念がありません。3年生に 期演奏会に向けて練習に余 学を決めた時、親からは﹃高校で ︵1年︶は言います。﹁ここに進 クラリネット担当の坂本亮さん たな発見を覚え充実感いっぱい。 という息の使い方を学んだ﹂。新 吹く音、ここはまとめて吹くんだ、 なってきた。優しい音、柔らかく ん︶。 た。思い出にしたい﹂︵美沙希さ てからずっとやりたいと思ってき 人の部員それぞれにドラマが ◇ はできないからやり尽くしてしま ﹁アンサンブルの曲を吹きたい。 あります。東日本大震災後、中学 いなさい﹄と言われてた。東小、 ジャズも楽しいのでやってみた 校し、東川高校に進学した松山瑞 東中で吹奏楽部の活動やってきて、 岡美沙希さん︵3年︶。忠和小 希さん︵2年︶は、小学校の時の 1年生で福島から東川中学校に転 だった。けれど吹奏楽の部活動ま 5年︵旭川︶から吹奏楽クラブで 鼓笛隊での思い出を忘れられませ い﹂。 た出来る、と知ってやり始めたら 活動してきました。妹の希海さん 中学校で全部やり尽くしたつもり やっぱり楽しい﹂。 に演奏の楽しさを知った生 徒たちが同好会の結成とと もに集まってきました。ま だ小編成ですが初めての定 とっては最初で最後の晴れ 舞台。楽器に込めたみんな の思いを胸に、残り2カ月、 追い込み練習に力が入って きました。 予算化、定期演奏会に向けて自前 んでした。町では千200万円を 中学時代は剣道に打ち込んでき の楽器がそろいます。来年吹奏楽 んでした。 てブランクがありますが、高校時 部へ昇格すると、吹奏楽コンクー た。 2人は旭川市立忠和中学 代の大きな思い出を今作り始めま 賞︱。 ルへの出場も可能に。目指すは金 校の時、吹奏楽コンクール トロンボーンの伊藤和杜さん した。 成︶を受賞した感激が忘れ 学校には自前の楽器がありませ どん進化しています。 げてきました。演奏する音はどん んとこい祭り、と出演の機会を広 真交流フェスティバル開会式、ど 慰霊祭音楽行進、高校生国際写 ました。 た時間が高校最後の年に戻ってき 中になっていました。その充実し に校区外から通学していたほど夢 始め、吹奏楽部のある北都中学校 日小学校のジャズバンドで活動を ︵3年︶。5年生から旭川市立朝 高校生国際写真交流フェスティバルで︵8月5 日、開会式演奏︶ 東川高校吹奏楽同好会 今年4月、開校以来初の同好会として発足。 指導は、真部真裕美先生(33)。今年4月、 道立湧別高校から転任して来ました。湧別高校 で7年間吹奏楽局を指導しました。前任の湧別 高校、オホーツク管内の中学校、東川小学校か ら楽器を借用して同好会として活動スタートし ました。メンバーは16人。多くは小学校、中 学校時代から演奏活動を続けてきた生徒たち。 第1回定期演奏会は11月15日(日)、農村環 境改善センターで開く予定。 られません。﹁高校に入っ で旭川地区大会金賞︵B編 ︵1年︶と姉妹2人で入部しまし ﹁音を使い分け出来るように どんとこい祭りステージ︵8月9日、羽衣公園︶ ﹁吹奏楽やれる時を待っ 東川高校吹奏楽同好会のみなさん てた﹂︱。小、中学校時代 88 今、生き生きと 12 Higashikawa 2015 September 2015 September 13 Higashikawa 16 トロンボーン伊藤和杜さん(3年)
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