上海を訪問 … ……………… 2〜6
中国投資説明会 天津西青経済技術開発区自動車産業投資説明会 ………… 7
共催セミナー『新常態』
下の中国経済現状と今後の展望 …………………… 7
日中往来 … ………………………………………………………………… 8〜9
会員賀詞交歓会のご案内 … …………………………………………………… 9
弊センター年末年始休日のご案内 … ………………………………………… 9
次期五ヵ年計画の草案が発表 五中全会閉幕 … ………………………… 10
日中韓首脳サミットが3年ぶりに実現 ……………………………………… 11
来場・成約減少で岐路に立つ広州交易会 … ……………………………… 11
寄稿 中国企業の技術ニーズ 中国企業、
日本の浄化槽の製造技術の譲渡を希望 ………………………… 12〜13
中国駐名古屋総領事館 趙大為副総領事が着任 … ……………………… 13
中国法令公布リスト … ………………………………………………………… 14
中国短信 … …………………………………………………………………… 15
中国経済データ …………………………………………………………… 16〜19
中部経済界訪中団、北京・雲南・四川・上海を訪問
深谷紘一会長を団長とする中部経済界訪中団(23
ンスが生まれ、困難に対して解決手段を講じ、新し
社27名※事務局を含む)が10月22日から29日にかけ
い分野の発
て、北京市、雲南省昆明市、四川省成都市、上海市
展ができる
を訪問し、北京では中国国際貿易促進委員会、中国
と 思 う 」と
商務部、中国日本友好協会、中国外交部を表敬訪問
述べ、日中
したほか、在中国日本国大使館との交流夕食会を開
両国が新た
催。また、当センター創立60周年を記念して、感謝
な分野で経
の意を込めて、関係者をお招きし、祝賀会を開催し
済協力を展開することが期待される。
訪中団と会見する張偉常務副会長
た。
当訪中団は、ここ数年、中国内陸部の経済発展に
【商務部】
着目し、経済交流を行っており、今年はASEANと
宋耀明亜洲司長は、「去年11月の両国首脳会談が
の連携が進む雲南省と中央アジア、欧州との連携が
実現した後、各分野
進む四川省に着目した。
において交流が回復
し て お り、11月 1 日
◇北京市
に中日韓の首脳が会
【在中華人民共和国日本国大使館との交流夕食会】
談する予定である。
当訪中団が北京を訪問した際に、在中華人民共和
世界経済は厳しい
国日本国大使館との交流が恒例化しており、昨年に
状 況 が 続 い て お り、
続き、高島竜佑公使と大矢一夫
楽観できない。中国と日本の経済発展は世界に与え
経済部参事官をお招きし、22日
る影響が大きく、例えば、1~9月までの日中貿易
に交流夕食会を開催した。
は前年同期比11.1%減少し、日本からの直接投資は、
食事に先立って高島公使が、
前年同期比25.6%減少した。しかし、国別では日本
「最近の中国経済事情」
と題して、
は依然として2番目の貿易相手国で、最大の投資国
日中貿易の現状、中国の主要貿
である。中国と日本はお互いに重要なパートナー
易相手国・シェア、日本の対中
講演する高島公使
商務部玄関ホールにて
で中日関係は重要だと認識している」と述べ、また、
直接投資と中国の対日投資、中国の自動車産業、訪
「中国は、経済構造の調整、経済成長方式の転換と
日中国人と訪中日本人、中国経済成長、国有企業の
いう課題に直面しており、お互いの経済分野の協力
デフォルト、消費のネット化、人民元の国際化、日
を拡大し、世界経済への役割を果たして行きたい。
中関係の改善、株価の暴落、五中全会、G20など大
日本の中部地方の経済界には、自動車、電子、物流
変豊富な話題について紹介された。
などの分野で優位性を発揮し、これから中国経済の
成長戦略に沿った戦略を打ち出し、ハイテク、省エ
【中国国際貿易促進委員会】
張偉常務副会長は、
「中国ではサービス業の発展
ネなどの分野で協力を拡大して欲しい」と要望され
た。
に力を入れており、産業別の経済協力として、環境
保護、新エネルギー、サービス業、医療関係、高齢
【中国日本友好協会】
者福祉産業などの分野で協力のチャンスが多くある
王秀雲副会長は、
「中国と日本の間で問題が発生し
と思う。また、社会の発展に伴い、取引形態が変化
ても交流は途絶えたことがない。この2年間、中日
し、インターネットを利用した電子商取引が増えて
関係に様々な問題が起こり、ある時期は中日両国の
いる。企業は社会で一番活躍し、社会の発展に貢献
これまでの関係が継続できるか心配された。現在は、
している。企業の活躍により、新しいビジネスチャ
喜ばしいことに中日関係は各分野で改善が見られる。
(2)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
中国は世界第2位の経済大国だが、人口が多い
あっても過度の競争コストを払わずに済むと思う」
ため問題も多い。経済総量は大きいが、1人当た
と述べ、日中関係の改善と今後の協力のあり方を示
りのGDPでは日本と比べまだまだ差がある。従っ
唆された。
て、中日両国の企業間の協力
また、「中国人観光客は、今年500万人を突破する
関係には協力の余地があると
勢いだが、我々は単なる観光とは考えていない。こ
思う。
れからの中国の対日外交の大きな資源になり、1つ
メディアで報道されたよう
の爆発期にあると思う。中国人観光客により色々な
に中国経済は成長の勢いが弱
事件も不愉快なこともあると思うが、他人のふり見
まってきているように見える
て我がふり直す過程にあると思うので、中国人が教
が6.9%成長は特に低いと言う
養・秩序あるレベルになるまでは是非ともご寛容い
ことではなく、悲観すること
王副会長から記念品贈呈
ただきたい」と述べた。
はない。中日両国間の経済協力関係について、新し
い分野・ルートを見つけ、東海日中貿易センターが
【東海日中貿易センター創立60周年祝賀会(北京)】
新しい発展関係を推進されることを祈念している」
当センター創立60周年を記念して、感謝の意を込
と述べた。
めて、商務部、中国日本友好協会の関係者を招い
て、長富宮飯店にて祝賀会を開催した。
【外交部】
孔鉉祐亜洲司長から、日中関係改善の為に水面下
で行ってきた努力について触れられ、中国の角度か
ら苦労話を伺うことができた。
孔司長は、
「昔は不幸な歴史があったが、これか
らはプラス志向で考えなければならない。また、中
日関係は地域全体の流れをしっかり認識しなければ
祝賀会で挨拶する深谷会長
ならない。東アジア全体の経済協力の先行きは、中
来賓紹介の後、深谷会長より、「1955年の設立当
国・日本・韓国の協力が不可欠であり、貿易も8割
初は、国交も回復しておらず、共に苦労し、また、
以上を占めている。中国と日本に存在する各種問題
ご支援ご協力を賜り、今日を迎えることができた。
は解決の兆しはあるが、問題自体は解決していな
北京でも祝賀会を開催することができ、大変嬉しく
い。日本から見て中国には島の問題、資源開発など
思うと同時に感謝している」と感謝の意を表した。
の問題があり、中国から見て日本には靖国、新たな
続いて、岩田義文副会長が乾
歴史問題などがある。
杯の音頭をとり、大変和やかな
雰囲気の中で懇談することがで
きた。
祝賀会では、6月8日に開催
した創立60周年記念祝賀会の写
真を含めセンターの60周年の歩
みのパワーポイント資料を放映
外交部玄関ホールにて
岩田副会長による乾杯音頭
した。
中国と日本との間で08年に
「お互いに脅威となら
ず、協力のパートナーとみなす」として合意してい
る。海外での競争問題が発生しているが、単なるス
◇雲南省昆明市
【昆明斗南花卉市場】
ローガンでなく、実際に現していかなければならな
同花卉市場を運営する雲南斗南花卉産業集団昆明
い。争いを競争に変え、第三国で日中両国が協力す
斗南国際花卉産業園区開発有限公司の劉嘉弁公室副
るよう提案している。これが現実になれば、競争は
主任の案内により、セリ場を視察した。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
(3)
斗南花卉市場は、産地相対市場として、95年より
国3番目。2014年のGDP成長率は8.1%と高度成長
営業を開始し、拡大・移転を繰り返し、現在は600
を遂げている。
席の機械セリ場を備えるまでに成長した。
中国の「一帯一路」と「長江経済ベルト」戦略に伴
同市場は、最も規模が大きく、国内で一番古く設
い、辺境地域から改革開放の前線基地となることを
立された花卉市場で、中国花卉市場のオークション
目指し、一帯一路戦略の中では、海上ルートと陸上
の基本ルールとして同市場の基準が適用されている。
ルートをつなぐ要地となり、東南アジアと南アジア
セリ場にはイヤホン・マイク付きタイプの席が階
を結ぶ重要な役割を果たす予定である。
段状に並び、オペレータが品種や価格などを確認で
中国からラオスまでの鉄道は今年中に着工する予
きる。6つのスクリーンで商品情報が表示され、実
定で、雲南省部分は既に開通した。これからアジア
物が台車で運ばれていた。このような方式は聞くと
の鉄道建設は着実に進むことだろう。
ころによるとオランダ式だそうで、花卉産業の先進
国オランダをモデルにしたのか、オランダがシステ
ムを売り込んだの
か不明であるが、こ
のセリ売り方式は
買い手側任せの取
雲南省の概要を説明する王青梅副局長
(右側中央)
引であり、売り手の
雲南省と日本が、今後、物流配送センター、卸売
意見は全く相場に
市場などの分野で協力することを期待している。周
反映されない。セリ
オークション会場にて
辺の国との総合連携の環境はますます良くなると思
は最初に表示された金額を徐々に下げていく方法で
われる。
競り落とされていた。もの凄いスピードで次々とセ
今年、物流関係者が雲南に投資する機会が増えて
リ落とされていたが、バイヤーは事前にどの切り花
おり、物流不動産でアジア最大手のグローバルロジ
を購入するか現物を見て確認しており、それを夜の
スティックプロパティーズ(シンガポール)という会
セリで落とすのだとの説明で、1日200万本の取引
社と日本の日本通運が分公司を設立した。
が数時間で行われるということが理解できた。
中央政府が策定した外資誘致政策以外に雲南省は
1回の取引のミニマム単位は100本からで、1日
財政・金融・産業・労働力など様々な分野で優遇政
あたり平均200万本が取引され、最大で800 ~ 1,000
策を準備している。
万本もの取引も可能だという。
競り売りは、大規模流通よりも、小規模生産者の
【昆明銅業有限公司】
商品販売に適している事から考えると、この競り売
同社は、中国アルミ公司の傘下にある雲南省最大
りシステムは昆明の現状
(少数民族の農家が栽培し
の銅加工メーカーである雲南銅業の子会社である。
た商品を持ち込んだり、販売力の無い農家が商品を
陳忠良総経理の紹介により、銅線材ライン、銅形材
販売することができる)に適しており、これが市場
ラインなどを見学した。
の拡大
(成功)
の秘訣だったのかも知れないと思った
主力製品は銅線で、日本の古河電工とも合弁事業
次第である。
を展開している。現在、好調なのは高速鉄道に使用
基本的に販売は、国内のバイヤーが主なので、輸
する銅線(接続ケーブル)で、昨年は16万トンの銅線
出は少なく、10%程度。年間の取扱量は7億本で、
を生産したが、そのうち3万トンを高速鉄道向けに
売上高は40 ~ 50億元と紹介された。
供給した。
銅原料は雲南産を使用しており、年間60万トンを
【雲南省人民政府招商合作局】
産出する銅鉱山がある。雲南の銅は中国一と評価さ
王青梅副局長より、雲南省の経済状況の説明が行
れ、ロンドンの交易所にも登録されている。この品
われた。雲南省の優位性は、地理的条件、生態環
質の良さが認められ高速鉄道の銅線サプライヤに認
境、豊富な資源にあり、2013年のGDP伸び率は中
定されたとの紹介があった。販売は主に国内販売で
(4)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
あるが、現在、東南アジアへの輸出を計画中。
市場シェアはLNGスタンドが32%、CNGスタン
線材以外に形材加工も行っており、主力商品は無
ドが36%で、ユーザーは、中国石油メジャー及び各
酸素銅で年間1.5万tほど生産している。アメリカ・
港など。
テスラのモーターやドイツ・SEW向けのモーター
にもローターを供給しており、EV車の駆動用だけ
【四川一汽豊田汽車有限公司】
でなく、既存のモーターに対しても小型化や効率化
同社の相馬清親董事・副総経理、豊田汽車(中国)
を図るために供給
投資有限公司成都分公司の鹿子木潔総経理はじめ、
している。
駐在の皆様に対応いただき、工場見学した。
銅の原料は中国
では雲南銅業と江
西銅業の二大メー
カーが独占した状
態 に あ り、 銅 製 品
銅形材のサンプルの説明を受ける団員
は世界一の生産量だが、ハイエンドの製品はまだ海
外より輸入している。
玄関ホールにて 中央が相馬副総経理
同社は雲南省が産出する銅の20%ほどを使用して
内陸である四川省でのオペレーションには調達・
いる。同省は水力発電が多く、ケーブル需要が大き
物流面などで沿海部よりも難しい点が多いのでは
く、主要な客先となっている。
と思っていたが、VWやボルボ、東風はじめ完成車
メーカーの進出に伴い部品メーカーなど関連産業の
◇四川省成都市
【成都華気厚普機電設備股份有限公司】
集積が進展しており、20年には生産能力が280万台
規模になるとの予測に驚いた次第である。内陸の市
陳隆秀海外市場部項目経理より工場の説明を受
場として、西部地域は4億人市場と言われており、
け、更に子会社の成都安迪生測量有限公司も見学す
自動車普及率から考えれば大きな需要が有り、まだ
ることができ、袁超潔副総経理より説明を受けた。
まだ国内外の大手完成車メーカーの進出が続くので
同社は、四川省のガス資源を利用して、LNG、L
はないかと思われる。
‐CNG及びCNGスタンドを製造するメーカーであ
る。製品は圧縮機ユニット、蓄ガスユニット、ディ
【成都豊田紡汽車部件有限公司】
スペンサーユニットの3つで構成され、子会社の成
同社の杉浦正董事・総経理はじめ駐在の皆様に対
都安迪生測量有限公司はメーター、バルブ、ポンプ
応いただき、工場見学した。
などのコア部品を生産していた。
LNGスタンドはシングルポンプとダブルポンプ
の2タイプあり、部品の約90%は国産化していた。
LNGは液体、CNGは気体で、低温を保持して充填
する技術の開発が進歩し、130余りの発明特許と36
あまりのソフト著作権を保持している。中国全国で
は、競合メーカーは100社以上あるが、同社が最大
前列左から4人目が杉浦総経理
手である。製品用途は、自動車向けと船舶向けがあ
同社の顧客は四川一汽豊田汽車有限公司で、2000
り、LNG、L-CNG、CNGの三種類がある。
年12月より操業開始している。製造品目はコース
見学の際に見た大型のガススタンドを年間1,000
ター及びプラドのシート及び内装品である。
台ほど販売しており、受注生産なので在庫がない。
工 場 内では各 種 改 善 内 容を紹 介いただいたが、
CNGについては、LNGより需要が多く、年間2,900
社員自らが改善案を考える姿勢が定着し、会社を良く
台あまりを販売している。09年から中国全国トップ
していこうと言う所が賃金もさることながら高い定着率
となり、生産能力は5,000台/年にも達する。
にもつながっているのではないかと思った次第である。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
(5)
8,600億元となり、外資利用額は100億ドルを超え、
【四川省人民政府】
会見した羅布江村政治協商会議副主席より、四川
西部地域の中で、最も開放が進んでいる。
省の概要について紹介を受けた。
日本との去年の輸出入額は37.6億ドルに達し、コ
四川省は、三国志の蜀の国や四川料理を連想して
ベルコ、イトーヨーカドー、三菱東京UFJ銀行、ト
しまうが、古くから天府の国と言われ、豊富な資
ヨタ自動車など400社あまりの日系企業が進出して
源や9,097万人の人口を背景にして、景気減速感の
いる。
高まる中国において14年GDPは4,660億ドル(前年比
最後に羅副主席から「今回の訪問を通じて沢山見
8.5%増、全国8位、西部地域1位)と高速成長を続
て、理解いただき、会員企業の皆様に四川省におけ
けている省であることが理解できた。
る協力を強化していただきたい」と要望された。
また、産業システム
【上海豊田紡織廠記念館】
が整っており、中国東
方電気集団公司など3
訪中団の最終日、上海豊田紡織廠記念館を訪問
大発電メーカーと4大
し、春日井雅人館長にご案内いただいた。
ITメーカーの製造基地
ほとんどの団員が初めての訪問で、春日井館長の
があり、自動車、石油
説明に聞き入っていた。
化学などの産業も発展
強く印象に残った「障子を開けてみよ、外は広い
羅布江村副主席から記念品を受贈
ぞ」「先ず官僚外交
育にも力を入れており、中国科学院・中国工程院院
の前に国民外交が
士は59人。国家クラスの技術研究センター・重点実
なければならない」
しているほか、科学教
験室・企業技術センターなどは136 ヶ所あり、専門
「中国は日本にとっ
の技術者は30万人あまりを有し、大学・短大・専門
て 大 事 な 国 で、 格
学校は109校あり、毎年30万人以上を社会に輩出し
別の親善関係を持
ていることからモノづくりにも適している地域と言
たなければならな
えるのではないかと思った次第である。
い」という豊田佐吉翁の言葉には多くの団員の胸の
西部地域12省の中で、四川省の面積は7%程度だ
中にも深く染み込んだのではないだろうか。
が、GDP、食糧生産量・工業生産額・小売消費額
トヨタグループの発展の礎であり、日中友好への
では20%あまりを占めており、四川省の市場を抑え
思いが伝わる訪中団の締めくくりとして素晴らしい
ることができれば西部地域の市場を抑えたと言って
訪問となった。
説明される春日井館長
も過言ではないことを考えると非常に有力な投資先
の1つであることが理解できた。
最後に、本訪中団の交流・視察を通じて、中国の
地理的に四川省は恵まれており、交通の要衝として
GDP成長率が7%前後の成長目標に対して、第三四
インフラ整備が進んでいる。一帯一路の陸上シルク
半期で6.9%となり、0.1%の減少が日本では
「減速=
ロードと海上シルクロードの交差点でもある。
経済崩壊」のように報道され、中国では10兆ドル規
成都双流国際空港は中国4番目の規模の国家クラ
模の経済が0.1%減少する程度は想定内で悲観するも
スの空港で、84本の航空路線がある。今年1月に新
のではないと非常に対照的な見方であった。また、
空港建設PJが認可され、今後は上海、北京に次ぐ
貿易・取引形態がネットビジネスへと急速に変化し
重要な空港となる。また、
「成都-欧州国際高速鉄道」
ており、中国市場の販売においてはネットビジネス
も既に開通しており、成都からの貨物は12日間で欧
は不可欠な要素であることもよく理解できた。
州に到着できるなど交通の非常に便利な所である。
約一週間の視察の中で、訪問・交流させていただ
対外開放は非常に進んでおり、世界210カ国及
きました中央・地方政府関係部門、企業の皆様には
び地域と貿易・経済関係があり、フォーチュン世
周到な準備を賜り、訪中団を受け入れていただき、
界トップ500社の中で296社が四川省に進出してい
紙面をお借りして厚くお礼申し上げます。
る。過去2年間で、国内の他省からの累計投資額は
(6)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
中国投資説明会 天津西青経済技術開発区自動車産業投資説明会
10月23日
(金)
、劉啓閣・天津市西青区政府副区長
を超えている。国別上位5は日本32%、韓国24%、
一行6名が来名し、天津西青経済技術開発区管理委
香港・マカオ・台湾13%、欧州12%、北米9%で、
員会の主催、当センターの協力により標記説明会を
日本からの投資が抜きん出ているのが特徴である。
開催した。また、説明会の開催にあたって、セン
同区は中国北方地域における経済型乗用車生産基
ター会員の各金融機関には後援を賜り、紙面をお借
地で、自動車部品企業は300社以上に達し、年間生
りして厚くお礼申し上げます。
産量は60万台規模に達している。
企業進出時の各種手続きにおいて、同区の作業効
率は高く、ワンストップサービスによる行政サービ
スの提供により、スムーズに営業許可取得までサ
ポートするほか、区内は24時間体制での巡回パト
ロールや監視システムなどがあり、治安が守られて
いる。
第2部の講演会では、小島庄司・小島(天津)企業
主催者を代表して挨拶する劉副区長
管理コンサルティング有限公司より、「天津におけ
第1部の説明会では、主催者を代表して、劉啓閣
る区間移転を実現する要点と留意点」と題して講演
天津市西青区政府副区長が挨拶した後、銭立文天津
が行われた。本説明会には28名が参加した。
西青経済技術開発区外資誘致局副局長が、西青経済
【天津西青経済技術開発区管理委員会メンバー】
技術開発区の投資環境及び自動車産業の説明を行っ
劉啓閣 天津市西青区政府副区長
た。
張海英 天津市西青区李七荘街書記
同開発区の設立は1992年で、面積は150㎢あり、
梁 亮 天津西青経済技術開発区主任
既に16.88㎢の工業区域が完成している。既に国内
銭立文 同 外資誘致局副局長
企業1,203社と31カ国及び地域より628社(日系企業
慕 鵬 同 日本事務所代表
146社)が入居しており、累計投資総額は189億ドル
張薔薇 同 外資誘致局プロジェクトマネージャー
共催セミナー『新常態』下の中国経済現状と今後の展望
今回で19回目となる標記セミナーを、11月11日
第二部では、華鐘コンサルタントの小林総経理が
(水)
に上海市外国投資促進センター、華鐘コンサル
「新常態中国経済の現況と展望~「新常態」への対応
タント、三井住友銀行及び当センターの共催により
急務の日本企業~」と題して、最近の訪日中国人の
開催した。
増加による経済効果や、日中間における人的交流の
本セミナーは三部構成で行われ、第一部は、上海
在り方などに触れながら、今後の中国経済成長率は
市外国投資促進
当面6%台で推移し「新常態」へ移行することは間違
センターの羅和
いなく、日系企業は中国市場で如何にシェアを獲得
慶顧問より、
「新
し、事業の拡大を進めるかが急務となるのではない
常態下での中
かと講演した。
国、特に上海の
第三部は、華鐘コンサルタント東京事務所の高倉
対外開放政策」
所長及び能瀬常務副総経理より、それぞれ「債権管
と題して、最近
理—国内取引売掛債権リスク管理」「不採算拠点の
の中国経済の状況、中国製造2025戦略の概略を紹介
統廃合、人事労務管理と従業員の士気向上」と題し
し、
「新常態」
下での上海の対外開放政策について解
た事例報告が行われた。
説した。
本セミナーには58名が受講した。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
(7)
陳為軍 日照君青能源科技材料有限公司董事長
王家同 日照凌云商業集団副総経理
陳吉龍 日照君青能源科技材料有限公司 経理
<天津濱海高新技術産業開発区管理委員会>
10月16日
(金)
、天津濱海高新技術産業開発区管理
<銀泰九鼎国際股権投資基金有限公司>
委員会一行が来訪し、原田副会長兼専務理事と石原
10月30日(金)、銀泰九鼎国際股権投資基金有限公
業務グループ長が
司の喬文暉パートナー総裁が来訪し、大野事務局長
交流した。
と交流した。
同 委 員 会 か ら、
同社の本部は中国北京にあり、PE業界で上位10
「7月に天津濱海新
社に入る。累計投資企業は260社を超え、投資金額
区で危険物倉庫の
は200億元を超える。上場を目指す企業への投資、
爆発事故が発生し
企業買収を目指す企業への投資など大型のものもあ
た が、 同 区 は 影 響
楊処級調査研究員
(手前)
れば、10億以下の様々な企業の資金ニーズに対応し
を受けていないので企業誘致を積極的に進めたい。
た投資もあり、中国国内から海外まで幅広くPE事
先進的医療療機器、産業ロボット、新エネルギー分
業を展開している。
野、とりわけ燃料電池などの技術の導入を図りた
センター会員企業の中で、資金需要がある企業の
い。また高齢化社会に対応するため、最先端医療機
紹介を求められた。
器の購入を進めたい」等の要望が寄せられた。
楊宝泰 天津濱海高新技術産業開発区管理委員会
<中国江西国際経済技術合作公司>
投資促進局処級調査研究員
11月5日(木)、中国江西国際経済技術合作公司一
胡慶雲 天津濱海新区第六地方税務分局副局長
行3名が来訪し、原田副会長兼専務理事と中村業務
何效洲 天津濱海高新技術産業開発区管理委員会
グループ主任が交流した。
投資促進局 招商主管
同社は江西省
の政府系企業
<山東省日照市訪日団>
で、江西省と岐
10月28日
阜県が友好関係
(水)
、山東
にあることを機
省日照市訪
に岐阜市に日本
日団の一行
事務所を設立し、当センターにも入会。その後、事
6名が来訪
務所を豊橋市に移転している。
した。
王宏坤科長
(右から3人目)
同社は日本向けに技能実習生(旧研修生)派遣事業
中国駐名古屋総領事館の設立時(2005年)にアタッ
を行っているが、貿易業務、日中ビジネスコンサル
シェとして出向していた王宏坤氏は、帰国し古巣の
タント業務を拡大する意向である。
日照市外事僑務弁公室に戻って以降も、当地方との
鐘 華 中国江西国際経済技術合作公司
関係強化を重視しており、今回の来訪も同市企業に
日本事業部副経理
当地を案内するためであった。
王剛峰 同上 高級業務主管
王氏からは近年の日照市の紹介があったほか、当
黄 奇 同上 駐日本事務所所長
地方の最大規模の見本市・メッセナゴヤに
「同市の
企業に来年出展するように奨めたい」と意欲が示さ
<広州市国際投資促進センター>
れた。
11月6日(金)、広州市国際投資促進センター一行
王宏坤 日照市外事僑務弁公室礼濱科科長
4名が来訪し、原田副会長兼専務理事と石原業務グ
徐田強 日照市商務局市場建設科科長 ループ長が交流した。
劉一強 日照市魯意資源利用有限公司董事長 同一行は、11月5日に東京で広州市投資誘致説明
(8)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
会を開催し、自由貿易試験区に認定された南沙区を
ており、過去には自動車産業視察団などでも視察交
中心に、広州市の新たな投資環境やビジネスチャン
流を行ってきた。これまでは大阪に事務所を設立し
スを説明し、約200名が参加したと報告があった。
ていたが、新たに東京事務所を開設した挨拶に来ら
できれば近いうちに東海地区企業の要望にマッチ
れた。
ングした内容で説明会を開催したいと協力要請が
あった。また、同
<北京新致佰誠機電工程有限公司>
センターの顧問を
11月9日(月)、北京新致佰誠機電工程有限公司の
務めている原田副
劉明常務取締役が来訪し、午前には原田副会長・専
会長に、今後も引
務理事と大野事務局長が同行し、名古屋市内の某代
き続き東海地区企
理店と中国向け製品輸出について、打ち合わせを
業の広州市への投
行った。
資誘致に協力して欲しいと要望があった。
中国販売は、模倣品対策、売価設定、生産能力な
周文恵 広州市国際投資促進中心調研員
どクリアしなければならない課題が多く、中国市場
李 榕 同上 項目二部副部長
の開拓を望む声は多いが、相応の対策が求められる。
張 亮 同上 項目二部副主任科員
午後には、センター会員企業の紹介により、大野
王徳勝 広州市商務委員会亜太招商処
事務局長が同行し、某介護施設を視察・交流した。
中国から介護施設の設立・運営などについて日本企
<国家級煙台経済技術開発区日本事務所>
業に協力が求められるようになっており、既に同施
11月9日
(月)
、国家級煙台経済技術開発区日本事
設では設計から実際のノウハウ供与まで行ってお
務所の孫宇所長が来訪し、当センター原田副会長・
り、今後も介護設備、介護技術、介護施設の運営ノ
専務理事と懇談した。
ウハウなど同分野でのビジネスは拡大するものと思
同開発区には、当センター会員企業が複数進出し
われる。
会員賀詞交歓会のご案内
2015年の中国経済は、株安、元安、景気減退など
不安要因を抱える中で、第三四半期GDP成長率は前
年同期比 6.9 %増と目標値の 7 %前後で運営されてお
ります。2016年からは新しい5ヵ年計画である第13
次5ヵ年計画がスタートしますが、中国が掲げる「一
帯一路」戦略と共に日本経済にとって商機となるこ
とに期待したいと存じます。
こうした状況の下、当地方と中国との友好と経済
協力関係の一層の発展を期し、葛広彪総領事館はじ
め中国駐名古屋総領事館の皆様をお招きし、 2016年
のスタートを皆様の更なるご活躍を祈念すると共
に、会員各位の相互交流の場として会員賀詞交歓会
を開催します。
新年にてご多用の折とは存じますが、何卒お繰り合
わせの上ご出席賜りますようご案内申し上げます。
【開催要項】
日時:2016年1月18日(月)12:00∼13:30
会場:名古屋観光ホテル3階 那古の間
形式:立食パーティ
会費:お一人様 5,000円
(当日受付にて申し受けます)
申 込 :東海日中貿易センターのホームページより
承っております。
FA X でのお申 込 みをご 希 望 の 方 は 事 務 局
までお問合せください。
( TEL:052-219-4820 )
弊センター年末年始休日のご案内
12月29日
(火)から2016年1月4日(月)まで弊センター並びに北京事務所をお休みさせていただきます。新
年は1月5日
(火)より業務を開始します。
また、会報誌「東海日中貿易センター」新年号は1月5日発行予定で、メールマガジン「東海日中貿易セン
ター NEWS」
は1月6日配信予定です。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
(9)
次期五ヵ年計画の草案が発表 五中全会閉幕
2016年~ 2020年までの第13次5ヵ年計画の草案
貧困問題を改善することで、2020年までに国民全
が11月3日、公表された。中国で「十三五」と呼ばれ
体が衣食住を賄える「小康社会」の実現を目指す。
る次期5ヵ年計画は、党中央委員会第5回全体会議
(五中全会)
で10月26日から11月3日にかけ北京で討
「一人っ子政策」の全面撤廃
議されたもので、来年3月開催の全人代で正式に決
両親とも一人っ子であれば第2子まで認めていた
定される予定である。
政策を、昨年からはどちらかの親が一人っ子であれ
ば第2子まで認めるようになり、「一人っ子政策」は
GDP成長率6.5%
段階的に規制緩和が進められてきていたが、計画で
GDP成長目標は、草案段階であるために
「中高
は親の兄弟の数に関係なく、第2子まで認める方針
速の成長を維持する」と書かれただけで、数字は明
が明らかになった。具体的な実施時期は明らかに
記されていない。だが、習近平国家主席が閉幕日に
なっていないが、近い将来、一人っ子政策の全面撤
「2020年までにGDPと都市住民の所得を2010年の
廃が確実となった。
倍にするためには、2016年から2020年まで、経済成
中国では2012年から労働人口が減少に転じている
長率の最低ラインは年平均6.5%以上である」と明言
ことを受け、出生率向上を図る方針転換だが、養育
したことで、6.5%が必達目標となったと言える。
費の高騰が中国でも進み、子供を多く望まない風潮
が広まっている中で、規制緩和の効果は疑問視され
戸籍問題の是正
ている。
2014年に発表された政府の都市化計画「国家新型
事実、昨年の規制緩和によって、中国では1,100万
都市化計画
(2014-2020年)」にしたがい、2020年ま
組の夫婦が第2子まで生める対象になったものの、今年
でに戸籍ベースの都市化率を13年の35.9%から20年
8月末時点で第2子を申請したのは169万組、率にして
までに45%まで引き上げる。年率1.3ポイント上昇
15.4%に留まっていると中国で報じられている。
し、毎年1,600万人が農民戸籍から都市戸籍に移る
計算だ。
定年年齢の引き上げ
常住人口ベースで現在の都市化率は55%で、その
計画では定年年齢を段階的に引き上げていくこと
数は7億5千万人いるとされ、うち2億5千万人は
が明記され、2020年までに何らかの具体策が発表さ
「農民工」
と呼ばれる出稼ぎ労働者で、職業選択の差
れることが確実となった。定年年齢の引き上げもま
別や、教育や医療などの公共サービスを満足に受け
た労働人口の減少に応じた政策の一環である。
られないことなどが社会問題化しており、その是正
今年3月に中国人力資源社会保障部の高官が、再
のためにも、大都市を除いた中規模の都市を中心に
来年の2017年に正式発表したいと語っており、当面
都市戸籍者を拡大する方針が継続される。
は議論の推移に注目が集まりそうだ。
なお、現行法に基づく定年年齢は、男性60歳、女
「小康社会」
の実現
性50歳(女性幹部55歳)である。
2014年末の時点で、年収2,800元(5万4千円)未
満の貧困人口が7,017万人いるとされ、貧困からの
強まる環境規制
脱却を政府が支援する。
環境関連では、エネルギー、水、土地という三つ
すでに2011年から2014年にかけて9千万人が貧困
の資源の利用効率向上のために規制を強化する方針
から脱却したとされる。残る7千万人に対して、産
が示された。エネルギー、水、土地の利用効率が悪
業支援で3千万人、転職と転居でそれぞれ1千万
いとされる中国にある製造業にとっては、規制強化
人、計5千万人が脱却可能とされ、あと2千万人は
が進む中国は居心地が悪くなる一方、この分野で新
完全な労働能力喪失者であり、社会保障で支援する
たなソリューションを提供できる企業にとっては、
と発表された。
ますます魅力的な市場になるものと期待される。
(10) Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
日中韓首脳サミットが3年ぶりに実現
外務省の発表によると、11月1日(日)午後2時頃
幅広い分野における3カ国協力の着実な進展を歓迎
から午後3時30分頃まで韓国・ソウルにおいて第6
した。その上で、日中韓協力事務局
(TCS)による3
回日中韓サミットが開催された。3カ国の首脳によ
カ国協力促進のための努力を評価しつつ、個別の協
るサミットの実現は3年ぶり。
力案件の現状や将来の方向性について議論を行った。
出席者は安倍総理大臣、李克強中国国務院総理、
具体的には、3首脳は、防災、環境、青少年交
朴槿恵韓国大統領
流、経済等について一層の協力を進めていく方向で
で、岸田外務大臣、
認識を共有した。
王毅中国外交部長、
日中韓FTA交渉・東アジア地域包括的経済連携
尹炳世韓国外交部
(RCEP)交渉については、東アジア経済統合の重要
長官他が同席した。
な柱として、包括的かつ高いレベルの協定の早期妥
会議終了後に
「北
結を目指し、引き続き精力的に交渉を進めていきた
東アジアにおける
握手する3カ国首脳
い旨述べた。
平和と協力のための共同宣言」並びに「環境協力に関
3首脳は、世界経済の回復を加速し、潜在的な成
する共同声明」
「経済・貿易に関する共同声明」「貿
長を促進すべく、世界経済が直面する課題の解決
易円滑化に係る税関協力に関する共同声明」
「農業
のために共に努力するとともに、APEC首脳会議、
協力に関する共同声明」及び「教育協力に関する共同
G20サミット等において意味のある進展に期待する
声明」
が出された。
ことで一致した。
3首脳は、今回のサミットにおいて日中韓協力プ
3首脳は、次回の日中韓サミットを明年、日本で
ロセスが完全に回復したこと。また、日中韓サミッ
開催することで一致した。
出所:外務省HPより
トを定期的に開催することを再確認するとともに、
来場・成約減少で岐路に立つ広州交易会
中国広東省広州市にて10月15日より三期に分けて
本、オーストラリアだった。一部の国及び地域で
開催していた中国最大規模の展示商談会である中国
は2桁増となるバングラデシュ 32.6%増、ベトナム
輸出入商品交易会(通称:広州交易会)が11月4日閉
26.2%、インド11.3%増のように二桁増を示す国も
幕した。
見られた。
バイヤー数及び輸出成約高の推移
また、地域別にみるとアジアは1.67%減、欧州が
10.29%減だった。
輸出成約額は1,712.49億元(270.1億㌦)で、昨年秋
より7.4%減少した。
主催者発表によると、118回目となる本交易会は、
バイヤー数及び成約額が落ち込んだものの全体的に
は安定していたと発表した。しかし、2年前と比較
すると春季はバイヤー数が8.9%減、成約高は21%
213カ国及び地域より177,544人のバイヤーが参加
減となり、秋季はバイヤー数が6.4%減、成約高は
したが、昨年秋(116回)より4.6%減少した。バイ
15.5%減と大きく落ち込んでいる。
ヤー上位10カ国及び地域は香港、アメリカ、イン
来年の秋は120回という節目を迎えるが、バイ
ド、台湾、韓国、タイ、ロシア、マレーシア、日
ヤーのニーズに如何に応じて行くか期待したい。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
(11)
寄稿
中国企業の技術ニーズ
中国企業、
日本の浄化槽の製造技術の譲渡を希望
北京真友堂国際技術発展有限公司
総経理 白 文花
浄化槽の定義は、簡単に言うと、小型汚水処理施
常に低く、これらの汚水を処理しないで放出した場
設を指す。具体的な解釈は、日本の「浄化槽法」によ
合、重大な2次汚染をもたらすことになる。農村地
ると、
「便所と連結してし尿及びこれと併せて雑排
区での汚水処理を実施するために、中央政府からは
水
(工場廃水、雨水その他の特殊な排水を除く。以
毎年巨額の専門財政資金が汚水処理企業に注入され
下同じ。
)
を処理し、下水道法第2条第6号に規定す
ている。
る終末処理場を有する公共下水道(以下「終末処理下
湖南○○○環保科技工程有限公司は、国から支援
水道」という。
)以外に放流するための設備又は施設
を受けている汚水処理企業中の1社であり、主に湖
であって、同法に規定する公共下水道及び流域下水
南省の農村地区における環境整備業務に携わってい
道並びに廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条
るエンジニアリング会社として、以下の業務に従事
第1項の規定により定められた計画に従って市町村
している。
が設置したし尿処理施設以外のものをいう。」とされ
図1/湖南○○○環保科技工程有限公司の主な業務内容
ている。
浄化槽の起源は日本であり、分散型の生活汚水処
理技術として日本では現在広く普及している。特に
1983年に日本の
「浄化槽法」が施行されてからは、浄
化槽の製造、据え付け、メンテナンスと管理等の細
分化した内容も具体的に規定され、浄化槽産業にお
ける企業と個人の責任と義務が明確化され、浄化槽
技術者の資格認定制度まで構築された。
周知のとおり、都会における汚水処理は大規模で
出所 湖南○○○環保科技工程有限公司 北京真友堂 整理
あることから処理しやすいが、農村や住民が少ない
又、エンジニアリング事例は図2の通りである。
ところでの排水処理は規模が小さく、処理コストが
図2/湖南○○○環保科技工程有限公司のエンジニアリング事例
高くなるため、一般に普及する上でのハードルが高
い。学者の研究によると、中国の農村地区における
エンジニアリング事例(一例)
生活汚水の排出量は、2011年に80億tに達したと見
られている。
尚、2014年8月、中国住宅と都市建設部の村鎮建
設司の趙暉司長の発表によると、2012年の都市、県、
鎮、村などの行政単位 毎に排出された汚水排出量、
処理率と未処理量は以下のとおりである。
表1/2012年中国の都市・県・鎮・村の水排出量、処理率と未処理量
行政単位 排出量(万㎥/d) 汚水処理率(%) 未処理量(万㎥/d)
都市
11,418
87
1,450
県
2,336
75
578
鎮
2,677
28
1,926
村
3,220
8
2,972
出所 中国住宅と都市建設部の村鎮建設司の趙暉司長 2014年8月
表1に示したように、鎮や村での汚水処理率は非
(12) Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
出所 湖南○○○環保科技工程有限公司 北京真友堂 整理
中国で浄化槽を利用した排水の排出基準は、現
在、<都市と町の汚水処理場における汚染物質の排
湖南○○○環保科技工程有限公司は、中国におけ
出基準> GB18918-2002( 中国語《城鎮汚水処理廠汚
る農村地区での水処理マーケットを開拓するため
染物排放標準》GB18918-2002)が適用されている。
に、浄化槽を自社で製造して中国国内に供給するビ
この基準によると、排水基準の各項目は下記の1級
ジネスを計画している。年内に工場棟の着工が始ま
基準のB基準のクリアが要求されている。
り、これと並行して日本の浄化槽メーカーの製造技
表2/基本制御項目の最高排出許可濃度
(一日平均値)
(単位:mg/L)
基本制御項目
(JP)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1級基準
A基準 B基準
2級
基準
化学的酸素要求量
50
60
100
(COD)
生物化学的酸素
10
20
30
要求量(BOD)
浮遊物質(SS)
10
20
30
動植物油
1
3
5
石油類
1
3
5
陰イオン性界面
0.5
1
2
活性剤
全窒素
15
20
(Nで計算)
アンモニア窒素
5(8) 8(15) 25(30)
(Nで計算)
05.12.31前に
1
1.5
3
全リン 建設したもの
(Pで
計算) 06.1.1から建設
0.5
1
3
するもの
色度
30
30
40
(希釈倍数)
PH値
6−9
糞便性大腸菌数
3
4
10
10
(個/L)
3級
基準
術、つまり製造特許或はライセンスおよび製造ノウ
ハウの譲渡を切望している。
120
連絡先:北京真友堂国際技術発展有限公司 60
技術マッチング部
担当者:白 文花(Bai Wen Hua)
50
20
15
王 萍(Wang Ping)
TEL:+86-139-1059-0850(白 携帯電話)
5
+86-135-0123-8502(王 携帯電話)
+86-10-8572-5498(専用)
+86-10-8572-5287(代表)
E-MAIL:[email protected][email protected]
5
50
出所 <都市と町の汚水処理場における汚染物質の排出基準>
GB18918-2002
ⅰ「中国の農村での汚水処理における浄化槽技術の応用」(浄化槽技術
在我国農村汚水処理中的応用前景)遼寧省環境科学研究院 馮欣、趙
軍、郎咸明、王京城著
「安徽農業科学」2011年39期
ⅱ「鎮、村」とは、中国の行政単位である。大きさの順番で言うと、直
轄市、市、郷・鎮、村である。「2005年の村・鎮の建設統計公報」に
よると、2005年までに中国には登録済みの鎮(中国語で「建制鎮」と
いう)が17,726ヶ所、未登録の鎮
(中国語で「集鎮」という)が20,686ヶ
所、村は3,137,146ヶ所ある。
中国駐名古屋総領事館 趙大為副総領事が着任
11月4日
(金)、中国駐名古屋総領事館の趙大為副総領事が着任の挨拶のためセンターを訪れた。 同氏は先日退任された康暁雷副総領事の後任にあたる。
同氏にとって葛広彪総領事は駐大阪総領事館で二等書記官として勤務した時の上司であり、名古屋に
おいても阿吽の呼吸で友好交流、経済交流に取り組まれることが期待される。
<趙大為
(ちょう たいい)副総領事 略歴>
1963年7月生まれ 山東省出身
1996年~ 2002年 中国国際問題研究院副主任
2002年~ 2006年 中国駐大阪総領事館二等書記官
2007年~ 2010年 中国外交部アジア局二等書記官、
一等書記官
2010年~ 2013年 中国駐大阪総領事館一等書記官
2013年~ 2015年 中国駐釜山総領事館副総領事
2015年10月~
中国駐名古屋総領事館副総領事
左から2人目が趙大為副総領事
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
(13)
中国法令公布リスト
法令・通達名
公布日
施行日
自動車修理技術情報公開実施管理弁法(交運発〔2015〕146号)
※自動車ディーラーの不透明な修理代金の請求が問題化したため、価格
表をネット上で公開することを義務化。
2015年9月14日
2016年1月1日
総局における企業名称審査の全行程電子化を実施することに関する工商
2015年10月12日
総局弁公庁の通知(弁字〔2015〕142号)
一部税関で展開する輸出入貨物の通関申告書の変更及び撤廃によるペー
パーレス化試験の関係事項に関する公告(税関総署公告2015年第48号)
2015年10月12日
※京津冀
(北京・天津・河北)、長江経済ベルトなどの税関で通関のペー
パーレス化を推進
主管部門
交通運輸部ほか
国家工商行政管
理総局
2015年10月12日 税関総署
“ディズニー”の登録商標の保護を専門に行うキャンペーンを展開するこ
とに関する工商総局の通知(工商标字〔2015〕170号)
※16年春開業予定の上海ディズニーランドの開園に合わせて、2016年11 2015年10月19日
月末まで中国全土でディズニー関連グッズの偽物摘発を強化するキャ
ンペーン。
国家工商行政管
理総局
海運附加費用の請求を整理・規範化する監督検査を展開するに関する交
通運輸部の通知
2015年10月21日
※船会社に対して船賃とは別に、恒常的に燃料サーチャージなどの追加
費用の請求をしないよう指示。
交通運輸部
2015年10月21日
2016年2月1日
国家食品薬品監
督管理総局
国家自主イノベーションモデル区の租税関連試験を全国範囲に普及し実
2015年10月23日
施することに関する財政部、国家税務総局の通知(財税
〔2015〕
116号)
※研究開発型の中小企業に対する優遇税制
2015年10月1日
財 政 部、 国 家 税
務総局
医療器械使用品質監督管理办法(国家食品薬品監督管理総局令第18号)
宅配業の発展を促進することに関する若干の意見(国発
〔2015〕
61号)
※2020年までに宅配の市場規模で世界一を目指す。
2015年10月23日
国務院
減免税政策コード目録(国家税務総局公告 2015年第73号)
※減税・免税の630項目を全てコード化することで、企業が確実に享受で 2015年10月29日
きるようにする措置。
映像等のサービス輸出への増値税ゼロ税率を適用する政策に関する通知
(財税〔2015〕118号)
2015年10月30日
※輸入超過となっているサービス貿易を是正するための輸出振興策。
国家税務総局
2015年12月1日
財 政 部、 国 家 税
務総局
研究開発費用の税引前追加控除政策を改善することに関する通知(财税
[2015]119号)
※企業研究開発を振興するために、研究開発費の計上を簡素化、計上で
きる範囲を拡大。これまで認めてこなかった外国人研究開発者の人件
費も研究開発費として計上可能に。
2015年11月2日
新エネルギー公共車両普及応用評価弁法(試行)(交運発
〔2015〕
164号)
※新エネ車(電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車)を路
線バスに導入する地方政府を評価する方法を定めた法律。2015 ~ 2019
年にかけて、追加投入または買い替えるバスのうち一定の割合を新エ
ネ車にすることを義務化。
<15年以降のノルマ>
①北京、上海、天津、河北、山西、江蘇、浙江、山東、広東、海南:
40%⇒50%⇒60%⇒70%⇒80%
② 安 徽、 江 西、 河 南、 湖 北、 湖 南、 福 建:25 % ⇒35 % ⇒45 % ⇒55 %
⇒65%
③上記以外:10%⇒15%⇒20%⇒25%⇒30%
2015年11月3日
2015年11月3日
交 通 運 輸 部、 財
政 部、 工 業 情 報
化部
外商投資不動産届出作業を一層改善することに関する商務部、国家外貨
管理局の通知(商資函〔2015〕895号)
※外資による不動産会社の設立手続きを簡素化する一方、設立後の経営
については監査を強化。
2015年11月6日
2015年11月6日
商 務 部、 国 家 外
貨管理局
ネット取引商品のサンプリング検査を強化・規範化することに関する工
商総局の意見(工商消字〔2015〕189号)
※検査時にネット取引の仲介会社(プラットフォーム会社)に対しても取
引記録を提示することを義務化。
2015年11月12日
※公布日よりも遅れて公表された法令や先月号で掲載できなかった法令も掲載。
(14) Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
財 政 部、 国 家 税
2016年1月1日日 務 総 局、 科 学 技
術部
国家工商行政管
理総局
<中 国 短 信 >
◇蘇州が国際会議のため300社操業停止
来年は杭州か
◇地方の1-9月GDP出揃う
31ある中国の省クラスの地方政府(以下、省)の1
-9月GDPが出揃った。
中国全体の1-9月GDPは6.9%増の48兆7,774億
元で、伸び率が前年同期比で0.5ポイント鈍化して
中国と欧州中・東部16 ヶ国の首脳が集まる国際
いるが、地方別では明暗が分かれた。
会議が11月16日から25日まで開かれる蘇州市は、大
24の省が全国平均の成長率6.9%を上回り、7つ
気汚染の改善を図るため、市内の一部企業に操業停
の省が下回った。
止または減産を命じた。
成長率では内陸部の重慶市とチベットがいずれも
これは、同地に仕入先がある会員企業からの連絡
11%のトップであった。
で分かったもので、対象地域は蘇州市市内および蘇
金額の絶対数でトップ3省の広東省、江蘇省、山
州市が管轄する常熟市、張家港市、昆山市、太倉市
東省は、いずれも全国平均を上回っている。
にまで広範囲にわたる。
なお、各地方が発表した金額の総計は今回も中国
環境負荷が高いとされる石炭火力電力(発電)、ボ
政府が発表している金額を中堅規模の1省分に当た
イラーを使用する化学、セメント、染色業
(繊維)、
るほど上回り、算出方法に課題があることを浮き彫
塗装業の企業約300社が対象となっている。
りにしている。
操業停止または減産の期間は11月13日から27日ま
中国省別1-9月GDP
単位:%、億元
での2週間
(半月)と長期にわたり、対象となった企
業が通達を受けたタイミングが実施直前であったこ
ともあり、関係者からは不満が出ている。
昨年も11月に北京で開催されたAPEC首脳会議で
は
「APECブルー(青空)
」
が実現されたが、その陰で
操業停止を迫られた工場が多数あった。こうした企
業に犠牲を強いる“付け焼刃”的な環境対策は、安定
操業を重視する企業
(投資者)を中国から敬遠させる
ことにつながる。より恒常的、長期的な環境対策に
取り組むことで、持続的成長が可能な社会を実現す
べきであり、環境対策が早期に是正されることが望
まれる。
来年は9月4日と5日に浙江省杭州市でG20の開
催が予定され
て い る。 浙 江
省に進出して
いる企業や仕
入先がある企
業はこの日に
合わせて予め
在庫を持つな
ど、 来 年 の 事
業計画に盛り
込む必要があ
りそうだ。
蘇州市政府11月11日付通達
(蘇府弁
[2015]
195号)
北京市
天津市
河北省
遼寧省
吉林省
黒龍江省
内蒙古自治区
上海市
江蘇省
浙江省
福建省
山東省
山西省
広東省
海南省
安徽省
江西省
河南省
湖北省
湖南省
広西チワン族自治区
重慶市
四川省
貴州省
雲南省
チベット自治区
陝西省
甘粛省
青海省
寧夏回族自治区
新疆ウイグル自治区
地方合計
中央政府の発表
地方重複分
(水増し)
15年目標
7.0前後
9.0前後
7.0前後
6.0前後
6.5前後
6.0前後
8.0前後
設定取消
8.0前後
7.5前後
10.0
8.5前後
6.0前後
7.5前後
8.0
8.5前後
9.0前後
8.0
9.0以上
8.5
8.0
10.0前後
7.5前後
10.0
8.5前後
12.0前後
10.0前後
8.0前後
8.0
8.0
9.0前後
―――
7.0前後
―――
2015年
1-9月成長率 1-9月金額
6.7
16,002
9.4
12,321
6.5
21,280
2.7
20,405
6.3
8,897
5.5
8,791
7.5
12,093
6.8
17,866
8.5
51,202
8.0
29,684
9.0
16,399
8.0
45,713
2.8
9,003
7.9
52,522
8.2
2,644
8.7
15,628
9.2
11,569
8.2
26,927
8.8
20,423
8.7
20,251
8.1
10,431
11.0
11,253
8.0
22,120
10.8
7,196
8.3
8,897
9.8
742
7.6
12,335
8.0
4,630
8.3
1,634
7.6
1,987
8.4
6,411
―――
507,256
6.9
487,774
―――
19,482
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
(15)
中国経済データ
<ご注意>
伸率は前年同期比を%で表示。減少は▲または-で表示。速報値と確定値が混在しているため、不確定なデータが含まれている。
日本の対中貿易(日本側統計)
単位:億円、%
年 月
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年10月
2015年1-10月
輸 出
金 額
102,356
130,856
129,021
115,091
126,252
133,844
11,846
109,637
伸 率
▲21.0
27.8
▲1.4
▲10.8
9.7
6.0
▲3.6
0.5
輸 入
金 額
114,360
134,130
146,419
150,387
176,600
192,082
17,242
157,141
差 引
伸 率
▲22.9
17.3
9.2
2.7
17.4
8.8
▲5.2
3.1
金 額
▲12,004
▲3,274
▲17,398
▲35,296
▲50,348
▲58,238
▲5,396
▲51,928
備 考
赤字縮小
赤字縮小
赤字拡大
赤字拡大
赤字拡大
赤字拡大
赤字縮小
赤字拡大
出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆
10月の国・地域別の貿易
内訳
輸
入
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
内訳
輸
出
単位:億円、%
金 額
65,440
13,482
7,189
34,676
11,846
64,325
6,820
7,665
33,046
17,242
構成比
100.0
20.6
11.0
53.0
18.1
100.0
10.6
11.9
51.4
26.8
10月の主な増減品目
増加
輸出
減少
輸入 減少
1
1
2
3
1
2
3
単位:%
概況品名
通信機
有機化合物
電気回路等の機器
自動車の部分品
電算機類(含周辺機器)
衣類・同付属品
半導体等電子部品
伸率 寄与度
44.9
+1.1
▲23.7
▲1.3
▲20.2
▲14.4
▲24.3
▲12.3
▲25.8
▲0.9
▲0.8
▲2.0
▲1.7
▲0.9
出所:日本・財務省
出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆
名古屋税関管内の対中貿易
単位:億円、%
年月
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年10月
2015年1-10月
金 額
16,836
22,358
22,941
20,594
23,913
25,217
2,518
20,398
輸 出
伸 率
▲21.1
32.8
2.6
▲10.2
16.1
5.5
6.1
▲2.0
全国比
16.4
17.1
17.8
17.9
18.9
18.8
21.3
18.5
金 額
14,039
16,318
18,835
19,512
20,971
22,515
2,017
19,869
輸 入
伸 率
▲27.9
16.2
15.4
3.6
7.5
7.4
0.4
5.9
全国比
12.3
12.2
12.9
13.0
11.9
11.7
11.7
12.3
差 引
金 額
備 考
2,797
黒字拡大
6,040
黒字拡大
4,106
黒字縮小
1,082
黒字縮小
2,942
黒字拡大
2,702
黒字縮小
501
黒字拡大
2,051
黒字縮小
出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆
※名古屋税関管内 国際貿易港:名古屋港、三河港、衣浦港、清水港、田子の浦港、御前崎港、四日市港、尾鷲港、津港
国際空港:中部空港、静岡空港
10月の国・地域別の貿易
内訳
輸
入
内訳
輸
出
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
総額
アメリカ
EU
アジア
うち中国
単位:億円、%
金 額
16,477
4,662
2,106
6,058
2,518
8,430
645
1,129
4,545
2,017
構成比
100.0
28.3
12.8
36.8
15.3
100.0
7.7
13.4
53.9
23.9
出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆
(16) Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
10月の主な増減品目
輸出
輸入
増加
減少
増加
減少
1
2
1
1
2
1
出所:名古屋税関
概況品名
通信機
金属加工機械
自動車の部分品
原動機
事務用機器
衣類及び同付属品
単位:%
伸率 寄与度
111.8
+4.5
23.2
+1.1
▲11.5
▲2.5
95.2
1.1
46.7
0.7
▲13.5
▲2.4
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
中国への輸出額の月別伸率
(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
中国への輸出額の月別伸率(%)
日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国への輸出額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
中国からの輸入額の月別伸率(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移
(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移
(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸出における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
日本の輸入における中国構成比の推移(%)
中国の対外貿易
中国の対外貿易
中国の対外貿易
中国の外資導入
中国の外資導入
中国の外資導入
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
中国の対外貿易
中国の外資導入
件数件数
実行ベース金額
輸出輸出
輸入輸入
実行ベース金額
件数
実行ベース金額
輸出
輸入
年月
年月
件数
実行ベース金額
輸出
輸入
単位:件
(件数)
、億ドル
(金額)
、%(伸率)
単位:億ドル、%
年月
年月
中国の対外貿易
中国の外資導入
件数件数 伸率伸率 金額金額
伸率伸率
金額金額
伸率伸率
金額金額
伸率伸率
年月年月
年月年月
中国の対外貿易
中国の外資導入
件数 伸率伸率 金額金額 伸率伸率
金額 伸率伸率
金額 伸率伸率
件数
金額
金額
件 数
実行ベース金額
単位:億ドル、%
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
輸 出 ▲16.0
輸 入
20092009
年 年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
20092009
年 年
12,016
10,059
▲11.2
単位:件(件数)
、億ドル(金額)
、%(伸率)
23,435
▲14.8 900.3
900.3 ▲2.6
▲2.6
12,016
▲16.0 単位:億ドル、%
10,059
▲11.2 2009
年 月
2009
年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2009
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
年年 月
23,435
▲14.8
2009
年 年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
件数
実行ベース金額
輸出
輸入
件 数
伸 率
金 額
伸 率
金 額
伸 率
伸 率
年 年
27,406
16.9
1,057.4
17.417.4
20102010
年 年月
15,778
31.331.3金 額
13,962
38.838.8 20102010
件数
実行ベース金額
輸出
輸入
27,406
16.9
1,057.4
年
15,778
13,962
年月
2010
年
27,406
16.9
1,057.4
17.4
年
15,778
31.3
13,962
38.8
2010
年
27,406
16.9
1,057.4
17.4
20102010
年
15,778
31.3
13,962
38.8
年月
年月
件数
伸率 1,160.1
金額
伸率
金額 ▲16.0
伸率
金額 ▲11.2
伸率
2009年
23,435
▲14.8
900.3 伸率
▲2.6
2009年
12,016
10,059
2011
年
27,712
1.1
9.7
20112011
年
18,986
20.3
17,436
24.9
件数
金額
金額
2011
年
27,712 伸率
1.1 1,160.1
1,160.1
9.7
年
18,986 伸率
20.3 金額
17,436 伸率
24.9 2011
2011
年
27,712
1.1
1,160.1
9.7
年
18,986
20.3
17,436
24.9
年
27,712
1.1
9.7
20112011
年
18,986
20.3
17,436
24.9
2009
年
23,435▲10.1
▲14.8
900.3 ▲3.7
▲2.6
2009
年
12,016 31.3
▲16.0 13,962
10,059 38.8
▲11.2 2012
2010年
27,406
16.9 1,117.2
1,057.4
17.4
2010年
15,778
年
24,925
2012
年
20,489
7.9
18,178
4.3
2009
年
23,435
▲14.8
900.3
▲2.6
2009
年
12,016
▲16.0
10,059
▲11.2
2012
年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2012
年
20,489
7.9
18,178
4.3
2012
年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2012
年
20,489
7.9
18,178
4.3
年 年
24,925
▲10.116.9 1,117.2
▲3.717.4
20122010
年 年
20,489
7.931.3 18,178
4.338.8 20122010
27,406
1,057.4
15,778 20.3
13,962 24.9
2011年
27,712
1.1 1,175.9
1,160.1 17.4
年
22,773
▲8.6
5.3 9.7
2013
年
22,100
7.9 7.9 17,436
19,503
7.3 7.3 2013
2011年
18,986
2010
年 年
27,406
16.9
1,057.4
20102013
年 年
15,778
13,962
2013
年
22,773▲8.6
▲8.6
1,175.9
5.3
2013
年
22,100 31.3
19,503 38.8
2013
22,773
▲8.6
1,175.9
22,100
7.9 19,503
19,503
7.3 2013
年
22,773
1,175.9
5.3 5.3
2013
年
22,100
7.920.3
7.324.9
2011
年
27,712
1.1
1,160.1
9.7
2011
年
18,986
17,436
年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2014
年
23,427
6.1 6.1 18,178
19,602
0.4 0.4 2014
2012年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2012年
20,489
7.9
4.3
2011
年
27,712
1.1
1,160.1
9.7
2011
年
18,986
20.3
17,436
24.9
2014
年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2014
年
23,427
19,602
年
23,778 4.4 4.4 1,195.6
1,195.6 1.7
1.7
年
23,427 6.1 6.1 19,602
19,602 0.4 0.4 20142014
年
23,778
20142014
年
23,427
2012
年月
24,925 2.5
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2012
年月
20,489 ▲6.4
7.9 19,503
18,178▲18.8
4.3 2015
年
10
2,042
87.7
2.8
2015
年
10
1,924
1,308
2013年
22,773
▲8.6
1,175.9
5.3
2013年
22,100
7.9
7.3
2012
年
24,925
▲10.1
1,117.2
▲3.7
2012
年
20,489
7.9
18,178
4.3
2015
年
10
月
2,042
2.5
87.7
2.8
2015
年
10
月
1,924
▲6.4
1,308
▲18.8
2015
年
10
月
2,042
2.5
87.7
2.8
2015
年
10
月
1,924
▲6.4
1,308
▲18.8
年 10年月
2,042
87.7
2.8 5.3
20152013
年 10年月
1,924
1,308
▲18.8 7.3 20152013
22,773 2.5
▲8.6
1,175.9
22,100▲6.4
7.9 19,602
19,503
2015
年
1-10
月 月 21,022
9.3
1,036.8
8.1
2015
年
1-10
月 月 23,427
18,565
2.5
13,705
▲15.7
2014年
23,778
4.4
1,195.6
2014年
6.1
0.4
2013
年1-10
22,773
1,175.9
5.31.7
20132015
年1-10
22,100
7.92.5
19,503
7.3
2015
年 1-10
1-10
21,022 ▲8.6
9.3 1,036.8
1,036.8
8.1
2015
年 1-10
1-10
18,565 2.5
2.5 13,705
13,705
▲15.7 2015
2015
年
21,022
1,036.8
8.1
年
18,565
13,705
▲15.7
年
月 月
21,022
9.3 9.3
8.1
2015
年
月 月
18,565
▲15.7
2014
年
23,778
4.4
1,195.6
1.7
2014
年
23,427
6.1
19,602
0.4
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く
2015年10月
2,042
2.5
87.7
2015年10月
1,924
▲6.4
1,308
▲18.8
2014
年
23,778
4.4
1,195.6
1.72.8
2014
年
23,427
6.1
19,602
0.4
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く
出所:中国税関総署
出所:中国商務部
※金融セクターを除く
2015 年 10 月
2,042
2.5
87.7
2.8
2015 年 10 月
1,924
▲6.4
1,308 ▲18.8
2015年1-10月
21,022
1,036.8
2015
年 10 月
2,042
2.59.3
87.7
2.88.1
2015 年 10 月
1,924
▲6.4
1,308 ▲15.7
▲18.8
2015年1-10月
18,565
2.5
13,705
2015 年 1-10 月
21,022
9.3
1,036.8
8.1
2015 年 1-10 月
18,565
2.5
13,705 ▲15.7 中国外資導入の月別伸率(%)
2015
年 1-10 月
21,022
9.3
1,036.8
8.1
2015 年 1-10 月
18,565
2.5
13,705 ▲15.7
出所:中国商務部 ※金融セクターを除く
中国対外貿易の月別伸率(%)
出所:中国税関総署
中国外資導入の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
出所:中国税関総署
出所:中国商務部 ※金融セクターを除く
中国対外貿易の月別伸率(%)
出所:中国税関総署
出所:中国商務部 ※金融セクターを除く
中国対外貿易の月別伸率
(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国対外貿易の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
中国外資導入の月別伸率
(%)
中国外資導入の月別伸率(%)
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
(17)
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
中国の物価動向
消費者物価指数CPI(%)
消費者物価指数CPI
(%)
消費者物価指数CPI(%)
消費者物価指数CPI(%)
消費者物価指数CPI(%)
中国の物価動向
10月
月
消費者物価指数CPI(%)
10月 10
1010月月
中国の景気動向
中国の景気動向
中国の景気動向中国の景気動向
中国の景気動向
中国の景気動向
製造業PMI
製造業PMI
製造業PMI
製造業PMI
製造業PMI
中国の景気動向
製造業PMI
1-10
月
1-10
1-10月
1-10月
1-10
月月
消費者物価指数
1.3
消費者物価指数
1.3
1.4
10
月
1-10
月
消費者物価指数
1.3
1.4
消費者物価指数
1.3
1.4 1.4
消費者物価指数
1.3
1.4
消費者物価指数CPI(%)
製造業PMI
うち都市
1.3
1.5
消費者物価指数
1.3
1.4
うち都市
1.3
1.5
うち都市
1.3
1.5
うち都市
1.3
1.5
うち都市
1.3
1.5
10
月
1-10
月
中国の物価動向
中国の景気動向
農村
1.2
1.3
うち都市
1.3
1.5
農村
1.2
1.3
農村
1.2
1.3
農村
農村
1.2 1.3 1.2
1.31.4 1.3
消費者物価指数
うち食品
1.9
2.3
農村
1.2
1.3
うち食品
1.9
2.3
うち食品
1.9
2.3
うち食品
1.9
2.3
消費者物価指数CPI(%)
製造業PMI
うち食品
1.9 1.3 0.9
2.31.5 1.0
うち都市
食品以外
うち食品
1.9
2.3
食品以外
0.9
1.0
食品以外
0.91-10 月
1.0
食品以外
1.0
10
月 1.2 0.9
農村
1.3
食品以外
0.9
1.0
食品以外
0.9
1.0
うち消費財
1.0
1.2
うち消費財
1.0
1.2
うち消費財
1.0
1.2
うち消費財
1.0
1.2
消費者物価指数
1.4
うち食品
1.9 1.9
うち消費財
1.0 1.3
1.22.3 2.0
うち消費財
1.0
1.2
サービス
サービス
1.9
2.0
サービス
1.9
2.0
サービス
1.9
2.0
うち都市
1.3
1.5
食品以外
サービス
1.9 0.9 1.9
2.01.0 2.0
サービス
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
農村
1.2
1.3
うち消費財
1.0
1.2
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
うち食品
1.9
2.3
工業生産者物価指数PPI(%)
サービス
1.9
2.0
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数PPI(%)
食品以外
0.9
1.0
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
工業生産者物価指数PPI(%)
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
10
月
1-10
月
出所:中国国家統計局
10
月
1-10
月
1010月月 1.2
1-10
1-10月
月
うち消費財
1.0
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
景気後退<50<景気拡大
工業生産者物価指数PPI
(%)
景気後退<
50 <景気拡大
景気後退<50<景気拡大
10
月
1-10
月
景気後退<50<景気拡大
景気後退<50<景気拡大
工業生産者物価指数(PPI)
▲5.9
▲5.1
工業生産者物価指数(PPI)
▲5.9
▲5.1
工業生産者物価指数(PPI)
▲5.9
▲5.1
工業生産者物価指数(PPI)
▲5.9
▲5.1
サービス
1.9
2.0
景気後退<50<景気拡大
工業生産者物価指数PPI(%)
工業生産者物価指数(PPI)
▲5.9
▲5.1
10月
1-10月
うち生産資材
▲7.6
▲6.6
うち生産資材
▲7.6
▲6.6
非製造業(サービス業)PMI
うち生産資材
▲7.6
▲6.6
出所:中国国家統計局
うち生産資材
▲7.6
▲6.6
※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
非製造業(サービス業)PMI
非製造業(サービス業)PMI
非製造業(サービス業)PMI
10 月▲0.4
月
非製造業
(サービス業)PMI
うち生産資材
▲7.61-10▲5.1
▲6.6
生活資材
▲0.2
工業生産者物価指数
(PPI)
▲5.9
非製造業(サービス業)PMI
生活資材
▲0.4
▲0.2
生活資材
▲0.4
▲0.2
景気後退<50<景気拡大
生活資材
▲0.4
▲0.2
工業生産者物価指数(PPI)
▲5.9
▲5.1
生活資材
▲0.4
▲0.2
うち食品
▲0.2
0.0
工業生産者物価指数PPI(%)
うち生産資材
▲7.6
▲6.6
うち食品
▲0.2
0.0
うち食品
▲0.2
0.0
うち食品
▲0.2
0.0 ※製造業PMI=製造業購買担当者景気動向指数
うち食品
0.0
うち生産資材
▲7.6
衣類
0.8
0.7
10
月 ▲0.2
1-10▲6.6
月▲0.2
生活資材
▲0.4
非製造業(サービス業)PMI
衣類
0.8
0.7
衣類
0.8
0.7
衣類
0.8
0.7
景気後退<50<景気拡大
衣類
0.8▲5.1
0.7
生活資材 一般日用品
▲0.4 ▲1
▲0.2
▲0.7
工業生産者物価指数(PPI)
▲5.9
うち食品
▲0.2
0.0
一般日用品
▲1
▲0.7
一般日用品
▲1
▲0.7
一般日用品
▲1
▲0.7
一般日用品
▲1▲6.60.0
▲0.7
うち食品耐久消費財
▲0.2
▲0.7
うち生産資材
▲7.6
衣類
0.8▲0.8
0.7
耐久消費財
▲0.8
▲0.7
耐久消費財
▲0.8
▲0.7
耐久消費財
▲0.8
▲0.7 非製造業(サービス業)PMI
▲0.8
▲0.7
衣類耐久消費財
0.8
生活資材
▲0.4
▲0.20.7
工業生産者仕入物価指数
▲6.9
▲6.0
工業生産者仕入物価指数
▲6.9
▲6.0
工業生産者仕入物価指数
▲6.9
▲6.0
一般日用品
▲1
▲0.7
工業生産者仕入物価指数
▲6.9 0.0 ▲6.0
▲6.0
工業生産者仕入物価指数
▲6.9
うち食品
▲0.2
一般日用品
▲1
▲0.7
うち燃料、動力類
▲12.4
▲11.4
うち燃料、動力類
▲12.4
▲11.4
うち燃料、動力類
▲12.4
▲11.4
耐久消費財
▲0.8
▲0.7
うち燃料、動力類
▲12.4 0.7
▲11.4
うち燃料、動力類
▲12.4
▲11.4
衣類
0.8
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
耐久消費財
▲0.8
▲0.7
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
工業生産者仕入物価指数
▲6.9
▲6.0
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
一般日用品
▲1
▲0.7
出所:中国国家統計局
工業生産者仕入物価指数
▲6.9
▲6.0
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
うち燃料、動力類
▲12.4
▲11.4
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
耐久消費財
▲0.8
▲0.7
うち燃料、動力類
▲12.4
▲11.4
工業生産者仕入物価指数
▲6.9
▲6.0
※工業生産者物価指数
(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
CPIとPPIの月別推移(%)
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
CPIとPPIの月別推移(%)
CPIとPPIの月別推移(%)
うち燃料、動力類
▲12.4
▲11.4
CPIとPPIの月別推移(%)
出所:中国国家統計局
CPIとPPIの月別推移(%)
出所:中国国家統計局
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
※工業生産者物価指数(PPI)=出荷価格指数=卸売指数
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率
(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
出所:中国国家統計局
CPIとPPIの月別推移(%)
CPIとPPIの月別推移
(%)
CPIとPPIの月別推移(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
一日当たりの発電量の月別伸率(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率
(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
粗鋼生産量の月別伸率(%)
粗鋼生産量の月別伸率(%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率(歳入、%)
中国の財政収入の伸率
(歳入、%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
消費財小売総額の月別伸率(%)
消費財小売総額の月別伸率
(%)
消費財小売総額の月別伸率(%)
消費財小売総額の月別伸率(%)
消費財小売総額の月別伸率(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
消費財小売総額の月別伸率(%)
消費財小売総額の月別伸率(%)
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
出所:中国財政部
(18) Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
中国の固定資産投資
1-10月の固定資産投資
1-10
1-10月の固定資産投資
月の固定資産投資
1-10
月の固定資産投資
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
中国の自動車販売台数
1-10 月の固定資産投資
投資額(億元)
伸率(%)
投資額(億元)
投資額(億元)伸率
伸率(%)
伸率(%)
投資額(億元)
(%)
中国の固定資産投資
投資額(億元)
伸率(%)
固定資産投資
固定資産投資
固定資産投資
447,425
447,425 10.2 10.2
10.2
10.2
固定資産投資
447,425447,425
固定資産投資
447,425
10.2
1-10
月の固定資産投資
産業別
産業別
産業別
産業別
産業別
第一次産業
第一次産業
第一次産業
第一次産業
第一次産業
固定資産投資
第二次産業
第二次産業
第二次産業
第二次産業
第二次産業
産業別
第三次産業
第三次産業
第三次産業
第三次産業
第三次産業
第一次産業
地域別
地域別
地域別
地域別
地域別
第二次産業
東部
東部
東部
東部
東部
第三次産業
中部
中部
中部
中部
中部
地域別
西部
西部
西部
西部
東部
西部
投資額(億元)
12,592
28.1
12,592
12,592伸率(%)
28.1
12,592
28.128.128.1
12,592
447,425
10.28.0
183,841
183,841
183,841
8.0
183,841
8.0 8.08.0
183,841
250,992
11.0
250,992
250,992
11.0
11.0
250,992
11.0
250,992
11.0
12,592
28.1
183,841
201,448
201,448
201,448
8.08.5
8.5
8.5
201,448
8.5
201,448
8.5
250,992
11.0
130,280
14.5
130,280
130,280
14.5
14.5
130,280
14.58.7
130,280
14.5
112,350
112,350
112,350
8.7
8.7
112,350
8.7
201,448
112,350
8.78.5
中部
130,280
112,350
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率(%)
西部
固定資産投資の伸率(%)
固定資産投資の伸率
(%)
14.5
8.7
台数:万台
台数:万台
台数:万台
台数:万台
台数:万台
自動車
自動車
自動車
自動車
年月
年月
年月
年 月
自動車
中国の自動車販売台数
乗用車
商用車
乗用車
商用車
乗用車
商用車
年月
乗用車
商用車
乗用車1,447
商用車 403
台数:万台
2011
1,850
2011年
年
1,850
1,447
403
2011
年
1,850
1,447
403
2011年
1,850
1,447
403
2011
年年
1,447
403381
自動車1,850
2012
1,930
1,550
2012
年
1,930
1,550
381
2012
年
1,930
1,550
381
年月
2012年
1,930
1,550
381
2012
年
1,930
1,550
商用車381406
2013
2,198
2013年
年
2,198 乗用車1,793
1,793
406
2013
年
2,198
1,793
406
2013年
2,198
1,793
406
2013
年年
2,198
1,793
406379
2011
年
1,850
1,447
403
2014
2,349
1,970
2014
年
2,349
1,970
379
2014
年
2,349
1,970
379
2014年
2,349
1,970
379
2014
年 年 10 月
2,349222
1,970194
379 28
2012
年
1,930
1,550
381
2015
2015
年 10
10 月
月
222
194
28
2015
年
222
194
28
2015年10月
222
194
28
2015
年
10
月
222
194
28
2013
年年
2,198
1,793
406279
2015
1,928
1,648
2015
年1-10
1-10月
月
1,928
1,648
279
2015
年
1-10
月
1,928
1,648
279
2015
年
1-10
月
1,928
1,648
279
2015年1-10月
1,928
1,648
279
2014
年
2,349
1,970
379
出所:中国汽車工業協会
出所:中国汽車工業協会※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
2015
年 10 月
222
194
28
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
2015 年 1-10 月
1,928
1,648
279
自動車販売台数の月別伸率(%)
出所:中国汽車工業協会
※中国国産車のみ。輸入車を含まず。
自動車販売台数の月別伸率(%)
自動車販売台数の月別伸率(%)
自動車販売台数の月別伸率
(%)
自動車販売台数の月別伸率(%)
自動車販売台数の月別伸率(%)
固定資産投資の伸率(%)
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
中国の不動産開発投資
中国の不動産開発投資
中国の不動産開発投資
出所:中国国家統計局
中国の不動産開発投資
中国の不動産開発投資
金額:億元
金額:億元
金額:億元
金額:億元
金額:億元
2014
2015
2014年
年
2015年
年1-10
1-10月
月
2014
年
2015
年
1-10
月
2014
年 伸率 2015
年 1-10 月
中国の不動産開発投資
2014年
金額
金額
伸率
金額
伸率 2015年1-10月
金額
伸率
金額
伸率
金額
伸率
金額 伸率
伸率
金額
伸率
金額:億元
不動産開発投資
伸率
不動産開発投資金額 95,036
95,036 10.5
10.5 金額
不動産開発投資
95,036
10.5
不動産開発投資
95,036
10.59.2 2015 年 1-10 月
2014
年
うち住宅
64,352
不動産開発投資
10.5 9.2
2.0
うち住宅 95,036 64,352
64,352
9.278,801
うち住宅
うち住宅
64,352 伸率
9.2
金額
金額
伸率
地域別
地域別 東部
東部
52,941
10.453,150
地域別
東部
52,941
10.4
うち住宅
64,352 52,941
9.2 10.4
1.3
地域別 東部
52,941
10.48.5
不動産開発投資
95,036
10.5
中部
14,552
中部
14,552
8.544,193
中部
14,552
8.5
地域別 東部
52,941
10.4
2.3
14,552
8.5
うち住宅 中部
64,352
9.2
西部
14,323
12.8
西部
14,323
12.816,851
西部
14,323
12.8
中部
14,552
8.5
2.0
西部
14,323 10.4
12.8
地域別
東部
52,941
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
西部
17,757
1.5
出所:中国国家統計局
中部 14,323
14,552 12.8
8.5
出所:中国国家統計局
西部
14,323
中国の工業
中国の工業
中国の工業
出所:中国国家統計局
鉱業
日系乗用車のシェア推移(%)
12.8
中国の工業
中国の工業 工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率(%)
工業付加価値の伸率
(%)
10
1-10
10月
月
1-10月
月
10
月
1-10
月
中国の工業
10 月 5.6 1-10 月 6.1
一定規模以上の工業生産
10月
1-10月
一定規模以上の工業生産
5.6
6.1
一定規模以上の工業生産
5.6
6.1
一定規模以上の工業生産
5.60.4
6.13.0
工業付加価値の伸率(%)
内訳
内訳 鉱業
鉱業
0.4
3.0
内訳
鉱業
一定規模以上の工業生産
5.60.4
6.13.0
内訳
日系乗用車のシェア推移
(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
日系乗用車のシェア推移(%)
3.07.0
10 月0.46.7
6.71-10 月3.0
7.0
7.0
0.46.7
6.7
7.01.5
5.6
6.1
▲0.3
▲0.3
1.5
▲0.3
1.5
6.7
7.0
▲0.3
1.51.1
0.4
3.0
▲0.5
▲0.5
1.1
▲0.5
▲0.3
1.51.1
▲0.5
1.1
6.7
7.0
▲1.6
1.4
▲1.6
▲1.6
1.4
▲0.5
1.11.4
▲1.6
1.4
▲0.3
1.5
6.6
7.4
6.6
7.4
6.6
7.4
▲1.6
1.4
6.6
7.4
▲0.5
1.1
3.6
3.5
3.6
3.5
3.6
3.5
6.6
7.4
3.6
3.5
▲1.6
1.4
製造業
製造業
内訳 鉱業製造業
製造業
一定規模以上の工業生産
電気・ガス・熱・水生産供給業
電気・ガス・熱・水生産供給業
電気・ガス・熱・水生産供給業
製造業
電気・ガス・熱・水生産供給業
内訳
鉱業
内訳
国有企業
内訳
国有企業
内訳
国有企業
電気
・ガス
・熱・水生産供給業
内訳 製造業
国有企業
集団企業
集団企業
集団企業
内訳 国有企業
集団企業
電気・ガス・熱・水生産供給業
株式制企業
株式制企業
株式制企業
集団企業
株式制企業
内訳 国有企業
外資系企業
外資系企業
外資系企業
株式制企業
外資系企業
集団企業
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
出所:中国国家統計局
外資系企業
株式制企業
3.6
6.6
日中間の人的往来
日中間の人的往来
日中間の人的往来
日中間の人的往来 日中間の人的往来
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
訪日・訪中旅行客数の推移
(千人)
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
日中間の人的往来
訪日・訪中旅行客数の推移(千人)
3.5
7.4
外資系企業
3.6
3.5
出所:中国国家統計局
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
出所:中国国家統計局
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率(%)
一定規模以上の工業付加価値の月別伸率
(%)
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
※中国国家旅游局発表の日本人の訪中客数は
※中国国家旅游局発表の日本人の訪中客数は888月まで。
月まで。
※中国国家旅游局発表の日本人の訪中客数は
月まで。
※中国国家旅游局発表の日本人の訪中客数は9月
※中国国家旅游局発表の日本人の訪中客数は 8 月まで。
まで。
出所:日本政府観光局、中国国家旅游局
※中国国家旅游局発表の日本人の訪中客数は 8 月まで。
Tokai Japan-China Trade Center 2015.12
(19)