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平成26年度「税に関する作品」
作文の部 優秀賞(東海税理士会沼津支部長賞)
僕たちの未来を考えて
清水町立清水中学校二年
つつみ
堤
こういち
孔一
僕が税について興味を持ち始めたのは、小学校六年生の時だ。税についての作品募集
があり、「電子申告」という習字を書いて応募し初めてその意味を知った時からくらい
だ。それから、毎年税についての作文を書くたびに、税についていろいろなことを調べ
てきた。今年は、四月一日に消費税が五パーセントから八パーセントに上がった際、食
品などの日用品については軽減税率を適用してはどうかという議論がよくされていた。
そこで、今回僕は軽減税率について調べてみることにした。
軽減税率は、一般消費者や低所得者の消費活動を救済する目的で設けられることが多
いということが分かった。これは、食品などの生活必需品を低所得者も十分に購入でき
るようにするための配慮である。これを知った僕は、軽減税率を日本で適用した方がよ
いと思った。しかし、同時に軽減税率は簡単には導入できるものではないことも分かっ
てきた。
なぜなら、どの食品に軽減税率を適用するかの線引きがとても難しいからだ。また、軽
減税率を適用した場合、販売者側の事務的負担や費用も多くかかってしまう。はたして
この制度を行っている、または行おうとしている国は日本だけなのだろうか。インター
ネットで調べてみると、軽減税率をすでに適用している国はたくさんあった。特にヨー
ロッパでは、ほとんどの国が軽減税率を適用していた。しかし、それらの国々は、二十
パーセント前後の高い標準税率を採用しているという共通点があった。そこが日本と大
きく違っていた。
僕は、初め消費税が十パーセントに上がるなんて、とても高いと感じた。しかし、い
ろいろ調べていくうちに、十パーセントはしかたがないなとも思えてきた。消費税は確
かに平等だ。たくさん使う人は、たくさん払い、節約すれば、尐しでいいからだ。今後、
もっと消費税が高くなった場合は、日本も軽減税率の適用を考えてほしいなと思う。
今回僕は、消費税や軽減税率について調べ税について尐し理解が深まった。消費税は、
今後負担が大きくなると予想される。社会保障費を補うために増税されたことから特に
注目されているが、税金には他にも様々なものがある。しかし、その全てが僕たちが生
活しやすいように使われている。
僕たちが働いて本格的に税金を納めるまでにはまだ時間があるが、将来、僕たちの子
供が安心して暮らせるようにするためにも、責任を持って納税していきたいと思う。そ
して、税金の有効な使い道も、国民として、また納税者の一員としてしっかりと考えて
いきたいと思った。