講演会和解のよろこびと正義日本カトリック正義と平和協議会会長勝谷太治司教正義のために私たちがなすべきことはなにか私たち現代人は、聖書に書かれている病気の癒しや悪霊の追放をオカルト的な除霊のようにイメージしてしまいます。しかし本来それは、神がその人を愛し、その痛みを受け止め、その人とともにおられることを、さらには、病気を理由に阻害されていた神との交わりに復帰し、社会的、人間的な交わりを回復することを意味していました。人が、自分は一人ではないことに気づき、自分を大切にしてくれる人のぬくもりや神の愛を実感することができるならば、それはイエス様の奇跡的な病気の癒しの業と本質的に同じなのです。悪霊の追放とは、人間性を傷つけられた状態に置かれている人々、すなわち人権が侵害され、社会から疎外され小さくされている人たちの権利を回復する業を行うことです。そう考えるならば、病気を癒し、悪霊を追放せよとのイエス様の命令は、わたしたちの活動を通して「正義と平和」を実現せよということと同じともいえるのです。勝谷太治司教日時： 2016年2月26日（金） 1955年、北海道室蘭市生まれ。 18:30~20:30（開場 18:00 ） 1986年司祭叙階。札幌教区の小野幌、大麻、長沼、夕張、手稲、北二十六条、円山、北広島、恵庭、千歳、場所：幼きイエス会ニコラ・バレ修道院北広島教会主任と月寒教会主任代行を歴任、2008年12 ９階ホール（JR四谷駅麹町出口、左前方１分）月から札幌地区長。13年4月から同教区事務局長、5月無料から北一条教会主任（北広島教会主任兼務）。同年10 月札幌教区司教叙階。翌14年２月より日本カトリック正義と平和協議会担当司教となって現在に至る。お問い合わせ：日本カトリック正義と平和協議会 tel: 03-5632-4444 当日連絡 : 080-1153-1399（昼間範子）