税務に関わるということ

「税務に関わるということ」
税務課市民税係
葛谷
泰大
私は、現在税務課市民税係に所属し、日々、窓口や電話で市民の皆様と接し
ながら、税務に関する勉強を続けております。
税務課の業務は、主に市民の皆様が塩尻市や県に納付してくださる市民税・
県民税等の税金を決定することです。そして、皆様の税金を決定する立場にあ
る以上は、間違いがあってはいけません。そのためにも、まずは、自分にでき
ることを増やすことからスタートしました。
初めは、証明書を出すための手順を覚え、その後、証明書の中身について税
金の仕組みを学びながら、自分なりに説明ができるようになりました。その頃
になると新人の私も特定の業務を担当するようになり、これまでよりもより深
い知識と、先のことを考えて動くという考え方が求められるようになりました。
今現在も、まだまだ先輩方のように説明をすることは難しく、電話応対におい
ても市民の皆様が欲していることをお伝えするのに戸惑うこともあります。
「本
当にこの説明で間違いはないのか」
「きちんと理解をしていただけているだろう
か」と、日々、自問自答しながら、次回同じ説明をするときに備えて先輩方の
アドバイスや参考書を基に勉強をする毎日です。
また、税務課という職場は、非常に重要な個人情報を扱うところでもありま
す。これは、行政職員として常に気を付けなければならないものであると、日々
自分自身に言い聞かせながら業務を行っております。
最後に、今年は社会人1年目の年となりましたが、これまでどこか別世界の
ように感じていた社会人の職場というものに、ようやく自分も立っているのだ
という自覚を持てるようになりました。自分の行っている業務の重要さやその
重さを感じるたびに身震いしそうになることもありますが、公務員として、ま
た税務課の職員として、自覚を持って職務を遂行するということは常に心に刻
んでいることです。社会人となった今、この塩尻市役所という職場で公務員と
しての責務を全うできる人間となれるよう、今後も努力を続けてまいります。