平成27年度学力向上支援教員及び習熟度別指導推進教員活用要項 1.配置校 学力向上支援教員3名 (国語科・・・大内小、山香小、宗近中) 習熟度別指導推進教員3名(算数科・・・杵築小、英語科・・・宗近中、杵築中) 2.活用目的 基礎基本の徹底による低学力層の底上げと「活用する力」の育成による上位層への引き上げ 3.具体的な計画 【アクションプランから】 (1)学力向上支援教員 ①配置及び授業時数等について ○小学校は本務校及び兼務校で2ブロックを編成し、各ブロックに1名配置する。 Aブロック(本務校・・・大内小、兼務校・・・八坂小) Bブロック(本務校・・・山香小、兼務校・・・大田小) ○中学校は所属校(宗近中)及び関係校でブロックを編成し、所属校のみの配置とする。 中学校ブロック(所属校・・・宗近中、関係校・・・山香中・杵築中) ②任務について <小学校> ○小学校学力向上支援教員は、TT指導・少人数指導に参加し、指導計画の作成及び授業後の指導助言 を通して、担当ブロックの各学校における授業力の向上を図る。 ○年間3回の活用型(内2回:単元を貫く言語活動、1回:B問題)の授業公開を行い、展開例(指導 計画、本時の展開等)及び指導のポイント等情報提供を行う。 ○兼務校並びに市内3中学校において、可能な限り授業観察及び指導・助言を行う。 ・校内研における特定及び一般授業 ・事務所等各種訪問時の公開授業 ・市教委及び関係学校からの要請 ○午後の時間を活用し、児童の学習状況の分析・教材教具作成・授業に関する打ち合わせ等を行う。各 種資料の作成を共同で行う。公開可能なものについてはミライム学校間共有フォルダを活用し、市内 各小学校へデータを配信する。 ○市の各種調査結果について分析を行い、各小学校の指導方法の改善のための資料を作成する。 <中学校> ○国語科授業(TT指導・少人数指導を含む)の実践を通して指導計画の作成・提示及び国語科教員の 指導・助言を行い、担当ブロックの各学校における授業力の向上を図る。 ○年間3回(内2回:単元を貫く言語活動、1回:B問題)の授業公開を行う。 ○関係校において可能な限り授業観察及び指導・助言を行う。 ・校内研における特定及び一般授業 ・事務所等各種訪問時の公開授業 ・市教委及び関係学校からの要請 ○杵築市教育研究協議会中学校国語部会と連携し市内国語科の授業力向上を図る。 ・月1回を目安に中学校国語部会において学習を深め、組織的に研究・実践を推進する。 ○午後の時間を活用し、生徒の学習状況の分析・教材教具作成・授業に関する打ち合わせ等を行う。各 種資料の作成を共同で行う。公開可能なものについてはミライム学校間共有フォルダを活用し、市内 各中学校へデータを配信する。 ○市の各種調査結果について分析を行い、各中学校の指導方法の改善のための資料を作成する。 ○各学期に1単元以上の「単元を貫く言語活動」を取り入れた指導例を提示する。 (2)習熟度別指導推進教員 ①配置について ○小学校習熟度別指導推進教員は、配置校のみの所属とし、指導先としてのブロックは編成しない。 ○中学校習熟度別指導推進教員は、配置校のみの所属とし、所属校及び関係校でブロックを編成する。 中学校ブロック(宗近中、杵築中、山香中) ②任務について ○TT指導・習熟度別指導等の習熟の程度に応じた指導を行い、児童・生徒の学力向上を図る。 ○杵築市教育研究協議会中学校英語部会と連携し市内英語科の授業力向上を図る。 ・月に1回以上の中学校英語部会において学習を深め、組織的に研究・実践を推進する。 ○午後の時間を活用し、児童・生徒の学習状況の分析・教材教具等作成・授業に関する打ち合わせを行 う。作成した各種資料の内公開可能なものは、ミライム学校間共有フォルダを活用し、市内各小中学 校へデータ配信する。 ○市の各種調査結果について分析を行い、各小中学校の指導方法の改善のための資料を作成する。 ○年間3回の授業公開を通して効果的な習熟度別指導のあり方を研究し、各小中学校に情報提供を行う。 小学校:習熟の程度に応じた指導が明確な年間指導計画を作成する。 中学校:基礎基本の徹底と実践的コミュニケーション能力の育成を可能にする授業の具体化を図る。 市教研部会・3回の授業公開の場を活用して「Can—do リスト(杵築版)」を作成 【市の取り組みから】 (1)児童生徒の放課後補充学習及び土曜教室の支援 小学校学力・習熟・・・・市教委の求めに応じて、放課後補充学習で活用するプリントの作成 ・・・必要に応じて本務校及び兼務校の補充学習において指導する。 (2)小中連携による外国語教育の推進 習熟度別指導推進教員・・・「エンジョイイングリッシュ」への協力 ・・・小学校外国語活動に係る指導者研修会(夏季休業中)の運営・実施 ・・・小学校外国語活動(授業)における連携協力 (3)杵築市学力向上対策委員会 ○ 杵築市学力向上対策委員会に出席し、本務校及び兼務校の学力向上の取り組みの進捗状況を報告す る。 ○ 市教委(学校教育課)と連携し、杵築市学力向上対策委員会を運営・実施する。 (4)各校が行う学力向上会議 ○ ブロック内各学校の学力向上会議へ参加し、保護者や学校評議員等に対し、学力状況等について説 明するとともに、各学校からの要望を聞き取る。 ○ 各小中学校の取組状況等について情報を提供し、保護者や学校評議員等に市一丸となっての取組で あることを周知する。 (5)杵築市学力向上研修会・・・授業公開・協議後に行う 学力向上支援教員及び習熟度別指導推進教員は、「校種、教科」を問わず、可能な限り授業公開 に参加する。 ○ 学力向上に関する取り組みの進捗状況について情報を交換し、教員に対する指導に活用する。 ○ 学習指導のあり方に関する成果と課題を出し合い共有する。 ○ 各種調査結果の市全体に関する分析を行い、指導に生かす。 ○ 各学校へ提供する情報としての単元計画(授業過程)、低学力層のための資料を作成し、各学校 に対する指導資料とする。 ○ HP掲載資料についての情報交換を行う。 4.効果測定の計画 ○全国調査において、全国平均を超える。・・・全ての学校 ○県調査において、県偏差値を上回る。・・・全ての学校 ○県の調査において学力下位層(正答率40%以下)を10%未満に縮減する。 ・・・全ての学校
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