「HG-1003ARs」を新発売

2015 年 11 月 27 日（1／3）
高精度ベンディングロボットシステム
「HG-1003ARs」を新発売
－ロボット 1 台による簡単操作・安定加工を実現－
＜アマダ＞
●本製品のご使用にあたっては、お客さまの作業内容に合わせた危険防止措置が必要です
株式会社アマダ（神奈川県伊勢原市：社長磯部任）は、このたび新商品として高精度ベンディン
グロボットシステム HG-1003ARs を発売いたしました。
HG-1003ARs は、本体に新ハイブリッドドライブシステムと、ステップベンドレイアウトも自動段取
り可能な自動金型交換装置(ATC)を搭載した、ハイエンドベンディングマシン HG-ATC を採用していま
す。
ロボットは、人間の動作に近い７軸多関節ロボット（６軸＋走行軸）を採用。素材搬入・材料のハン
ドリング･製品搬出を１台で行うことで、複雑化する板金形状の曲げ加工の段取りレス・長時間運転を実
現します。
アマダのベンディングロボットシステムは、小物製品を対象とした EG-6013AR(発売中)、中物製品を
対象とした HG-1003ARs、今後は大板を対象とした加工システムの開発と、小物から大板までの自動化
ラインナップが揃う予定で、お客さまの加工製品に合わせた自動化商品の選択が可能となります。
【HG-1003ARs 主な特長】
１．イージーオペレーション
・従来では加工用と材料搬入出用の 2 台のロボットと動作プログラム、そしてそれぞれを制御する
NC が必要でしたが、HG-1003ARs ではロボット・NC とも 1 台になり、ソフトウエアも統合。
オリジナルのオフラインプログラムにより、ティーチングレスでのプログラム作成が可能で、マ
シン本体、ロボット、周辺装置のプログラムをシミュレーションで確認しながら簡単に作成する
ことができます。
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・NC 装置には最新の AMNC 3i を搭載し、システムを一元管理。マルチタッチ式 LCD パネルを採
用し、スマートフォンのような直感的な画面操作を可能とし、オペレーターの操作性向上に配慮
しました。
２．安定加工
・CAD データから形状を認識させる基準画像を自動作成し、素材の位置を計測してロボットの動
作を補正する画像処理システム※1 や、曲げ加工時は 1 枚目から試し曲げなしで角度出しをサポー
トする角度センサー（Bi-S）※1 など、各部にセンシングシステムを搭載。すべてインプロセスで
マシン、ロボットへフィードバックすることにより、高精度な安定加工を実現しています。
３．変種変量生産
・自動金型交換装置(ATC)を装着。これにより、汎用マシンでは作業者が行っていた煩雑な金型交
換を自動化し、変種変量生産に対応。小ロット品の長時間自動運転に対応します。
４．加工範囲の拡大
・最大 9 種類のグリッパーが格納可能な自動グリッパー交換装置(AGC)を標準装備。製品形状に応
じてグリッパーを自動交換します。
・ロボットは下向き追従や鈍角からの追従が可能。フレキシブルな動作が可能なことにより、加工
範囲を拡大します。
※1 はオプションです。
HG-1003ARs
機種名
マシン
ベンディング
マシン
加圧能力
kN
1000
オープンハイト
mm
596
ストローク長さ
mm
250
急閉じ速度
mm/s
220
最大曲げ速度
mm/s
20
Bi-S ２軸
角度センサー
（オプション）
ATC
-
パンチストッカー数
15 ストッカー
ダイストッカー数
18 ストッカー
軸構成
ロボット：6 軸
走行軸：1 軸
kg
20（グリッパー含む）
最大ワークサイズ
mm
1000×800
最小ワークサイズ
mm
150×150
加工板厚
mm
0.6～6.0
m
5・6.4・8
可搬質量
ロボット
走行軸
ストローク
グリッパー数
コンビネーションタイプほか本
6
バキュームタイプ
本
3
ポジション数
個
2
mm
300
個
2
mm
平積み・立掛け
ローディング装置
積載高さ
アンローディング装置
ポジション数
搬出方法
※掲載された情報は予告なく変更される場合があります。
2015 年 11 月 27 日（3／3）
◆発売開始時期
： 2015 年 11 月
◆年間販売目標台数
： 40 台
◆販売価格
： 1 億円（税別）～
以上
株式会社アマダホールディングス
広報部
〒259-1196 神奈川県伊勢原市石田 200
URL: http://www.amadaholdings.co.jp

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