平成 27 年度 夏季校内研修「自閉症のある児童生徒への指導の充実」

平成 27 年度
期
目
講
日
的
師
演
題
夏季校内研修「自閉症のある児童生徒への指導の充実」
平成 27 年8月5日(水)
自閉症のある児童生徒への指導について理解を深め,授業改善を図る。
広島県教育委員会特別支援教育課
指導主事 内田 俊行 氏
自閉症のある児童生徒への指導の充実
特別支援教育課から内田指導主事をお迎えし,自閉症についての研修を行いました。
研修会では〇障害特性の理解 〇指導方法の工夫 〇自閉症教育のキーポイントを中心に
自閉症の児童生徒の立場から見た我々の行動(授業)について見直すことができました。
〇はじめに
児童生徒が「わからない」「困っている」「SOS が出せない」のではないかと考えよう。
〇障害特性の理解
・三つ組
① コミュニケーション
② 社会的相互交渉
③ こだわり
・問題行動の機能
注目の獲得
嫌悪事例からの逃避
物や活動の獲得
感覚や刺激の獲得
多角的にとらえて指導する
障害特性
発達・
認知
運動・
動作
指導事項
問題行動
教材・
環境
関係性
〇指導方法の工夫
三種の神器 ①コミュニケーションツール
②スケジュール
③タクスオーガナイゼーション(教材の組織化)
支援を最大限利用して質の高い豊かな学び・生活ができるようにする
〇自閉症教育のキーポイント
①
②
教えないと身に付かず, ③
早い段階で身に付けて
④
おくことで,後の学習
や社会適応に促進的な
影響をもたらす“力”
自ら学習する態勢になる力
自ら指示に応じる,指示通りに行う力
自ら事故を管理する,調整する力
自ら楽しいことや嬉しいことを期待して
やり通す力
⑤ 自ら何かを伝えようとする,表現する力
⑥ 自ら模倣して,気付いたり学んだりする力
⑦ 自ら様々な刺激の中から,中止すべき事柄
を選ぶ力
ア
プ
ロ
ー
チ
自閉症三つ組
・コミュニケーション
・社会的相互交渉
・こだわり