∼∼∼課題∼∼∼ ①課題は A4 の用紙に印刷又は記述すること。 ②

∼∼∼課題∼∼∼
①課題は A4 の用紙に印刷又は記述すること。
②指定字数はおおよその目安である。多少の増減はかまわない。必要に応じて改行を行うこと。
③黒のペンで記述すること(修正液の利用可)。
ワープロ等を利用する場合は、12 ポイントで印刷すること。
なお、志望理由は手書きとすること。
④刑事学総論の単位を取得済の場合、その旨を志望理由書の欄外に目立つように記載すること。
東京家決平 24 年 12 月 26 日家庭裁判月報 65 巻 5 号 115 頁を読んだ上で、以下の(a)∼(c)の
全てを記述しなさい。
(a) 当該少年が少年院入院後、処遇の一環として、家族や本件の被害者をはじめとする当該少
年に関わった人々に対してこれまで抱いてきた気持ちを手紙に書くことを求められたとする(但
し、少年の否定的な感情や不満を言語化して気付かせる目的で行うため、書いた手紙を実際
にそれらの人々に見せる予定はなく、少年にもそのことを伝えた結果、できる限りありのままの
気持ちを書かせることに成功したとする)。少年が書く手紙を推測し、少年が書いた手紙を 800
∼1600 字程度で記述しなさい。その際、文体や表現については、少年の気持ちやこころの動
きが最も適切に表現できるものを用いればよい。なお、少年と父母とのやり取りの内容など、決
定文に詳細に記述されていない事情については、決定文の内容に反しない限りで適宜創作し
てかまわない。また、手紙の書き出しは以下の通りとする。
『お前らに言いたいことがいっぱいある。……』
(b) あなたが当該少年の担当の法務教官として、前記(a)の手紙に対して処遇上適切なコメントを
書いて伝えることとなったとする。このコメントを 400∼600 字程度で記述しなさい。
(c) 前記(a)の手紙及び(b)のコメントを書くに当たって、あなたが考慮したり、工夫したりした点が
あって、表現等を補足して説明する必要があれば、最大 200 字程度以内で記述しなさい。