自分の考えをもち、 進んで行動できる学級づくり

平成24年度 特別活動夏季研修会
自分の考えをもち、
進んで行動できる学級づくり
~提案カードを活用した学級会~
高崎市立城東小学校教諭 佐藤 香織
<H23 高崎市特研:実践研究から>
主題設定の理由
【児童の実態】
○給食当番・係活動→進んで取り組む!
×自分から進んで行動できない。
○レクリエーション→みんなで楽しく活動!
×人前や改まった場面で挙手発言できない。
児童に必要なもの
学級の一員としての自覚
責任感
学級会
社会性
信頼感
研究のねらい
①学級の問題を自分で考え提案するカードを活用
→児童は学級の問題を進んで考えられる!
②学級会の経験を積み重ねる
→自分の考えを発表できる!
自分で考え,行動できる学級づくり
実践①提案カードの活用
実践②学級会でのグループ作り
椅子のみで円形を作る
実践③全体協議の形態
全体協議は一重の円形
実践④解決策の実践と振り返り
ふりかえりカード
ボランティア掃除の様子
実践⑤学級会の進め方
司会者の
言葉例
実践⑥検証授業
提案者は提案内容と
提案理由を説明する
③
②
①
提案カードは黒板に貼る
グループづくり
同じ提案の者同士が集まりグループを作る
グループごとの話し合い
一人一人が
提案カードを
もっている
グループごとに解決策と方法について話し合う
解決策の板書
提案カードの下に解決策と方法を板書する
全体協議
全体協議は全員の顔が見えるよう円形で行う
全体協議の手だて
①発言者は全員起立
↓
同じ質問・意見が出されたら着席
②合意形成
一重の円形で全員の表情を見て発言
意見には必ず理由をつけて発言
↓
納得した合意形成
成果と課題
提案カード
グループ
積み重ね
合意形成
→自分の考えをもつことができた
→進んで発言できるようになった
→学級会の進め方が理解できた
→進んで行動できるようになった
アンケート調査の結果
進んで発言
5月
1月
進んで行動
0
20
40 人
課題:議題の選定・合意形成・司会者の育成
「進んで行動できる学級づくり」を目指す
学級会