平成 27 年 7 月 新潟市立両川小学校 いよいよ 7 月、この時期になると「夏ばて」という言葉をよく耳にするようになります。夏ばてとは夏の暑さに体がついていけず、食欲 がなくなったり疲れやすくなったりすることです。朝昼夕の食事をきちんと食べて栄養をしっかりとる、また夜ふかしをせずに体をよく休め るなど健康に気をつけて生活しましょう。 子どもたちのおやつについて聞くと、好きなものを好きなだけ食べている様子がうかがえます。おやつのとりすぎは砂糖 (Sugar)、あぶら(Oil)、塩分(Salt)のとりすぎにつながり、生活習慣病の原因にもなります。学校では「おやつのS OS」と名付けて指導しています。 おやつは生活の楽しみですが、食の細い子には、ぜひ3食の食事を補う「補食」という意味合いでおやつを捉えさせ、内 容や量、とるタイミングにも気をつけたいものです。「おやつ」=「おかし」と考えず、不足しがちなカルシウムやビタミ ンなどを補うものを積極的にとるように心がけましょう。また、市販のものを食べる場合には、カロリー、塩分、脂肪など の表示を見る習慣をつけ、目安として1日200kcal 以下にするようにしましょう。 S ugar O il 砂糖 油 S alt 塩分 スポーツドリンクについて スポーツドリンクは吸収がよく、水分補給に役立ち、熱中症 の予防になりますが、市販されているものは清涼飲料水の一種 であり、大量に飲むとたくさんの糖分をとってしまうことを頭 に入れておきましょう。また、塩分も意外に多く含まれていま す。スポーツをするときや緊急の水分補給以外では、ただ、 「体 に良さそうだから」といって飲みすぎることのないようにしま しょう。食事のときや普段の水分 補給にはお茶か水がよいでしょう。 夏こそ、牛乳! ○ 牛乳は栄養のおたすけマン! ・牛乳はいろいろな栄養がぎっしり詰まった、 「栄養のおたすけマン」です。食事やおやつで牛乳をコップ1杯飲むだけで栄養バラ ンスが整いやすくなります。給食のない夏休みには、毎日意識して牛乳を飲みましょう。 ○ 熱中症に負けない体づくりに ・本格的に暑くなる前から、やや強めの運動をして、その後にコップ1杯ほどの牛乳を飲む習慣を続けることで、体の血液が増え、 汗をかきやすい体になります。熱中症の予防にも効果があります。
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