キッチン 開発ストーリー

開発ストーリー
『人を見つめて、人によりそう技術。使う人に、家族に、毎日の暮らしに、やさしいキッチン』を目指して
キッチン開発の秘密3ポイント
こだわり
その1
詳しくは『開発の秘密Movie』を
実際に調理をする細かな動きをチェック
徹底した行動観察が新たな開発の第一歩
観察
こだわり
その 2
分析
なぜそんな動きをするのか?
徹底した分析が新たなアイデアを生む
観察した調理行動(動画)を1分単位で分析。
一般のご家庭にお邪魔しキッチンが使われて
いる現場で行動観察(動画撮影)
。
1分単位で、いつ、どんなタイミング
で何をしたかをメモ。
社内のラボ(研究室)にユーザーを招いて実際
のキッチンで調理をしていただき行動観察。
調 理 行 動 の 理 由 などをディスカッ
ション。
分類・整理した情報をデータ化。
今までに得られた情報は1,500時間
以上。
観察と分析をセットで行うことで
ラボでは、天井、前方、側面から行動を細かく撮影。一般
のご家庭では難しい細かな動きを観察できます。
潜在的な不満や欲求を見つけることにつながる
●実際の調理行動から、
「なぜそんな動きをするのか?」その理由を考えることが新たなアイデア
につながります。
ユーザーの無意 識 の 行 動も徹 底 的 に観 察
ユーザーも気づかぬ無駄な動きなども逃さずチェック!
こだわり
その 3
計測
日本中の調理道具を計測したからこそ
だれもが使いやすいキッチン開発が可能
●アンケートやヒヤリングでは、ユーザーが頭の中で意識していることしか分かりません。
●実際の行動観察を行うことで、ユーザーが無意識な行動もチェック。ユーザー自身が気づかぬ無駄な動き
にこそ、新たな開発のヒントが潜んでいます。
日本で市販されている調理道具(包丁やまな板、フライ
返し、パン切り包丁など)を可能な限り集め、ひとつひと
つ手作業で計測。
らくパッと収納も
『観察・分析・計測』から誕生!
観察
分析
引き出しを閉めずに30cmぐらい開
けたまま作業をしたり、後ろにさがら
ず取り出したり、調理道具を取り出す
時、無駄な動きをしない。
●
a_kai15002
事前に準備しておく道具と調理中に
必要に応じ取り出す道具に別れ、調
理道具により取り出すタイミングが
違う。
日本中の調理道具のサイズを計測
計測
使いたい場所のそばによく使い道具
を取り出しやすくするために包丁の
柄や厚さ、ボウルなどのサイズを徹
底的に計測。
掲載内容及び写真・図版の無断転載はかたくお断りします。
(許可なく転載・流用した場合、損害賠償が発生します。)
■計測した
調理アイテム → 230種類以上
包丁だけで → 150本以上
観察・分析で得られたアイデアを
実際の設計に落とし込むには数値化が不可欠
●地道で大変な作業だが徹底的に計測を行い数値化。設計に活かすことで、だれもが使いやす
いキッチン開発が可能になります。