「塩尻市役所で働くということ」 市民課市民係 米窪 麻衣 市民生活事業部

「塩尻市役所で働くということ」
市民課市民係
米窪
麻衣
市民生活事業部市民課市民係に所属しております米窪麻衣です。市役所とい
ってもその業務は様々で、課や係が一つ違うだけでその業務内容も全く異なり
ます。市民係は、皆さんが一般的に思い描く市役所の窓口であり、住民票や戸
籍、印鑑に関する事務などを主に担当しています。
私は、就職するまで働いた経験がなく、
“働く”ということ自体が初めてでし
た。初めは、住民票がどのようなものなのかも分からず、数か月後に自分が住
民票を作成する立場になるとは想像もつきませんでしたし、覚えることの多さ
に戸惑うこともありました。しかし、市民の皆さんと直接関わることの多い市
民係では、私の覚えたことが市民の皆さんの知識にもつながります。そのため、
曖昧な情報などの間違った認識は、少しも許されません。私自身幾度か失敗を
したこともありましたが、その度に自分の足りない部分に気付かされてきまし
た。業務内容も多岐にわたり、一つの事柄に対して多くの知識を要します。今
でも、毎日初めて知ること、覚えることが絶えませんが、忙しくも充実した日々
を送ることができています。
去年の10月よりマイナンバー制度が施行され、市民係の業務形態が変わり、
求められる仕事も更に増えました。マイナンバー制度に関しても、自分がその
業務に多く携わるとは考えていませんでしたが、実際は、その多くに携わるこ
とになりました。マイナンバー制度というものに、施行された段階から関わり、
その基盤を作っていけることは、この市役所で働かなければ経験することので
きないことだと感じているので、とても嬉しく思いますし、この市役所で働く
上で、これからの自分の糧になると信じています。
自分が行う様々な公的手続が市民の皆さんの生活に大きく関わり、影響を与
えているのだということをとても実感できます。業務内容も前述のように決し
て簡単なものではありませんが、市民の皆様のためであるということを常に考
え意識し、業務に取り組んでいくことが大切だと日々感じております。