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1 .戦略策定の趣旨
策
定
の
経
緯
○
大阪府においては、これまで職業能力開発促進法に基づき「大阪府職業能力開発計画」を策定し、人材育成の取組みを
進めてきた。
○ 我が国の経済、雇用情勢が大きく変動する中、今後、大阪が経済の持続的な発展を実現していくためには、大阪を支え
る産業や今後成長が見込まれる産業に関わる人材を育成・確保していくことが重要となってきている。
○ 大阪における雇用実態把握調査の結果から、人材育成に係る様々な課題が明らかとなった。
○ このため、大阪府では、「大阪府職業能力開発計画」を発展させた「大阪産業人材育成戦略」を新たに策定し、産業振興
と一体となった人材育成・確保を推進していくこととした。
策
定
の
背
景
○ 企業の求人ニーズは技術系職種等において高い一方、求職者は事務職志向が強く(図27)、こうした企業と求職者の間
の意識の乖離を解消する取組が必要となってきている。
○ 国際競争の激化に伴い、企業のグローバル化や産業構造の変化が進む中、今後成長が見込まれる産業分野を担う人材の
ニーズが高まってきている。
○ 基幹産業であり大阪の強みでもある中小ものづくり企業の発展を支えてきた技術や技能の喪失が懸念されている。
○ 少子高齢化の進行により生産年齢(15~64歳)人口が大きく減少する中(図1)、女性等の多様な人材の活躍を促進する
取組が重要となってきている。
○ 働く意欲がありながら就職にあたり様々な困難な要因を抱える人(以下「就職困難者」という。)の雇用は依然厳しい
状況にある。
○ 新規学卒者の社会人基礎力の向上が課題となっている(図19)。
○ 介護・福祉・医療サービス人材に対するニーズが高まってきている。
策定にあたっての視点
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社会経済情勢とともに変化する企業の人材ニーズに対応する産業人材の育成
グローバル競争にも通用する中小企業の人材育成・確保、技能伝承
産学官が連携したキャリア教育の充実
すべての人の職業的自立が可能となる人材育成
働くことを通じたスキルアップ
以上の視点を踏まえ、人材育成・確保の取組の「方向性」を明らかにし、「実現のための方策」を例示していく。
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