戦評 女子決勝・準決勝

北部秋季大会女子順決勝 中山JBCvs新吉田ブレイバーズ
『1Q』
中山#4#9#11#12#14
新吉田#5#6#9#11#12
ティップオフから新吉田#6がボールを制し試合開始。序盤は互いに早い展開からシュートを放つが決まらず、
迎えた4:55、新吉田#5がファールをもらいフリースロー。これを1本決め先制。
すかさず中山も#11がミドルシュートを決め2-1。その後、#4#14を中心に攻める中山、#5#6の合わせを狙う新吉田、ともに追加点を奪うも、
決め手を欠いたまま1Q終了。
5-3で中山がリード。
『2Q』
中山#5#6#7#8#16
新吉田#4#7#8#10#13
中山ボールで始まった2Qは、引いてインサイドを守る新吉田に対して、中山が#5#6を中心にパスを回してミドルシュートを狙う展開で進む。
しかし、サイズに勝る新吉田がリバウンドを制し、速攻から得点を重ね5-8と逆転。
その後も同様の展開が続く。互いにフリースローを失敗するなどミスが目立つ中、前半を終えた。
9-10で前半が終了。
『3Q』
中山#4#5#6#7#14
新吉田#4#5#6#7#8
2Qと同様の展開で試合が進み、速攻から#4、スローインをミートから#6が決め、新吉田が9-14とリードを広げる。
しかし徐々に新吉田の速攻がシュートまで行けなくなると、中山が#4、#7、#5のミドルシュートなどで16-14と逆転。
試合の主導権を握る。新吉田もハイポストを起点に果敢に攻めるが得点が奪えない。
逆に中山#4がドライブから得たフリースローをこの試合両チーム通して初めて2本決め、3Qは終了。
18-14で最終ピリオドへ。
『4Q』
中山#4#5#6#7#14
新吉田#4#5#6#7#8
メンバー交代なく始まった4Qは、リバウンドから新吉田#5が決め18-16。
中山は#6がミドルシュートを決め、さらにオールコートのディフェンスから奪ったボールを#14が決め22-16。
新吉田も#4が速攻から決めるが、中山の厳しいディフェンスに対してボール運びが苦しくなり始め、中山#7に決められたところでタイムアウト。
しかし流れを変えることはできず、逆に素早いパスからドライブを仕掛け始めた中山が着実に追加点を決め、
31-18で逃げ切り決勝進出を決めた。
31-18で試合終了。
北部秋季大会女子順決勝 YAMASHITA vs 山内
『1Q』
YAMASHITAはオールコートマンツー。山内はハーフマンツーDFにてスタート。
最初の得点はYAMASHITA#9がドライブからシュートに持ち込みバスケットカウント。フリースローもきっちり決めて3点を得る。
その後もオールコートでの激しいDFから相手のターンオーバーを誘う
YAMASHITAが、#14、#9、#8と得点を積み重ねる。山内は#6のシュートなどで反撃するが、
ややミスの目立つ立ち上がりで1Qを終えた。
15-6でYAMASHITAがリード。
『2Q』
開始早々、#8のミドルシュートがきれいに決まり、流れをつかむ山内。その後は両者共に集中した
DFで、相手の得点をなかなか許さない時間帯が続く。残り2分18秒、5点差に詰め寄ったところで
山内ベンチがタイムアウト。#8を中心に、早いパスワークからシュートチャンスを作る山内は、
フリースローも確実に決めて点差を縮めた。
25-22で前半が終了。
『3Q』
YAMASHITAボールで後半スタート。前半から引き続き、YAMASHITAはオールコートマンツー。
山内はハーフマンツー。後半最初の得点は、相手のミスから山内#8がワンマン速攻。
その後も積極的に攻める山内に対して、YAMASHITAのファウルがかさむ。山内はフリースローを
着実に決めてこのクウォーター序盤で逆転に成功。YAMASHITAは#7、#9がシュートを決めるが
なかなか得点を伸ばすことができずに最終クウォーターへと望みをつないだ。
30-35で最終ピリオドへ。
『4Q』
互いに3Qとメンバー変わらぬまま、山内ボールでスタート。山内#9がドライブからシュートを
決めると、続いて#8が放ったロングシュートを#12がしっかりリバウンドして39点目を決める。
対してYAMASHITAも#5、#9を中心に速い攻めから得点を取りに行く。
両者共によく走り、ガッツプレーで会場を沸かす試合展開。最後は山内#8がブザービートを決めて勝利をおさめた。
どちらも粘り強いDFと果敢なOFでの好ゲーム。後半は山内のシュートの確立の良さが光り、決勝へと駒を進めました。
37-46で試合終了。
北部秋季大会女子決勝 中山JBCvs山内
『1Q』
中山 #4.#9.#11.#12.#14
山内 #7.#8.#9.#11.#14
ジャンプボールから中山の攻撃にてスタート。
リバウンドを拾った山内もゴールを目指すが、両者立ち上がりは共にやや硬く、
どちらも最初のシュートを決めきれない。
先制点は山内#8のドライブから。
その後は#9のフリースローなどで山内が連続得点。
中山は#4を中心に何度もシュートに持ち込むが、
リングに嫌われ無得点の時間帯が続く。
終盤やっと#14のミドルで中山の得点が動くが、やや苦しい展開の中、
1Qを終了する。
2-5で山内がリード。
『2Q』
中山 #5.#6.#7.#8.#10
山内 #4.#6.#10.#12.#13
中山ボールでスタート。
互いになかなかボールをリングに持ち込めない時間帯が続き、
約2分間得点が動かない。
膠着状態の中、山内が4ファウル。
以降、中山はフリースローから得点を重ねる。
残り3分を切ったところで山内ベンチがタイムアウト。
その後、山内#6が相手シュートのリバウンドを拾って速攻に持ち込み、
このQ初得点を挙げると、同じく山内#12も着実にフリースロー等を決めた。
お互いのDFを崩せず、攻めあぐねた前半戦はロースコア。
特に中山はシュートに苦しみ、フリースローを中心とした得点に終わった。
7-11で前半が終了。
『4Q』
『3Q』
中山 #4.#5.#6.#7.#14
中山 #4.#5.#6.#7.#14
山内 #6.#8.#9.#11.#12
山内 #4.#6.#8.#9.#12
引き続き中山はオールコートマンツー。
後半出だしは山内ボールから。
これまでなかなかシュートに持ち込めなかった山内だが、
中山はオールコートマンツー。山内はハーフマンツー。
このQは出だしから#8がロングシュートやドライブで果敢にリングに向かう。
序盤、中山は#4が連続して得点を決めると、
対して中山は、#4のインサイド、#5のアウトサイド、#6や#14の速攻など、
続いて相手のミスから中山#7もシュートを決める。
コートの5人がうまくかみ合ったプレーを見せて、得点を重ねる。
中山のオールコートマンツーに、山内がなかなかボールを運べず、
最後は#7のミドル、#6の速攻、と着実に決めて、山内の追撃をかわした。
良い形でシュートに持ち込めない苦しい展開。
一方中山は、#4を中心にアウトサイド、インサイドともに多彩な攻めを見せ、後半戦は一人ひとりが落ち着いてシュートに持ち込んだ中山が終始安定してリード。
春に続いて、北部ブロック優勝を飾りました。
逆転に成功。
前半良い出だしを切ったにも関わらず、
思うようにチャンスを作れない山内に対し、
前半戦とはうって変わって落ち着いてシュートを決める中山の攻撃が光った。 3Q目でやや積極性に欠きミスが続いた時間帯が残念だった山内ですが、
5年生主体のチームとして、今大会、大健闘の準優勝。
22-14で最終ピリオドへ。
今後の成長が楽しみな決勝戦となりました。
34-24で試合終了。
中山JBC、優勝おめでとうございます。