Document

V プロジェクト
バレー塾
指導者講習会
1.日 時
平成27年4月18日(土) 13:00~17:00
4月19日(日)
2.場 所
松江市立東出雲中学校体育館
3.参加者
男子選抜 Jr.選手
9:00~13:00
女子選抜 Jr.選手(松江地区のみ)
4.指導者
大石博暁先生 前全日本男子バレーボールチームフィジカルコーチ
法人社団 飛翔会グループ
日本体育協会認定上級コーチ
日本トレーニング指導者協会認定 上級トレーニング指導者
日本コアコンディション協会 マスタートレーナー
厚生労働大臣認定 健康運動指導士
5.概 要
今回のバレー塾は初のフィジカルトレーニング講習会としました。お隣広島県のお世話になっている
先生から、大石先生をご紹介いただき、縁あってこの講習会が実現しました。
今までのバレー塾はバレーボールのスキルを中心に行ってきましたが、プレーの根本となる体を上手
に使いこなせるよう、ご指導をいただきました。会場を東出雲中学校とし行いましたが二日間の受講者
延べ人数は 90 名余りと過去最高の人数ともなりました。
初日は、
「トレーニングの第一歩」として、選手の現状把握や評価分析、を行いました。また、中学生
のバレーボール選手に必要な体力要素を紹介してもらい、中学生も目的や必要性を十分理解しながら講
習を受けることができました。その後も映像を使いながら、股関節や肩甲骨の可動域のチェック、しゃ
がみ込みテストなどを行い、チェックシートに自己分析を行いました。
二日目は、
「バレーボール動作を加速する中学生に必要な取り組み」として、股関節、肩甲骨、体幹に
関するトレーニングを、パワーポイントを使いながら行いました。運動神経がよくなる 36 の動作から
スタートし、ジュニア期に必要なトレーニングやジャンプのメカニズムを理解したうえで、本格的にト
レーニングを行いました。中学生だけではなく大人の受講者の皆様も一緒にトレーニングしました。中
学生の男女を見てみると、女子選手の方がバランスを崩したり、うまくできない動きが多かったように
思われます。男子も体の大きな選手は、うまく動けなかったりもしておりました。出来ない動きの多さ
にトレーニングの必要背を改めて感じさせられる二日間となりました。
バレーボールにおいてボールを触る練習ももちろん大切なことではありますが、男女とも体がある程
度完成するまでの間に(児童期後半から中学前半)に様々な動きを伴うトレーニングを行う必要性を勉
強させていただきました。また、関節の稼動域が広がることや、筋力が付くことによって、できるよう
になるプレーが増えること、よりプレーの成功率が上がることを教えていただきました。この二日間で
中学生の選手たちは、全日本が行っている同じトレーニングメニューを体験できました。
今回縁あって大石先生に島根にお越しいただきましたが、これを機にまたいつでも島根に来ていただ
けるということでしたので、機会があれば是非大石先生をお招きしてバレー塾を開催いたしたく思って
おります。その際にはたくさんの参加をお待ちしております。
(文責 細田 泰久)