点 戦 略 1 日本全体で人口減少対策が喫緊の課題となっています。勝山市では国の方針および法律に則り、人口減 少問題の克服・緩和に向けた地方創生総合戦略を策定しました。この内容についてお知らせします。 点 戦 −50 25 略 △173 −350 重 資料:市民課資料を元に作成 点 戦 略 40,000 38,962 35,000 32,691 −150 19,622 21,078 点 20,000 戦 16,779 平成 年 ︶ ︵ 2040 平成 年 ︶ ︵ 2030 52 平成 年 ︶ ︵ 2025 42 平成 年 ︶ ︵ 2020 37 平成 年 ︵ 2015 ︶ 32 平成 年 ︶ ︵ 2010 27 平成 年 ︵ 2000 ︶ 22 平成2年 ︶ ︵ 1990 昭和 年 ︵ 1980 ︶ 昭和 年 ︶ ︵ 1970 昭和 年 ︶ ︵ 1960 昭和 年 ︵ 1950 ︶ 昭和 年 ︶ ︵ 1940 昭和5年 ︶ ︵ 1930 略 資料:平成22年(2010)は国勢調査、平成32年(2020)以降は国立社会保障・ 人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」 (H25.3.27)を使用 、豊かな地域コミュニティの中で、 いつまでも健康で、安全・安心に暮 らせるまちを創る 人口の社会減対策・まちづくり 重 22,548 雇用創出・就労支援、②出生率の維持・ 増 加 に 向 け た 子 育 て、 教 育 支 援 な ど 生 活 環 境 基 盤 の 整 備 の 2点 を 人 口 減 少問題に取り組む基本的な方向性と します。 この方向性と国の基本目標に基づ く 4 つ の 重 点 戦 略 と、 第 5 次 勝 山 市 総合計画をベースに抽出した基本戦 略 の 2 段 構 成 で﹁ 勝 山 市 地 方 創 生 総 合 戦 略 ﹂ を 策 定 し ま し た。 4 つ の 重 点戦略を次頁に示します。 24,754* 25,466 25,000 市 民 の 皆 さ ま が、 安 全・ 安 心 に 安 定 し た 暮 ら し を 続 け ら れ る よ う、 防 災・医療・福祉など市民生活の根幹に 関わる生活・社会基盤を充実するとと もに、積雪の克服と雪への親和・活用 に向けた取り組みを進めます。 また、買い物やレジャーを楽しめる 場所の創出については、立地条件や人 口規模を考慮し、ジオパークに象徴さ れる自然の地域資源を活かした形で のアウトドア関連のレジャー施設や 特色あるショップの充実・誘致などに ついて検討を進めます。 ︻施策の方向性︼ 地域医療体制の充実・確保 健康長寿の推進 高齢者の支援体制の充実 利用しやすいバス体系の整備 市民が楽しめるレジャー施設・店舗 などの充実・誘致 総合的防災体制の構築 雪と共生するまちづくりの推進 ※﹁勝山市地方創生総合戦略﹂および﹁市民アンケート結果ダイジェスト版﹂は市公式ホームページでご覧に なれます。 www.city.katsuyama.fukui.jp ︻施策の方向性︼ 婚活情報発信などの強化 地域行事・活動などを通じた出会い の場の創出 子育て支援の充実とPRの強化 子育てしながら働く女性への支援 地域医療体制の充実・確保 特色ある教育の推進と情報発信の 強化 29,805 30,000 12 55 45 35 25 15 30,852 31,404 52 勝山市の人口推移と将来推計 人口の自然減対策・ひとづくり △378 減少をさらに加速させています。 勝山市の人口ビジョン 推 計 で は 平 成 年︵ 2 0 4 0︶ に 市の総人口は 1万 677 9人にまで ●勝山市の現状 減少します。 市 の 人 口 は 昭 和 年︵ 1 9 5 0︶ の 3 万 8 9 6 2 人 を ピ ー ク に、 現 在 ●人口減少対策の方向性と総合戦略 まで減少し続けています。 市では現在の人口を維持すること は 難 し い と 考 え、 今 後 の 人 口 の 減 少 特 に 人 口 の 社 会 減︵ 転 出 が 転 入 を 上回る︶が続いており、平成5年︵1 幅を緩やかにしていくことをめざし 993︶以降は自然減︵死亡数が出生 ま す。 そ の た め ① 転 出 の 抑 制 と U・ 数を上回る︶も始まり、市全体の人口 Iターンの増加に向けた若い世代の 重 雇用の創出 50 ︻施策の方向性︼ 観光まちづくりを進める民間組織 の育成 地域資源を活かした観光・交流拠点 の整備︵道の駅など︶ 観光における他市町との連携 インバウンド観光の促進 勝山の産業化に向けた特産品・土産 品開発と、新たな勝山ブランドの創 造 農業における収益性と魅力の向上 金融機関と連携した地元企業への 支援 36,531 3 平成9年度 平成12年度 平成15年度 平成18年度 平成21年度 平成24年度 (1994) (2000) (2003) (2006) (2009) (2012) 平成6年度 (1994) 平成3年度 (1991) 社会増減 (転入ー転出) 自然増減 (出生ー死亡) 人口増減 (自然増減+社会増減) 1、ジオパークの豊かな自然と歴史の 2、勝山の地域資源をさらに磨き、U・ 、縁結びから子育て、教育まで、充 中 に 暮 ら す 魅 力 を 高 め て、 定 住 化 Iターンに向けた多様な仕事と需 実 し た 環 境 の 中 で、 勝 山 を 誇 れ る を促進する 要を生み出すなど、多様なチャレン 次の世代を育てる ジが可能な仕組みをつくる ﹁恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク﹂ 地域ぐるみで結婚を促す環境を整 が持つ、大地の営みにより形成された 市 が 持 つ 魅 力 的 な 観 光 資 源 を 磨 き え、 婚 姻 率 を 高 め て 出 生 率 の 向 上 に 地形・地質をベースとする地域固有の 上 げ、 近 隣 市 町 村 と の 広 域 的 な 連 携 努めるとともに、安心して子育てがで 歴 史 や 伝 統 文 化、 生 態 系、 風 土 な ど の 下、 宿 泊 客 の 増 加 お よ び 観 光 消 費 きる環境を充実します。 の魅力を強力にアピールし、移住・定 額 の 拡 大 と 新 た な 雇 用 と 起 業 の 創 出 また、県内トップクラスの子育て支 住化促進に向けた施策を強化します。 につながる観光の産業化に向けた取 援策や、ESD、英語強化教育、市内 り組みを進めます。 全小中学校のユネスコスクール認定 また、地場産業の魅力をPRし、若 年労働力の流出を阻止します。 また各種地域資源のブランド化や、 な ど、 特 色 あ る 勝 山 市 の 教 育 を、 積 都会ではできない新たなチャレンジ 極的にPRし、教育に熱心な若い世代 そして、子どもたちが郷土を愛し、 誇れる心を育てる教育を推進するこ ができる、ときめき感のある勝山を創 から選ばれる市をめざします。 とにより、地元に定着する、あるいは 造します。 更に、子どもたちがジオパークを通 志を遂げて後にふるさと勝山に帰っ じ、 ふ る さ と 勝 山 の す ば ら し さ を 発 てくる人材を増やします。 見・ 体 験 で き る よ う な 取 り 組 み を 進 め、誇りと愛着をもってふるさとに寄 与する人材を育みます。 新しいひとの流れをつくる 重 「勝山市地方創生総合戦略」 を策定しました ︻施策の方向性︼ ふるさと勝山への移住・定住促進に 関する情報発信の強化 U・Iターン者の住まいや仕事探し に向けた支援の強化 勝山暮らし・田舎暮らし体験の充実 U・Iターンの促進に向けたインセ ンティブの強化 地場産業への理解を通じた定住促進 若い世代の流出抑止に向けた専門 学校などの誘致 国の機関や県などと連携した事業展開 魅力ある定住先としてのジオパー クの魅力発信 *H25.4.1現在の住民基本台帳人口 4 150 広報かつやま2月号 №735 6 7 広報かつやま2月号 №735 15,000 勝山市の人口増減の推移(自然増減・社会増減) (人) 28,143 29,092 4 △205 −250 2 −450 昭和61年度 (1986) 3 勝山市が将来、消滅しないために!
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