愛宕山【あたごやま】 所在地:元町字地の岡 飛行場滑走路南端にある円錐形の側火山が高さ 121.5mの愛宕山である。昔から地域の 人々にとって、霊験あらたかな神域として崇められている。都道から郷土資料館へ向かう途 中と、海側からの愛宕神社を経由する散策コースが設置されている。平成 14(2002)年ジェ ット化に対応するため滑走路延長工事が施され、その際、山体の制限表面に掛かる部分をそ ぎ落としたことから、滑走路側は現在も大木がなく視界が開けており、山頂から大島近海、 乳が崎を望むことができる。この山も太平洋戦争当時は大島防衛の重要な拠点として防空壕 や散兵壕が網の目のように掘られていた。
© Copyright 2025 ExpyDoc