№4 平成27年6月 南濃中学校 保健室 自分の体は,自分で気を付けて,大切にすれば応えてくれる! 4月からの健康診断が終了しました。すべての検診を終え、それぞれ 受診のお知らせを渡しています。受診のお知らせを受け取った人は 早めに医療機関で診察を受けてください。 特に歯科の受診が低い状態にあります。 「忙しいから。」という言葉を よく聞きますが、まずは夏休みが治療のチャンスですよ! 「異常なし」の人、自分の体を大切にできているのだと思います。 しかし、その結果を得ることだけに関心が向いてしまうと、健康診断に、 自分の健康にどんな意味があるのかを見落としてしまうかも・・・ ぜひ、あらためて考えてみて欲しいと思います。 歯肉が危ない! めざせ健康歯肉 虫歯の保有率は下がってきているのに比べ、歯肉炎の 兆候がみられる子が増えてきています。歯を失う原因の1位は、実は歯周病なのです。 自分で気づく 歯周病チェック □ 歯ぐきに赤くはれたところがある 歯周病ってなに? 歯周病の原因は、歯と歯ぐきの間にたまった歯垢 □ 口臭が気になる や歯石です。「沈黙の病気」と言われるほど、痛み □ 歯ぐきがやせてきたみたい や自覚症状がないために、知らないまま進行してい □ 歯と歯の間にものがつまりやすい き、放っておくと歯が抜け落ちてしまう病気です。 □ 歯をみがいていて、血がでることがある ○歯ぐきが腫れるのが『歯肉炎』 □ 歯と歯ぐきの間の歯ぐきがブヨブヨしている ○歯を支える骨まで炎症がおこすのが『歯周炎』 □ ときどき歯が浮いた感じがする □ 少しぐらつく歯がある しかし、これも毎日の歯磨き、ハブラシ1本で予 防ができるものです。ブラッシングのコツをもう一 度確かめてみてください。 1.力を入れすぎず 小刻みに動かす 2.1本の歯の全ての面をみがく 3.みがく順番を決めて、一巡 するようにみがくと、みがき 残しが防げる 4.ハブラシの角度をかえて、 歯の面にきちんと毛先が当 たるように工夫する 梅雨があけると、急に夏らしくなってきます。暑さに体が慣 れていないうちは、熱中症に注意です。 体内の熱は、通常血液に乗って体の表面の血管に運ばれ冷やさ れます。しかし、暑さが酷すぎたり、水分を失い血液そのもの が足りなかったりすると、うまく熱を発散でき熱中症になって しまうのです。予防とともに「暑さに負けない体」を作るため に睡眠・食事をしっかりとることも大切です。 救うことができる命のために ~心肺蘇生・AED講習~ 南濃中学校では、毎年消防署から救急 救命士の方に来ていただき、全校生徒が心肺 蘇生法とAEDの講習を受けています。 救急車が到着するまで、平均8分。心室細動を起こすと 、 1 分経過するごとに約10%助かる確率が減っていくと言わ れています。助かる命を少しでも救うために、わたしたち一 人ひとりが身につけておくべきことですね。 119番とAED手配 意 識 の 確 認 助 け を 呼 ぶ 呼 吸 の 確 認 強く! 胸 部 圧 迫 人 工 呼 吸 速く! 絶え間なく! A E D 胸 部 圧 迫 人 工 呼 吸
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