授業科目名学科（科目区分）公衆衛生看護学概論看護学科（専門科目）担当教員職・氏名教授・菅原京子必修・選択の別学年開講時期単位数先修条件指定科目科目等履修生必修２前期１非該当可授業概要地域住民の健康を支援する、公衆衛生看護（行政分野、産業保健、学校保健）と在宅看護に共通する地域看護の概念と歴史、保健師制度・教育について教授する。また、行政分野における保健師活動の活動目標、活動方法の特徴について教授する。一般目標地域看護の歴史的変遷を学び、社会の変化に応じた地域における看護活動の必要性と意義について理解する。さらに、健康課題を住民とともに解決することを目指す地域ケアシステムにおける保健師の役割について考察する。到達目標 1.人々の健康と生活条件の関係を具体的に述べることができる。 2.地域看護、公衆衛生看護、在宅看護のそれぞれの定義・対象・働きかけの方法の特徴、地域看護と公衆衛生看護・在宅看護の関係性について述べることができる。 3.地域看護の誕生と発展の歴史を時代区分別に述べることができる。 4.保健師制度・教育の変遷を理解し、今日の課題について自分の考えを発表することができる。 5.公衆衛生看護、とくに行政分野における保健師活動の場と活動の実際を具体的に述べることができる。 6.公衆衛生看護、とくに行政分野における保健師活動の目標、活動方法の特徴を理解し、今後の保健師活動の展望を持つことができる。授業計画回日付授業項目・学習課題 1 27.4.16（木）1 地域看護、公衆衛生看護、在宅看護の概念 2 3 27.4.23（木）1 27.4.30（木）1 地域看護の歴史 4 27.5. 7（木）1 保健師制度 5 27.5.14（木）1 保健師教育 6 27.5.21（木）1 公衆衛生看護：行政分野における保健師活動（1） 7 8 27.5.28（木）1 27.6. 4（木）1 公衆衛生看護：行政分野における保健師活動（2）学習内容・学習方法テキストを用いて地域看護、公衆衛生看護、在宅看護の定義、対象、働きかけの特徴を学ぶ。人々の健康と生活条件の関係性について考え発表する。テキスト・ビデオを用いて世界的視点から見た地域看護活動の展開、戦前から今日に至る日本の地域看護の歴史を学ぶ。法令要覧を通して保健婦規則、保健師助産師看護師法における保健師の定義、業務規定、法律上の看護と保健指導を学ぶ。保健師教育の変遷と大学/大学院教育の関係について学び、保健師教育の展望に関する意見を発表する。関連文献から活動の場である保健所、市町村保健センターの概要を、さらに DVD 視聴を通して活動の実際を学ぶ。授業外学習など担当人々の健康と生活条件が関係している例を考えて授業に臨む配布された保健師教育に関する文献を読んだ上で授業に臨む菅原 DVD 視聴後、課題を提出する。テキストを通して、活動の目標、特徴的な活動（地区踏査、地区活動、行政の保健福祉計画への参画）を学ぶ。保健師活動の今後の展望を考える。修得していなければならない一定の他の科目なし成績評価方針評価方法および基準定期試験、6 回目の講義後の提出課題による評価。 5 回目の講義に関連した提出課題を求め授業に反映させますが、成績評価には用いません。教参書書教科書：宮崎美砂子他編「最新公衆衛生看護学総論」日本看護協会出版会。門脇豊子他編「看護法令要覧」日本看護協会出版会。参考図書：木下由美子編「エッセンシャル地域看護学」医歯薬出版。佐々木明子監修「DVD 地域看護活動とヘルスプロモーション第 1 巻」丸善。湯槇ます監修「ビデオ公衆衛生看護の歴史」ビデオ・パック・ニッポン。履修上の注意公衆衛生看護のうち産業保健については産業保健論で、学校保健については学校保健論で扱います。在宅看護については在宅看護概論、在宅看護方法論Ⅰで詳しく学んでください。学メ・人々の健康を社会的条件の中で捉える視点を持ちましょう。新聞等を読み、社会の動向に目を配りましょう。・授業では学生の皆さんの意見を求めます。発言することで自分の考えはまとまってきます。また、他者の意見を聞いて自分の考えの幅を広げる機会としてください。科考図生へッセーのジ e - m a i l ・研究室（連絡先） [email protected] 菅原研究室