歯周病を予防しましょう 1. 歯周病とは 5. 歯周病の予防 日本人の成人が歯を失う原因の1位は歯周病、 30 ~ 40 代で急増します。歯周病は、歯ぐきや その周辺など歯を支えている組織が壊れてしま い、最後には歯が抜け落ちてしまう病気です。 最近の研究では、歯周病が全身の健康にも影響 することがわかってきました。歯や口の健康だ けでなく、全身の健康を守ることにつながりま す。重症化してしまう前に、しっかりと予防・ コントロールをしましょう。 歯みがき 歯ブラシは、軽い力で毛先を小刻みに動か します。一日に一度はゆっくりと時間をかけ て、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)を 意識して磨きましょう。歯ブラシだけでなく 歯間ブラシやデンタルフロスなども使って しっかり汚れを落とします。 2. 歯周病の原因 ●歯みがきが不十分で歯垢を取り除けていない ●抵抗力が弱く歯周病菌を撃退できない ●喫煙など好ましくない生活習慣がある 禁 煙 タバコは歯ぐきの血行を悪化させるため、 歯周病菌に対する抵抗力を弱めてしまいます。 3. 歯周病の症状 ●歯ぐきがピンクではなく赤い色をしている ●歯が長くなった気がする ●口臭がある ●歯ぐきが赤く腫れている ●硬いものがかみにくくなった ●朝起きた時、口の中がネバネバしている ●歯ぐきを押すと膿(うみ)が出ることがある ●歯が浮く感じがする ●ブラッシング時に出血する ●歯と歯の間にものがよくはさまる 4. 歯周病の進行過程 健康な歯ぐき 1 ~ 2 mm 歯肉炎 2 ~ 3 mm 食生活 睡眠中は唾液の量が減り、細菌の活動が活 発になるため寝る前の飲食は避けます。飲食 の回数が多いと、口の中が汚れた時間が長く なるので間食を控えます。よくものを噛んで 食べることにより、唾液が多く分泌されます。 唾液は、殺菌作用や歯の表面の汚れを洗い流 す作用があり、歯と歯ぐきをむし歯や歯周病 から守ります。 6. 定期的な歯科検診 歯垢は、ブラッシングで除去することが出 来ますが、歯石や歯周ポケットの中にある細 菌はブラッシングでは除去できません。定期 的に「歯科検診」を受けましょう。 市では、下記の日程で住民健診時に歯科相 談(ブラッシング指導)を実施します。 小川保健相談センター : 9 月 14 日(水) 四季健康館 :11 月 15 日(火) 玉里保健福祉センター :11 月 18 日(金) 受付時間 9:30 ~ 11:30 歯周炎(軽度) 歯周炎(中度) 歯周炎(重度) 3 ~ 5 mm 4 ~ 7 mm この機会に 歯みがきのコツを 学んでみませんか! 6 mm以上 歯と歯ぐきのすき間 【問い合わせ】 健康増進課課 小川保健係 ☎:0299-58-1411 平成 28 年 6 月 9 日 広報おみたま 16
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