「ナラティブ(物語り)工学」のご案内 ver3

「ナラティブ(物語り)工学」のご案内
ver3
いま注目されるナラティブ(物語り)とは?
ナラティブ(物語り、ストーリー)は、「人々に共通の思考と表現の形式」です。語り手の想いや意図を交えながら、
出来事の背景や文脈、意味などを「丸ごと可視化」し、伝えます。また共感的なコミュニニケーション手法として、語
り手と聴き手の信頼関係を生み出します。
昔から、価値観や文化の表現、意味の共有、知識や教訓の伝達、課題発見・予測に用いられてきました。
最近は人材育成、コミュニティ形成、ブランディング、マーケッティング、合意形成、デザイン思考からも注目されています。
ナラティブは物語を「創る」「語る」の二つの意味があります。出来事の経験と意味(状況・行為・目的)を振り返
り、時間順に 3 章で記述し、「過去・現在・未来」の時間的展望を表現します。
過去
現在
未来
過去
原因と結果(意味・課題・学び)
現在
考え方(スタンス) 今なすべきこと(方向性)
未来
手段と目的(ゴール・優先順位)
ナラティブ(物語り)工学は「創造性」を支援します
物語の形式を応用し、「思考・表現・コミュニケーション」を行います。一人一人の視点から事象の意味を明らか
にして可視化、認識共有、創造的な対話を導きます。自己理解と共感的な相互理解を生み出し、組織の自
律的な問題解決を支援します。
<物語の映像化>
物語は視聴覚情報によって浸透力や訴求力が高まります。ナラティブ工学では「物語の映像化」(DST)を行
います。ビデオ上映会や、ネット・イントラでの共有が可能です。
全体の流れ(地域導入例)
(物語づくり)
(上映会)
(対話)
(討議)
(課題解決案)
(成果物
合意)
●ナラティブ工学の応用
「人と組織」「知識と学習」「問題解決・企画開発」「情報発信」
個人の戦力化
自律 リーダーシップ モチベーション
理念・方針の浸透 キャリア形成
チーム・組織の活性化
相互理解 ダイバシティ 目的共有 ベクトル一致
コミュニケーション改革
知識共有・振り返り学習
実践知 ベストプラクティスの横展開
経験学習 組織学習
問題解決力
調査 課題発見 解決策
業務改善 組織変革
企画・開発
参加型商品開発 サービスデザイン
UX イノベーション
情報発信
リクルート IR 取引先 顧客・消費者
ストーリー型広報、マーケッティング
●事例
1
2
トップメッセージ
A 社(製造業)
若手の理念・経営方針の浸透
キャリア研修
K 社(メディア)
新人研修
チームづくり
K 社(メディア)
自己理解と相互理解
K市
M市
モチベーション向上と態度変容
信頼関係
目的・価値の共有
〃
3
知識共有・創
S 大学
リーダー教育
4
問題解決
U市
マルチステークホルダの参加型調査
企画開発
C 社(出版社)
解決案(商品開発)
経験知の可視化
相互学習
課題発見
新しい知識の創造
合意形成
*2012 年から全国で、企業、教育機関、行政・地域社会の支援活動を行ってきました。(「DST 研究所」の名義で活動)
参加者の声
1
「考えが整理でき、経営方針が明確になった」「自分の考えを共感的に伝えられる」「若手の変化と成長が見られた」(トップ)
「会社の歴史や考え方が分かり、腹落ちした」「トップの考えや人柄が理解できた」「社内のベクトル一致に使える」(若手社員)
2
「経験や立場は異なっても、目指すところは同じだと気づいた」 「自分は孤独ではないと感じた」
「自分を宣言することで腹が決まった」
「存在価値について本質的な議論を深められるので、驚いた 」「皆が目的を共有できる」
3
「先輩や仲間の経験が参考になった」「自分が経験から学んだことが明確になった」「自分なりのやり方を作れる」
4
「気づかなかった課題を知った」「ユーザーの真意に共感した」
「解決のアイデアや方向性が見えた」 「参加者のモチベーションが高まり、解決チーム作りが可能」
●ナラティブ工学研究所
2011 年から「DST 研究所」として、企業、行政、教育機関(小中高、大学)、地域社会(市民フォーラム、成人教育)、NPO などで実践的研究を重ね、2015 年 4 月に設立。
【担当】
(有)ラーニングビジョン
担当
小澤真人
070-5074-3502
[email protected]