27産労農調第779号 東京都農林・漁業振興対策審議会 東京都農林

27産労農調第779号
東京都農林・漁業振興対策審議会
東 京 都 農 林・漁 業 振 興 対 策 審 議 会 条 例( 昭 和 3 1 年 東 京 都 条 例 第 9 7 号 )
第2条の規定に基づき、下記のとおり諮問する。
平成28年1月18日
東京都知事
舛
添
要
一
記
1
諮問事項
都市と共存し、都民生活に貢献する力強い東京農業の新たな展開
2
諮問理由
東 京 の 農 業 ・ 農 地 は 、都 民 に 新 鮮 で 、安 全 安 心 な 農 産 物 を 提 供 す る と
と も に 、環 境 保 全 や 防 災 な ど の 多 面 的 機 能 を 有 し て お り 、都 市 に 潤 い と
安らぎをもたらす都民の貴重な財産である。
これまで東京都は、大消費地の特性を活かした農業を推進するととも
に、農業・農地による豊かな都民生活と快適な都市環境への貢献などを
進めてきた。しかしながら、農業の基盤である農地は、相続などを契機
に日々減少を続けている。
こ の よ う な 中 、 少 子 高 齢 化 ・ 人 口 減 少 社 会 へ の 対 応 や 、 TPP 協 定 交 渉
の 大 筋 合 意 に よ る 農 業 へ の 影 響 、東 京 2020 オ リ ン ピ ッ ク・パ ラ リ ン ピ ッ
ク競技大会を契機としたレガシーを見据え、東京農業が持つ可能性や
潜在力の更なる発揮が求められている。
さ ら に 昨 年 、長 年 要 望 し て き た 都 市 農 業 振 興 基 本 法 が 制 定 さ れ 、基 本
理念が定められたことにより、都市農業の大きな転機が訪れた。
そこで、新たな視点による力強い農業を振興していくため、多様な
担い手の確保・育成や都市農地の保全、都民生活に貢献する農業・農地
の多面的機能の発揮、地産地消の推進など、都が展開すべき東京農業の
振興施策の方向について諮問する。
なお、本諮問に対する答申を受けて作成する新たな「東京農業振興
プラン」については、都市農業振興基本法に基づく都道府県地方計画と
しての位置付けも兼ねるものとする。