トピックス 内村選手らリオの金メダリストらが会見 第 49 回全日本シニア体操競技選手権大会の前日記者会見が 13 日、会場となる東京・千 駄ヶ谷の東京体育館で行われました。 リオデジャネイロオリンピック男子団体総合で感動の金メダルを獲得した内村航平選手、 山室光史選手、田中佑典選手、加藤凌平選手（いずれもコナミスポーツクラブ）のカルテッ トが勢ぞろい。 個人総合で連覇を果たした内村選手はリオで痛めた腰がまだ本調子でないため、今大会 を欠場しますが「今、懸命に治療を進めていてだいぶ良くなってきた。今回は申し訳ないが、 大事を取ることにした。11 月の全日本団体選手権には間に合うので、昨年の 4 位という屈 辱を晴らすために頑張りたい」と話しました。 山室選手は「リオを終えて、疲れが取れない状態が続いている。でも金メダリストとして 恥ずかしくない演技を心掛ける」と力強く語りました。 田中選手は「まずはチームの優勝のために貢献したい。リオでの演技内容からだいぶ難度 を落とすので、ファンの皆様はあれっと思うかもしれないが、自分らしさは出していきたい」 と述べました。 加藤選手は「心と体がまだ回復していない。モチベーションも試合当日にならないと分か らない。4 年後の東京へのスタートというより、この大会でチーム優勝のために戦うつもり。 ファンの皆様には期待感が持てるような演技を見せたい」と意気込みを語ってくれました。 女子のリオ大会代表の杉原愛子選手（朝日生命）はオリンピック後も猛練習を重ねてき たそうで、10 月初旬の国体にも出場。今大会への抱負を尋ねると「ノーミス演技を目指し ます。D スコアを上げてきたので、それを試したい。各種目でかなり上げてきた。とにかく オリンピックを経験して技を上げないと世界には到底届かないことが分かった」と話して くれました。出場を予定していたリオ代表の内山由綺選手は腰を痛めているため欠場しま す。 大会は女子の団体、個人総合が 14 日、男子団体、個人総合が 15 日に行われます。最終 日の 16 日は 2016 プレミアム体操東京エキシビションと銘打って、リオオリンピックや世 界で活躍する男女選手たちが卓越した演技を披露します。内村選手は演技をしませんが、リ オでも活躍した跳馬の銅メダリスト、白井健三選手（日体大）が特別参加し、妙技を披露し てくれます。
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