ま”　だから効果的！寝たままストレッチや体操ができれば、もちろんラクでうれしいけれど、しっかり効くのか、効き目があるのかとっても不安…。でも、大丈夫！寝たままだからこそ効く理由とラクに続けられるヒミツ、大公開!! 続けられる！立って行うより寝て行う方がさらに足を上げ、上体よりも高い位置でストレッチを行うとリンパ、静脈がもっと流れやすくなり、筋肉を伸縮させればポンプ作用で流す力もアップ！リンパが流れやすいリンパはリンパ管自体のぜん動運動と周りの筋肉によって流れているが、その流れる力は微々たるもの。そのため、重力の影響を受けやすく下半身、特に脚に滞りがち。寝たまま行うことで、下半身のリンパ液が上半身に戻る際に重力に邪魔されず、リンパが流れやすくなる。 “ながら” でできるベッドでできるから続けやすい寝たまま行うので、テレビを見ながら、音楽を聴きながらでもできる！　しかも、寝る前、起きた後でもベッドでそのまますぐにできるからラクラク。その手軽さから継続しやすく、スタイルアップやダイエットが成功しやすい特徴も。正しい姿勢でお腹に効かせやすい寝たままで行うと横に倒した両脚などの重さでムリなくお腹がひねられるので、しっかりと効かせやすいメリットがある。実際、この動きでは両ひざを胸に引きつけてお腹を圧迫、さらにひざを横に倒すことで腸を刺激。便秘が解消される。寝たままストレッチ 6 “寝たまま”　ラクに　筋肉がゆるみやすく、ゆがみを解消しやすい猫背の人は背中の筋肉が伸びきって逆にお腹や胸の筋肉は縮んで固まっている。また、腰痛の人は骨盤周りの筋肉が硬くなっている。この筋肉の硬さとアンバランスがゆがみだ。寝たままで行うストレッチは重力にあらがったりバランスをとる必要がないので、筋肉に余計な力が入らず、ゆるめやすくなる。その結果、ゆがみを解消しやすいのだ。骨盤肩甲骨背中側が伸びてお腹側が縮みがち。これがゆがみの原因に。骨盤「背中を縮めてお腹を伸ばす」が一度ででき、ゆがみがとれる。腰やひざに負担がかかりにくい寝た姿勢で行うストレッチは、立って行うストレッチよりも股関節やひざ関節への負担が少ないので腰、ひざなどの関節を痛めにくい。また、低血圧の人でもフラフラせずに行えるので、安全なのもポイントだ。 7 寝たままストレッチ肩甲骨