学校便り11号 - 南陽市立赤湯中学校

南陽市立赤湯中学校
校長 小下 政彦 No.11
11 月号 H27.11.13 発行
赤中覚醒
南陽市椚塚 1815 番地
℡:43-3370 FAX:43-3371
11
共学響楽
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赤湯中学校には 25 年以上大切に受け継いでいる大切な歌「大地讃頌」があります。1962 年に大
木惇夫作詞、佐藤眞作曲の「混声合唱とオーケストラのためのカンタータ『土の歌』」の終曲です。大
地への畏敬の念と感謝と、大地への祈り、礼賛、と繋がっていきます。この曲を歴代の同窓生の皆さ
んがその当時の思いを込めて築きあげ、そして感情豊かに表現してきました。同窓生が一堂に会し
て歌うことができる大切な歌です。
さて、赤中の文化とは何か、赤中が築いてきた文
化とは、そしてこれからも受け継ぎ発展させる文化
とは何か、「赤中覚醒」のテーマのもと、赤中祭を通
してこれらのことについて考えをめぐらせました。
合唱を創り上げるこれまでの営みで皆さんは何を
感じてきたでしょうか。心を一つにするには時間が
かかります。熱い思いと強い心を持ち続けながら繰
り返し何度も練習していく中で合唱は磨かれていきます。それぞれのパートの音が響き合った時に人
間の美しさを感じ、 胸が震える、心が熱くなる。その感覚があるからこそ集まる度に歌われる心の歌
となります。
赤湯中学校の文化の一つに赤中太鼓があります。かつては入学式で演奏され、力強く新入生を
迎えたものでした。当時は私が毎晚暴れ獅子太鼓の練
習に参加させていただき、音や太鼓の打ち方を身につ
け、生徒に伝える方法をとっていました。最近では、お
疲れの所お仕事の後で地域の先生がとても熱心に教
えてくださいます。今回ご指導いただきました時田洋様、
西山俊樹様、大変ありがとうございました。
また、今年度も私たちのために多くの地域の先生方
においでいただき、20 の地域ふれあい体験講座を行う
ことができました。これもまた大変ありがたいことです。2 年生が中心になり先生方との打合せを重ね、
準備しました。体験を通し技を身につけ、何年間もそれぞれの心で温められ、開花することがありま
す。その技を生涯磨き続ける人も出てくることでしょう。
多くの皆様に支えられ、生徒一人一人で創る「赤中祭」大変ありがたく、感謝申し上げます。
(赤中祭によせて 学校長)
「地域ふれあい体験講座」充実の20講座で貴重な体験!
熱心にご指導いただきました講師の皆様、誠にありがとうございました。
【囲碁】 橋本浩様、佐藤有弘様、本田正義様、高橋愛様
【絵手紙】 鈴木明子様
【空手】 浅野厚司様
【着付け教室】 佐藤とも子様
【クリスマスリース】 黒江智子様
【手話】 細谷郁子様
【炊飯器でケーキ】 渡辺秋子様 【パステル画】 山口富士男様
【フラダンス】 土屋清子様 吉田富士子様 【和紙人形】 菅野敏子様 【短歌】 牧野房様
【民話の語り部】 白岩けい子様、菅野敏子様 【マジック】 鈴木隆男様
【ちぎり絵】白田貞子様、菅原公子様 【手芸】 大道寺幸子様 【フラワーデザイン】 髙橋千栄様
【キーホルダー】 阿部瞳様、秋場南美様 【百人一首】小杉貴子様
【おからドーナツ作り】野川寿広様 【鈴作り】嵐田隆志様、桑原仁様、鈴木文男様
本校卒業生 高橋朗さんよりモニュメントを寄贈いただきました
旧中川中、旧赤湯中の統合を記念し、石で作られた記念モニュメントが本校の卒業生で石を素材
に制作活動をされている高橋朗さんより寄贈されました。赤湯中の第二グラウンド(旧赤小グラウンド)
西側に完成したモニュメントは、南陽市に伝わる「びっき石」の伝説を基に制作され、中川地区より産
出した自然の形状を活かした石材を使い、直線と円で構成されています。円の中心には大きな本に
乗った蛙(カエル)が存在し、生徒のみなさんが夢や希望、目標に向けて努力してほしいという願い
が込められています。地域の憩いの場としていただきたいという高橋さんの願いもありますので、足を
運んでいただき、ご覧いただければ幸いです。
赤中生の活躍紹介
山形県年金ポスターコンクール
◇厚生労働省東北厚生局長賞
大友優太郎君
◇入 選 朝倉健介君
南陽市社会を明るくする運動 作文コンテスト
◇最優秀 齋藤 匠君
◇優 秀 佐藤紋音さん
◇佳 作 鈴木希実さん、山口咲季さん