2015年7月27日 あおぞら投信株式会社 『他人事 気付きが無ければ 鈍きまま 世の流れにて 洗われるのみ』 企業統治とは、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のための自立的な行動をい います。会社が、株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等の立場を踏まえた上で、透明・公正かつ 迅速・果断な意思決定を行うための仕組みを意味する(2015年6月1日:株式会社東京証券取引 所より)とあります。すなわち、企業にとって重要なことは、人事や企業風土など内側の論理と、株 主や顧客など外側の論理の両方に透明性を持たせることであると考えます。 特に、「内部統治構造改革のうち、企業パフォーマンスへの効果がもっとも明瞭なのは、情報公 開活動である」と報告されています(2003年6月20日『進展するコーポレート・ガバナンス改革と日 本企業の再生』財務総合政策研究所)。このように既に10年以上前から、執行役員制度や社外取 締役の導入よりも、経営者自ら情報公開に積極的になること、すなわち経営者がマイナスの情報 であっても外部に公表することをコミットすることによって、経営者(企業内部者)に対する自律的 な規律付けとして機能し、パフォーマンスを引き上げるとされていたのです。 また、構造改革に際しての決定要因として、株主重視と従業員重視は両立するとされています。 昨年来の日本再興戦略の発表の際には、何を今更とも言われていましたが、現実を目の前にす ると、まさに「今だからこそ、日本経済再生のために企業統治(コーポレート・ガバナンス)が重要 な鍵を握っている」と言えるのではないでしょうか。 上場企業の主要投資部門別株式保有比率の推移 (2000年度 2000年度~ 年度~2013年度) 2013年度) 45% 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 1993 1995 出所:日本取引所グループ 1997 1999 2001 2003 ⾦融機関 事業法人等 外国法人等 個人・その他 2005 2007 2009 2011 2013 (年度) ※全国4証券取引所上場企業の合計(2004年度から2011年度までは、ジャスダック証券取引所上場企業を含みます。) 本資料は情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当社は その正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示された意見などは、本資料作成日現在の当社の見解であり、事前の予告なしに変更される事もありま す。投資信託の取得に当たっては、投資信託説明書(交付目論見書)等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。 商 号: あおぞら投信株式会社 金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第2771号 加入協会:一般社団法人投資信託協会 ホームページ・アドレス: http://www.aozora-im.co.jp/
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