世界からいじめをなくす方法園部中学校 2年大作舞衣みなさんは人をいじめたことはありますか？または、いじめられたことがありますか？私は人をいじめたり、いじめられたりしたことがなく、あまりいじめに対して深く考えたりすることはありませんでした。そんな私がいじめについてとても考えさせられるニュースがありました。その内容は、中学 2 年生の男の子が電車に飛び込み自殺をしたというものでした。自殺をするきっかけとなったのは学校やクラブでのいじめだったそうです。その男の子の同級生の保護者の方へのインタビューでは、その男の子がどんないじめにあっていたかを話していました。机に頭を打ちつけるなど、とてもひどい内容のものばかりで私はとても心が痛くなりました。私はそのニュースの後、なぜ、いじめがおこってしまうのかを考えました。多分、いじめはとても些細なことから始まったのではないかなと思います。例えば意見が合わず嫌な思いをした。ろう下でぶつかってしまい、自分が持っていた物が落ちてこわれてしまったなど、人からみれば本当に小さなことだったのではないでしょうか。しかしいじめている人からすれば大きなことで、とても傷ついてしまったのかもしれません。でも、だからといって人をいじめてはいけません。私にだって、嫌な思いをして傷ついたことはたくさんありました。でも、そのたびにされた相手に仕返しをしていたのではきりがありません。いじめをなくすには我慢する強い心が必要だと思います。しかし、我慢だけでは、どうにもならない事もあると思います。我慢が出来なくなってしまったとき必要なのは私は周りの人や大人の支えだと思います。悪口を言われたりして傷ついている友達に、「元気だして。」「大丈夫だよ。」など声をかけてあげられるかもしれません。けれど、暴力を受けているところを見てしまったら、その場で「やめなよ。」と言うことは難しいと思います。なぜなら、そこで自分が止めたら、今度は自分が暴力をふるわれてしまうかも知れないからです。では学校の先生に相談するというのはどうでしょうか？先生なら味方をしてくれるはずです。ですが今回の事件で自殺をした男の子の学校では先生と生徒が連絡しあえるノートがあったそうで、男の子はそれに「死にたい。」などいじめがあることがわかるようなことを書いていたそうです。ですが、その子の担任の先生はなにもしてあげなかったそうです。では、今回この男の子が自殺をしない為にはどうすればよかったのでしょう？まず、先生や家の人がきづいてあげることが重要だと思います。今回の事件では先生はなにもできませんでしたが、毎日声をかけたり、少し話を聞いてあげるだけでも楽になると思います。家の人なら、学校の先生よりもたくさん話をできると思います。それに、今回の事件で自殺をした男の子のお父さんは、息子さんが学校でいじめにあっていることに気がついてあげられなかったそうです。ですから毎日、たとえ忙しくても細かいお子さんの変化に気がついてあげられるようにすることが大切だと思います。そして、もしかしたらいじめているけれど自分ではそれをからかっているだけだと思っている人もいると思います。自分では遊びのつもりかもしれないけれど相手はそれを嫌がっているかもしれません。なのでよく考えて相手に接してあげてください。いじめをうけている人は相手はそれを遊びだとしか思っていないかもしれません。なので、嫌だと思ったら相手に素直にそれを伝えてみてください。このように一人一人が気をつけるだけでいじめはなくせると思います。なので、みんなが考えて行動し、世の中からいじめがなくなればいいなと思います。