第3学年 図画工作科 目標 ①進んで表現したり鑑賞したりする態度を育てるとともに、つくりだす喜びを味わうようにする。 ②材料などから豊かな発想をし、手や体全体を十分に働かせ、表し方を工夫し、造形的な能力を伸ばすよ うにする。 ③身近にある作品などから、よさや面白さを感じ取るようにする。 年間の学習計画 期 単元名 前期 いつもの場しょで 学習内容 色・形 いい感じ! 水彩絵の具で思いのままにかきながら自分 〇自分の色や形で試し表しながら,思いに合う表し方を工夫 の色や形を見付け,いろいろ試しながら表し する。 方を工夫して表す。 切ってかき出しくっつけて 粘土を切ったりけずったりしてできた形を組 ○様々な切り方やかき出し方をどんどん試しながら,できた み合わせながらつくりたい形を思い付き,立 形を組み合わせて,自分の気に入った形にしていく。 体に表す。 ふんわりふわふわ 送風機やうちわなどで上向きの風をつくり, ○楽しい動きを表せるように,形や大きさが違う袋やいろいろ 浮き上がったり降りてきたりする楽しい動き な色や長さのテープのつなぎ方や組合せ方を試して,動きを を表すものをつくる。 工夫しながらつくる。 立ち上がった絵のせかい 立てた紙の形による見え方の面白さを生か しながら,感じたことや想像したことを絵に 表す。 いろいろな色の紙や形の組合せ方を工夫 し,楽しい「友だち」をつくり,飾る場所を考え る。 カラフルフレンド 後期 学習のねらい 集めた材料で,見慣れた校内の場所に働き ○場所の特徴から思い付いたことを試したり,集めた材料の かけて,季節に応じて場所の様子を変化さ 使い方を工夫したりして,場所の様子を変化させて楽しむ。 せたり,変化した様子を楽しんだりする。 ○紙のいろいろな折り方や曲げ方,立たせ方を試しながら, 見え方や表し方をイメージし,絵に表す。 ○袋の組合せ方を試しながら,飾りなどをつくり,思いに合っ た「友だち」の形にする。 うれしかったあの気もち うれしかったことを,その時の気持ちが伝わ ○その時の気持ちが伝わるように表し方を考えて絵に表す。 るように,表し方を工夫して絵に表す。 切ってつないで大へんしん! 切った紙を動くようにつなぐことから面白い ○切った紙をつないで動かしながら,思い付いた変身になる 形の変身を思い付き,つなぐ紙の形やつな ように工夫してつくる。 ぎ合わせ方を工夫してつくる。 これにえがいたら いろいろな材料に絵をかくことに興味を持 ○材料の感じや特徴を生かすために,試しながら表し方を見 ち,材料の感じから思いを膨らませ,試し考 付け工夫して表す。 えながら表したいものを見付け,自分なりの 表し方で工夫して表す。 トントンドンドンくぎうち名人 金づちを使う活動を楽しみながら,木切れや ○つくりたいものに合わせて,釘の打ち方,釘の並べ方,木 枝を使ってつくりたいものを考え,つくり方を 切れのつなぎ方を工夫して表す。 工夫して表す。 サクサク小刀名人 小刀を使う活動を楽しみながら,枝や木の 棒を削ってつくりたいペンを工夫しながらつく る。 切って形を変えた紙に切り込みを入れて, いろいろな組合せ方を工夫しながら,新しい 形をつくりだす。 ○安全に気を付けながら,枝や木の棒を削り,オリジナルの ペンをつくる。 大すきなものがたり 物語の好きな場面を選び,様子を想像しな がら絵に表す。 ○好きな場面がどのような様子か想像し,どのように表したら よいか考えながら絵に表す。 ひもひもワールド 体全体を使って広い空間をひもなどで形づく ○ひものつなぎ方や結び方,空間での張り方を工夫して,友 ることを通して,場所の様子を変える活動を 人とともに造形活動を展開しながら自分のイメージを形にし 楽しむ。 ていく。 ハッピー小もの入れ 紙粘土と空き容器を組み合わせて,日常生 ○使いやすい小物入れや使って楽しくなる形や色,機能性, 活で使える小物入れをつくる。 飾りなどを友人と話し合いながらつくる。 ここがお気に入り 身の回りにある場所を,小さい「わたし」の目 〇教室や図工室などからお気に入りの場所を見付け,その で見て,お気に入りの場所に変え,紹介し合 場所のよさや特徴からポーズを考え写真撮影する。 う。 クミクミックス ○段ボールや紙の切り方や組合せ方を工夫してできた形か らイメージを広げて,立体的なものをつくる。 まほうのとびらをあけると 扉の向こうに広がる不思議な世界を想像 し,表し方を工夫して絵に表す。 ○扉の形や開き方や飾り方について考え,伝えたいことがよ く分かるように,魔法の扉の向こうに広がる世界のかき方を 工夫して表す。 クリスタルファンタジー 光を通す材料の組合せ方を工夫して,思い ○透明感や光を通す感じを生かしながら材料を組み合わせ 付いたものになるように立体に表す。 たり,つないだりして工夫してつくる。 ゴムの力で ゴムの力で動く楽しいものを,身近な材料を ○動く仕組みをつくり、空き箱や空き容器に他の材料を組み 使い,仕組みを組み合わせてつくる。 合わせ,表したいものを工夫してつくる。 ねん土マイタウン 自分が住んでみたい街について想像を広げ ○粘土遊びでできた形を基にしたり,組み合わせたりして街 ながら,粘土の形や形の組合せを工夫して にあったら楽しいと思う建物などを想像しながらつくる。 つくる。 いろいろうつして 版の形や材料,写し方を工夫して表す。 ○表したいことを見付け,自分の思いに合った表現をするた めに,材料や形・色などを工夫して表す。 評価の観点・方法 評価の観点 ①造形への関心、意欲、態度・・・自分の思いを 表したり、美しさや面白さに関心を持って見たり するなどの造形活動を進んで楽しもうとしている かどうかを評価します。 ②発想や構想の能力・・・想像力を働かせ、豊か な発想をしたり構想を立てたりしているかどうか を評価します。 ③創造的な技能・・・手や感覚を働かせ、自分な りの表し方を工夫しているかどうかを評価します。 ④鑑賞の能力・・・身近にある作品のよさや美し さ、感じの違いを味わうことができているかどう かを評価します。 評価の方法 ○豊かな発想や創造的技能などを働かせ、 進んで表現する態度が育つように、一人一人 の思いや工夫、能力を大切にした評価をしま す。 ○体験を深めることに関心を持つとともに、 進んで表現する態度を評価します。 ○自分たちの作品や身近にある作品、材料 のよさや美しさに関心を持って見るとともに、 それらに対する感覚の高まりを幅広くとらえ、 評価します。 指導方法 ○材料などから豊かな発想をし、手や体全体を十分に働かせ、表し方を工夫し、つくりだす能力、デザインの能力、 創造的な工作の能力を伸ばすようにします。 ○意欲的に造形表現をしてみたくなるような題材を選び、活動が高まっていくよう支援します。 ○作品のよさや面白さを味わう機会を計画的にもちます。 お願い ○造形活動を楽しみ、持っている発想や想像的な技能をより伸ばすために、児童が用具をそろえ、材料を集めること にご協力をお願いします。 ○作品の面白さ、よさ、美しさ等に触れる場を積極的に設けたり、親子で共に美しい!面白い!と思う機会を持ち感 動する心を育てていけるようご協力をお願いします。
© Copyright 2024 ExpyDoc