(様式2) 診療科研修プログラム申請書 研修プログラム名【 神経内科基礎プログラム3 1.診療科(専門領域) 神経内科 2.研修期間 6 ヶ月 3.募集人数 1名 4.短期目標 1) 迅速、的確な病歴の聴取 2) 適切な神経所見の診かたの修得 3) 急性期脳血管障害の病態をふまえた治療 4) 重症脳卒中への対応と合併症の管理 5) 急性期リハビリテーションとその慢性期への移行 6) 超急性期選択的血栓溶解療法適応の理解と初期対応 7) 脳神経外科診療の理解と連携 8) 神経変性疾患・てんかん・髄膜炎などの診断と治療 9) 患者さんやその家族との良好な関係の構築 10) コメディカルとの協力および病診連携 5.短期取得手技 基本的な神経所見・身体所見の診察技術 高次脳機能障害や脳幹症状など特殊な神経徴候の診察技術 中枢神経系 CT・MR・脳血管造影・脳核医学検査・脳波の読影 頸動脈超音波の技能修得 腰椎穿刺の技能修得 】 6.診療科の実績と目標症例数 症例数と手術件数の調査年度 主要疾患 脳梗塞・TIA H15 年入院数(年間) 目標症例数(6ヶ月間) 119 40 脳出血 18 5 その他の脳血管障害 15 5 脳血管障害以外の神経疾患 153 手術 件数(年間) 超急性期血栓溶解療法 10 目標件数(6ヶ月間) 10 7.診療科の指導体制 診療科医師数 常勤 3 名、非常勤 0 診療科研修の指導にあたる医師 3 名 主として研修指導にあたる医師の氏名 〃 診療科経験年数 2 名 入江 克実 20 年 8.コンセプト 当科は脳卒中 24 時間救急診療を目指して主に神経救急医療を行っており,脳塞栓超急性期 選択的血栓溶解療法といった脳卒中高度先進医療にも力を注いでいる. 後期研修の指導にあたっては,脳神経外科・神経放放射線科と密接な連携を保ちながら,検 査結果の解釈・診療方針の決定・治療の実際など EBM に基づいた脳卒中診療が身に付く事を目 標とする.毎朝行われる脳神経外科など関連診療部門との合同カンファレンスや総回診で,受け 持ち以外の患者の診療内容も学ぶ.また,脳卒中急性期の最新治療技術の習得に加えて,救 急治療やリハビリテーションも体得できるようにする.さらに,内科グループの一つとして他の診 療科と円滑な連携をとり,総合的教育研修を行っている. 9.共通領域研修について (院内) 1. 神経内科脳神経外科合同カンファレンス:週 5 回(月~金の毎朝) (脳神経外科と合同で前日の新入院患者,問題症例の検討. 手術施行患者の術中ビデオ呈示) 2. 神経内科リハビリテーションカンファレンス:週1回 (脳卒中病棟看護師,理学療法士,MSW と共に症例検討) 3. 神経内科退院予定患者検討会:週 1 回 4. 内科回診:週1回 (他の内科と持ち回りで相互に病棟回診) 5. 脳神経合同抄読会:隔週 1 回 (脳血管障害の臨床研究論文を対象に脳神経外科と合同で) 6. 内科合同抄読会:週 1 回 7. CPC:年4回 8. 臨床検査科クリニカルセミナー:月2回 (他の診療科と各科持ち回りでトピックスを紹介) (院外) 1. うれしの脳卒中カンファレンス:年2回 2. 佐賀脳循環研究会:年2回 3. 県北神経懇話会:年4回 4. 佐賀神経アーベント:年2回 5. 佐賀脳血管障害懇話会:年1回 6. 鹿島藤津地区痴呆フォーラム:年2回 7. 鹿島藤津地区リハビリテーション研修会:月1回 8. 嬉野脳卒中救急セミナー:年3回
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