家庭医学講座26

ミニ家庭医学講座
せて在宅ケア拠点に
運動療法、物理療法合わ
の方のために、自宅や施
またはそれに準じる状態
い状態に陥った時に、再
う意味で、ふさわしくな
しい︵望ましい︶﹂とい
﹁再び人間としてふさわ
その語源から推し量ると、
︵以下、リハビリ︶とは、
くなるなどの
生活の質が良
く保てたり、
り、寿命を長
悪化を防いだ
リを続けることで病気の
るいは慢性疾患のリハビ
メージです。退院後、あ
きます。地
態が増えて
の必要な状
てリハビリ
加齢に伴っ
ア﹂など、
低下を表す﹁サルコペニ
症︶﹂、加齢による筋力
ローム︵運動器不安定
能、運動機能の評価、訓
理学療法士は、心肺機
法士が治療を行います。
の処方に基づいて理学療
処方箋の発行を受け、そ
受ける必要があります。
には、まず医師の診察を
した。治療を受けるため
きるように体制を整えま
持期︶リハビリを提供で
で治療できる生活期︵維
自宅で暮らしながら通院
リハビリを終了した後、
ています。主に急性期の
理学療法士が一人常駐し
て拡張しました。専任の
来のリハビリ室を増築し
昨年中に工事を行い在
めていきたいと考えてい
リを提供できるように努
見据えて、地域でリハビ
民の高齢化と在宅ケアを
当診療所では今後の住
を目標に掲げています。
ケアシステムを築くこと
体的に提供する地域包括
護、予防、生活支援を一
うに、住まい、医療、介
を続けることができるよ
後まで自分らしい暮らし
み慣れた地元で人生の最
護状態になってからも住
国は現在、重度な要介
うに準備を進めます。
後当院から訪問できるよ
ることが出来ますが、今
設で訪問リハビリを受け
びふさわしい状態に戻す
効果がいわれ
域の高齢化
した後、急性期の治療を
一般に急性疾患をり患
目的にしています。
機能の回復、社会復帰を
﹁廃用症候群﹂、高齢化
ために起こる
力が低下する
静によって筋
よる過度の安
がいで機能が失われた際、 疼痛などに
えてきています。
リを必要とする機会が増
てもリハビ
病気がなく
るに従って、
齢者が増え
により、高
め資格を持つ治療者です。
社会参加支援を目指すた
療法などで体の機能回復、
引、電気刺激という物理
う運動療法と温熱、けん
機能強化や動作練習とい
練を行い、関節や筋肉の
ジャーにご相談ください。
主治医もしくはケアマネ
ます。リハビリ利用は、
リハビリテーション
終え、退院して自宅に帰
に伴う運動機能低下によ
古
川
倫
也
町立診療所副所長
るにあたって専門施設で
通院できない寝たきり、
る﹁ロコモティブシンド
明けましておめでとうございます。本年もこの誌面コーナーを通じて、日々の健康
の参考になる話題を皆さまにご提供したいと存じます。よろしくお願いいたします。
年明けの話題は、すでに利用している方もいらっしゃると存じますが、昨年 月1日
から当診療所で可能になった本格リハビリテーションに関する話です。
在在宅宅
在在在
在
宅療療
療養
養養に
にに欠
欠欠か
欠欠欠
かかせせ
せな
なない
いい役役役
役役割
役
割割
割割割
という意味です。医療分
ています。
12
野では、病気や負傷、障
安
心所
しで
てリ
療
たシ
めョ
の
診療
ハ養
ビす
リる
テー
ン訪
が問
可看
能護
に
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機能訓練をするというイ
2017 January
29 Higashikawa
第26回