平成27年度「地域不登校防止推進教員」活用要項 1.配置校 杵築中学校 1名 2.活用目的 市内小学校および中学校の不登校児童生徒の減少を目的として、市教育委員会が取り組む「不登校対 策アクションプラン」に則り活用する。 3.具体的な計画 ①配置及び授業時数について ○杵築中学校(拠点校)及び学校教育課(学校教育支援センターを含む)とする。 ○担当校時については、学校の状況に応じて決定する(原則8時間以内)。 ②任務について ◇地域不登校防止推進教員は、専門的知識・技能を活かして以下の職務を行うものとする。 (1)市内小中学校での欠席状況を踏まえて、学校と関係機関が早期に連携できるようコーディ ネートする。 (2)地域の不登校防止研修会(市いじめ不登校対策委員会等)において講師を務め、拠点校で の効果的な実践事例や「あったかハート1・2・3」の取組など、教職員の不登校対応に 関するスキルアップを行う。 (3)不登校防止に効果的な小中連携の取組を推進する。 (「芯の通った学校組織」活用推進プランより) 〔拠点校での取組〕 ◇校内不登校対策委員会の組織化と活性化 ◇未然防止の取組の実践(居場所づくり、絆づくり) ・拠点校の1年生を対象としたQ-U検査の活用(5月と12月) ◇不登校初期における「あったかハート1・2・3」運動の推進 ・個別事案への具体的対応策の提示及び学級担任等と連携した家庭訪問 ◇学校復帰に向けた組織的な支援 ・定期的な学校教育支援センター訪問(週2日程度) ・スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーとの連携による生徒支援 〔市内での取組〕 ◇未然防止や初期対応の巡回指導 ◇効果的な不登校未然防止策の地域展開 ・市いじめ不登校対策委員会における実践発表(講師) ・市内小中学校の校内研修やケース会議等での助言 ◇市内小中学校への支援活動 ・欠席児童生徒個別事案への支援援助策の提示 ・学校と関係機関との連携支援 (教育支援センター・市子ども子育て支援課・児童相談所等との連携支援) ◇不登校防止に効果的な小中連携の推進 〔市教委での取組〕 ◇市内の欠席児童生徒の把握と支援策の検討 ・連続欠席3日、断続欠席7日以上の児童生徒の把握 (連続欠席3日児童生徒の把握、長期欠席連絡シートの集約) ・具体的対応策の検討(SSW・SC・指導主事との協働) ◇市内小中学校の連携事業の推進 ・小中連携による不登校防止の取組の推進 ・小学校6年生による中学校見学会の推進 ・スクールカウンセラーの活用及びスクールカウンセラーを交えた小中連絡会の開催 4.効果測定の計画 不登校対策アクションプランにおいて、効果測定のための指標を次のように設定している。 〔不登校削減目標値〕 (市内小中学校) 平成26年度末値 平成27年度目標値 在籍数 不登校数 出現率 在籍数 不登校数 出現率 全小学校 1,378 10 0.73% 1,395 4 0.29% 全中学校 810 12 1.48% 758 10 1.32%
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