テレビ・リモコンで、ロボット・コントロール！？ロボットを動かすときに、一緒に動き回ったりしていませんか？配線が絡まないように、苦労していませんか？せっかくカッコ良く作ったロボットなのに、それではちょっとカッコ悪いですね。有線のコントローラーの配線は、どうにも煩わしいものです。無線にできたらいいのですが、市販の無線ユニットは少し高い。そんなふうに考えているあなた、ちょっと待って下さい。無線のコントローラーならば、もうすでに手元にあるはず。離れたところからテレビを操る、そう、そのリモコンです！今回は、そんなテレビなどの家庭用のリモコンを使って、ロボットを操作できるようにする方法をご紹介したいと思います。馬場稔（フラワー戦隊ナガレンジャー）やることがたくさんありますので、ま一緒だったりします。と言うことは、それつの数値を表現しています。信号が入ったずは全体の流れについて説明します。図 1 さえわかれば、ロボットだって操作できるら 1、そうでなければ 0 と言うのがよくを見て下さい。リモコンのボタンを押すに違いありません。それではまず、その原あるパターンですが、ここでは信号の長さと、赤外線と言う目に見えない光の信号理から見て行きましょう。によって区別するのです。ちなみに、このが発せられます。リモコンを究めるためにボタンを押すと、リモコンはその先端ような方式を「パルス位置変調（PPM）」とは、まずはこの信号を理解しなければなり（多くは黒いカバーで覆われている部分）ません。これについては「1．リモコンのから、赤外線を出します。この光の出しさてさて、先ほどリモコンの信号には規信号」で解説します。次に、ロボットの側方が押されるボタンによって異なり、光を格があると言いましたが、メーカーによっでその光を見て、電気信号へ変換する装置受けた側では、その違いから押されたボて結構まちまちだったりします。まず、1 が必要になります。これを「2．センサータンを判別します。この光り方は、「家電や 0 を表す信号の長さが異なります。次と回路」で。そして最後に、この電気信号製品協会フォーマット」と言う規格によっに、データ部の全体の長さも異なります。から押されたボタンを判別して、ロボットて、図 2 に示すような形式となっていまさらに、データ部の信号をくり返すところへ命令を出すことになります。「3．プロす。図では、波形の山になっている部分ががあったり、なかったり… これが統一さグラム」「4．ロボットを動かす」で、マイ光っているとき、谷の部分が光っていないれていれば、私も解説を楽にできたのですコンを使用してこれを実現する方法を説明状態を表します。このように光ったり消えが、とっても困りものです。します。たりをくり返すのですが、その点滅の仕方 1 ．リモコンの信号が、ボタンによって異なるのです。呼びます。でもまぁ結局のところ、リモコンの信号を読み取るためには、この点滅している時この点滅は、その時間の長さによって異間を計ればいいことになります。実は、こなる意味を持ちます。最初がリーダー部とこでの説明もあまり正確ではないのですちょっと前までは、テレビとビデオぐら言って、信号の始まりを意味するところ。が、あまり細かいことは気にせず、お手軽いにしか使われていなかったのに、ずいぶそれに続くのがデータ部で、1 と 0 の 2 にできる方法を目指して行きます。ふと気付くと増えているリモコン。んと活躍の場を広げたものです。オーディオ、エアコン、扇風機、そして照明などなど。身の周りには、たくさんの種類のリモコンがあります。それらは用途によって機能が異なるわけですが、実は、その原理は図 2 リモコンの信号形状図 1 リモコンでロボットが動くまでの流れ 54 ROBOCON Magazine 2007.4 51_リモコンでロボットコントロールP54P57.indd 54 07.3.30 4:05:26 PM