消費者行政の変化 消費者行政の変化 01 消費者庁 平成21年9月に発足。 消費者基本法の理念にのっとり、消 とは? 表示は に 費者行政全般を担うことになりました。消費生活に密接に関 連する物資の品質表示の業務を行ないます。 いままでの食肉の表示 いままでの食肉表示は様々な法律により、所管する それぞれの行政機関によって規定されていました。 JAS法 食品衛生法 名 称 原材料名 アレルゲン 期限表示(消費・賞味) 内 容 量 等 保存方法 原 産 地 等 遺伝子組換え 加工・製造者名等 健康増進法 栄養表示 …任意 牛トレーサビリティ法 個体識別番号 景 表 法 2 添 加 物 計 量 法 食品表示法 とは? 01 消費者行政の変化 示は 01 ○JAS法、食品衛生法、健康増進法の表示に係わる規定を 統合し、一元的な表示制度の創設が行われました。 ○平成25年6月28日公布。公布の日から2年を越えない範 囲内において政令で定める日から施行するとされていま す。栄養表示については、食品表示法施行後、概ね5年 の経過措置期間をおいて義務化の予定です。 食品表示法 「JAS 法」「食品衛生法」「健康増進法」の食品表示に関する規定を 整理・統合し、消費者により分かりやすい食品の表示法となります。 JAS法由来 名 称 食品衛生法由来 期限表示(消費・賞味) 原材料名 内 容 量 原 産 地 アレルゲン 保存方法 添 加 物 遺伝子組換え 加工・製造者名等 健康増進法由来 栄養表示 景 表 法 その他食肉の 表示に係わる 法律 牛トレーサビリティ法 (注)栄養表示の義務化の他、 製造所固有記号の使用、 栄養強調表示に係るルー ル、添加物の表示に係る ルールの改善等 … 加工食品(食肉)は義務化 生鮮食肉は変更無し … 公正な取引・不当表示等 … 個体識別番号等の伝達・表示等 計 量 法 その他、通達、条例、ガイドライン、諸判断に規定されます。 3 消費者行政の変化 01 23 食品表示法の施行スケジュール 平成 25 年 6 月 28 日 栄養表示 義務化の検討 表示基準等公布 表示基準 表示基準案作成 周知期間 ※経過措置期間 栄養表示義務化等 周知期間 政府・内閣府令施行 政令公布 同施行令 政府案作成 新法に基づく表示に完全移行 公布の日から起算して 2年を越えない範囲内において 政令で定める日から施行 食品表示法施行 食品表示法 成立 公布 平成 32 年 新法施行後 概ね 5 年以内 公布後 2 年以内 栄養表示義務化等の検討 ※栄養成分の表示義務化の経過措置期間(新ルールの猶予期間)は 5 年とされています。 不当表示は 絶対に 食品表示違反をした場合 食品事業者の全ては、食品表示法に従い、食品の表示をする義務を負います。 それに違反した場合は指導・指示・命令などに従わなければなりません。 事業者の公表 回収等命令 罰 則 命 令 指 示 立入り検査等 表示基準違反 消費者の生命・身体に危害の発生又は拡大の 防止を図るため緊急の必要性があるとき 食品を摂取する際の安全性に関する表示の違反 原産地の虚偽表示 指示・命令 など 4 ア . 立ち入り検査(書類等の提出命令、収去など) イ. 表示基準に違反した食品事業者に対し指 示(表示事項、遵守事項) ウ. 指示に従わなかった場合、命令 エ . 事業者の公表 オ. 罰則 01 消費者行政の変化 消費者行政の変化 「食肉公正競争規約」 01 23 ○「食肉公正競争規約」は景表法、食品衛生法、JAS法の他、様々な法律や条例を踏ま え、総合的にまとめた業界の自主的なルールです。 ○「食肉公正競争規約」は全国食肉公正取引協議会が、生産から小売・消費に至る様々 な団体の意見を集約し、取りまとめ、消費者庁及び公正取引委員会に申請し、認定 を受けたものです。 消費者庁 「食肉公正競争規約」 公正取引委員会 制定 認定 申請 全国食肉公正取引協議会 表示に係わることをまとめる 様々な団体からの意見 法律・条例 下記法律 通達・ガイドライン・諸判断 生産者団体 全農ミートフーズ、全畜連、全開連、全酪連、食鳥協会 流通・卸 加工団体 食肉市場卸売協会、畜産副産物協会、ハム・ソーセージ協同組合、 日本食肉流通センター、日本食肉流通センター卸売組合、 成鶏処理流通協議会、輸出入協会、全肉業連 小売団体 全肉連、全食鳥肉連、チェーンストア協会、 新日本スーパーマーケット協会 都道府県条例(消費生活条例) ○食肉の表示は、 「食品表示法」の施行から、義務化導入の時期(施行後、概ね5年以内)まで の間、同法の他、従前の景表法、食品衛生法、健康増進法、JAS法、牛トレーサビリ ティ法、不正競争防止法、計量法などの規定、これを受けて、さらに細かく決められた 施行規則や各省庁の通達や通知に従って行うことになります。 1.不当景品類及び不当表示防止法(景表法) 2.食品衛生法 3.健康増進法 4.農林物資の規格化及び品質表示の 適正化に関する法律(JAS 法) 5.牛の個体識別のための情報の管理及び 伝達に関する特別措置法(牛トレーサビリティ法) 6.不正競争防止法 7.計 量 法 5
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