(仮称)鈴鹿PAスマートIC利活用計画(概要版)

● 目的
本計画は、平成 30 年度の供用が予定されている新
名神高速道路 (仮称)鈴鹿PAスマ-トICを活用し
た新たなまちづくりや、地域間の交流や連携等による
地域の活性化を図り、スマ-トICの利用向上を目指
すことを目的としています。
● 位置
(仮称)鈴鹿PAスマートIC設置箇所は鈴鹿市山本町
地内となっており、本計画は(仮称)鈴鹿PAスマート
ICを中心とする周辺エリアを対象としています。
● 周辺地域の課題と方向性
スマートIC周辺地域の課題等から以下の策定方針、テーマを設定しました。
方向性
利活用計画のテーマを4つに分類し、利活用計画の方策を整理しました。
利活用計画
のテーマ
利活用計画の方策
土地・建物の活用
①暮らしの向上
利便施設の整備
地域づくりの推進
アクセス道路の整備
②産業の活性化
(1)空き家、古民家の活用
(農家民宿、二地域居住の推進等)
(1)スマートIC周辺への生活品販売施設の設置
(コンビニ等)
(1)地域づくり協議会での取り組み
(1)アクセス道路の整備・改修
(2)ピーク時の渋滞対策
(1)農業の6次産業化
農業施策
(2)農業系テーマパークの整備
(3)休耕地、耕作放棄地の活用
(市民農園、貸し農園、獣害対策等)
工業・商業施策
(1)企業や集客施設の誘致
土地利用
(1)上位計画における土地利用計画の明確化
(総合計画、都市マスタープランへの反映)
(2)柔軟な土地利用に向けた規制緩和、適切な誘導策の推進(規制緩和後の
排水・インフラ問題の解消)
幹線道路の整備
(1)幹線道路の整備
既存資源の活用・
ブラッシュアップ
(1)地元農水産物及び関係施設の観光資源としての活用
(「見る・知る・体験する」
、「飲食」
、「買い物」の提供)
(2)既存活動の支援・有効活用
ストロー効果による地域衰退の防止
(椿の農業と地域を考える会「鈴鹿・椿縁の結びプロジェクト」、椿地区
まちづくり協議会)
(3)自然・文化・スポーツ・レクリエーション資産の活用(鈴鹿サーキッ
ト、椿大神社、小岐須渓谷、東海自然歩道、キャンプ場、青少年の森、海水浴
場、伝統産業会館,鈴鹿農村環境改善センター、スポーツ施設、ゴルフ場
(4)優れた農業人材、企業OB等の多様な人材の活用
(1)内部川及び周辺の利用
新資源の創設
③観光の振興
(農林水産物の栽培、自然動物園、老人施設等各種施設整備、イベント開催、温泉
等)
(2)資源の有効活用
(1)広域観光コースの設定
観光コースの設定
(2)地域観光コースの設定
(1)PAとの一体整備・連結に向けた取組・方向性
(一体的な緑地整備、PA外の駐車場整備等)
(2)鈴鹿市の情報発信機能・スペースの充実
観光拠点(鈴鹿PA)の
(3)地元の意向、特色を踏まえた施設整備
整備・利活用
(地域交流のためのコミュニティ広場等)
(4)地元特産品の販売・飲食
新名神高速道路の
利用促進
④PR
スマートICのPR
(5)良好な景観が望める視点場の整備
(1)高速料金の割引
(1)マスコミやインターネットを通じた情報発信、道路上の横断幕
④PR
開通までの各段階に応じた効果的なPRとして以下の事項について検討していきます。
STEP1
STEP3
STEP2
新名神・スマート IC の
スマート IC の
実際にスマート IC を
利用方法(便利さ)
存在を知る
利用する
を知る
まずは、スマートIC
ができることを知って
もらう取り組みを行う
次に、スマートICの利用方法
や利用すると便利なことを知
ってもらう取り組みを行う
利用した方がまた利用
したくなるような取り
組みを行う
表 事業展開イメージ
イベント
時期
PR方策
展開イメージ
スマートIC名称決定前
~平成 29 年度
◎スマートICができるこ
との周知
存在を知る
スマートIC名称決定以降
平成 29 年度~
◎スマートIC名称の周知
存在を知る
○具体的な利用策の周知
利用策を知る
◎具体的な利用策の周知
利用策を知る
スマートIC開通以降
図
平成 30 年度~
事業展開イメージ
H27
H29
H30
IC名称決定
スマートICができることの周知
IC開通
スマートIC名称の周知
具体的な利用策の周知
【事業内容】
1)マスコミを通じた情報発信
2)インターネットを利用した情報発信
3)周辺観光スポットとの連携イベントによる周知
4)横断幕等による周知
5)公共交通機関等による周知
6)周辺市町の広報誌による周知
鈴鹿市
土木部
土木総務課
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