N―104 日産婦誌5 2巻5号 研修コーナー EXERCISE 181 〔漢方療法シリーズ〕 更年期障害に対する漢方療法 Q 903 漢方療法について正しいのはどれか. a)漢方療法では病名診断が一般的である b)更年期障害という言葉は中国の古典に由来する c)漢方療法の 3 大婦人薬に女神散がある d)漢方療法は slow response である e)漢方療法の治療効果は 1 週間後に判定する Q 904 正しいのはどれか. a)Hot flush はエストロゲン低下と無関係である b)うつ傾向にはアンドロゲン剤も有効である c)漢方方剤は併用できない d)我が国の漢方療法ではエキス剤は余り用いられない e)漢方療法に副作用はない Q 905 更年期障害の漢方方剤として適応のないのはどれか. a)当帰芍薬散 b)桂枝茯苓丸 c)加味逍遙散 d)八味地黄丸 e)桃核承気湯 Q 906 更年期障害について正しいのはどれか. a)エストロゲン低下と無関係のものが大部分である b)うつ傾向にあるものも多い c)西洋医薬より漢方療法の方が優れている d)SRQ-D テストのスコアが高いものほど低エストロゲン状態である e)指尖温度測定は診断に役立たない Q 907 更年期障害の漢方療法について正しいのはどれか. a)駆 血剤は余り用いられない b)子宮筋腫合併に桂枝茯苓丸が有効である c)桂枝茯苓丸は虚証に属する d)漢方方剤を長期使用しても証は変わらない e)更年期障害は漢方の気・血・水のうち気の道に属する (解答は研修コーナーの最終頁にあります)
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