平成26年度 授業改善推進プラン 【道徳】 学習状況の分析 関心・意欲・態度 道徳的実践力 1 ・読み物教材やペープサートなどの教材に 意欲が高い。 ・道徳の時間で深まったことが、日常の行動では生かされていな 2 授業がふかまるにつれて、児童の発言も多くなっていく。 い児童が多い。 年 ・基本的な態度(自立節度・節制・思慮・反省・礼儀) ・自己中心的な行動をする児童が何人かいる。 ができていない児童が多い。 3 ・授業に対する関心や意欲は高い。 ・自分中心に考える傾向があり相手の立場に立って考えるのが苦 4 ・教材をもとに、自分の考えを表現するのが難しいとい 手である。 年 う児童もいる。 ・言葉遣いや友達への態度で、相手の立場に立っていない、思い ・生活経験が不足している。 やりのない言動がみられる。 ・自分の課題としてではなく、自分とのかかわりでとら ・道徳的価値の深まりが、個人差があり不十分な児童がいる。 えてしまう。 ・道徳の時間で深まったことが、日常の行動では生かされていな い児童が多い。 5 ・基本的な生活習慣が身についていることが望ましいが、 ・道徳的価値を培ってはいるが、深まり方が足りなかったり、不 6 個人差が大きい。 十分だったりする。 年 ・自分とのかかわりでとらえることや、自分の課題とし ・授業は授業、日常生活は別で関連づけられていない。 て考えを話すのが苦手の児童がいる。 ・相手の立場に立つことや、善悪の判断は知識として理解してい るが、実践にまでつながっている児童は少ない。 授業改善の方策 関心・意欲・態度 道徳的実践力 1 ・ 「自分のことは自分でする」習慣を身に付け、励ましな ・日々の活動と道徳の時間を結びつけて指導する。 2 がらやらせて、できたらほめる指導をする。 ・多様な体験活動の場を設定する。 年 ・みんなで使う物や、学校のきまりを大切にすることを 生活科との関連で、地域の人々とのふれあい活動(むかし遊 毎日、指導していく。 び・月曜日の清掃活動など)をすることで、地域の人々の ・自分の気持ちを言葉で相手に伝えるやり方を指導して 協力に感謝の心をもつ。 いく。 ・言語環境を整える。 (正しい言葉づかい、乱暴な言葉の排除) ②幼稚園・保育園との交流では幼い人に温かい心で接して、親 切にする。 ・道徳の時間に深めたことを日々の活動の中で振り返る。 ・気持ちが表現できるように、ワークシートを活用する。 ・学級の教育環境を実践する。 3 ・身近な出来事を取り上げたり、考えやすい場面設定を ・日々の活動と道徳の時間と結びつける時間をとる。 4 したりするなど、考えを発表しやすくする。 ・場面の様子を自分でやってみることで、実感させる。 年 ・絵や吹き出しを使い、黒板掲示を工夫して考えやすく ・ねらいとする道徳的価値にてらして、自己の見方、考え方やそ する。 の変容をふりかえらせる。 ・身近な題材から考えさせる機会を多くするワークシー トを活用するなど、考えやすく表現しやすい工夫をして いく。 5 ・児童の身近な出来事等、自分ならどうするかという課 ・副読本を活用し、多様な価値観を引き出し、深く考えさせる資 6 題提示を行い、少しでも自分の心情に照らして考えられ 料・児童の興味・関心に応じた資料などを選んで授業をする。 年 るようにする。自分の考えを発表する機会を多く設定し、 ・道徳的価値の内面的な自覚を深めるため、ワークシートを活用 他者の考えとの違いに気づけるようにする。 する。 ・言語環境を整える。(場に応じた適切な言葉遣いをす ・学校生活や他教科、総合的な学習の時間の人権の学習とも関連 る。 ) させて、実践力を養っていく。
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